幻想転生物語 〜始まり~   作:白狐のイナリュウ

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南を見つけ、冥界へと行く大神達。
そこで、魂魄妖夢と西行寺幽々子と名乗るものが現れ対戦に。
果たして勝負の行方は一体。
主「お待たせしました…修学旅行から帰ってきて3日経ちましたが、ようやく帰ってきました。」
魔理沙「待たせすぎ、まぁとりあえずどうして遅れたか理由を言え。」
主「単刀直入過ぎません!?」
魔理沙「早く言え、流石に遅れることは普通はないはずなんだぜ?」
主「ううっ…すいませんでした、帰ってきた後は寝たりしてました。」
魔理沙「この、バカヤロゥ!」
主「謝ったから許してぇ!」
霊夢「まぁ、とりあえずこんな主でいつも魔理沙に振り回されてますがよろしくお願いします(汗)。」


剣士

???「あやや!」

一眼レフカメラを持った彼女の目の前に1個の弾幕が落ちてきた。

だがそれがどうしたと言うようにそれを素早く華麗に避けてみせた。

???「一体なんの騒ぎですか…。」

1人の一眼レフカメラを持った女性は、砂利の剣道へと現れた。

その時にはもう既に勝負は始まっていた、妖夢の服はボロボロになっており体中に僅かだが傷が出来ていた。

しかし大神の方はかすりともしておらず、まるでそこら辺を散歩したような感じだった。

南「文じゃない、久しぶりね?」

文「どうも南さん、毎度お馴染み・新聞記者射命丸文(しゃめいまるあや)です!」

幽々子「丁度よかったわ、今回妖夢とあの子の事記事にしてもらえないかしら?」

文「誰です、あの獣で狐みたいなのは?」

南「私の友達、電龍 大神。」

文「電龍 大神さんですか、ちょっと変わった名前ですね。」

南「それ私の時にも言わなかった?」

文「いやいや、とんでもない貴方のは他にいない名前だったからですよ。」

文達が話している間に、妖夢が吹っ飛ばされ壁にめり込んでしまった。

幸い、骨に異常はなく直ぐに出られた。

だが、妖夢はこのままだと勝てないと思いある切り札があることを思い出した。

大神「どうやら、5戦やって5回俺の勝利って所かな?」

大神「ほぼ我流、俺もそうだが…伊達にその白玉剣を使い回している訳だな。」

大神「だが、隙だらけだ…これじゃまだまだ初心と変わらない。」

妖夢は自分の内ポケットに隠していたスペルカードを出した。

妖夢「確かに…白玉楼の剣術指南役庭師であるけどで、半人半霊で、お化けとか怖いけど…。」

妖夢「私には、そんなものはあんまり無い!」

南「変身カード…。」

幽々子「どうやら本気になったようね、さぁ思う存分屋敷を荒らさない程度に暴れなさい。」

妖夢「勿論です、幽々子様!」

南「どうするの、大神…もうここで使う訳?」

そう、実は大神には色々と秘密がある。

だが南はそれを何故か知っていた、それはよほど危険な存在だからだ。

その時大神は思い出した。今自分が顔につけている眼帯のことに。

冥界、階段に上がっている時の頃。

南『いい、大神…今の貴方はいつ光の能力が現れてもおかしくないわ。』

南『下手をすれば、幻想郷がこの世から消える可能性もあるの。』

南『だから、私が思うに…発症場所はその紅くなっている左目よ、オッドアイになってるのは自分でも気付いてたでしょ?』

大神『あ、ああ…でも片目から発症することなんてあるのか?』

南『大いにあるわ、だからこれをあなたにあげるわ。』

