マテリアルズ・ストラトスReflection IF「UNLMITED FORMULA」   作:荒潮提督

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最終回になります。


しかし、これで終わりではありません。


Detonation編もちゃんとやりますのでご安心を。


ではどぞー。


Reflection

一夏となのはがアミタからフォーミュラを受け取っていた頃はやてとディアーチェは。

 

 

 

 

 

「なぁ、王様ー!少しぐらいお話聞かせてくれてもええやんかー!」

「五月蝿いぞ小鴉!貴様と話す事など無いと言っておろうが!」

「うひゃっ!?・・・さっきから後ろのアレと挟み撃ちになってる所為で攻撃出来へん・・・!」

『何とか隙が出来れば攻撃出来るのですが・・・!はやてちゃん!』

「ふぇっ?あぶなっ!?」

「ちっ、避けよったか」

「不意打ちとか卑怯やで王様!」

「黙れ!ここは戦場だ、卑怯だの何だの言っておる場合か!」

 

 

 

 

その時、ディアーチェはナニカを感じたのか明後日の方向を向いた。

 

 

 

 

「貴様を倒せんのは不服だが野暮用が出来た、暫く其奴で遊んでいろ小鴉」

「あっ、ちょ、ちょっと待ってえなー!」

『はやてちゃん!後ろから機動外殻が!』

「なら、早くアレを倒して追いかけるでリィン!」

『はいです!』

 

 

 

 

 

ディアーチェは念話でシュテルとレヴィに話しかけていた。

 

 

 

 

『シュテル、レヴィ。聞こえておるか』

『はい、ディアーチェ・・・』

『聞こえてるよ王様ー』

『貴様らも感じたか?』

『うん、ボクらこの感じ知ってる』

『それと彼女達も、何故か知っているような気がするのです。会った記憶は無いはずなのですが・・・』

『うん、ボクも。知ってる気がするんだけど・・・うー・・・思い出せないー!』

『とにかくこちらと合流せよ、イリスに話を聞かせてもらうぞ』

『『了解』』

 

 

 

 

アインス、鈴、マドカ、ヴィータは藤木遊矢と戦っていた。

鈴とマドカが丸ノコとアンカーで動きを封じようとしているが盾で防がれてしまう。

ならばとアインスが氷弾と炎弾で、ヴィータが鉄球で攻撃するがこれも避けられてしまう。

だが避けた時にレヴィと鈴が協力して即席でアンカーとヨーヨーを組み合わせて藤木遊矢を捕縛、アインスが一気に近づき炎を纏わせた右手で思いっきり力を込めて殴り飛ばした。

そのまま間髪入れずにヴィータがギガント・シュラークを叩きつけアインスが叩きつけた上から踵落としでハンマーを押し込んだ。

 

 

 

 

 

「これならどうだこの野郎!」

「・・・死んで無いだろうな?」

「いや、流石にそれは・・・やべっちょっと心配になって来た」

「確認してくる。警戒を怠るなよヴィータ」

「おうよ」

 

 

 

 

念のためアインスは左腕に氷を纏わせて剣にする。

警戒しながら近づいたその時藤木遊矢の身体から黒い霧が溢れ出した。

咄嗟に後ろへと退がったアインス、そんな彼女を他所に霧は藤木遊矢を飲み込み始めた。

アインスとヴィータは鉄球や炎弾で攻撃するが霧が攻撃を受け止めてしまい藤木遊矢に届かない。

 

 

 

 

「な、何だこれ・・・?や、やめろ!俺にこれ以上大切な人達を傷つけさせないでくれ!」

「ど、どういう事だ?操られてたみたいな言い方してるけど」

「アレは・・・まさか話に聞いていたカルマノイズか!?」

「何だそりゃ?」

「とにかく退がるぞヴィータ!アレは私達ではどうにもならん!」

「んな事言ってもどうすんだよ!」

「私達に!」

「任せるデース!」

 

 

 

 

