そう思った大神だが、レミリアには幻想郷に居ないという嘘をついた。ブラックが普段見せない秘密、疑う大神。
次の日、ヤンデレ・スカーレットを探してもう1週間立ち。幻想郷に居ないことが判明した。
何故ならば、村や神社等を探してみたがどこにもいないのだ。
仕方ないと思った大神は、紅魔館に行くことにした。
紅魔館には人間の里と幽幻村の近くで、霧の湖の方にそびえ立ってる。
幽幻村から飛べば、1分もかからずに着くことが出来るので飛んでいこうとした。
エヴァン「紅魔館に行くんでしょそれなら一緒に行こうよ、紅魔館はかなり広いし…最初ここに来た人はよく紅魔館で迷う事があるの。」
エヴァン「私なら結果紅魔館に行ってるし、図書館で借りないといけにゃい本があるからさ。」
大神「その為に本返しに行くのか?」
エヴァン「そうにゃよ、いわゆる物々交換ってやつかにゃ?」
大神「まぁ、あの館地下までありそうだしな…お願いするか。」
エヴァン「帰りは、咲夜に玄関まで送ってってもらってね。」
大神「なんだ、お前は一緒に帰らないのか…。」
エヴァン「パチュリーとお話するからさ、ごめんね。」
大神「別にいいよ、1人でも帰れるからよ。」
エヴァン「わかったにゃ、貴方は結果カッコイイしエスコートしてくれそうよね大神は。」
大神「おいおい、俺がいくら侍だからって俺に守ってもらうなよ。」
エヴァン「にゃはは、冗談よ本気に、した?」
大神「いや、流石に冗談なのはわかってたけど。」
エヴァン「にゃ~んだ、つまんにゃいの。」
と言うと、エヴァンは箒に跨り空へと飛んだ。
それに続いて、大神も空へと飛んだ大神とエヴァンは適当に面白い話をしながら紅魔館へ行った。
ブラックは魔理沙の家に行き魔理沙のきのこシチューを食べていた。
昨日の夜、大神は魔理沙の家に行ききのこシチューを頂きに来た。
何故魔理沙の家に行くのかと言うと、ブラックの新聞配達時に手紙を貰い魔理沙の家できのこシチューパーティーをやるから来て欲しいと書いてあった。
大神は常に暇だったので、飛んで魔理沙の家に着いた。
魔理沙「よぉ、来てくれたんだな。」
大神「まぁ誘われたんだから、参加しない訳には行かないだろ。」
魔理沙「そうだな、ありがとな。」
大神「いい匂いだな…シチューか?」
魔理沙「ああ、きのこシチューさ家の近くでいっぱいキノコが採れたからよりをかけて作ったんだ。」
大神「ほぉ~、もしかしてマツタケとか入れてる?」
魔理沙「もち、まぁ入って座っててくれよまだ他にも来るからよ。」
大神「それじゃ、有難く―。」
魔理沙「ただし、先にシチューに手は出すなよ?」
大神「なんだよ…ケチ…(`ε´)」
魔理沙「いや先に食うとか失礼に程があるだろ…(汗)。」
と笑いながら、話していたら霊夢やブラックが魔理沙の家にやってきた。
ブラック達が、魔理沙の家の中に入ると真っ先に霊夢が魔理沙に飯は何処だと攻めた。大神やブラックは霊夢が今まで見せない所を見せたので驚きを隠せなかった。ブラックはその霊夢の食いじに驚きを隠せなかったのか止めに入った。当然のこどく魔理沙も待てと言って霊夢を止めた。
それを見ていた大神は、その状況が面白く感じたのか笑いだした。魔理沙達が笑ってないで霊夢を止めてくれといい大神も参加した。
大神「こいつ、歯止めが効かなくなった犬かよ…どんだけ飯食いたかったんだよ(汗)。」
