電龍 大神に新しい刺客が、彼に襲いかかる。
南との愛、大神が望むもの。
果たして彼は妖怪を殺さずに済ませるのか。
主「眠い…。」
南「まぁ、投稿時間が1時過ぎたからね…仕方ないわよ。」
大神は、未だにブラックの事を忘れる事が出来なかった。
しかし、彼から手紙が届いた。
その手紙にはこう書いてあった。
『俺を心配しているみたいだが、心配しなくても大丈夫だ。』
『現在、自分に合った仕事に付いており食事なども安定した暮らしをしている。』
と記されていた。
しかし、住所などは教えておらず何故送られてきたのかしばらく理解できなかった。だが手渡しなら住所などは知らなくても、直接渡せば何の問題もないと思いホッとした。
大神「にしても…どの仕事に付いたんだ?」
大神「肝心なところが書いていないが、そのうち分かるか。」
と思い、ヤンデレ・スカーレットを探し始めた。
次は人間の里を探索しようと大神は思った、何故ならばほとんどの妖怪は人間の里以外買い物かもしくは噂のお店などに来る所はありえないのだ。
人間の里に行く前、突然誰かの声が聞こえた。
その声はブラックだった。
ブラック「よぉ~、偶然だな大神。」
大神「ブラック、仕事の帰りか?」
ブラック「え…う、うんそうだよ。」
大神「?」
大神「…。」
大神は何を疑問に思ったのか、人間の里より違う方角へ向かい竹林へと降り立った。
ブラック「どうしたんだよ、こんな所に来ちゃってさ。」
大神「なぁ、ブラック…昨日お前に食わせた料理のメニュー覚えてるか?」
ブラック「え…お揚げでしょ?」
大神(こいつ…やはりブラックじゃない、ブラックならその一品一品覚えているはずだ…それに狐臭いニオイが嗅がなくても分かるし、それにこいつの妖力はブラックよりかは強くはないがよく分かる。)
大神「他は?」
ブラック(?)「他?」
大神「ああ、俺が食わせてやったのはお揚げだけじゃなかったはずだ…昨日涙流しながら食ってたんだから、それくらいは覚えいるはずだろ?」
ブラック(?)「何言ってんのさ、私は"普通に"大神から貰った料理食べたでしょ?」
大神「しらばくれんな、お前"ブラック"じゃねーな…ブラックなら自分の事を俺と呼ぶ、男なら当たり前だ。」
大神「それに、俺が覚えている限り"泣きながら"美味そうに食べてやがった…それを"普通に"食べた?」
大神「メニューくらいは言えるやつだと思ったんだが…お前は俺が昨日食わせた料理を知らずに、俺が食いそうな物を当てずっぽうで言った。」
大神「それで本物か偽物かわかる事もあるんだぜ、それに少しは臭いを隠したらどうだ…狐のニオイがプンプンするんだよ、お前から。」
ブラック(?)「口を開けばグチグチと…まぁそこに私は惚れてるんだけどね。」
するとブラックの姿をしていた謎の妖怪は、黒色の髪をした黒い狐でとても美しい姿をしていた。
大神「それがお前の正体か。」
???「そうよ、私は魔法の森の住民…黒い狐、
大神「ブラックに何をした…。」
月夜「感がいいのね、土に還えしてあげたのよ。」
月夜「もしかしたら、魔法の森でその子の死体がまだ転がっているかもね
。」
大神「何ッ!」
大神「聞いてもどうなる事じゃねーけど…どうしてブラックを斬り殺した…。」
月夜「あの子、貴方にばっかりくっついて!」
月夜「許せない…貴方とくっついていいのは私だけなのに!」
月夜「今の気持ちをここで言うわ!」
月夜「私は貴方の事だけを見ていた、貴方が外の世界にいた事も知ってる…貴方の名前が偽名だってことも知ってる…その刀が付喪神がついていることも、貴方が好きな物も、貴方の事もすべて!」
月夜「だから、私のことも好きになって…電光 光ちゃん!」
大神「!?」
すると突然刀を抜き大神に襲いかかってきた。
月夜「って言ってもどうせ断るんだろうし…斬り付けて分からせてしまえばすべて私のモノ…。」
大神(こいつ…ヤンデレか、相当やべぇぞ。)
大神(俺がもし丸腰のまま人間の里に行っていたら…多分数十回は死んでたな。)
大神「悪いが、俺も暇じゃねーんでな…ぱっぱと片付けますか。」
大神「だが…お前がしたことは、許せねぇ…1回自分がした事を教えてやらねぇとダメそうだし、1戦勝負してやるよ。」
