ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
一海「勿論、俺とヒゲが勝つ!」
モフルン「勝負の行方は第59話で確認するモフ!」
一海はアタックモードのツインブレイカーを、幻徳はネビュラスチームガンを使いシャドウビルドを攻撃していくが、シャドウビルドは両足がウサギの成分に包まれている事を活かし、ピョンピョンと何回も何回も飛び跳ねて2人の攻撃を避けていく。
「チッ、中々当たらねぇな…」
「その程度の速さでは俺にかすり傷すらくらわせられないぞ」
「なめてんのか?…俺たちの本気見せてやるよ!!行くぞ、ヒゲ!」
「おう」
一海は幻徳にそう言い、ドライバーのレンチを倒し、必殺技待機状態でいる幻徳と共に必殺技を発動させる。
『スクラップフィニッシュ!』
『クラックアップフィニッシュ!』
必殺技を発動させた一海と幻徳はその場で勢いよく跳び上がる。そして猿渡一海はグリスの背中から噴出されるヴァリアブルゼリーを使って加速し、シャドウビルドに向かって急降下していく。幻徳は両足を開き、シャドウビルドの身体を荒ぶる鰐のように噛み付いていく。
「これでどうだぁぁ!!!」
「中々やるじゃないか…だが、まだ力不足のようだな」
シャドウビルドは2人にそう言うと、必殺技を発動している2人の足を両手で掴み、そのまま病院の壁へ投げつける。2人は病院の壁へぶつかった後、地へ落ちていく。そして変身が解ける。
「ぐっ…俺…たちの必殺技を弾く…だと…!?」
「お前達と戦っていたせいでターゲットがどこかへ逃げてしまったようだ…次は邪魔するなよ」
シャドウビルドはそう言いながら、病院の真上の空を見る。空にはホウキに乗っていることはとリコの操るホウキに乗ったモフルン、クマタがいた。
その頃、みらいはナシマホウ界で戦兎を探していた。山の中や商店街、そして自分の家の周りを探すが見つからない。
「はぁ…どこにいるんだろう…」
みらいはため息をつきながらも、戦兎を見つけるために公園の芝生広場へ向かう。公園の芝生広場へ行くと、そこには1人の男性が倒れていた。
「あの…大丈夫ですか?」
みらいはうつ伏せで倒れている男性を放ってはおけず、声をかける。するとうつ伏せで倒れている男性は顔をみらいの方へ上げた。
「こ、ここは…?」
「せっ、戦兎!?」
倒れている男性の正体は戦兎だった。みらいはまさかこんな場所に戦兎がいるとは思わず、驚く。
「みらい…!俺は何故、ここに?」
「シャドウビルドに倒されたから…」
「やはり、そうだったか…俺は負けたのか」
「…そんな事よりさ、戦兎はこの場所で何か思い出さない?」
みらいはシャドウビルドに負けた事を引きずりそうになっている戦兎を見てこのままでは雰囲気が悪くなってしまうと思い、話題を変える。
「この景色は見たことあるんだが、いつの事だったかまでは…」
「……ここはね、数年前に私と戦兎が初めて出会った場所だよ」
みらいはこの場所での事をあまり覚えてない戦兎の左手を自分の左手でギュッと握りながら出会った頃の話をしていく。
「あの時、私は変な人に捕まって危ない目に遭いそうだったよね…そこを戦兎が助けてくれた。そう、"正義のヒーロー"みたいに」
「みらい…」
「今だから言える…助けられた時から私は戦兎に惚れてた…!」
みらいは助けられたあの時から戦兎に惚れていた事を話す。戦兎はその事を今、初めて知り、少し驚いていた。
「みらい、俺も…!」
と、戦兎がみらいに何か言おうとした時、誰かが近辺のどこからか歩いて来た。
「よぉ、2人とも…随分と仲がよろしいようで?」
「あなたは…椎名 龍一君!?」
「よく覚えてくれてたなぁ…みらい。だが今回、用があるのは桐生 戦兎だ」
「戦兎は今、怪我してるの!だから用事なら後にして!」
「…ったくなら、力ずくでお前をどかすしかないようだな…!」
椎名 龍一はみらいにそう言うと、ビルドドライバーを腰に装着する。そして自分の近くに飛んできた黒いクローズドラゴンを掴み、クローズドラゴンのボトル装填部に黒いドラゴンフルボトルを装填する。そしてドライバーにクローズドラゴンを挿す。
『wake up!Dark Cross-Z dragon!』
ドライバーからの音声が鳴り響いた後、椎名龍一はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。
『Are youready?』
「変身」
レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。椎名龍一は変身という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。
『Wake up burning! Get DARK CROSS-Z DRAGON!Yeah!』
椎名 龍一は仮面ライダーダーククローズへと変身した。ダーククローズはハザードフォームの様に全身が黒いが、複眼は黄色くなっている。
「何故、お前がクローズドラゴンを…?」
「そんなの今は関係ないだろ?」
戦兎は椎名 龍一がビルドドライバーを持っている事にも驚いたが、何よりも驚いたのは万丈以外の人がクローズドラゴンを持っている事だった。
「桐生戦兎も朝日奈みらいもここで消えてもらう…!」
椎名 龍一はそう言いながら、2人に向かっていくのだった…
椎名 龍一は魔法つかいプリキュアの没モブです!