魔理沙「こいつ、飯の事になると幽々子以上に飯食うんだよ…多分おにぎり1個1秒もかからずに食べれると思うぜ。」
大神「いやいやいや、有り得ねぇって!」
ブラック「そんなことより、早く食わせた方がいいんじゃないのか…霊夢がスライムみたいにへこたれてってるぞ?」
大神「ホントにこいつ巫女なのかよ…。」
大神「ちゃんと飯食ってんのか?」
魔理沙「そこん所は私にも謎でな、金も有るのかも不思議でしょうがないんだぜ。」
すると、魔理沙がシチューを台所から持ってきてテーブルの上に置いた。
2人「おぉ、美味そうだ!」
大神「それに、この香り…マツタケ以外の匂いがする…あまり嗅いだことの無い匂いだな、どんなの入れてんだ?」
魔理沙「バグタケとかだったかな…毒はあるけど一時的なもんだから他のきのこは毒も全くねーし大丈夫だぜ。」
大神「ホントかよ…まぁ魔理沙のことは信用するぜ?」
幽幻村・幽幻寺。
南は1人で出されていた昼食を食べていた。しかし、もう1皿南の目の前に置かれていたのだ。南はその皿には一切触れず無表情で食事をしていた。すると、何もない所から隙間ができ紫が出てきた。
南「あら、昼の晩餐に遅れるとは…何かあったのかしら?」
紫「外の世界でちょっとね、珍しく1人じゃない?」
南「皆、自分の国へ戻っているのよ…向こうも向こうで色々あるみたいだし。」
紫「それで、どうなのかしら最近の光ちゃんは…いや、今じゃ電龍 大神くんだったわね。」
南「変わりないわ、巫女の仕事をしてはどっかに行っちゃうのは光と変わりないわ…ただやっぱりヤンデレ・スカーレットを探しているみたい。」
紫「やっぱりね、ここに来る前色々あった訳なんだし…その殺しちゃったリスちゃんもこの世界に来ちゃってるわけなんだしね…。」
南「あの子の事言わなくてもいいの?」
紫「あの子には身が重すぎるわ…幻想郷に来てあの子が殺したって事覚えてたらすぐにこの世界がパーよ、その為に記憶を消したって言うのにわざわざ"ヤンデレ・スカーレットが貴方のスペルカードとあの子のスペルカードであのリスちゃんも殺してしまった"なんて言っても彼が混乱するだけ。」
紫「どうせなら、知らない方が身のためよ。」
南「でも、ずっと知らない訳にもいかないわ…いずれかあの子の事を知ることになるんだから…。」
紫「…別に言う言わないは好きにすればいいわ、でもどうせ言うなら
南「紫…もし、あの子がヤンと接触したら…どうするわけ。」
紫「あの子達に任せるわ、もし"あの刀"を使うことになったら霊夢が殺ることになってる…霊夢も一応釘は刺しておいたみたいだし。」
南「…。」
魔理沙の家、きのこシチューを食べ終わった大神は席を立ち上がろうとした。すると、魔理沙の家にいるはずもない女性がそこに座っていた。それに驚いたのか刀を握り抜こうとした。だが、喋り方は変わらずブラックの声が聞こえる。これはバグタケのせいだと思いもう一度見渡した所、やはり魔理沙の家にいるはずもないヤンデレ・スカーレットがそこにいるのだ。幻覚か、それとも現実なのか。彼にはわからなくなってしまった。
すると、ヤンデレ・スカーレットに見えていたブラックが大丈夫かと聞いた。大神は心を落ち着かせ、刀から手を離した。
大神「あ…ああ、大丈夫だ…魔理沙が言った毒が出ただけだ…。」
大神(…幻…覚か?)
