超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第28話です。最近イナイレばっかやってます。シュウの技のコストが高すぎる!


第28話

刹那サイド

 

 

時間はあれからかなり跳んで大会当日。

あの施設での特訓は僕からしてもかなり厳しかった。だがあの施設は全体に自動回復魔法が発動されているしあの中での一日は外での約一時間なのでかなり上達した。

さらにこのチームの監督が退院して復帰した。監督の名前は《円堂 守》。見た目もまんま円堂さんだった。学生の頃はキーパーをやっていたらしい。どこまでも本物だった。

そして今日は大会の開会式が行われる為、今大会の為にリーンボックスに建設されたスタジアムに皆で向かっている。

そして現在僕達はリーンボックスに到着し、バスでスタジアムに向かっている。

 

 

「間もなくスタジアム前〜、スタジアム前〜」

「よし!皆、降りるぞ!」

 

 

スタジアムに到着し、僕達はバスを降りて更衣室に向かった。

案内板の通りに歩いていると更衣室に着いた。更衣室には男子、女子(プラネテューヌ代表)と書かれていて僕は男子の方に入り、ユニフォームに着替える。

因みにチームの皆と僕の背番号は

 

 

1番《カレン》、2番《イツキ》、3番《メッシュ》、4番《さよ》、5番《ミク》、6番《はやて》、7番《しいほ》、8番《僕》、9番《ホンネ》、10番《のあ》、11番《姫宮》、12番《キリカ》、13番《リリ》

 

 

となっている。大会ルールでは1チーム最大16人で全員で16人未満のチームは僕達プラネテューヌだけだ。

だが今回の合宿で僕が教えた技を全員が使えるようになったので良かった。他にもFW陣が必殺技を編み出したりしてかなり戦力は上がった。

円堂監督も復帰した事により更にチームが活気に包まれる様にもなった。後は合宿ですっかり味をしめたのかセシアが正式なマネージャーになった。

そんな事を思い出しながら着替え終えた僕は更衣室を出て皆を待つ。数分後には全員が出てきた。

やがて更衣室の近くに設置されたスピーカーから音声が流れてくる。

 

 

「まもなく開会式が始まります。選手の皆様はグラウンド入口に集合し、整列してください。繰り返します・・・」

 

 

アナウンスを聞いた僕達はグラウンドの入口を目指して歩き始めた。

入口に着くと黒、白、緑の其々の代表が整列していた。僕達も急いで並ぶ。

並ぶと黒いユニフォームを着た男子が姫宮に話しかけてきた。左腕にはキャプテンマークが付いているのでこの男子がキャプテンなのだろう。

 

 

「君達がプラネテューヌ代表だね。僕の名前は《シュウ》。ラステイション代表のキャプテンだ。お互いに頑張ろう」

「ええ、私は姫宮神久夜。よろしくね」

 

 

お互いに挨拶していると白色のユニフォーム、緑色のユニフォームを着た各大陸のキャプテンも挨拶をしてきた。

 

 

「俺はルウィー代表のキャプテン、《白竜》だ。よろしく頼む」

「僕の名前は《フェイ・ルーン》。フェイって呼んで。リーンボックス代表のキャプテンだよ」

「皆よろしくね」

 

 

各代表が自己紹介を終え、其々の列に戻った。ていうか全員イナイレキャラじゃん。しかもGOの方々だし。

それから間もなく、アナウンスで入場の合図があり、僕達はグラウンドへと足を踏み入れた。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

「さあ!やってまいりました!各大陸最強の少年少女サッカーチーム最強を決めるこの大会《フットボールフロンティア・イン・ゲイムギョウ界》!いよいよ開幕です!実況は私、サッカーある所に角馬あり。《角馬 王将》がお送りいたします!」

 

 

スタジアムの実況席から元気な声が響いてきた。

その声を聞き刹那は大体予想していたと言う表情をする。

 

 

「本日は開会式を行い、試合は明日からとなります!試合時はゲストとして各大陸の女神様に来て頂く事になっております!では、まず女神様達からの挨拶です!」

 

 

角馬が叫ぶと選手の向こう側から四人の女神《パープルハート》、《ブラックハート》、《グリーンハート》、《ホワイトハート》が歩いてきた。

四人は台に上がり開会の辞を述べる。

 

 

