超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

26 / 82
時間があったので投稿します。
因みに今回の話はのあが如月家に来る前、刹那が再びラステイションに行く前の話です。


番外編《保育園》

刹那サイド

 

 

「「「「「「「「「「こんにちは!!!!」」」」」」」」」」

 

 

今僕の目の前には沢山の子供がいる。こうなった理由は今から数時間前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数時間前〜

 

 

「・・・用事って・・・何・・・?」

 

 

ある日ネプテューヌに呼ばれた僕は彼女の元へ訪れていた。

要件を聞かされていない僕は一体どんな理由で呼ばれたのか解らなかった。そんな僕にネプテューヌは笑顔で要件を言った。

 

 

「実は・・・今日私達と保育園に来て欲しいんだよね!」

「・・・何で・・・?」

 

 

突然の事に僕は思考が追いつかない。一緒に来ていたアイエフが代わりに事情を説明してくれた。

 

 

「ごめんなさい。私達は週に一度この大陸の保育園に行って園児達と遊んだりしてるのよ。この前ネプ子が貴方の事を喋っちゃって・・・。それを聞いた子供達が会いたいって言ってたから今日お願いしたわけ」

「ごめんねせっちゃん!約束破るつもりじゃなかったんだよ!」

 

 

ネプテューヌの言葉通り僕は皆と一つだけ約束していた事があった。それは

 

 

《如月 刹那の事に関して必要以上に他言しない》

 

 

と言う事である。その理由は二つある。

一つは単に必要以上に人と関わりたくないからだ。僕を変な目で見る人は確かにいなくなったけどやっぱり人と関わるのは余り得意では無いからだ。

そして二つ目はかなり重要なことだ。その理由は

 

 

《自分の力の事や転生者等の事に関しての知識が利用されない為》

 

 

である。

自分で言うのもアレだけど僕の体はかなりのチートで構成されている。この前アテナさんから聞いたが僕は鍛えればパンチ一発で星一つは粉々に出来る様になるらしい。そんな馬鹿力に加えてこの世界の物とは違った魔法、能力、それを制御したりするデバイス。

以下の物の他にも我が家では兵器を造る事も可能だ。現在家の地下ではMSや戦艦、NMF等を何機か製造してある。

恐らく大陸の一つや二つ余裕で侵略できるであろう戦力を僕は保持していると言っても過言ではない。もしこれが他の人に知られたらどうなる?もしそれが他の大陸の人々だったら?

最悪プラネテューヌやラステイションの人々であればネプテューヌやノワールがいるから大事にならないかもしれないが、もし他の二つの大陸《リーンボックス》か《ルウィー》の人々だった場合なら話は別だ。

面識のない人々が僕を見たらまずどう思うか。それは《恐怖》だ。

当然の事だろう。いきなり大陸を乗っ取りそうな奴が現れるのだから。もし僕の情報が下手に露見した場合、まず僕は監獄行きで監視付き、又は実験台にされて解剖されるだろう。さらに家の中も強制操作、兵器は押収されてその内悪用されるのがオチである。

それを予想した僕はネプテューヌ達に約束を取り付けたのだ。今回は飽く迄子供達に話したことでその話も余り僕の能力の事を言ってなかったらしいので別に怒る気は無かった。

 

 

「・・・別に怒ってないし・・・保育園に行くのも・・・いいよ・・・」

「ねぷ!本当!?」

「本当にいいの?元はといえばネプ子の所為だから無理強いはしないわよ?」

「・・・いいよ・・・別に子供は・・・・・・悪意を持って人に接しないから・・・」

 

 

別に小さい子供は構わない。何かを企んで人に接したりせず純粋な心で人と関わろうとするからだ。

彼等を見ていると自分がどれだけ汚れきった環境に居たのかを実感する。

僕の言葉を聞いてネプテューヌとアイエフは若干訝しんだ表情をしたが深く聞いてくる事は無かった。

こんな感じで保育園に行くことになりメンバーは僕、ネプテューヌ、アイエフ、ネプギアの四人で行く事になった。

 

 

〜回想終了〜

 

 

とまあこんな事があって今に至る。

現在僕は保育園の先生が着る服を着て園児達に囲まれて凄くキラキラした目で見られている。

 

 

「ねえねえお姉ちゃんが刹那って人なの!?」

「・・・そうだけど・・・僕はお姉ちゃんじゃなくて・・・お兄ちゃん・・・」

「うっそだーあ、どう見ても女の子じゃん!」

「・・・嘘じゃ無いから・・・」

「えー!じゃあお姉ちゃんみたいなお兄ちゃんって事!?」

 

 

いろんな園児からいろんな質問をされ、戸惑いながらも僕は質問に応え続けた。

 

 

〜数時間後〜

 

 

今はお昼寝の時間で子供達は幸せそうに眠っている。園児の中にネプテューヌとネプギアとアイエフも混じって寝ていたりもする。

僕はここ最近たっぷり睡眠する時間があった為余り寝付けなくて窓から空を眺めていた。

 

 

『どうですかマスター。園児達と触れ合った感想は?』

 

 

念話でセシアが今日の感想を聞いてきた。

それに僕は無言になる。楽しかったがある事件が起こったのだ。それは園児に絵本を読んでいた時だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん!絵本読んで!」

「・・・うん・・・いいよ・・・《ごんぎつね》・・・昔々・・・」

 

 

〜数時間後〜

 

 

「・・・男は言いました。・・・《ごん、お前だったのか》・・・」

「お兄ちゃん泣いてるの〜?」

 

 

僕はごんぎつねと言う話を読んで号泣したのだ。子供達の前で泣いてしまった自分が恥ずかしい。

その事を察したのかセシアも無言になり気まずい空気が流れてお昼寝の時間は終わった。

そして午後になり、園児達とのしりとりをする事になった。皆で順番にやって最後に残った二人で決勝戦的な物をやり、勝った者は園長先生特性のメダルが貰えるらしい。

そして気がつけば僕とネプギアは決勝戦まで残っていた。園児の子達には申し訳ない気もするがこの際メダルを目指そうと思った。

そして僕とネプギアのしりとりが始まった。

 

 

「いきますよ刹那さん!じゃあ《りんご》」

「・・・《誤解》・・・」

「えーと、《印刷》」

「・・・《釣り》・・・」

「それじゃあ《リス》です」

「・・・《スイカ割り》・・・」

「えっと、《輪廻》」

「・・・《鼠取り》・・・」

「ええ!?えーと、えーと・・・」

 

 

こんな調子でひたすらに《り》で攻めてネプギアは最後、涙目でギブアップした。

この戦法はしりとりでは基本だろうに・・・。

そして僕は園長先生からメダルを貰い、その後も皆でサッカーをした。そして楽しい一日は過ぎていった。

因みにイナイレの技は使って無いよ?あれは危ないからね・・・。

そして園児達とまた来ると約束し、僕は帰宅した。

 

 

刹那サイド終了




番外編でした。本編は恐らく来年になります。さようなら!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。