幻想転生物語 〜始まり~   作:白狐のイナリュウ

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南達の誘いで、温泉に行くことになった大神。
南の愛する気持ち、大神の中にいる謎の人物。
桜なりの計画、南の愛する気持ちは大神に伝える事は出来るのか。


温泉

翌日、大神は桜と南に誘われ4人で妖怪の山にへと出かけた。

しかし大神はあまり気が進まず、南達に誘われるがままついて行くことしか出来なかった。

だが何故、大神は気が進まなかったかと言うと。

月夜がいるからである

月夜「まさかあの大神と一緒に温泉に入れるなんて…夢見たいね!」

南「夢ならとっくに覚めてるわよ…なんでこの子も連れていかなきゃ行けないわけ~?」

大神「今日の南はご機嫌ななめだねぇ、俺が好きでべったりくっついてる訳じゃないんだから。」

桜「まぁまぁ、楽しく仲良くですよ。」

南「はいはい、楽しく仲良くね〜。」

南は不機嫌なまま、温泉へと向かっていた。月夜が大神ばかりくっついているのが妬ましくて仕方なかったからだ。

つまり嫉妬していた。

しばらくして守矢神社が見えてきた、大神は周りの目線ばかり気にし南より後ろに下がった。

南がなんで後ろに下がるか聞くと、大神は新聞の記事にされたくないと言い大神はチラチラと月夜を見ていた。

大神「悪いんだけど…そろそろ離れてくれないかな…歩きにくい…。」

月夜「大丈夫よ、歩きやすいようにしてるんだから~。」

と話していると写真のシャッター音が聞こえ後ろを向くと射命丸 文がそこにいた。それに怒って大神が刀を出した。

文「あややややや~、今回の特集は"電龍 大神ついに春訪れる"ですかね~?」

大神「文~、勝手に写真撮るな~!」

文「あやややや、ここは私達のテリトリー…ここで刀を出すのは自殺行為なのではないのでしょうか?」

南「大神、やめなさい…ここは天狗と河童が住まう場所なの下手に攻撃すると八つ裂きにされてしまうわ。」

南「文も勝手に私達の写真撮るのやめて頂戴、勝手にネタにされるの困るのよね。」

文「あや~、困りましたねぇ折角の貴重なネタだったのに。」

南「早く消しない、さもなければ今すぐに殺めてもいいのよ?」

と南は笑みを浮かべながら言ったが、それにはとても恐ろしく身の毛も凍りつくほどの恐怖心に襲われた。

南は怒ると怖い性格だ、笑みを浮かべ相手に恐怖を与える、さらにエスカレートすると目付きが変わり問答無用で妖怪を殺す危険な狼だ。

文は恐ろしくなったのか、月夜と大神のツーショットが入ったカメラのデータを必死に消そうとした。

大神はホッとしたが、南は昔から怒ると怖い性格なのであまり怒らせないようにしていたのだ。だが南はあまり身体は強くなく体力は陸上競技で考えると、1500mのやく650mちょっと走ればいい所。

体力には自身がなかった、つまり南は長期戦には向かず中期戦もしくは短期戦でカタをつけるのだ。

またしばらく歩くと間欠泉が見え、ここですと桜が言った。

奥には滝らしきものが見えるが他は間欠泉ばかり、旅館と思えるものは見当たらなかった。

大神「えと…旅館が見つからないんですけど?」

桜「ここではありますが、着いたとは言っていませんよ間欠泉の間を通れば旅館に辿り着きます。」

月夜「ま~だ歩くのぉ~?」

桜「そこまで遠くはないと思いますし、良い運動になると思いますよ?」

桜は笑みを浮かべ下へ飛び降りた。

南も続いて飛び降り、大神は仕方ないという顔をし飛び降り月夜もそれに続いた。

間欠泉か連続して湧き出してくるのでそれを気をつけながら歩かなけれなならなく、時々走らなきゃ行けない。

奥へ歩き続けると、いきなり間欠泉の湯が噴き出し走ることになった。

しかし、大神は石につまずきその場に倒れてしまった。

大神「ギャー!」

南「子供みたいな叫び方してコケたわね。」

またしばらく歩くと旅館が見えてきた。

南達は、疲れて息切れをしていた。だが桜と大神は息切れをしていなかった。それは以前幻想郷に来る前に電龍 大神になる前に、学校の体育や部活の成績が高く体育祭の100m走やクラス対抗と学年対抗リレーでは1番であった。家では筋トレをしており、180cm級、190cm級の男性に負けないくらいの力はあった。

