ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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戦兎「次章 大学生編は4つの物語に分けます!」

みらい「その4つの物語の各タイトルは次話の前書きで公開します!」

モフルン「それでは、第52話どうぞモフ!」


52.紅炎のスピリット

 キュアミラクル ダイヤスタイル状態のみらいは既に変身済みなのでそのままエボルトへと向かっていく。そしてみらいと同じ様にエボルトに向かって走っている猿渡一海と氷室幻徳は走ると共に腰にビルドドライバーを装着し、猿渡一海は専用のフルボトルを装填したグリスブリザードナックルを、氷室幻徳はワイルドアウトレイジフルボトルをドライバーに装填する。

 

グリスブリザード!

 

ワイルドアウトレイジ!

 

 そして装填後、2人はドライバーのレバーを回してグリスブリザード、ローグワイルドに変身する。

 

Are you ready?』 

 

「「変身!!」」

 

激凍心火!グリスブリザード!

 

『ガーキガキガキガッキーン!!!』

 

 

威風堂々の髭野郎!!ローグワイルド!!カッケーイ!メチャカッケーイ!!』

 

 変身した2人は全力で走り、みらいより先にエボルトに近づいていき、攻撃を仕掛けていく。2人がエボルトと近接戦をすると知ったみらいはエボルトとの距離を少し遠めに取り、魔法を使って2人をサポートする。

 

「リンクル・アクアマリン!!」

 

「みらいちゃん!その力、借りるぞ!!」

 

 猿渡一海はみらいにそう言い、みらいのリンクルステッキから放たれたアクアマリンの魔法を受けて、身に纏う。

 

「よっしゃあ!!パワーアップだぁぁ!!」

 

「フン、その程度の氷が俺に効くと思うか?」

 

「黙れぇ!いくぞ、ヒゲ!!」

 

「おう」

 

 猿渡一海と氷室幻徳は右拳に力を溜めてからエボルトの胸部を思い切り殴る。

 

「うりゃああ!!!」

 

「はぁぁぁ!!!」

 

 だが、2人の渾身の一撃は簡単に弾かれてしまう。そしてエボルトに首元を掴まれて投げ飛ばされる。

 

「いくら力を合わせようが俺には敵わない…」

 

「ぐっ…!」

 

「ここで大人しく世界が壊れゆく様を見ているといい…」

 

 エボルトがそう言い、猿渡一海と氷室幻徳に背を向けて去っていこうとした時、2人は立ち上がり、自分達に背を向けていて隙だらけのエボルトへと向かっていく。

 

「「うぉぉぉ!!!」」

 

「…ったく、面倒くさい奴らだなぁ…消えろ!!!」

 

 エボルトはそう言いながら自分に向かってくる2人に紫色の気弾を放つ。気弾を受けた2人はうわぁ!!というような攻撃を受けた時に出す苦しむ声を出す間も無く、消滅してしまった。

 

「げっ、幻徳さん…かっ、一海さん…」

 

 みらいは突然の出来事に驚き、普通の声が出せず小声で2人の名を

言う。しばらく沈黙が続いた後、気を失っていた万丈とリコが目を覚ます。万丈は生身だが、リコはみらいが変身していた関係で既にキュアマジカル状態となっていた。

 

「ぐっ……まだまだ俺は戦う!!」

 

「私もよ!いきましょう、万丈君!」

 

「あぁ!!」

 

 万丈はいつもより早くクローズマグマに変身し、リコと共にエボルトへと向かっていった。

 

「(せっ…戦兎…!私達もそろそろ行かないと…!」

 

「俺も行こうとは思ってる!だけど、傷のせいで身体が動かないんだ…!」

 

 ことはは万丈達のようにエボルトに向かっていこうと戦兎に言うが、戦兎はまだ身体が動かないとことはに伝える。2人は皆がエボルトと戦うのをただ見てることしか出来なかった。

 

「「はぁぁ!!」」

 

「お前達はさっきの2人よりも相手にならない…」

 

「まだまだぁぁぁ!!!」

 

 万丈は身に纏うマグマをさらに活性化させてもう片方の拳でエボルトを殴るが、エボルトはそれすらも簡単に弾いてしまう。

 

「何っ!?」

 

「万丈、残念ながらお前達、常人の力では俺を倒せない…」

 

「黙りやがれぇ!」

 

「さらばだ、万丈」

 

 エボルトは諦めの悪い万丈を見て面倒くさいなぁ…と感じ、さっきの2人に放ったような紫色の気弾を再び放ち、万丈を消滅させた。

 

「万丈君!?」

 

「お嬢ちゃん、君も万丈と同じようにしてやろう…!」

 

 エボルトはそう言いながら、紫色の気弾をリコの胸元めがけて放っていく。気弾を避けられなかったリコは万丈と同じように消滅していった。

 

「万丈ぉぉぉ!!!」

 

「リコぉぉぉ!!!」

 

 ほぼ同じタイミングに自分の相棒を消滅させられた戦兎とみらいは相棒の名を叫ぶ。

 

「フッハッハッハ!!人間を消すのがこんなにも楽しいとはな!!」

 

 この言葉はエボルトが言った言葉だが、どこかエボルトらしくない言葉だった。

 

「救世主、奴は真の破壊神として目覚めたようだ」

 

「何だと!?」

 

「今、破壊神である(エボルト)は破壊を楽しんでいる。昔の(エボルト)ならここまで破壊を楽しみはしない」

 

 門矢 士は今のエボルトが昔とは違い、真の破壊神に目覚めたと戦兎に言う。

 

「奴を倒すにはどうすれば…!?」

 

「さぁな、自分で考えろ。俺は"通りすがり"だ。この世界を知るわけがない」

 

 門矢 士にそう言われた戦兎はエボルトを倒す方法を必死に考えるのだった。その頃、みらいはエボルトに生きてきた中で最大の憤りを感じていた。

 

「皆を返せ!!!」

 

「ほぉ…これはこれは、威勢がいいお嬢ちゃんだぁ…!大丈夫、俺がすぐにその"皆"の元へ(いざな)ってやるよ!」

 

「私は皆を助け出す!!……あなたを……倒して!!」

 

「来い、キュアミラクル!!!」

 

「はぁぁぁ!!!」

 

 みらいはエボルトに皆を助け出す!!と言い放ってからエボルトへ勢いよく向かっていったのだった。

 

 

 

to be continued.........




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