といい裾から取り出したは、真っ黒な海賊が使っていそうな模様が入っていない眼帯だった。

大神『なんだよ、ただの眼帯じゃねぇか。』

南『これはただの眼帯じゃないわ。』

南『これは彼女を封じ込める魔法を掛けているの、風呂と寝る時だけ外していいわ。』

南『必ず勝負してどうしても使わなきゃ行けない時や、どうしても負けそうな時以外は外しちゃダメよ。』

大神『わ、わかった、肝に銘じるよ。』

南『必ずよ。』

大神が思い出している隙に妖夢は突然手を空高くてっぺんへと上げこう言い放った。

妖夢「私はあなたに勝つ、斬れ無いものなどあんまり無い!」

妖夢「幽玄『超死回生』!」

妖夢がスペルカードを唱えると、服の色が深緑色に変色し顔に左目に傷らしき紋章みたいな跡ができた。

すると妖夢が急に前に飛び出してきたと思ったら真後ろに周り、大神の首の項の所に刀を当てようとした。

しかし、大神の刀が妖夢の刀を止めてしまった。

それも冷静に、正確に。

大神「なんだ、俺が本気になんなくても勝てそうじゃん。」

妖夢「馬鹿な…私の一撃を刀で止めるなんて、これは楽しい勝負になりそうですね!」

大神「来るなら来な、今まで手加減してきた分…さっさと終わらせてやるよ。」

大神が先頭切って前飛び出した。その速さは先程の妖夢以上に速い。

そして背後へと回り、刀を振ろうとした瞬間妖夢の刀が大神の刀を止めた。

妖夢は背中に隠していた刀をもう一本抜き、大神の胴から頭まで斜め上に切ろうとしたその時。

大神「おいおい、俺がこの刀1本で勝負しに来たとでも?」

大神「実はここにもう一本あんだよ。」

大神はそう言うと、腰につけていた刀を見せてきた。そして妖夢はあることに気づいた。

左ある刀は確かに1本だけしかないが…右に僅かだが刀が見えた。

妖夢(まさか、やられる!)

大神(この溜め攻撃は1発でないと上手く決まらない、しかしそれがミスでもしたら俺は斬られてしまう。)

大神は刀を抜くのを少し躊躇していた。

妖夢はやられると思っていたが、やられないと確信し安心した。

そして胴に到達しようとしていたその時。

大神が妖夢の隙をつき刀を抜き攻撃を弾いた。

当然、両者の刀は場外へと飛ばされ南達の前に刀が刺さった。

妖夢「そ、そんな馬鹿な!」

大神「やるねぇ、俺の刀をぶっ飛ばすなんてな。」

大神「よし、今度はこっちのターンだ。」

南「ずっと俺のターン状態はやめてあげなさいよ?」

大神「そこまで酷いやつじゃねーよ。」

すると大神の攻撃が始まった、最初は妖夢にとってはどうって事ない程の攻撃だったがどんどんと素早くなり、次第に妖夢には焦りと余裕が消えていた。

ついには妖夢は息が切れるほど疲れ切っていた。

妖夢(こいつの隙をつくんだ…そうしないと確実に負ける、今も力で押し負けてしまっているし…。)

妖夢(考えろ、考えるんだ私。)

しかし、攻撃は強まるばかり。ここまでやると自分の刀が持たないと妖夢は考えたが同時に攻撃パターンがわかってきたのか隙が妖夢には見えてきた。

大神「おいおいどうしたんだよ、どうして攻撃してこない。」

大神「ずっと俺が刀振ってても意味ねーぞ?」

妖夢「いや、意味なんてあるね…貴方の弱点はそこにある!」

妖夢(そう、きっとそこだ…足で刀を掴んで斬りかかってくる時その体勢に入る時に少し時間のロスがある、そのあとは速くてまるでダンスでもしているかのように攻撃をしてくる。)

妖夢(でもそこなんだな、弱点は!)