桜は常に歩いており、本当に使いたいと思った時だけ空を飛ぶ能力を使っている。なので体力は大神よりはないが南や月夜以上の体力はある。

月夜「や…やっと着いた…。」

南「誰よ…"そこまで遠くないって言ったの"~…。」

皆は旅館の中に入り、受付に南の名前をいい部屋の鍵を借りた。

桜「いいですか、部屋は2人一部屋です…どちらの部屋に行くか決めてください。」

月夜「私、大神の部屋に行くー!」

大神「…俺は、み…どっちでもいいや。」

南「右に同じく。」

桜「それじゃ―。」

大神(どうせ、南は桜と俺は月夜とって部屋割りになるんだろうな…。)

桜「南様と大神様、そして月夜様と私と言うことでよろしいでしょうか?」

南と大神は驚いた。普通ならさっき大神が言った通り、南は桜と大神は月夜とという部屋割りになると思っていたからだ。これも桜が計画していたもので、南と大神を合わせ二人でいる時間を増やすという計画で桜はそこまで考えていたのだ。

南「///」

大神「み、南と一緒か…///」

月夜「意義あーり、大アリだよ!」

月夜「なんで大神と一緒じゃ駄目なの!?」

桜「もう決まってしまったことなので…。」

大神「月夜、もう決まっちまったんだワガママ言わずに我慢してくれ。」

月夜「え~。」

南達は自分達が泊まる別々の部屋へ向かい、桜が5時に先程の受付前に集合して温泉へ行きましょうといい時間になるまで大神達は部屋で待機していた。

だが、南と大神は黙り。大神はベランダに出て外の景色を見に行った。

すると、南もそれに釣られるかのように外の景色を見に行った。

しかし、それでも黙ったまま。南は顔を真っ赤にし、大神と目を合わすと目線を逸らしてしまう。大神も顔を真っ赤にし、あまり南と目を合わせないようにしていた。

そしてようやく、南が口を開けこう話した。

南「久しぶりね、こうして2人で景色見るのって。」

大神「…そうだな、以前は中3の修学旅行だったっけ?」

南「そうね、確かがやがやしてる中…あなたは1人で月を見ていたわ。」

大神「それに、お前が一緒に月が見たいって言って一緒に見てたら"月は狼人間を呼ぶ、レア物の月よ"なんて言ってな。」

南「そんなこと言ったわね、それで大神にそれは満月の時だけ…三日月とかじゃ狼人間なんて呼べないわよなって言ってね。」

南「あ~、懐かしい…また昔みたいに友達と一緒に旅行でも行きたいわ。」

大神「…俺がいるだろ?」

と大神が言うと、柵の上に乗っけていた南の手を大神が繋ぎはじめた。

南は驚き、手を振り払ってしまった。以前は電光 光の時はこんなことしなかったのでさらに顔を真っ赤にし。フラフラになりかけていた。

南が大神の顔に近づき、キスをしそうになった。

しかし、大神は女。そんなことをしてはダメだとと思った南はキスをやめた。だが、大神は俺は男だぜ上は女でもといいキスをしようとした。南は抵抗する気もなく、キスをしようとしたがドアノックが聞こえいきなりドアが開いた。

桜「南様、そろそろ時間なので…。」

それは桜だった、だが桜が2人でベランダに出ているのを見るとこう言い始めた。

桜「お忙しいようだったのですね、少し来るタイミングを間違えたみたいです…失礼しました引き続きお二人でどうぞ。」

と恥ずかしいと顔をし、桜は静かに戸を閉めようとした。

大神「違う違う違う違う、誤解、単なる誤解!///」

南「そうよ、勘違いしないで!///」

桜「いえ、私が悪いので失礼します!。」

大神「こら、逃げるな!」

南「本当に誤解なんだって~!」

そしてなんやかんやあって、南と大神は温泉へ向かった。

脱衣所に着くと、大神は男湯と女湯どちらに入るか悩んでいた。

南「あんたはこっち!」

南がそう言うと南に女湯へと連れてこられた。

服を脱ぐとタオルを身体に巻き、温泉へと入ろうとした。

温泉の中に霊夢と魔理沙がそこにいた。大神が霊夢と魔理沙は何してるんだと聞くと。温泉に入りに来たんだよと言った。聞くと霊夢の家には風呂が一切なくあったとしても外の世界に落ちてきたドラム缶を使い、湯を沸かし風呂に入っているのだという。それで魔理沙が気晴らしにと温泉に誘い一緒に入っているのだ。