月夜「大丈夫よ、痛みなんて感じる暇もなく斬り付けて…あのヤンデレ・スカーレットの事なんて探させないんだから。」
月夜が笑いながら、大神へ再び襲いかかってきた。大神は流石に危険だと思ったのかバク転して月夜の一撃をかわした。
そして大神が反撃。だが月夜は刀でその攻撃を防御し、弾いた所を横腹から斬りつけようとした。
しかし、大神は刀でその攻撃を防御した。
大神「悪いが…こんな俺を好きになっても意味ねぇぜ、それに俺はお前の事は全然知らない。」
大神「それで愛してもらいたかったら、普通は俺にもお前の事教えるだろ?」
月夜「私は知っているわ、貴方の胸の大きさもね。」
大神「!?///」
月夜「何を恥ずかしがってるのよ、でもそこが好・き・♡」
大神「やっぱりお前やべぇ奴だよ!」
と言うと大神は回し蹴りをし、月夜が体制を崩した。
月夜「貴方の性別だって知ってるの!」
すると大神に月夜の刀が横腹に刺さってしまった。
だが、大神は表情をひとつも変えずに月夜の太ももを斬り付けた。
大神は余裕そうだった。
それはそうだ、彼女と彼だと強さと体力の違いが信じられないほどにあったからだ。
大神「脚にダメージ…これで攻撃パターンが限られたな。」
大神「いくら俺に精神攻撃をしても無意味だ、俺の事が好きなら…辻斬りだってこと、知っといた方が身のためだぞ?」
月夜「はぁ…はぁ…それなら貴方にも忠告しておくわ…私だって侍よだから、これくらいのこと肝が据わっていてもおかしくないのだけれど?」
大神「ほぉ~、言ってみ…その忠告。」
月夜「私の左手見てみなさいよ。」
すると月夜の手には刀が握られていなかった。
月夜「上にあげておいたのよ、つまり貴方の方向からして背中ら楽に殺せるってわけ。」
月夜が上にあがっていた刀に能力を念じると、刀に重力が無くなり大神の方へと刃が落ちてきた。
しかし、大神は鼻で笑い落ちてきた刀を弾き飛ばした。
その刀は月夜に見える位置に落ちたが、月夜が刀を取りに行く時には横腹を斬られていた。
月夜「あ…あはは…やっぱり貴方には勝てない…なぁ…。」
月夜「惚れて…正…解…だ…わ。」
すると月夜は大神の目の前で倒れてしまった。
すると、隠し持っていた江戸時代に使われていたキセルン式煙草に火をつけ煙草を吸い始めた。
大神「ふぅ~…しょうがねぇ色々と知りたいこともあるし、今日も人探しは中止だ。」
幽幻村、月夜は大神の家にいた。 包帯は脚と腹に巻かれており布団の上で寝ていた。
その場には、潮風 桜と南そして大神がいた。
月夜が気がつくと、見慣れない場所にいる事に気が付き南が幽幻村の人間だと気づくと、無いはずの刀を抜こうとした。
月夜「な、ない!?」
月夜「ッ~!」
桜「落ち着いてください、傷口が開いてしまいます。」
月夜「…な、何故私を助けたの…私は貴方に嫌われてしまったのに…。」
大神「まぁ、色々と聞きたいことがあるし…南も何故か俺の事が好きなのか知りたいみたいだから、ちゃんと質問には答えてくれよ?」
大神「じゃ、1つ目の質問だ…殺しはしないから安心しな。」
大神「何故、ブラックを殺した?」
月夜「あの子が貴方にばっかりくっついて…妬ましかったのよ。」
大神「だからってブラックを殺していい理由にはならねーよな?」
月夜「でも、私は!」
大神「俺が好きなのは分かる、けどな…ブラックがいない時に俺とくっつけばいい、俺はお前の事を全く知らない…しかし、お前が俺の事が好きなのは認める。」
大神「あいつは死んでない。」
月夜「なっ!」
桜「ええ、大神様の指示で魔法の森へと向かいましたが…ブラックの死体は全くありませんでした。」
大神「何故あいつの死体がないのか、それはあいつの能力で消えた事が判明した。」
月夜「"無限コンティニューができる程度の能力"…。」
大神「おお、よく知ってるな月夜 桜…全てを見通す程度の能力、ブラックの事なんでも知ってそうだな。」
月夜「…そうでも無いわ。」
大神「そうか…それじゃ2つ目の質問だ。」
大神「何故俺の本当の名を?」
月夜「全てを見通す程度の能力は貴方の過去も見通すことが出来る、前貴方が博麗霊夢の神社に来た時私は隠れてみていた…そして貴方の過去を見えみたのよ。」
大神「そしたらお前にとっての条件が揃ってて、俺に惚れた訳か。」
