あとさ、なるかみとギアクロニクルの相性最悪だよね、自分の効果で敵の効果でバインドゾーンのカードがどんどん溜まって行くよあはは☆
ボクはジェネシス派です。
「ここだ。」
テツは扉を開けた。そこには高級そうなソファーやお菓子などがあり、大窓を覗くとスタジアムの全体がよく見える。
「はぇー、これってVIPルームだったりすんの?」
「そうだ。フーファイターはこの大会の協賛としても活動してるからな。このくらいの待遇はしてもらえるんだ。次の試合は二時間後だ。それまではここでくつろぐなり自由にしてて構わない。」
話によると、スタジアムにあるでかいモニターの裏にあるらしい。全然気付かんかったわ。
「おっけー。」
俺が返事を返すとテツは頷き、部屋から出て行った。どうやら、レンに会いに行くらしい。
「……決勝らへんはもうレン達に任せたいんだけどな。早く立ち直ってくれよー。」
大窓からスタジアムを覗く。
「ここからだとよく見えないな………観客席で見るか。」
俺が扉を開けて通路にでたところだった。
「ッ!!」
ちょうど鉢合わせたのはライダースーツを見に纏い、長い金髪の女性……
「ウルトラレアのコーリンさんか……!」
そう、コーリンさんである。初めて生で見たけどやっぱり綺麗だな。目つきはテレビで見た時とは全く違って怖いけど。あれ、今から俺は殺されるのか?
「木崎……ハルト……!」
「あれ、なんで僕の名前知ってるんですか?初対面ですよね。」
めっちゃ睨みつけられて怖いんだけど。殺されるのかな?(くどい)
「ぐッ……!?」
すると、いきなり胸ぐらを掴まれ、壁に叩きつけられる。痛い。……けど、女性特有のいい香りが少し急いでいたのかほんのり汗の香りと湿度がいい感じになって………、いいかんじになってる!!(語彙力)
「なんで貴方がAL4にいるの……!?」
「…別になんでもいいだろ。」
「よくないわよ!!スイコから聞いたわ!あんた、雀ヶ森レンに勝ったのよね、しかもPSYクオリアを使わずに!!櫂と思考が似てるのも知ってるわ、そんな貴方が……、なんでフーファイターに……!なんで雀ヶ森レンのところにいるのよ……!!」
コーリンの声が震えていた。あれ、初対面だよな?何この展開……。
「……レンを倒してしまった影響はそう小さくはなかったってことだよ。今俺はそのツケを払ってるんだ。」
「……櫂から聞いた限り、『こっち側』だと思ってたんだけど、違ったみたいね、がっかりだわ。」
「俺はトシキじゃないんだ。別にPSYクオリアを悪く思ったことなんてないし、否定もしないさ。フーファイターも同じだよ、俺からすればただの強いヴァンガードファイターの集まりであって、それ以上でもそれ以下でもない。」
そもそも俺はヴァンガードエンジョイ勢なんだから、そこまで深刻に考えることなんかないんすよね。レンみたいにただひたすら勝利に飢えてるわけでもないし。俺はいたって普通のヴァンガードをこよなく愛する一般ぴーぽーの一人なのだっ☆(←は?)
「俺がAL4にいる理由なんて、さっき言った『ツケを払う』ってのと、いい経験になるからってことくらいだよ。……ね?大したことないでしょ?(威圧)」
コーリンさんは呆気にとられた表情をする。そんなに可笑しかったかなぁ……?
