幻想転生物語 〜始まり~   作:白狐のイナリュウ

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外の世界で1戦戦ったヤンデレ・スカーレットが突如家出。
ヤンデレとリベンジをする為、探索するが謎の刺客が現れる。
ヤンデレ・スカーレットは見つかるのだろうか、もしくは既に死んでしまっているのか、その行方は。


発見

レミリアがそう言うと大神は下へと歩き出した。

魔理沙「何処に行くんだぜ?」

大神「このまま帰るのも暇になるだけだし、少し幻想郷を探索しようと思ってさ。」

レミィ「貴方…!」

大神「あ、そうだ…レミィに自己紹介すんの忘れてた…俺は電龍 大神、侍だ。」

大神「じゃーな。」

魔法の森

大神「にしても、魔法の森から行方晦ましたのか…流石にもう魔法の森にいるとは思えないが…。」

大神「でも…あれか、霧の異変からもう年経ってんだし前に来たってことは…いやでもそれは無いか。」

???「♪~。」

大神「あ、おーい。」

???「どーしたのだー?」

大神「この写真のヤンデレ・スカーレットってやつ、どこ行ったか知ってるか?」

???「うーん、知らないなぁ~。」

大神「そうか…ありがとう…そうだ、君の名前は?」

ルーミア「ルーミアだよ~、そっちの名前は?」

大神「電龍 大神、最近幻想郷に越してきたんだ。」

ルーミア「そーなのかー。」

大神「そーなのだー。」

2人「わはぁ(*゚▽゚)ノ」

大神(何やってんだ俺は…。)

ルーミア「さらばなのだー。」

と言うとルーミアはどこかへ走りに行ってしまった。

しばらく探索していると森の奥へと歩いていた。現在15:36、そろそろ大神の腹が泣く頃だった。そして疲れたのか木の丸太の上に座ってしまった。

大神「あ~、腹減った…。」

大神「さてと、南から貰った特性きびだんごでも食うか。」

と言うと大神が袋からきびだんごを出した色は黒くまるで黒団子みたいな感じだった。すると大神を呼ぶ声が聞こへ、立ち上がった。

大神「アリスじゃん、どーしたよこんな所で。」

アリス「どーしたって、貴方がウチの近くにいたから何やってんのかなって。」

大神「あ、ここら辺てお前ん家の私有地なのか?」

アリス「いや別に私有地ってわけじゃないんだけど、こんな奥まで来てまだ探索してるの?」

大神「まぁ…な、色々借りがあるし…。」

アリス「それってどんな借りなの?」

大神「あんまり言いたくないなぁ…。」

と言うと大神の顔が少し薄暗くなり拳を深く握った。

アリス「…まぁ、聞かないでおくわ…。」

アリス「さて私はまだやる事があるから、それじゃあね。」

と言うとアリスは森の奥へと行ってしまった。

大神「…変なアリスだな、まぁいいか。」

5分後、大神は結んでいた袋を内ポケットにしまい探索始めた。

大神(なんか、変な味の黒団子だったなぁ…まぁいっか不味かった訳じゃないし)

大神(しかし、どうしたものか…手掛かりか何かあればいいんだが、今ある情報からして魔法の森にいた…だがそれだけじゃ見つけようがない。)

大神「どうするべきか…。」

???「うわああああああああああああ!!」

すると遠くから叫び声が聞こえ奥の方から落ちた音が聞こえた。

大神「さ、叫び声!?」

大神「こっからだと近い…急ごうまだ助かるかも!」

と言い音が聞こえた所へと走っていった

すると目の前で殺されそうになっていた人がいた、もう1人はナイフを持っており紅いフードを被っていた。

???「それじゃ、いただきます!」

???「やばい!」

状況が理解できなかった大神だが、直ぐにそのナイフを止めた。

瞬間ナイフと刀が当たり、ナイフがどこかへ飛んで行った。

???「ッ―!」

大神「間に合った…大丈夫か~?」

???「あ、あんたは?」

大神「俺は電龍 大神、侍さ」

???(まさか…あの時のやつ?)