それに気がついた妖夢は大きく刀を振りかぶって横に振った。

目掛けた場所は、大神の足だった。

しかし、その攻撃は一瞬にして防がれてしまった。

その反動で刀が下に落ちてしまった。

妖夢「なっ!」

大神「悪いがそこは弱点じゃない、まんまと引っかかったな。」

妖夢「いや、まだだ!」

大神「…。」

2人共違った刀を持ち刀を首に近づけた。

妖夢「ッ―…ウッ―。」

大神「刀返してもらおうか。」

と言われた瞬間、妖夢は大神が持っていた刀を大神に返し大神は妖夢が持っていた刀を妖夢に返した。

幽々子「引き分けね。」

大神「いや負けたわ、刀を持ち替えた際俺の刀を使って呪いかかっているのにも関わらず…マシな顔して俺に俺の刀を近づけた。」

南「またそんなこと言って、前も他の奴と勝負してそういった時あったじゃない。」

紫「やはり、他のものが刀を持つと気が動転しそうになるのね…やはりその刀幻想郷の中でも1番危険なものじゃないのかしら?」

妖夢「まぁ、適わない相手だったし私の負けということで良いですよ…ですがまた今度貴方を越すことが出来るように頑張って再び勝負しに行きますよ。」

大神「おお、そん時は正々堂々と勝負しような。」

南「今度は大神が目標になったわね。」

幽々子「私はその方が嬉しいわ、あの子が成長する度にどんどん前へ進んでいっているんだもの。」

南「私のしもべ達もあの子みたいに強くなってくれないかしら?」

大神「そろそろ帰ろうぜ、どっと疲れたわ。」

南「そうね、今日は面白い勝負が見れてよかったわ。」

紫「そうね。」

幻想郷 幽幻村 AM3:25

南「ここがあなたの家よ、ずっと使ってなかった神社だから次の持ち主ずっと探してたのよ。」

大神「へぇ~、って神社って住んでいいのかよ(汗)。」

南「大丈夫大丈夫、貴方は神様として崇められるんだから当然よ。」

南「それにもう1つ家あるしね。」

大神「ていうことはつまり、ここは神や妖などの集まりなのか?」

南「簡単に言うとそうだけど、突然実現した神話上の獣とか伝承などで伝えられたもの達が住まう場所…私達がこの力を得たのも偶然とは言えないわ。」

大神「どうしてだ、だって気にするような所あったか?」

南「だって考えてもみなさいよ、私達が幻想郷(ここ)に落ちて直ぐに能力や今まで全く使えなかった力がついていた。」

南「貴方は不死身…いや少なくとも不老不死にもなっているし、私は全く技や能力なんて全く持っていない極普通の女子高生だったのに…いきなり幻想郷に来て水、いや液体を操ることが出来るようになってるし。」

大神「まぁ、確かに偶然とは考えにくいわな…でもそれは朝になってからでも考えられるだろ。」

南「え、いやでも―。」

大神「南は、なんでも物事を考え込んで全く話聞かないやつだからな。」

大神「少しは休んで、朝から忙しくなるかもしれないだろ…だからその話はまた今度しよう、な?」

南「う、うん…。」

南は少ししょんぼりし、大神の住まう場所を紹介しようとしたその時。

大神は南のことを呼び南が振り向いた瞬間。

南「え?」

大神は突然手を頭に乗せ南が頭に身につけていたバンダナを撫でた。

大神「やっぱ犬みたいで可愛いな、お前…。」

南「///!?」

大神「さてと、寝床見してくれよどういうのか気になるからさ。」

南(わ、私胸きゅんしたの…光に!?)

南(ど、どうしよ~、撫でてもらっやちゃったぁ~///。)