「選手の皆さん。本日から始まる《フットボールフロンティア・イン・ゲイムギョウ界》。スポーツマンシップに恥じない様、頑張って下さい」

 

 

パープルハートから話し始め、各女神も開会の辞を述べて会場は拍手に包まれながら女神達は退場して特別席に戻る。

各大陸の選手はこれから始まる大会に胸を高鳴らせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、せっちゃんはやっぱり可愛いねー。思わず抱きしめそうだったよ」

「アンタね・・・あの真面目さを普段に持ってきなさいよ!(刹那のユニフォーム姿・・・イイ!)」

 

 

席に戻ったネプテューヌとノワールはいつもの軽い口喧嘩を始める。

そして残る二人の女神も入室し、席に座る。

 

 

「まあまあ二人共。それまでにして今は式を見ませんこと?」

「・・・うるさい」

 

 

リーンボックスの女神《ベール》がネプテューヌ達を宥めている横でルウィーの女神《ブラン》が文句を言う。

ネプテューヌ達も落ち着き改めてグラウンドを見下ろす。

グラウンドでは各代表のチームのキャプテンが対戦相手を決めるためにくじ引きを行っていた。

対戦相手が決まった様で運営の人がマイクを持って結果を言う。

 

 

「明日の試合はプラネテューヌ対リーンボックスです。その二日後にルウィー対ラステイションを行ってその二日後にプラネテューヌ対ルウィー、その二日後にリーンボックス対ラステイション、その二日後にプラネテューヌ対ラステイション、その二日後にリーンボックス対ルウィーと総当たり戦を行い、勝ち点が最も多かったチームが優勝となります」

 

 

運営の言葉を聞き、ネプテューヌはベールを見てワクワクした顔で話す。

 

 

「明日は私達の試合だね!お互いに頑張ろーーーー!」

「頑張るも何も私達がする訳では無いでしょう・・・」

 

 

ネプテューヌの言葉にベールは呆れながら言い返す。

ノワールはずっと刹那を見たままボーッとしている。

 

 

「ノワール・・・どうしたの?」

「のわっ!?な、何でもないわよ!(刹那を見てたとか絶対に言えない!)」

「?そう、ならいいのだけど・・・」

 

 

ブランは頬を赤くしながら挙動不審な感じのノワールを見て若干疑問を感じたが詳しくは聞かず目の前のグラウンドに視線を戻した。

開会式はクライマックスになっており各代表は選手宣誓をし、退場していく。

 

 

「おお、もう終わるね!早速ユニフォーム姿のせっちゃんを愛でてきますか!」

「やめなさい!今行ったら他のチームメイトに驚かれるわよ!(ああ!私も行きたいのに!)」

「私も戻りますわ。あの男が何か問題を起こしてないといいのですけど・・・」

「それって前に話してた例の・・・?」

「ええ、リーンボックスの教会前で倒れていたバカの事ですわ。とにかく男は敵視して女にはすぐに手を出そうとするし、私やチカ達の事を俺の嫁とか言うんですのよ?正直寒気がしましたわ」

「それは大変ね・・・。私も戻るわ。・・・妹達を迎えに行かないと」

 

 

ベールは頭を抑えながら協会で保護されている男の事を思いだして胃を痛めた。

ネプテューヌ曰く、その様はまるで自分を見るときのイストワールの様だったとか・・・。

ブランも妹達を別室で他の女神候補生達に任せているので迎えに行く為退室した。

 

 

「私もこれで失礼しますわ。ネプテューヌ、今度その例のせっちゃんを紹介してくださいね?」

 

 

そう言いながらベールも退室する。

ネプテューヌとノワールも何とかして刹那一人を呼び出してから会う事にし、退室した。

 

 

三人称サイド終了

 

 

刹那サイド

 

 

開会式が終わり選手用のホテルに来た僕達は食事を終えて其々が自由行動をとっている。

僕は姫宮に誘われて二人でホテルの近くの浜を歩いていた。冬なだけあって少し冷える。姫宮が寒そうにしていたので寸足らずだがジャージの上着を渡した。

 

 

「ありがとう、刹那」

「・・・別に・・・それで話って・・・?・・・」

 

 

僕が姫宮に誘われた理由は話があるそうだからだ。僕が聞くと姫宮は不安な表情になり、ポツポツと話し始めた。

 