「…ふふっ、なによそれ。PSYクオリアを持っててそんな『普通の思考』を持ってる時点はある意味で貴方、普通じゃないわよ。」
「えぇ……(困惑)」
すみません、俺普通のこと言ってるはずなのに変な人認定されちゃったんですけど。
「ふふ、ごめんなさい。あなたのことを貶したりしたこと謝るわ。貴方は貴方で考えがあったのね。」
「いいよいいよ、俺なんかどうせ一般人と同じ思考をもつ変人なんだからさ。」
「貴方って案外面白い人なのね、気に入ったわ。」
コーリンさんは微笑みながらポケットからメモ帳にペンで何かを書き始める。
「これあげるわ。」
そして、その切れ端を俺に渡してきた。ん?これって…。
「私のメールアドレスと番号よ。登録しときなさい。たまに連絡してあげるから。」
え、急にアイドルさんからメアドと番号もらえたんですけど……(困惑)
今度は俺が呆気にとられた表情をしていると気づけばコーリンさんはその場から立ち去っていた。
『〜♪』
「ん?」
その直後、俺の携帯が鳴った。
『よろしくね☆ byコーリン』
コーリンさんからのメールだった。それを見た俺は冷静に指先を携帯に走らせる。
「よし、これで送信っと。」
俺は送信ボタンを押す。
『なんで教えてもない俺のメールアドレスを貴方が知ってるんですか。』
「……トシキが勝手に教えたのかな…?」
***
「おっす。」
俺は声をかける。
「……ハルト。」
壁に寄りかかるようにしていた、トシキに声をかけた。
「Q4はどうだった?ちょうど他の人と喋ってたから見れてないんだけども。」
「…そんなことはどうでもいい。」
いや、どうでもよくないだろ。
「俺が聞きたいのはなんでお前がAL4にいるのかだ。」
トシキの目つきがより鋭くなる。
「…今日まだレンと青髪ちゃんの姿見てないだろ?」
「……。」
「病欠らしいのよ。」
「……まさか。」
「その通り、テツに場繋ぎのために頼まれたんだよ。」
「はぁ……。」
トシキは呆れたように頭を掻いた。
「…だったら、連絡の一つはよこせ。」
「ごめんって、完全に忘れてたんすよ。俺も驚いてたからさ。」
「……ということは決勝でQ4と当たるときもテツとお前の二人でやるのか?」
やっぱり、そこ聞くよね。うーん………なんというかー……。
「それまでに何とかレンと青髪ちゃんを間に合わせるよ。流石にぽっと出で決勝に出るわけにはいかんわ。所詮場繋ぎだし。」
「…それでもお前はテツから頼まれてるんだろ、認められてるってことなら出てもいいと思うが。」
「……んー、いや、それでもいいや。出るならちゃんと地区大会から上がって来たいしな。強い奴らと準決まで戦えるだけでもいい経験になるさ。」
「…フッ、そうか。」
トシキが少し笑みをこぼす。
「なにわろてんねん。」
「……相変わらず変なやつだと思ってな。」
「それ言われたの本日2回目なんだけど。」
そんなに変かなぁ……俺。
***
「アシュラカイザーでファントムブラスタードラゴンを攻撃!!」
これで5回目の攻撃になる、ノヴァグラップラーの特徴を生かした模範のような攻撃だ。
「ブラスタージャベリンでガード、そして、ブラスターダークのインターセプト。」
『守り切ったァッ!!木崎ハルト選手、***選手の5回にも渡る猛攻を見事凌ぎ切りましたッ!!』
「スタンドアンドドロー。」
「クロスライド。漆黒の破壊者 ブラスターダーク The・Disaster」
「……ペルソナブラスト。5体退却でブラスターダークのパワー+20000、クリティカル+1、完ガ禁止ね。」
二回戦、先鋒として戦っている俺は一回戦はロイヤルパラディンだったので、今度はシャドウパラディンで戦っている。自分のダメージは5、相手は4だ。ここでクロスライドで一気にたたみ掛けようとしている。
『むー……、ハルト、なんで
んなもん、あんなことしてたら気が狂いそうになるからに決まってんだろ。
『えぇー、たのしーじゃーん。』
お前がおかしいだけだよ。てか、PSYクオリア切れないの?クロスライドしたときだけ勝手に発動するのもイヤなんだけど。
『だーめ、ただでさえハルトは使ってくれないんだから、こうでもしないと、わたしのこと忘れられそうじゃん。』
別に……忘れたことなんてないけど。
『カードとしてじゃくて、一人の人間としてのわたしのことだよ。そのための
俺を見つめる紅い瞳はどこか虚ろだった。
……わかってるさ、ほら、さっさと決めるぞ。
『……はーい。』
「ブラスターダークでヴァンガードに攻撃!」
ブラスターダークの無慈悲な一閃が決まり、相手のダメージは6になった。
「先鋒戦勝者、チームAL4、木崎 ハルト!!!」
審判の腕が上がる。それを確認した俺はベンチに下がった。
「見事だ、ハルト。」
テツは満足そうな表情を浮かべる。
「…まぁ、期待されてる以上、負けるわけにもいかないしな。あとは頼んだよ。」
「あぁ、任せておけ。」
テツは堂々と表へ足を運ぶ。……まぁ、負けることはないだろうな。
***
まぁ、結果は当然だが、テツは勝利し準決勝に進出に無事進むことができた。だが、俺としてはもうそろそろお役御免しておきたい。理由は簡単、次の相手が同じフーファイターの『ブリリアントスターズ』になったからだ。なんでチームカエサルの方じゃないんや!!(届かぬ思い)絶対恨み買うことになるやんけ。
「はぁ……。」
「…どうしたハルト。」
「聞いてくれよートシキぃー……。明日の準決勝さ、フーファイター同士で戦うことになるのよー、絶対恨まれてるやんけェ………。あー、まじつらたにえん(絶望)」
「…知るか。」
「辛辣すぎない!?」
トシキは興味なさげに視線を逸らした。
「ハルト。」
すると後ろから野太い声がした。
「おう、テツ。」
「そろそろフーファイター本部に戻るぞ。レン様がお前に話したいことがあるそうだ。」
「え"………。」
もぉぉぉぉ!!!!絶対なんか言われるやんかぁぁぁぁッ!!!