そして現在、ヤンデレ・スカーレットが居ないことに気づくとすぐ様レミリアがいるとされる紅魔館へとエヴァンと一緒に向かった。
だが、大神はまだ居ないという確信が持てなかった。そう、ブラックがヤンデレ・スカーレットではないかという可能性があるからだ。疑問だらけのブラック、まずポーカーが異常なまでに強いということ、そして幻覚のせいでなったことではあるがいるはずもないヤンデレ・スカーレットがブラックの席に座っていたのは事実。ブラックがヤンデレ・スカーレットでは無いという可能性もないとは言いきれない。とにかくまずは現状報告をし、可能な限り自分で探りを入れることにした。
大神「済まないが、やはりお前さんの実の姉を見つける事は出来なかったよ…手掛かりは全て探したが…。」
レミィ「そう…お姉様は自分から手掛かりを残したりはしないわ、仕方ないわよ何年も前の話だもの…無理な事言ってごめんなさい。」
大神「いや、いいんだ俺も俺なりに色々探し回ったんだから…もしかすると別世界にいるか…もしくは亡くなっちまったか…。」
レミィ「生きてるわよ!」
レミィ「生きてるわよ…。」
大神「すまない…でもまだ俺は諦めた訳じゃない、もうちょい広い範囲で探りを入れてみるよ。」
レミィ「…よろしくね、絶対に…。」
と涙ぐみながらレミリアは大神に言った。大神は真面目な顔で頷き、部屋を後にした。
咲夜「…大神、お嬢様に言った言葉…本当なのよね。」
大神「ああ、まだ確信は持てないが何処を探してもいないんじゃどうしよもないが…。」
大神「これはレミィ以外には言わないでおいてくれよ、さっきはレミィの様子から見れば俺から話せる状況では無い…元気が出てきた時に話して欲しいんだが。」
咲夜「いいけれど、私はお嬢様を悲しませるのなら何も話さない方がお嬢様の為だと思う。」
大神「まぁ、話したくなければ話さなくてもいいさ…まだ俺の憶測に過ぎないしこの話をしてあんまり期待して欲しくないからな。」
大神「…多分なんだが、ブラックがヤンデレ・スカーレットの可能性があるんじゃないかと疑ってる。」
咲夜「この間の?」
大神「ああ、何故そう思ったか理由を説明する。」
大神「一、レミィから聞いたところヤンデレはカードゲームに強い特にポーカーらしいな、人間の里で起きた事件俺はあの時その場にいた…そのマジシャンに勝負を挑み簡単にそいつを倒してしまったそこから俺はやつを疑った。」
大神「二、姉妹と似て負けず嫌い、そして好きになった奴は何としてでも手に入れたいと思う習性がある。」
大神「ブラックはそんな感じの性格をしている、ここからさらに疑いが大きくなった。」
咲夜「…つまり、その、ヤンデレお嬢様とブラックにはその共通点があってもしかしたらブラックがヤンデレお嬢様の可能性があると?」
大神「あんまり期待しないでくれよ、ホントに憶測に過ぎないから。」
と言っているうちに地下の図書館まで降りてきた。
その図書館はかなり広く、大きい。本棚には小説から魔道書まであらゆる本がズラっと置いてあり、大神は適当に本を開いた。
その開いた本は、ドイツ語で書かれており大神には何が書いてあるかさっぱりだった。さらに下へ降りるとエヴァンと図書館の管理人なのかパジャマを来た女性がそこに立っていた。
すると本を持った悪魔の女性が大神の元へと舞い降りた。
???「あら、お客様ですか?」
咲夜「ええ、エヴァンと一緒に付いてきたのお客様のおもてなしよろしくね小悪魔。」
小悪魔「はい、それではご案内します。」
大神は言われるがまま大神が行こうとしていた方向へと案内された。
エヴァン「もう話は済んだかにゃ?」
大神「まぁな、随分待たせちまったな。」
エヴァン「別にいいよ、魔法の使い方教えてもらってたから。」
???「あんた、いつも"にゃあにゃあ"言ってるわね…。」
エヴァン「これは癖にゃの、余計なこと言わなにゃい!」
???「はいはい…。」
大神「なぁ、ここに電光家の代々伝わる小説とか教科書とかアルバムとか無いの?」
