ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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戦兎「高校生編も残すはあと数話!」

みらい「最後の最後までよろしくお願いします!」

戦兎「それでは第51話どうぞ!」


51.Eternal creation

 時田 カレハに向かっていった戦兎はアックスモードのメダガブリューを生成して右手に持ち、時田 カレハに斬りかかる。

 

「今の私は最強の破壊神。貴様の武器など私には通用しない」

 

「何っ!?」

 

 だが、今の時田 カレハは破壊神。時田 カレハは貴様の武器は通用しないと戦兎に言いながら、破壊の力でメダガブリューを一瞬にして塵へと変えてしまう。そして戦兎の胸元を掴み、そのまま地面へと叩き付ける。

 

「ぐはぁ…!」

 

「どうした、もう終わりか?」

 

「ぐっ…」

 

 時田 カレハは地面に叩きつけた戦兎を更に地面へ押さえつけながら煽っている。戦兎は体に力が入らず、どうする事もできなかった。

 

「結局、お前は誰1人救えなかった。実に情けない男だ…」

 

「…そんな事ない!!」

 

 時田 カレハが戦兎に情けない男と言う。だが、それを否定する人物がいた。

 

「戦兎は情けなくない!!戦兎は今までに自分達の世界だけではなく私達の世界も救ってきた!戦兎は情けないどころか皆の英雄…いや、救世主!!」

 

「みらい…!」

 

 時田 カレハに向かってそう言ったのはみらいだった。みらいは一度、ことはの憑依状態を解き、戦兎が情けない男ではなく皆の救世主みたいな存在だと時田 カレハに言い放つ。

 

「本気で言ってるのか?」

 

「本気だよ!!」

 

「フッハハハ!これだから人間は面白い!ならば、私に勝ってそれを証明してみせろ!!」

 

「はーちゃん、戦兎と一緒に戦って!」

 

「わかった!」

 

 みらいがそう言うと、ことははハイラントビルドの姿の戦兎に憑依していく。ことはが憑依した瞬間、ハイラントビルドの身体から緑色のオーラが出始めた。複眼の色も通常の赤青の色から緑色へと変化していた。

 

「(ことは、気をつけろよ。コイツは一筋縄ではいかない…!)」

 

「大丈夫!ハイラントビルドの救世の力と私の力さえあれば絶対に勝てる!!」

 

 ことは戦兎にそう言い、右手にカリバーモードのアックスカリバー、左手に無双セイバーを持ち、時田 カレハへと向かっていく。

 

「何度来ても同じだ!!」

 

「それはどうかな!」

 

 ことははそう言いながら、アックスカリバー、無双セイバーという順に武器を振り下ろし、時田 カレハを斬り裂いていく。攻撃は効かないと思われたが、ことはが憑依している事で武器にもエメラルドの力がこもっている為、攻撃は効いていた。

 

「くっ、なぜだ!!なぜ貴様の攻撃が効く!!まさか…エメラルドの力だとでもいうのか!?」

 

「そうだよ、あなたの"弱点"のね!」

 

「弱点だとぉ!!舐めやがってぇ!!」

 

「決めるよ、戦兎!」

 

「(了解!)」

 

 戦兎に憑依していることはは戦兎に一言かけてから戦兎の腰に巻いてあるドライバーのレバーに手をかけてレバーを勢いよく回して必殺技を発動させる。

 

Ready go!

 

ハイラントフィニッシュ!!

 

 必殺技を発動させたことはは全ての2期ライダーを究極フォームで召喚し、それぞれのライダーにエメラルドの力を付与してから時田 カレハに武器を用いた必殺技を放たせていく。そして自分もエメラルドの力がこもった巨大な気弾を両手に作り、時田 カレハに向けて放つ。

 

「これで終わりだ!時田 カレハ!!!」

 

「ぐっ…私は…私はまだ終わらんよ!!」

 

 と、時田 カレハがライダー達の必殺技を必死に受け止めていると、どこからか声が聞こえてきた。

 

「(フハハハ!お前が十分に弱ってくれたおかげで俺は破壊神の力を手に入れた状態で復活出来る!」

 

「なんだと…!?」

 

「(弱ったお前から身体の主導権を奪うのは簡単だ…今からお前は俺の操り人形だ!)」

 

 声の主はそう言うと、時田 カレハの身体を乗っ取り、ライダー達の必殺技をはね返す。ことはははね返ってきた自分の必殺技を間一髪のところで避けたが、ライダー達ははね返ってきた自分の必殺技を受けてしまい、消えてしまった。

 

「(一体、何が起こったんだ?)」

 

「戦兎、なんかヤバい気がする…!」

 

 ことはの予感は当たり、煙の中からはエボルドライバーを腰に巻いた怪物が現れた。

 

「フハハハ!!あの程度の攻撃で俺を倒せると思ったかァ…?戦兎ォ!!」

 

「(エボルト!?)」

 

 エボルドライバーを腰に巻いた怪物、それはエボルトだった。エボルトは以前よりも禍々しくなっており、その気の大きさにはエメラルドの力を持つことはも震えていた。

 

「戦兎、ちょっと私と交代して!」

 

「(分かった)」

 

 ことは恐怖からか戦兎に身体の主導権を返し、戦兎の身体の中に篭ってしまった。

 

「救世主、ここは退いた方がいいんじゃないのか?」

 

「俺は退かない!ここで決着を付ける!」

 

「言うと思ったぜ。んじゃ俺も手伝わさせてもらう」

 

「ありがとう、門矢 士」

 

 戦兎に協力する事となった門矢 士は早速、ディケイドに変身してエボルトへ向かっていく。戦兎もエメラルドの力を纏いながらエボルトへと向かっていった。

 

「はぁぁ!」

 

「世界の破壊者と世界の救世主のタッグで来るとはな…だが、俺の真の破壊には敵わない!!」

 

 エボルトはそう言いながら、2人を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた2人は吹っ飛ばされていく。途中、2人はキュアミラクル ダイヤスタイル状態のみらいと猿渡一海、氷室幻徳に止められ、なんとか建物に身体をぶつける事なく済んだが、ダメージは大きく、立ち上がれそうになかった。

 

「2人が立ち上がれないならしょうがねぇ…ヒゲ、みらいちゃん!いくぞ!」

 

「「うん!」」

 

 猿渡一海はそう言いながら、氷室幻徳、みらいと共に立ち上がれない2人の代わりにエボルトへ向かっていくのだった…

 

 

 

to be continued...........




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