「てか、俺に会わせて大丈夫なの?」
「今は、レン様の精神状態が安定してるからな、行くぞ。」
ホントに大丈夫かよ……(不安)
「………てことだ、トシキ、また明日な。」
「…あぁ、またな。」
俺はトシキと別れ、テツの後ろをついていった。
***
「ここだ。」
俺はフーファイター本部の最上階にあるとある部屋の前に連れてこられていた。
そして、そこには『レン様のおへや☆』と書かれた看板が………、やべえ、もう入りたくなくなってきた。
「……ごめん、帰っていい?」
「ダメに決まってるだろ。」
「……デスヨネー」
テツはドアをノックする。
「レン様、木崎ハルトをお連れしました。」
「……………。」
ん?何て言ったんだ?全然聞こえん。
「ハルト、さぁ入れ。」
「えっ、テツは?」
「ハルトだけに入ってきてほしいそうだ。私は執務に戻るとするよ。」
それだけ言ってテツは去って行ってしまった。
………えぇ、どうしよう………。もうそのまますっぽかして家に帰ろうかな、でも確実にバレそうだし………、行くしかないかぁ……。
俺は腹を括ってドアノブを握り、押し開けた。
***
「し、失礼しまーす……。」
俺は恐る恐る部屋に入った。中はベッドと机のみとシンプルな構造になっており、そのベッドに腰掛けていたのが……
「久しぶりですね、木崎ハルト……。」
パジャマ姿で少し痩せたような気がするが不気味に微笑む、間違いなくフーファイターの頂点、『雀ヶ森 レン』だった。
「ベッドに座ってください。」
「は、はい……。」
レンは俺にベッドに腰掛けるように指示した。
「し、失礼します……。」
俺は恐る恐るベッドに腰を下ろす。
「……遠いです。もっと私の近くに座ってください。」
「え。」
遠いと言われても、レンとの間隔は人一人分くらいしか開いてないんですがそれは……。仕方ないと割り切った俺はレンの真隣まで距離を詰めて座った。
「…ふふっ、それでいいんです。」
「は、はぁ……。」
レンはご満悦のようだ。もう既にいろいろと意味がわからない。
「さて、木崎ハルト。私が貴方をここに呼んだのはちょっとした雑談をしたかったからです。」
「雑談……?」
だったら、なんで俺なの?ますます分からないんですけど……。
「貴方と私はこの前、戦いましたね。そのとき、私は初めて敗北を喫した。……屈辱でした、初めて会った見ず知らずのファイターにこの私が負けてしまったのですから。」
「このチカラの導きに従えば、必ず勝てると思っていた。でも、貴方はそれを超えてきたのです。」
「……まぁ、対策してたしな。」
「今はありませんが、その時は初めての敗北という屈辱感と貴方に対する憎しみで頭の中がいっぱいでした。……オマケに一時的とはいえ、トラウマも植え付けて行ったのですから。おかげさまでデッキを見ることすら出来なくなってたんですよ?」
あ、トラウマの件はホントに申し訳なかったです。
「そして現在、動けますがまだ万全の状態とは言えません。これも全て貴方の所為です。」
「………すません。」
あのー、あまりにも発言がどストレートすぎて被ダメージがでかすぎるんですけどー、もう少しオブラートに包んで欲しかったです。
「だから、貴方には私のいうことを聞いてもらいます。」
「え"………。」
………ごめん、嫌な予感しかせんわ。何させられんだろ、社会的な死を与える的なことなら今すぐにでも逃げ出したいぞ?てかもう、雑談じゃないし、いや、最初っから雑談じゃなかったわ。
「……木崎ハルト、貴方は私を倒した。そのおかげでPSYクオリアは完璧なチカラではないことがわかりました。しかも、初めて負けた所為か精神的ダメージも少なくはなかったです。未だに私はあの紅い瞳を忘れられてません。そして、初めてあんな屈辱的な負け方をした、そうさせた貴方のことを心の底から憎んでいました。」
「……ほんとすみません。ほぼ全部俺のせいです。」
「でも………、私が倒れて次に目覚めた時に思い浮かんだのは何故か、木崎………、貴方のことでした。貴方のことを考えると憎たらしくて………憎たらしい………はずでした。」
「あんな屈辱的な負け方をして、恥をかかされて憎たらしいはずの貴方のことを考えると胸がキュッと締め付けられるような……、そんな感覚に陥ったんです。リハビリで色んなことをしていても常に脳裏には貴方のことが残ってました。デッキに触ったときは顕著でした。ブラスターダークのカードを見ると、貴方とファイトしたときのこと、トラウマになってるはずのことが夢のように蘇ってきます。そこにいる木崎の姿を見るだけで胸が苦しくて、でも心地よくて………切なくなりました。」
……ん?なんか不穏な……。