???「貴方誰?」
エヴァン「紹介するにゃ、最近幻想郷に越してきた電龍 大神にゃ。」
大神「よろしく…。」
パチュリー「私はパチュリー・ノーレッジっていうの、本は持ち出し禁止ね…なんて言っても持っていく奴は2名ほどいるけれど…。」
エヴァン「私はちゃんと返してるじゃん。」
パチュリー「別に貸してやるなんて言ってないんだけど…まぁいいわ、魔理沙より魔法の知恵も付いてるしちゃんと返してくれるから。」
大神「よろしくな、パチェ。」
パチュリー「その名前は私が本当に友人と認めた奴だけにしか使わせないようにしてる…その名で呼ばないで…。」
大神「…。」
大神(なんか、合わせずらい性格だな…なんて言うか接しにくい…。)
しばらくして、パチュリーとやっと気が合うようになったのか魔法の使い方について教えてもらった。防御魔法ではあるが大神は魔法を使えるようになった。エヴァンがまだパチュリーと話す事があるから先に村に帰っていいと言われ大神は紅魔館を後にした。
大神は特に行くあてもなく適当な所を探索していると花畑へと出てきた。
幻想郷にも花畑があるとはと思った大神はどんな花があるかと見学をした。季節ごとに別れた花の匂いが大神を誘った。
広場へと出ると一輪の花が咲き乱れていた。その花の目の前に立つと一輪しかなかった花が突然辺り一面に咲き乱れて行った。
すると、後ろから声が聞こえた。
???「綺麗でしょ、この花はヒガンバナと呼ばれているの。」
大神「ヒガンバナ?」
大神「あの、ごんぎつねとかでで来るあの花か?」
???「そうよ、貴方花に興味あるなんて面白い狐さんね。」
幽香「私は風見幽香、ここの管理人。」
幽香「貴方のことは、紫から聞いているわ電龍 大神くん。」
大神「あいつから…知り合いなのか。」
幽香「紫とは友達なの、貴方に忠告しておくわ。」
大神「忠告…自己紹介されていきなり忠告とは。」
幽香「いい、ヤンデレ・スカーレットについてこれ以上調べるのは辞めた方がいいわ。」
大神「何故…俺はただ真実を知りたいだけなんだ。」
幽香「知っちゃいけないからよ、それを知れば…貴方は後悔することになる、
幽香「幻想郷、妖怪と人間が住まう場所…異変が起きれば博麗の巫女、博麗霊夢が正しい道へと導くそれがあの子の仕事。」
幽香「でも、幻想郷が滅び妖怪達が外の世界へと放出されてしまったら…里にいる人間はそれを良いとしても、外の世界の住民は愚か里にいる人間もさらに恐怖のどん底に落とされる。」
幽香「幻想郷の存在を知られてはならない、もしくは破壊しては行けないこれが幻想郷の管理人が決めた絶対ルールの1つなの。」
大神「けど…俺は何かを犠牲にしても奴にッ…!」
幽香「復讐は後悔を生むだけ、良い判断だとは言えないわ。」
幽香「恨みつらみで、復讐して、悪い方へと方向は進んでいかない。」
幽香「彼女の事は忘れて、ここでの平和な生活をして南と一緒に暮らすといいわ。」
大神「なぜ、あいつの名を…。」
幽香は日傘をさし、その場を後にした。
大神はヤンデレ・スカーレットの事を忘れる事は出来なかった。それどころか、ますます彼女の事が知りたくなった。
だが、大神は確信した。
ヤンデレ・スカーレットは幻想郷の中で最強な吸血鬼だと。
桜「大神様!」
大神「どした~桜、見ろよヒガンバナ綺麗だぜ?」
桜「そんなことより、里の方で異変です!」
大神「異変…どうしたんだ。」
桜「月夜様が、大神様の刀を持って里の方で暴れていて…私達だけではどうしよも出来ないんです!」
大神「あいつッ…!」
続く
疑いを読んでいただきありがとうございます。
最近の忙しく、早めに小説を投稿できなくてすみません。
頑張って投稿を早めに出すように努力致しますのでよろしくお願いします。
以前までは顔文字を使っていましたが友達から顔文字を使わない方が伝わりやすいと聞いたのでこれからは顔文字を使わないようにします。これからもこの小説をよろしくお願いします。