超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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寒いですね。こんな日には鍋が食べたいです。


第13話

刹那サイド

 

 

ネプテューヌ達とのクエストから一週間が過ぎた。

あの後気絶した僕は戦いの音を聞きつけたアイエフ達のお陰ですぐに病院へ搬送された。

結果的に言えば一生残るような傷等は無かった。セシアがギリギリのところでバリアジャケットの強度を上げてくれたのだ。検査が終わり、治療室から出るとネプテューヌに抱きつかれた。彼女は涙を流しながらごめん、ごめんと謝ってきた。別に気にしなくていいと言ったのだがこちらの気がすまないと言ってきたのでとりあえず貸一つということになった。あとマジェさん達にもすごく心配された。

あれから僕はネプテューヌ達と友達になり、よくクエストに行ったり彼女達の住んでいる所へお呼ばれされたりしている。コンパやイストワールさんとも知り合い、一気に友達が増えた。彼女達は僕の容姿を見ても差別的な事は言わなかった。むしろ女神姉妹には可愛いと言われ化粧や女装をさせられたり撮影されたりした。アイエフ達は僕の顔を見て負けたと呟きながら少し落ち込んでいた。

そして今日もネプテューヌ達にお呼ばれしているので僕はノーマルフォームでセットアップし、空を飛行しながら目的地へと向かっている。空を飛ぶ時とネプテューヌ達といるときは仮面は外している。

 

 

「・・・♪」

「マスター。嬉しそうですね?」

「・・・うん・・・初めてできた・・・友達だから・・・」

「そうですね。私もマスターが幸せそうで嬉しいです!さあ、早く行きましょう!ネプテューヌさん達の所へ一直線です。」

「・・・うん・・・!」

 

 

そして僕はネプテューヌ達の待つタワーまでスピードを上げた。

ちなみにC.C.は僕の中、セイバーは本の中でまだ寝ている。二人共早起きは苦手らしい。

そして僕はタワーに到着し、ベランダの様な構造になっている広いスペースに着地する。

するとタイミング良くネプテューヌが中から出てきた。

 

 

「おおー!せっちゃん、おはよう!」

「・・・おはよう・・・」

 

 

友達になってから皆は僕の事を名前で呼ぶようになった。本名を教えた時、全員がビックリしていた。まあ、ギルドで噂になってるレベルの人間が偽名だったと言ったのだから驚くのも無理はないだろう。しょうがないじゃないか、ギルド登録する時に本名で書こうとした所をC.C.が勝手に書いたのだから。あれ以来周りに厨二乙とか言われそうで怖かったんだぞ。

僕は頭の中にある黒歴史を振り払ってネプテューヌに呼ばれた要件を聞く。

 

 

「・・・今日は・・・何するの・・・?・・・ゲーム・・・?・・・それともクエスト・・・?」

「今日はねー、一緒に違う大陸へ行こうよ!私と二人でさ!」

「・・・他の大陸って・・・何処・・・?」

「今日はラステイションに行こうと思うんだー!さあ、早速レッツg「待ってください!」ねぷっ!?しまった!」

 

 

ネプテューヌの言葉を遮り本の上に乗った妖精のような見た目の女性、イストワールさんが凄い勢いで飛んできた。

そのままイストワールさんはネプテューヌの前まで飛んできて怒鳴り始めた。

 

 

「ネプテューヌさん!仕事もせずに何処へ行こうとしていたんですか!?まさかこれから遊びに行くとか言いませんよねぇ?」

「う、うん仕事ね。これからやろうと思ったんだよ。あ、アハハハハハ・・・・・・さらば!」

「・・・あーれー・・・」

「ちょ、ネプテューヌさん!待ちなさいーい!」

 

 

イストワールさんに怒られたネプテューヌは後ずさりしながら僕を抱えてベランダから飛び降りた。そして女神に変身し僕を抱えたまま空を飛んでいく。

・・・帰ったら後が怖いな・・・。

 

 

「さあ、このままラステイションへ直行よ」

「・・・僕・・・飛べるんだけど・・・」

「嫌よ。だって貴方抱き心地が良くて。あといい匂いもするし」

 

 

そう言いながらネプテューヌは僕を抱える力を強め、抱きしめているような状態になる。

・・・その・・・なんていうか・・・背中に当たってるんですよね・・・。

前にも似たような事があった。当たってると言うと当てていると言ってくる会話がもう十回位しているのでもう言うのを諦めている。

一応僕も思春期なわけで・・・しかもネプテューヌは美少女の類に入るから尚更なわけで・・・。

え?セシア達?・・・その・・・かなり意識してます。前世では女子とはまともに関わりすらしなかったからいきなり一つ屋根の下に男一人と女性三人は緊張する。

そんなことを考えているとネプテューヌが話しかけてきた。

 

 

「さ、もうすぐ着くわよ。貴方を紹介したい人がいるの、とりあえずそこへ行くわ」

「・・・アポは・・・とってあるの・・・?」

「・・・エエ・・・モチロンヨ・・・」

「・・・取ってないんだね・・・?」

「はい・・・」

 

 

本当に大丈夫かこの女神は?

そう思っているといつの間にか僕達は森の上ではなく街の上を飛んでいた。

プラネテューヌとは違い、発展途上という感じの街並みだ。

そしてネプテューヌは街の上空を進み、大きな建物に向かって飛んでいった。そしてその建物のベランダに着地する。

そして僕を降ろし、変身を解除する。

 

 

「はい、とうちゃーく!せっちゃん!此処が黒の大陸ラステイションだよ!」

「・・・他の大陸・・・初めて・・・」

 

 

僕がネプテューヌと話をしていると足音が聞こえてきた。

そしてその足音は此方に近づいて来ていてやがてベランダの窓が開き、黒髪の少女が出てきた。

 

 

「ちょっとネプテューヌ!いきなり何の用よ!しかも知らない女の子なんか連れてきて。まさか!アンタその子を誘拐してきたんじゃないでしょうね!?」

「ねぷっ!?ひどいよそれは!私がまるで犯罪者みたいじゃん!それにこの子は友達だし男の子!攫ったりなんかしてないよ!これだからぼっちは」

「誰がぼっちか!?」

 

 

僕は存在を忘れられたまましばらく体育座りで二人の取っ組み合いを見ていた。

 

 

 

刹那サイド終了

 

 

 

 




最近、寝不足で辛いです。誰か!私めに安眠を!
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