「もしかしたら、私は嬉しかったのかもしれません。今まで私に敵う相手はほとんどいなかった。私と同じ次元に立っていることが嬉しかったんだと思ったんです。それがわかった瞬間、この気持ちの正体がわかりました。………
すると、突然ベッドに押し倒された。
「貴方のことが好きになりました。ボクのものになってください。」
「イヤです(即答)」
「えっ」
「え?」
「………。」
「………。」
よし!(?)、この話はもう終わりだな!
「…じゃあ、俺帰るんで。その、お疲れ様でした(?)」
俺がベッドから立ち上がろうとした瞬間からだった。
「なんでですか……。」
「……。」
「行かないでくださいよぉぉ!!」
「うおっ!?」
レンに腰からしがみ付かれた俺はバランスを崩し、倒れた。
「いきなり何すんだよ!!?」
「なんでボクの一世一代の大告白を断るんですかー?こんなこともう一生やりませんよー?」
「告白をする相手を間違ってるぞ。同性じゃなくて、異性の子にしてあげなさい。ほら、青髪ちゃんとかいるでしょ?」
青髪ちゃんとかなら間違いなく喜んで受け入れてくれるから……ね?てか、急に雰囲気変わったなコイツ。
「えぇー?ってことはハルトは女の子だったってことなんですかー?」
「んなわけねーだろ、男じゃ。」
「だったら、異性相手だからボクの告白は成立するってことですねー。」
「そんなわけ………、ん?異性相手……?」
「はい、異性相手ですよー?」
異性相手って俺に対して言ってる訳だから……………。
「…ッ!!?」
俺はレンの発言の違和感にようやく気付いた。こいつまさか……!
「ひとつ確認していいか?」
「………?はい、いいですよ?」
「お前は
「いえ!ボクは
「えっ……戸籍上は男なのに、オマエは女なの?」
「はい、ほら身体もこの通りですよー。」
「……ばッ……!?」
そう言ってレンは満面の笑みで躊躇なくパジャマを捲り上げる。引き締まった細い腰にくびれ、そして、パジャマという引っかかりが取れて、ぽよんっと現れる物体を
「…か……ッ!!」
一瞬視認してすぐに視線を逸らした。
「……どうしましたハルト?」
「………。」
やばかった。ヤツがパジャマをまくった瞬間、首が固定されたように動かなかったもんね。あとコンマ1秒遅かったら完全に見えてたわ、何がとは言わんけど(手遅れ)、なるほどね、だから少しダボっとしたパジャマを着てたのか。てかコイツまじで女やんか………。
「……ハルト?」
「わかったのでとりあえず戻してください。」
「んっふふ〜、これでわかってもらえましたね?つまり、ハルトはボクのものになるってことですねっ!」
「ところでさ(完全無視)、なんでレンは男として生きてるの?」
うん、俺は何も聞いてない。何も聞いてないぞ(復唱)
「ボクが雀ヶ森グループの一人娘だからです。家を継ぐのは男と決まってるので男ってことにされました。まぁ、女って時点で家系では弱い扱いなんであまり良く思われてないんですけどね。」
「そうか……。」
レンが力に執着してた理由がわかったような気がした。レン……、お前は自分を守るために強くなろうとしてたんだな……。
「なるほど、ところでこのことを知ってるヤツってどのくらいいるんだ?」
「貴方だけです。」
「え?」
「ボクの秘密を知ってるのはハルトだけですよ。」
……まじか、テツにも言ってなかったのかよ。つまり、青髪ちゃんは男と思って懐いてるってことになるのか……。複雑な心情やなぁ……。
まぁ……
「なるほどな、事情はわかった。でも、お前はひとつ忘れていることがあるぞ。」
「……?」
俺は立ち上がり、レンの方を向く。そして……
「お前は女でも戸籍上は男なんだから異性ではないということだ!!」
「あっ………。」
はい、完全論破。帰ります。
俺が改めて清々しい気持ちでドアノブに手をかけた瞬間だった。
「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!いがないではるどぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「なんだ……って痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」
赤い瞳を潤わせ、顔は涙でぐちゃぐちゃになったレンが俺の肩に手をかけ、抱きしめるように行かせまいと必死に抵抗する。てか、爪がめり込んで痛いです。あと、胸も当たって辛いです。
「異性ならボクと付き合っでくれるって言っでぐれだじゃないですがぁぁぁぁぁ!!!!」
「言ってねーよ!!」
こういう告白は異性にしてあげなさいと諭しはしたが、異性なら付き合うなんて一言も言ってないからな!?