大神はどこのサバイバル生活だと思い、少し呆れた顔をした。

体や頭を洗うと、魔理沙が毛むくじゃらの身体って洗う時大変じゃねーのと聞き大神は子供の頃は本当に大変だったよ、クシは毛で絡まって抜けなくなるし動物のようにバサバサって身体全身で降っちゃうからって言って身体についていた泡を落とした。

南と大神が一緒に入ると、身体を洗い終わった月夜が飛び込むように温泉へ入った。大神は飛び込むなと言った。

月夜「ねぇねぇ~。」

大神「なんだよ…。」

月夜「大神は私ものよ、だから絶対渡さないんだからね~。」

大神「おいおい…。」

南「何よ、別にあげてもいいわよ?」

月夜「べーーだっ!」

南「ムカッ。」

大神「おいおい、ここまで来て喧嘩するなよ…。」

南「知らないわよ、こいつか喧嘩売ってきたんじゃない!」

大神「だからってよ…イヤッ!///」

月夜がいきなり胸揉み始める、南より大神が胸が大きくどんなものかと思い揉んできたのだ。

月夜「私より胸大きい…胸筋も鍛えてる?」

大神「ヤダ、揉まないで…やめて!///」

月夜「やっぱ揉む時…光ちゃんの声が聞けて好きだよ。」

大神「やめろぉぉおおお!///」

月夜が大神の胸を揉み続けると南からゲンコツが入った。

すると、月夜が船のように浮かんだ。南は行こうといいサウナの方へ入った。

桜は、頼んでいた酒をたらふく飲み酔っていた。

桜「極楽~うぇへへへ~、ヒック。」

サウナに入ると。南は謝り始めた。

南「ごめん、なんだかムカついちゃった…。」

大神「いやいいんだよ、あのままやられ続けたらさすがに白目むいちまう。」

南「そうね…私、やっぱ大神…いや光のことが好きかも…///」

大神「い、いきなり何言い出すんだよ!///」

南「あのね、これは私の本当の気持ちなの…///」

大神「南…もしかして酔ってるのか?」

大神「ムグッ!?」

南は部屋でできなかったキスをし、それは1分以上も続いた。

南「これが私の気持ちなの…こんな形でしか伝えられないけど…///」

大神「南…。」

南「さてと、長いこといたからちょっとのぼせちゃった…外出て風に当たりましょ?」

大神「そう…だな…。」

大神(…南らしいな、やっぱそういう所は昔のまま…。)

大神は南のあとを追うように、サウナから出た。

サウナから出ると霊夢から、今日この旅館で宴会するから是非参加してねと言われ大神らわかったと言った。

しばらく、南と一緒に夜風に当たり南が口を開きこういった。

南「そういえば、今日ここで宴会するんだったわよね?」

大神「ああ、霊夢が言っていたが…酒は持ってきてないぞ?」

南「大丈夫、他の下僕に酒を持ってくるように言っておいたから宴会が始まる前には間に合うわよ。」

大神「そうか、それは良かった…。」

大神「南って兄弟とかいるのか?」

南「…一応いるわ、話してなかったっけ?」

大神「いや…。」

南「私には妹と弟がいた、けれど父は交通事故で母は先に七色狼家で伝わる言い伝えであるとんでもない妖怪を退治するために命を犠牲にしたわ。」

南「それで私は母親同様に弟と妹を大事に育てた、バイトにも明け暮れてまでね。」

南「でも中学の時に、姉貴達に縛られるのは嫌だこんな生活耐えられないって言って家出をしてしまった。」

大神「…その弟とは連絡は取れてるのか?」

南「いいえ、中学の時からずっと音信不通…電話番号も住所も何も言わずに行方不明なのよ。」

南「昔は、(ひびき)…あ、弟の名前響って言うんだけど…響が家出したあとすぐに帰ってくると思っていたのだけれど、結局あの子は帰ってこなくて警察にも相談したけど結果行方不明のまま…それで1年もたって警察からは1年も家出をしているのならもう生死も問われるけど探すねって言われた。」