大神「って紹介してる暇もねーよな…あいつはナニモンなんだ?」

???「あいつは、あんたも知ってる通り赤ずきんさ。」

大神「赤ずきんなのに、なんでお前を狙ってくんだ。」

???「こいつは普通の赤ずきんじゃなくてブラッド赤ずきんって言うやつで、スペルカードが全然効かない!」

???「でも物理攻撃なら効果はある。」

大神「やけに物知りだな…まぁいい、任せとけ直ぐに片付けるさ。」

???「こ、殺さないように…な。」

大神「難しいこと言うな…。」

大神(ていうか今の声…まさかな。)

ブラッド「貴方が私に血をくれるの?」

大神「悪いがあんた、殺すなという注文はどうやら無理そうだ。」

ブラッド「あははは、いただきまーす!」

すると、大神の腕にナイフが刺さり少しダメージを負った。

しかし、赤ずきんがナイフを抜くと直ぐにその腕は治癒していった。

そして大神は刀を斜めから振り下ろし、時が止まったように早く斬り付けた。

ブラッド「な…何が起きた…の?」

そう言うと、赤ずきんは消えていった。

大神「勝った。」

大神「もういいぞー、上にいるのはわかってんだ、出てきてくれ。」

と言うとそいつは下へと降りてきた。

???(こいつ…やっぱりあの斬り方はそうだ…外の世界で1戦勝負した奴に違いない…向こうは全くわかってないみたいだが。)

???「なんでわかった?」

大神「妖力さ、お前にはちょっとした妖力を感じる…それを感じ取ってな。」

大神「そういえば君の名前聞くの忘れてたわ。」

ブラック「あ、ああ、ヤ…ブラックだブラックって呼んでくれ。」

大神「よろしく…ってなんで木の影に隠れてんだ?」

ブラック「み、巫女が怖いんだよ~…。」

大神「はぁ?」

自分の服を見てみると黄色の巫女服を聞いてたことに気づくが、自分は侍だと必死に問いかけた。

大神「いや、俺は侍だ…お前に何も危害は加えない。」

ブラック「嘘だ!!!」

大神「いやホントだって(汗)。」

ブラック「俺のそばに近寄るなぁァァァァ( ゚Д゚)!」

大神「(´・ω・`)」

するとブラックの方から腹が鳴った。

ブラック「( ⸝⸝・_・⸝⸝ )」

大神「腹…空いてんのか?」

ブラック「うん…。」

大神(うーん、このままヤンデレ・スカーレット探すわけにもいかねーし…仕方ない今日は中断しよう、そのままにしておくのも可哀想だ。)

大神「うちに来るか、簡単な料理しか出来ないけど…人間の里まではこっからだと全然近いから、付いてきな。」

と大神に誘われると大きな大門を潜り大玄関の方へと辿り着いた。

 

大神「あれ、なんだ桜居ないのか…まぁいいか開けちゃっても。」

ブラック「…。」

ブラックは思わず息を飲んだ。

大神は大きな村に住んでおり、その中の神社を1つ使っていいと言う旅人には優しい気遣い。彼の中には優しさと温もりを感じたのだ。

村には大神みたいなケモノばかりで、人の姿は全く見えなかった。

ブラック「凄い所だ、村中ケモノだらけだ…。」

大神「ここは幽幻村と言って、伝説上の獣達や伝書で伝えられた獣がここに集まってくる村なんだ。」

大神「飯食べれば少しは落ち着くだろ?」

すると大神が住んでいる神社へと辿り着いた。

しかし、大神が開けて入るとブラックは入るのを躊躇った。

大神「どうしたブラック、遠慮せず入れよ。」

大神「…なにか妙な物があったか?」

ブラック「い、いや…和風な家初めて見たからちょっと…。」

大神「あぁ…こういうとこ入んの初めてか、昔の日本人は畳の上で食事したり寝たりしてたんだ。」

ブラック「へぇ~…。」

ブラックが大神の家に上がると、大神は直ぐに料理をし始めた。

料理が得意なのか、包丁を取り出すと野菜を繊細に切りフライパンを取り出し卵を割った。

ブラックは何が出来るのかと少し楽しみにしていたが、大神が不味いものを出すのでは無いかと思い不安がった。

大神(お揚げも作りますか。)

数分後、料理が出来上がりちゃぶ台の上に乗っかった。

ブラック(た、卵焼きにお揚げにキャベツの千切り上げ…そして鮭…。)

大神「さてと、骨は全部取ってあるから遠慮せず食べな。」

大神「いただきます。」

ブラック「…こ、これが日本文化…(ボソッ)。」

大神「ん?」

ブラック「い、いやなんでもない…いただきます。」

ブラックは箸が少し持ちづらかったためか手が震え、箸を1本落としてしまった。直ぐに拾い上げ真っ先に卵焼きを口に入れると、美味しさが広がり懐かしい感じがした。

すると、ブラックは徐々に涙を流し始めガツガツと出されたものをペロリとたいらげた。

ブラック(う、美味い…こんなに美味しい料理食べたのは何ヶ月ぶりなのだろうか…ここまで美味しい物がこの世に存在するなんて思わなかった…。)

