ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
龍我「てめぇら買い物長過ぎなんだよ!!」
戦兎「は?みらいと"仲良く買い物"して何が悪いんだよ!」
龍我「仲良く買い物"?まさかお前ら…ベア充!?」
戦兎「リア充な。ベア充って何なんだよ…この海老フライ!」
龍我「あっ!お前まで海老フライとか言った!俺に謝れ!」
みらい「二人共、喧嘩はやめて!ハロウィンパーティを楽しもうよ!」
戦兎「そうだな!第7話のハロウィンパーティを楽しまなきゃな!…って事で第7話どうぞ!」
※眠りそうになりながら書いていたのでもしかしたら、文が多少変な部分があると思うので見つけた方は誤字報告で言ってください!
俺とみらいが飾り付けの材料を買って来てから数時間が経ち、辺りはすっかり暗くなっていた。特設ステージとハロウィンパーティの会場の近くにある街灯が真っ暗な空の下で光を照らす中、皆はハロウィンパーティに向けて黙々と準備を進めていた。
「みらい?一人で何やってんだ?」
「わわっ!どこに飾り付けをしようか考えてただけだよ!」
俺がまだ準備中の会場を歩いていると、どこからか甘い匂いがしてきたので俺はその匂いを辿ってみた。匂いを辿っていくと、みらいのいる場所に着く。みらいは皆と離れて一人で何かをしている。俺が声を掛けると、みらいは突然自分の前に現れた俺に驚きながら何かを手で隠していた。何をしていたのかを聞いてみたが、みらいは適当な事を言ってごまかした。
「一人じゃ寂しいだろ?俺が隣にいてやるよ!」
「嬉しいけど、今は一人にして!」
「…そうか、分かった!何してるか分からないが一人で抱え込むなよ!たまには皆を頼れよ!」
「ふぅ…危ない、危ない…バレたら元も子もない」
みらいが一人にしてと言うので俺はみらいの元から離れてリコ達のいる方へ向かっていく。みらいは俺が去っていくのを見ていて、声も届かないような距離まで俺が離れていった瞬間、安堵のため息をついた。
みらいから離れてリコ達の元へ向かうとリコと万丈が仲良く話している様子が目に入った。二人がどういう話をしているか気になった俺は耳を澄ませながら二人の様子を見ていた。
「万丈くん、ハロウィンパーティの服装どんな感じがいい?」
「俺はドラキュラがいい!」
「分かったわ!キュアップ・ラパパ、万丈くんの服よドラキュラの服に変わりなさい!」
万丈がリコにハロウィンパーティの服装はどんな感じがいいかと聞かれ、ドラキュラの服装がいいと答えると、リコは万丈に魔法をかけてドラキュラの服を着させた。
「万丈くんかっこいい…///」
「ん?なんか言ったか?」
「いいえ、何でもないわ!飾り付けの続きするわよ!」
リコはドラキュラの服を着た万丈を見て、小声で万丈がかっこいいと言った。俺はあのバカのどこがかっこいいのだろうか?と思いながらもリコ達のもとに近づいていき、飾り付けの手伝いに加わっていく。
そして、30分後、沢山の人の協力があり、短い時間で会場全体の飾り付けが終わらせる事ができた。だが、みらいはまだ何かをしている様子。俺はみらいの元へ行こうとしたが、先程、みらいに一人にして欲しいと言われてた為、ここで行ってしまうと迷惑がかかると思い、行くのをやめた。
「万丈くん、ちょっといいかしら…///」
「なんだ?」
「ちょっとこっちにきてほしいの…///」
リコは顔を赤くしながら万丈を近くの木の陰に誘っていた。おそらく、自分のハロウィンパーティのコスプレ姿を万丈にだけ先行で見せるつもりなのだろう。
ハロウィンパーティまであと少しとなった頃、みらいはまだ何かをしている。俺は流石に待ってられずにみらいの元へ向かう。
「おい、何してる?ハロウィンパーティ始まっちゃうぞ?」
「もう少し待って!あと少しだから!」
「…早くしろよ。何しろ、俺のハロウィンパーティはお前がいなきゃ始まらねぇからな」
「戦兎くん…!分かった!なるべく早くそっちに向かうね!」
俺はみらいにハロウィンパーティが始まってしまう事を伝えるが、みらいはあと少しだから待ってと言う。みらいに俺のハロウィンパーティはお前がいなきゃ始まらないと俺の本音を言った。その言葉を聞いたみらいはなるべく早く向かうと言ってくれた。俺はみらいの返答を聞き、再び会場へ戻っていった。そして数分後、遂にハロウィンパーティが始まった。俺のコスプレは万丈と同じくドラキュラだった。
「お待たせー!」
ハロウィンパーティが始まってから約10分後、遂にみらいがやってきた。みらいは両手に何かを持っている。
「…戦兎くん、はいこれ!」
みらいはそう言いながら何かが入っている箱を開ける。箱の中にはみらいが苦労して作ったであろうカボチャのケーキが入っていた。みらいは俺にバレないようにずっと一人でカボチャのケーキを作っていたのだった。
「…みらい」
「ん?何?」
俺はみらいを小声で呼ぶと共に近くの壁を使い、壁ドンをする。壁ドンされたみらいの頰は段々と赤みを増していく。
「…戦…兎くん…///」
「…トリック・オア・トリック?」
「えっ…何それ、聞いた事ないよぉ〜…///」
俺はそう聞きながらもう片方の手でみらいに顎クイをして自分の顔をみらいの顔へ近づけていく。
「2人とも、何してるの?」
あと数センチで唇が重なるという所まで来たその時、ことはが俺らの元へやってきた。俺は慌ててみらいと離れて何事もなかったのように過ごした。ことはが今の俺とみらいの行動を深追いしなかったおかげで何とか皆にバレずに済んだが、俺はみらいと更に親密な関係になれる絶好のチャンスを逃し少し落ち込んだ。一方のみらいは人に恥ずかしい所を見られたせいか赤く染まっている顔をずっと両手で隠していた。
ことはに恥ずかしい所を見られたが、俺とみらいはその後、2人で年に一度のハロウィンパーティを堪能する。そして、数時間後、ハロウィンパーティが終わり、俺達はナシマホウ界に帰るためにカタツムリニアに乗っていた。
「みらい、お前が作ってくれたケーキ本当に美味しかったぞ!」
「………」
みらいからの返答がない為、どうしたのか?と、みらいの方を見てみるとみらいは既に寝てしまっていた。
「…ったく本当に可愛い奴だな」
俺はそう言いながらみらいの右頰に顔を近づけていき、キスをした。皆は少し離れた席に座っていたのでバレずに済んだ。俺にキスをされたみらいの顔はどこか幸せそうな笑顔を浮かべていた。
今日はみらいとさらに近づくことが出来た最高の1日になった。さて、明日はどんな楽しい事が俺達を待っている事やら…