月夜「ええ、その刀にもある1種の呪い…いや付喪神と言うのかしら、それが取り憑いているのも知っているわ。」
月夜「貴方も大神の事が好きなようね、でも私がいる限りそれは―。」
南「それ以上言うと貴方の首を掻っ切ることになるわ。」
南「私だって、その気になれば貴方のことを殺ることが出来るわ。」
月夜「…。」
南「…大神、質問に答えたんだからそろそろ帰した?」
南「もう動けそうだし、足の傷はまだ浅いし歩けるでしょ?」
月夜「え、ええ…。」
月夜「でも…私、まだ…。」
南「帰りなさい…。」
南は月夜に威嚇し、その場の空気が凍りづいた。
月夜「…また来るわ、今度は貴方と勝負することにするわ。」
南「その時はタダじゃ済まないわよ?」
月夜「それまでに力を付けておけばいいのよ、それじゃ…。」
と言うと月夜は空へと飛んで行った。
現在14:30、かなり月夜の相手をしていたので時間が刻々と過ぎているのに大神達は気が付かなかった。南に呼ばれ南と桜しか知らない湖まで連れてこられた。
南「貴方…ホントに面倒事持ってくるわね…。」
大神「おいおい、あれは俺のせいじゃねーだろ?」
南「まぁ、そうだけど…あのヤンデレ・スカーレットを探してるのもそうだけど…何故"あの子"にこだわるの?」
大神「"あの子"って、月夜 桜の事か?」
南「ええ、あの子どう見ても普通じゃないし…私も狼だから嗅覚で分かるのよ。」
大神「血なまぐさい臭いがだろ、ひょっとしたらあいつは俺以上に…。」
南「まぁ、その事は
南「それにしても、貴方が侍に説教とは珍しいわね。」
大神「…あいつは、本当は嫌われて来たんだと思うんだよ。」
南「嫌われて来た?」
大神「あいつは全てを見通す程度の能力を持っている…噂で聞いた地霊殿の主と同じような能力、それを憎んでいて人に嫌われたか…もしくは"辻斬り"ということを皆は恐れて近づかなかったか…その二択のせいで自分はああいう生き方しか出来なくなってしまっているのではないかと…ね。」
大神「過去はどうあれ俺は侍だ、けれど…電光 光が辻斬りだったって事は忘れ去られることは出来ないし、記憶は全て光の物だ…無実とは言いきれないからな。」
南「だから、新しい人生を送ろうと必死にここに慣れようと頑張って…。」
大神「ああ、俺は過去を忘れたい…でも何故かな…この魂は長くは続かないと思うんだ。」
南「え…どうして?」
大神「まだほんの1%だが、光と融合し始めてる…もしくは刀に戻ろうとしている。」
大神「だから、出来るだけ長く南を女として…そして自分が物にした出来事や価値観を思い出を…残しておきたい。」
すると、南は大神の胸に手を置きこう言った。
南「…大丈夫よ、融合したとしても貴方の記憶は消えることもないし…私達の記憶から忘れ去られることなんて有り得ないもの…電龍 大神は生き続ける…たとえ融合してしまっても、光の魂が光本体の身体の元へ戻ったとしても。」
続く
大神(主)「情報、完!」
れいまり「終わった―!?」
霊夢「いやいやいやいや、感動的な雰囲気で終わったわよ!?」
主「え~、だって今回なんか説教と愛情だけで終わったじゃん…。」
魔理沙「雰囲気ぶち壊しです。」
主「あ、あと随分先の話ですが…幻想転生物語の第1章となる始まりの最終話のことについてなのですが、バットエンド編を出したいと思います、しかし悪魔と天使さんとうちの現在のお話とラストが全くかけ離れたお話になるので番外編だと思ったください。」
主「つまり、バットエンド編は本編のお話と現在悪魔と天使さんが作成している裏・幻想紅魔郷との関係は一切ございませんので、ご理解の事よろしくお願いします。」
魔理沙「そしたら、バットエンド編を番外編にしたら良くね?」
主「(困惑)」
魔理沙(あ、完璧無計画で先まで考えてたやつだこれ…。)
現在 悪魔と天使さんが作成されている 裏・幻想紅魔郷に僕、電龍 大神が出ております。またこの作品を題材にして作ったらしく、お話が異なっておりますが、この作品との繋がりと見方が変わってくると思います、是非読んでみてください。
宜しければ僕の小説の評価やお気に入りなどよろしくお願いしますm(_ _)m (中傷コメントはお控えください)