ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
ことは「クマタは大丈夫。気を失ってるだけ!」
モフルン「良かったモフ…」
ことは「それより…早くみらい達にこのことを伝えないと!」
モフルン「モフ!」
魔法のホウキに乗る事約数十分、3人はみらい達の所へ着いた。魔法のホウキから降りた後、ことははみらい達に気を失っている状態のクマタを見せると共に何があったのかを説明する。
「みらい、クマタが…!」
「傷だらけ…一体、誰がこんな事を…!」
「分からない…だけどクマタは気を失う直前に"俺の贖罪は果たされた"って言ってた」
「贖罪…?クマタは何も悪い事なんてしてないはず!」
「どちらにせよ、裏で何者かが動いている事には違いない!」
それを聞いたみらいはリコのウェディングドレスを探すのも大事だが、裏で動く何者かを放っておく事は出来ないと思い、裏で動いている者の正体を暴く事を優先する。
「リコ、万丈くん!ごめん!私、はーちゃん達とクマタにこんな傷負わせた犯人捕まえてくる!」
「大丈夫よ。というか、私達も行くわよ?」
「いや、こんな大事な時にリコや万丈くんに怪我を負わせてたくないからリコと万丈くんは待ってて!」
みらいは近いうちに結婚する予定の2人に怪我をされては困ると、2人を置いていく事にした。その後、戦兎にこう言う。
「戦兎、2人を頼んだよ!」
「分かった。だが相手はどんな力を持っているか分からない…みらい、お前も気をつけろよ」
「うん、分かったよ」
みらいは戦兎の言葉を聞いてから気を失っているクマタを抱えることは、モフルンと共に先程の洞窟へ向かっていった。残された三人はクマタを傷だらけにした犯人に気を付けながらウェディングドレスを見ていく。
「どれも素敵だわ…!」
「あの〜リコさん?見てる途中に悪いんだけど…いつ、プロポーズしたの!?」
「したんじゃなくてされたのよ!でもまさか、万丈君があんな形で指輪をくれるとはねぇ…」
リコと万丈がいつ結婚するまでに至ったのかが気になった戦兎はリコにいつプロポーズしたのかを聞く。リコは万丈からプロポーズしてきたと言う。
「そっ、そうなんだ……で、式はどこで挙げるんだ?」
「ナシマホウ界の予定よ!ナシマホウ界でやる方が皆、来れるし!」
「…ったく、羨ましいな…」
「戦兎くんもそろそろみらいにプロポーズしたらどう?」
「えっ…///」
「ふふっ、顔赤くなってるわよ!」
戦兎はリコにいきなり、プロポーズしたらどう?と提案され、顔を赤くする。リコは戦兎の顔を見てふふっ…と軽く笑っていた。と、リコと戦兎が話していると突然、前方に黒いトレンチコートを着た男が現れた。
「見つけたぞ…桐生 戦兎」
「お前は?」
「俺はシャドウ…!お前に宿るオルテガの力を奪いに来た者だ」
「俺にオルテガの力が宿っているだと?よく分からないが、良い奴ではなさそうだな…」
戦兎はそう言いながらビルドドライバーを取り出して腰に装着する。そして二つのスロットにラビットフルボトルとタンクフルボトルを挿す。
『ラビット!タンク!』
『bestmatch!』
ドライバーからの音声が鳴り響いた後、戦兎はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。
『Are youready?』
「変身!」
レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。戦兎は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
「全く、見た目だけで人を判断するとはねぇ…いいだろう、そっちがその気なら戦ってあげよう…」
黒いトレンチコートを着た男はビルドドライバーを取り出し、腰に装着した後、ハザードトリガーを取り出して起動する。
『ハザードオン!』
起動したハザードトリガーをドライバー上部に挿し、空いている2つのフルボトルスロットに黒いラビットフルボトルを2本装填する。
『ラビット!ラビット!』
そして少し待機音を流してからドライバーのレバーを回して変身する。
『ガダガダゴットン! ズッタンズタン! ガダガダゴットン! ズッタンズタン!』
『Are you ready?』
「変身…」
黒いトレンチコートを着た男の前方と後方にハザードライドビルダーが現れる。黒いトレンチコートの男は変身…という声を掛けた後、ハザードライドビルダーに挟まれて変身する。
『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!』
『ヤベーイ!』
「ビルドが2人だと…!?」
「仮面ライダーシャドウビルド。俺のもう1つの姿だ」
戦兎はもう1人のビルドが現れたことに驚いている。シャドウビルドは左手に持つ、黒いフルボトルバスターをバスターブレードモードにし、戦兎に襲いかかっていくのだった。
その頃みらい達は先程、クマタが中で誰かと話していた洞窟の前まで来た。みらいのホウキから降りたモフルンは辺りをクンクンと嗅ぎ始めた。
「クンクン、洞窟の中から甘い匂いがするモフ!」
「モフルン、匂いを辿ってみて!」
モフルンの言葉を聞いたみらい達は洞窟へ入り、モフルンの嗅覚を頼りに真っ暗な洞窟の中を進んでいく。それから暫く進んだある時、モフルンが立ち止まった。立ち止まったモフルンの周りを見ると、そこにはいくつものエメラルドの欠片が落ちていた。
「これは、エメラルド…!」
「エメラルドの力は私が宿しているはずなのに…」
と、みらい達がエメラルドの力について話しているとみらいの携帯が鳴る。みらいがボタンを押し、電話に出ると、向こう側からは焦っているリコの声が聞こえてくる。
「はぁ…はぁ…みらい!!私達の所にクマタを傷つけたであろう人物が現れたわ!」
「えっ!?そっちは大丈夫?」
「今は戦兎くんが守ってくれてるから大丈夫!でも、戦兎くんも少し押されてるから悪いこと言うようだけど、時間の問題だわ!」
「分かった。リコ、万丈くん!私達がそっちに行くまで逃げてて!!」
みらいはそう言って通話を切り、クマタを抱いてからことは、モフルンと共にホウキに乗り、リコ達の元へと向かうのだった…
to be continued........