ブラック(しかし…電龍 大神、ただの侍だと思って甘く見てた…料理が出来てしかもこんなに美味しい物が作れるなんて…将来、いい人生を歩みそうだ。)

大神「そ、そんなに泣くことじゃねぇだろ…そんなに美味かったのかよ(汗)。」

ブラック「あ、ああ…さ、最高さ…グスッ。」

大神「な、なんか照れるなぁ…そう言われると…(照)。」

2時間後、料理を終えたブラックは空を見上げ夕陽を見ていた。

その時もうすぐ大神の皿洗いが終える頃だった。

ヤンデレ・スカーレットは見つからなかったが、おかげでブラックと言う珍しい妖怪と出会え良い一日になったと大神は思った。

そして幻想郷はあまり退屈しない場所だと、大神の中に確信が生まれた。

だが、まだわからないことがあった。

ブラックはどの種族で、どういう能力を持っているのか等が彼の中に疑問が生まれた。

大神「なぁ、お前の種族ってなんなの?」

ブラック「俺?」

ブラック「俺の種族は堕天使だよ、能力は無限コンティニュー。」

大神「なにそれ…ゲームですか?(汗)」

ブラック「能力だよ、の、う、り、ょ、く!」

大神「嘘だろお前、チートじゃねーか(汗)!」

ブラック「チートじゃねーよ、至って普通の能力だ(必死)!」

大神「ありえねぇ…。」

大神「まぁでも…幻想郷(ここ)なら当たり前の事か…。」

と大神が言うとふとヤンデレ・スカーレットの事を思い出した。

大神「なぁ、ブラック…。」

すると大神が懐から写真を見せこう言ってきた。

大神「"この写真のヤンデレ・スカーレットって言う吸血鬼少女、見てないか?"」

ブラック(ッ―!)

ブラックが動揺し、しばらく話すことが出来なかった。大神は何かあるなと思いもう一度問いかけた。

大神「見たとか、何か情報とか…なんでもいい教えてくれないか?」

ブラック「…ら…ない…。」

大神「ん、落ち着いてもう一度言ってくれないか?」

ブラック「知らない…見たことも無いなぁ、この姿ってあの紅魔館に居る姉妹のやつ?」

大神「ああ、そうだけど…知らないならごめんな、変な事聞いちまって。」

ブラック「大丈夫さ、"あんなやつ"俺は…。」

大神「"あんなやつ"?」

 

ブラック「いや、なんでもない…ごめんなわざわざ飯まで貰っちまってさ。」

大神「別に大丈夫さ、また腹が減って困った時はうち来いよなまた何かご馳走させてやるからさ。」

ブラック「それは嬉しいな…それじゃありがとな!」

と言うと空を飛んで幽幻村から出ていった。

すると入れ違いで桜が大神の方へと飛んできた。

桜「大神様、先程の妖怪は?」

大神「ああ、堕天使のブラックだ…腹減って困っててな流石に見捨てる訳にも行かなかったから食べさせてたんだ、別に妙な事はしてないから大丈夫だ。」

桜「そうなんですか…しかし南様が凄い殺気と凄い妖力を大神様の家から感じたとおっしゃっていたので、もしかしたらと思い飛んできたのですが…安心しました、しかし先程のブラックと言うお方は警戒しておいた方がよろしいですね。」

大神「やっぱり恐ろしい妖力を感じ取ったのか?」

桜「ええ…他の妖怪とは違った妖力を感じ取れたので…大神様もお気をつけを。」

大神「あ、ああ…。」

桜「って、大神様…危ないと思ったら普通に連れて来ないでくださいよ…(汗)。」

大神「いいだろ飯くらい(`ε´)。」

 

続く

 




どうも皆様、電龍 大神ことイナリュウでございます。
前書きで魔理沙にマスパ受けるのはどうしたって感じた方、ご安心してください。
主「グハッ…。」
主「マスパだけじゃ済みませんよ…(必死)。」
霊夢「死にかけとるがな!?」
主「魔理沙にボコボコにされました、マスパもおまけです。」
霊夢「貴方、いつも魔理沙にやられてるわね…まぁ死なないけど。」
主「だって、更新速度不定期だもん(`・ω・´)キリッ。」
魔理沙「お前が遊んでなければ…更新速度だって早められただろ?(ブチギレ)」
主「ヤメロォォ~、死にたくなァい、死にたくなァい、死にたくなァァァい(必死)!」
主「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」
霊夢「( 'ω')」
霊夢「ということなのでいつもこんな感じでやって行きます、更新速度は遅いですがよろしくお願いします。」
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