「だったらなんで付き合ってくれないんですかぁぁぁぁ!!!?」
「そんなの、会って間もなくて、つい数分前まで男だと思ってたヤツといきなり付き合えって言われても付き合えるかぁぁぁぁ!!!俺は帰るッ!!帰るぞォォッ!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいがないでぇぇぇはるどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い爪がめり込んでるって!!!」
レンも負けじと俺を掴む力を強めてくる。強まるとそれに比例して身体の密着度も上昇し、俺の理性をマッハで蝕んでくる。………これじゃラチがあかねえな………。
「よ、よし、だったらこの条件でどうだ!?」
「ぐすっ、じょ、条件……ですか……?」
「決勝であたるであろう
……トシキがいるし、なんとかなるじゃろ(根拠のない安心感)
「ぐずっ……、わかりました。……ボク、頑張ります……!」
「よし!それじゃあ俺は帰るぞ!頑張らなくてもいいけど頑張れ!!」
ちゃんとレンが納得してくれたと確信した俺は今度こそドアノブに手をかけ、逃げるようにしてフーファイター本部を後にした。
***
「ただいまー。」
「おじゃましまーす♪」
とあるマンションの一室、俺はここで一人暮らしをしている。父と母は二人とも海外の方に仕事で行ってるので帰ってくることは年に数回程度しかない。
ちなみにトシキの家はこの隣だったりする。たまに押しかけてメシを食わせてもらったりしてるのだ。あ、トシキも一人暮らしね。家族の事情はNGの方向でオネシャス。
「あー………、腹減ったな。なんか冷蔵庫にあったっけか。」
メシは家を出る前に炊飯器の予約ボタンをポチッとしてたから炊いてあるんだが、おかずがあるかどうかわからない。いや、別にTKGでもいいんだけどさ。
「ん………。」
「なーんにもないですねー。」
「せやなぁ……。」
冷蔵庫を漁ると、半額のシールの貼られたもやしと2割引シールの貼られた豚肉があった。
「………とりあえず適当に炒めて焼肉のタレぶっかけて食うか……。」
焼肉のタレをかけとけばとりあえず美味いということを学んだ俺は早速それを活かすべく行動に移る。
俺はさらに戸棚から業務用の焼肉のタレを取り出し、火をつけたら小柄なフライパンに豚肉をぶち込んだ。
「ボクの分もお願いしますねー♪」
「はいはいわかって……………ッ!!?」
ハッとなって声の聞こえる方に視線を向けると、そこにいたのは満面の笑みでテーブルに座って楽しみに俺のメシを待っている『雀ヶ森レン』だった。
***
「んー、十分
「早くそいつからハルトを引き剝がさないといけないねー♪」
「ハルトに私たち以外のメスは必要ないからねー。」
彼女は朗らかな笑みを浮かべてはいたが、その表情は引きつっていた。
「ハルトがもし、
「消さないと………。」
「消さないと……、消さないと……、消さないと……!」
「消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ」
『消さなきゃ』
彼女の中で何かが壊れたような気がした。
焼肉のタレは万能、はっきりわかんだね。皆さんも使うよね?
最後の一文で察する人いそうだなー(目逸らし)
カラパレの中で一番誰が好きですか? 番外編の参考程度にさせていただこうかなと()
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キャロ
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セレナ
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ソナタ
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フィナ
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カノン