カルマノイズへと突っ込む2人、既にユニゾンを開始していた。

マドカは肩のアンカーを射出し、鈴は両手のヨーヨーを重ねて巨大な丸ノコにして叩きつける。

 

 

 

<β式・巨円斬>

 

 

 

 

「警告メロディー死神を呼ぶ絶望の夢Death13 !」

「コイツも持ってけ!」

 

 

<α式百輪廻>

 

 

鈴が丸ノコを射出し、

 

 

「DNAを教育していくエラー混じりのリアリズム 」

「ド派手に決めたるデース!」

 

 

<災輪・TぃN渦ぁBェル>

 

 

 

マドカは鎌をぶん回しながらコマみたいに回転して突撃する。

2人の息ぴったりのコンビネーションが炸裂する。

しかし黒い霧は形を変えさらに実体を得ながら2人の攻撃を捌いている。

 

 

 

「っ!まだデス! 信じ合って 繋がる真の強さを 」

「まだまだぁ! 誰かを守る為にも 真の強さを 」

「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

「「いい加減・・・!」」

 

 

 

敵の攻撃を回避した鈴とマドカは爆風を利用して飛び上がる。

それぞれの得物を振りかざし叩きつける。

 

 

 

「「倒れろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」

 

 

 

<禁殺双刃・Za破刃ツイinんedェッジwaークス>

 

 

 

 

 

巨大化した鎌と丸ノコが霧から実体を持ち始めた腕を斬り飛ばし返す刃で身体を斬り裂く。

最後に合体して出来た巨大な剣を叩き付けようとしたその時霧の口が開きビームを放つ。

鈴とマドカはユニゾン技で受け止めるが数秒耐えた後剣が砕け鈴とマドカはその衝撃で吹き飛ばされる。

 

 

 

 

 

「いたた・・・」

「わ、私達の全力の一撃が・・・」

「大丈夫か2人共!」

「だ、大丈夫デス・・・」

「早く離れるぞ!」

「向こうはそうはさせてくれない見たいよ」

 

 

 

 

藤木遊矢を取り込み、ついに姿を現わすカルマノイズ。

カルマノイズは彼女達を叩き潰そうと再生した巨大な腕を振り下ろす。

先程の衝撃で動けない鈴達を背負おうとしていた為回避が遅れるアインスとヴィータ。

もうダメだと諦め目を閉じたーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃イリスの周りには串刺しにされたフェイト達や武装局員達がいた。

身体からクロノ達が重傷を負った物と同じ物が生えており辺りからは呻き声が聞こえている。

イリスはと言うとキリエを庇うように前に出たアミタに銃を突きつけられていた。

近くにはディアーチェ達もいる。

イリスの後ろには盾の様な物に囲まれた金髪の少女がいる。

目が虚ろでありどうやらイリスに操られている様だ。

彼女が攻撃をしようとした瞬間、特大の砲撃がイリス達を襲いその衝撃で串刺しから解放されるフェイト達。

それを撃ったのは他でもないなのはだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃今にも叩き潰されようとしたその時、カルマノイズが砲撃を受け怯みその隙を突いて離脱するアインス達。

それを撃ったのは一夏である。

アミタからなのはと共に受け取ったフォーミュラシステム、それによりフォーミュラシフトを果たし進化した白騎士を纏った一夏。

 

 

 

 

 

「待たせたな、真打登場だぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

諦めない限り、終わってしまわない限り、逃げ出さない限り。

 

 

 

 

道は必ずそこにある。

 

 

 

 

最速で、最短で、真っ直ぐに、一直線に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺の仲間をやらせはしねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望に立ち向かう小さな光。

 

 

 

 

 

その光の名を「希望」と呼ぶ

 

 

 

 

 

 

「待っていてください、必ず、助けます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次作、Detonation編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始まります。

 




お待たせしました。



これにてReflectionは完結です。



え?短い?



安心してください、Detonationは大ボリュームにする予定ですから。



また次作、Detonationで会いましょう。

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