 

「私ね・・・自信が無くなってきちゃったんだ。沢山練習したのに今日、他の大陸の代表を見てちゃんとキャプテンが務まるのかなって思っちゃって・・・」

「・・・そっか・・・」

 

 

姫宮の手は震えていて不安を無理矢理押さえ込んでいるという感じだった。

 

 

「ごめんね急にそんな話ししちゃって。大丈夫!明日は頑張r「・・・言えばいい・・・」え?」

「・・・不安なら・・・全員に言えばいい・・・その事を責めたりする人はこのチームにはいない・・・それでも不安なら・・・僕が全部聞く・・・僕だけ呼んだって事は・・・信用してくれてるんでしょ・・・?」

「いいの?多分ウンザリするよ?刹那も嫌な気持ちになるよ?」

「・・・大丈夫・・・絶対にそんな事にはならないから・・・全部吐き出していいよ・・・」

 

 

僕はそう言って姫宮の頭に手を伸ばす。前世で顔を怪我する前はよく年下の子を撫でたりした。だが身長差に気付き恥ずかしくなった。

それを見た姫宮はやれやれと言った表情で僕の前にしゃがみ込む。空気は台無しだが僕は姫宮の頭を撫でた。

 

 

「・・・刹那」

「・・・何・・・?」

「・・・ありがとう////」

「・・・どういたしまして・・・」

 

 

この後僕は姫宮の話を聞いたりして最後に二人でパス練習などをした。

そして部屋に戻る為、ホテルに入ってエレベーターに乗った。

 

 

「・・・汗でベトベト・・・」

「今ならまだ空いてるしお風呂が貸切状態よ?私も入ろうと思ってたし貴方も入ったら?」

「・・・そうする・・・」

 

 

時刻は午後11時過ぎ、部屋に戻り着替えを持って僕は風呂に向かった。

此処の風呂は露天風呂になっていて目の前には海が広がっている。今日は綺麗な月が出ていて月光に照らされて海がとても綺麗に光っていた。

・・・誰も見てないし大丈夫だよね・・・?

周りに誰もいない事を確認し、僕はのあに教えてもらった歌を歌い始めた。

 

 

「・・・曲名は確か・・・《月光花》・・・〜♪」

 

 

そして僕は露天風呂に浸かりながら歌を歌った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〜♪・・・ふう・・・」

「いい歌ね。意外な特技発見かも」

「・・・いい歌だとは僕も思・・・う・・・」

「・・・恥ずかしいからあまり見ないで・・・////」

 

 

僕は聞こえてくるはずのない声の方にギギギと首を動かす。そこにはバスタオル一枚の姫宮がいた。

 

 

「!?モガ!」

「ストップ。大声出さない。今夜中よ?」

 

 

思わず叫びそうになった僕の口を姫宮が押さえつける。

数分後、僕が落ち着いたのを見て姫宮は口から手を離した。

 

 

「・・・何で此処に・・・?」

「このお風呂、今の時間帯は混浴らしいわよ。まあ、大方プラネテューヌ代表は女子だけだと思ったんでしょう。見事にこのホテル貸切だし」

「・・・僕・・・男・・・」

「見た目どう見ても女の子じゃない貴方・・・」

 

 

僕は真面目な事を言っているのに姫宮はジト目で此方を見てくる。

僕は男だ。絶対に男だ。そう思っていると姫宮に頭を撫でられる。さっきとは真逆の状態になっている。

この状態で数分が過ぎ、姫宮が唐突に話してきた。

 

 

「ねえ、刹那。お願いがあるんだけど・・・」

「・・・内容による・・・」

「私の事、名前で呼んで欲しいの・・・駄目・・・?」

「・・・別に構わない・・・」

「本当?私だけ名前じゃ無かったから少し疎外感があったのよ。これからもよろしくね、刹那?」

「・・・うん・・・よろしく・・・神久夜・・・」

 

 

しばらくお互いに無言になっていた僕達は風呂から上がり、部屋で就寝した。

明日は試合だ。練習の成果を見せないとね・・・。

そう思いながら僕は意識を落とした。

 

 

刹那サイド終了

 




各大陸の代表を出しました。他にもイナイレのキャラが出るかもしれません。
バトル等はしばらくお休みです。
では皆さん!さようなら!
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