南「それでも、見つからず…6年が経ってしまったの…一体どこに行ってしまったのかしら。」

大神「響…か、いい名前だな…見つかるといいな幻想郷で。」

南「そうね、もう6年もあってないもの、幻想郷(ここ)で会えたらいいわね。」

といい、もう一度温泉に浸かりに行った。

しばらくすると、南は上がろうといい大神は南と一緒に温泉から上がった。濡れた身体を乾かし、クシで絡まった毛を研ぎ服を着替えた。

宴会場へと行くと、皆が集まっていた。

桜はさらに酔いが回っているせいか、踊り狂っていた。

ブラックは、赤ワインを片手に持ち悪者みたいな笑い方をして待ってたぜと言った。スペードもブラックの横におり同じようにワインを飲みトランプを机に置いた。月夜は日本酒のせいかとても酔っており、刀を振り回していた。

大神達はなんだこの惨状はと思い呆れた。

そして、南はせっかくの宴会なんだから楽しもと言いブラックの前に座った。大神はあまり気は進まなかったが、スペードの前に座り日本酒を注いだ。

しばらくして、南は桜と同じように踊り狂っていた。

南「大神~、一緒に踊りましょうよ~。」

大神「結構、2人で踊ってなよ。」

南「連れないわね~…、楽しみましょ…後の事なんか気にしないで…。」

大神「楽しんでますよ~だ。」

???「ほぉー、あんなに飲んでも潰れないとはねぇ…あんた結構強いほうだろう?」

大神「萃香…これでもまだ4杯も飲んでないぜ?」

萃香「でも、この日本酒は1杯5杯分のアルコールが入ってるから普通のやつなら2杯で潰れるんだ…鬼の私には叶わないがな!」

大神「へぇ~、でも俺は飲み比べるつもりはないから。」

萃香「まぁまぁ、"九尾"殿は鬼と付き合いがいいって聞くからな!」

大神「知らないよ…ていうか鬼と"九尾"って仲良かったっけ…?」

大神「ていうか、俺は白狐…九尾は"あっちの"こと言うだろ。」

というと大神は、八雲 藍(やくもらん)を指した。

だが、萃香はアンタの背中から九尾のオーラが漂ってるんだよねと言われ。大神は刀を触った。

すると、月夜がベッタリくっついてきた。しかし、月夜の力は今までより強く引き剥がすのにとても苦労した。

大神「やめ、暑苦しい…!」

月夜「いいやないのぉ~、減るぼんじゃだいじぃ~。」

大神「いくらなんでも飲み過ぎだぞ、呂律回ってないじゃねーか。」

月夜「そんにゃごどだいわよぉ~。」

南「あらあら~、すっかり酔いつぶれちゃって~私のはまだまだよ~。」

大神「お前も同類だ!」

桜「はにゃはははははは、ウエッ…うぇへへ、ヒック。」

大神「桜はもうこれ以上飲むな、ぶっ倒れるぞ…。」

4人「大神も飲め飲めぇ~!」

大神「やめ、ヤメッ…やめろぉぉおおお!」

2時間後

大神「ふぇ~、なんでごんなにのまぁされだんだっけ~?」

大神「まぁ…いい…。」

大神は日本酒を20本開けてしまっており、完全に酔い潰れてしまった。

その場に倒れてしまった大神は、気を失い完全に酔いの舞になっていた。

すると、大神は突然立ち上がりこういった。

大神(?)「痛った~…、完全に死ぬ程飲んじゃってるよ…もう大神の馬鹿…止められたでしょ…。」

大神(?)「仕方ないし…あと片付けして、みんなを布団に連れていきますか…。」

と大神は言ったが、それ話し方は大神ではななくまるで南達がよく知る人物の喋り方であった。大神が宴会場に布団を用意すると皆を寝かし、机を片付け、南と月夜と桜を自分達の泊まっている部屋に連れていった。

 

続く




温泉を読んでいただきありがとうございます。
うp主(イナリュウ)です。温泉編を出させていただきましたが、結構どういう何しようか思い悩んでいました…。
どうしたら面白くなるかとか考えましたが…自分には面白いネタがあまり思いつかなくて大変です。とにかく、もっと興味を持って貰えるように頑張って連載を続けたいと思います。幻想転生物語~暗闇~を出させていただきましたが、暗闇編の方はなかなか違った印象で見れると思います。(ただし18歳未満は閲覧禁止です…)
暗闇編も始まり編も是非よろしくお願いします!
暗闇編は一応見れるようにはしてあるので、見れないなどありましたらご報告よろしくお願いします。
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