と顔真っ赤に照れて両手を顔に当て首を横に振り続けていた。

大神がどうしたと声をかけると南はずくに素に戻りなんでもないと答えた。

南の案内でついて行くと、6LDK程ある広場に連れてこられた。

月がきちんと見え、刀を置く台も綺麗に置かれていた。タンスも茶道が出来る用具も新品だった。

南「ここが寝室よ、貴方にはピッタリな場所ね。」

南「ここなら不満は出ないはずよ、明日、あの大きなお寺で会議をやるの貴方も同席してね。」

南「それとお迎えと着替えは私の優秀なしもべちゃんが来るからよろしくね。」

大神「え、お前の下っ端が俺の家の鍵開けに来んの?」

南「あら嫌かしら、でも1人でまだここ歩けるかしら?」

大神「いやそうなんだけどさ、下っ端には全員に持たせてんの?」

南「いいえ、私の優秀なしもべだけよ。」

大神「そうなのか、随分立派な村だな。」

南「それじゃ、おやすみなさい大神。」

大神「おやすみ。」

次の日、朝の日差しが眩しかったのか大神は起きた。

すると、色違いの巫女用の服が布団の隣に畳んで置いてあった。

大神は寝巻きから用意された服に着替え、刀ようの台から自分の刀を出し刀を洗っていた。

文「新聞でーす!」

大神「俺新聞なんて頼んだ覚えないんだけど…。」

文「ここでは新聞は毎日配る事にしてるんですよ、ここにはそれなりに電子機器などが発達していますが【てれび】という機械などはまだここにはないんです。」

文「なら、新聞を書けばいいじゃないと思ったんです。」

大神「なるほどねぇ、まぁ火で家の中明るくしてるんだ…わかる気がするけど。」

大神「所であんた、名前は?」

文「申し遅れました、私新聞記者の射命丸 文と申します。」

大神「よろしく、俺の名前は―。」

文「知ってますよ、電龍 大神さん…妖夢さんと勝負して5回も勝利した狐さん。」

大神「なんだ、知ってんのな…。」

と新聞を開くと大神の記事が乗っており、大神は驚いたが少し照れた。

大神「べ、別に載せろなんて言ってないだろ、な、なんで載せたんだよ。」

文「照れてますねぇ、幽々子さんと南さんのご指名でお書きさせていただきました。」

と話していると、ドアをノックする音が聞こえた。

大神は返事をし、出していた刀を刀用の台に戻した。

文「それでは私はこれで失礼しますね~。」

???「大神様、誰かいらっしゃっていたのですか?」

大神「ああ、ただのカラスさ気にすんな。」

???「そうですか…最近不法侵入する物が多くいるので、いつも以上に警戒しておかないと村の秩序が保てないんです。」

大神「そうなのか、えと、あんたは?」

桜「申し遅れました、私…潮風 桜(しおかぜさくら)と申します。」

桜「種族はスカンクではありますが、近くの山のレンジャーをさせて頂いております。」

桜「今日は南様のご指名で、朝の晩餐をしてから会議をするという事なので…幽幻寺までお連れ致します。」

大神「そうか、ありがとう。」

桜「いえ、貴方は南様のたった一人の友人ですので…逢瀬のままに。」

大神(すげぇ、こいつ…礼儀正しすぎて迫力ってやつに負けちまう…。)

大神(これが、南が言っていた優秀なしもべ…守ってくれそうな感じが凄い…自分の身は自分で守れるけど、南はそういうことはあまり出来ない…そういうことで南や俺の護衛をしているって訳か。)

桜「どうされました、そんな深刻な顔して…何か思い悩んでいることあるようでしたら私で良ければご相談に乗りましょうか?」

大神「いや、なんでもないよ…にしても優秀なしもべか…君凄いな…俺より年下だろ?」

桜「えと、今年で14歳になりました…しかしそうでもありません、私まだまだ他と比べると半人前ですから、もっと強くならないとそう思って南様の下に付いておりますので。」

大神「半人前か~、そうしたら俺もまだまだだよ(汗)。」

桜と大神が話しているうちに、桜が持っていた懐中時計を取り出し時間を確認した。

桜「ああ、まずい遅刻だ!」

大神「ええ?」

桜「朝の晩餐、実は朝の7:30からだったんです!」

桜「急がないと~、空飛べば…いや私まだ飛び方わからないし~…。」

大神「…仕方ない、時間止めて幽幻寺まで行くか。」

桜「ふぇ、時止められるんですか?」

大神「まぁ、ほんの1時間ちょいかな~…最近この能力使えるようになったから…あんまり長いこと使えないけど。」

と言いながら、指を鳴らし歩き出した。

桜「あれ、特に変わりないような…。」

大神「時計見てみ?」

桜「あれ、7:42で止まってる…秒針も全く動いてない。」

大神「周りのやつも止まるからあれだけど、俺に触れていると時は止まらないんだ。」

桜「咲夜さんみたいですね…まさか貴方の能力って、他人の能力やスペルカードをコピーする能力では…。」

大神「さくや?」

桜「紅魔館にいるメイドさんです。」

大神「へぇ…。」

しばらくして階段が見え、桜は登りだした。

大神(また、年寄りに優しくない階段…。)

桜「どうされました、階段登るのはお嫌いで?」

大神「うーん…まぁね、特に長い階段はちょっと登りたくないなぁ…。」

桜「今度、空の飛び方お教え致しましょうか?」

大神「え、マジで?」

桜「幻想郷では空を飛ぶのは当たり前ですので、もし良ければお暇な時間にお教え致しますよ?」

大神「それじや、今度お願いね。」

桜「承知致しました。」

そして、大神達は幽幻寺の玄関前に着き下駄を脱いだ。

桜「どうぞ、お上がりください。」

大神「ありがとう。」

桜「食卓場は4階でございます、4階までご案内致しますが時止めは解除をお願い致します。」

大神「流石に、ずっと時止めしてたら瞬間移動したような感じになるし…誰も動かないからな。」

再び大神は指を鳴らし、こう言い出した。

大神「さて、案内してくれ。」

 

続く

 

 




皆様、お待たせ致しました!
第4話からだいぶ時間が空いてしまいましたが、第5話はどうしたでしょうか?今回はあまり面白みがなく急な展開になる所が多かったと思います。ホントに急な展開すいませんでした。
次からはもっとネタ要素も多く、面白くなると思います。(淫乱ネタもあるかも?)ちょっとこのネタやだと思う方も多いかもしれません。
しかし、頑張って幻想転生物語を書き続けますのでよろしくお願いします。
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