超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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取り敢えずリーンボックス戦終了です。


第30話

刹那サイド

 

 

前半戦が終わり、休憩をしていた僕らに円堂監督が集合を掛けた。

 

 

「皆!後半はなるべく防御を固めてカウンターを狙って行くぞ!」

「監督〜何でですか?このまま攻めても勝てますよね〜?」

 

 

ホンネが監督に聞いた瞬間、監督も含めて周りの全員がため息を吐く。

 

 

「ふええ?何で〜?」

「アンタミーティング聞いてなかったの?このチームは後半になったら一気に攻めてくるって言ってたじゃない!」

「あれ?そうだっけ?」

 

 

どうやらすっかり忘れていた様で神久夜に叱られている。それを見た皆は肩の力が抜けた様で先程より生き生きとした表情をしている。

そんな皆を見て監督は笑顔で言った。

 

 

「お前らの持ち味は常に自然体である事だ。確かに大きな大会で背負っているものはある。だからって緊張したままじゃ全力のプレイなんかできない。だから何時もみたいに楽しんで行こうぜ!」

「「「「「「「「「「「「「監督・・・」」」」」」」」」」」」」

 

 

監督の言葉にチーム全員が感動した。そうだ、どうせならサッカーを楽しもう。

やがて後半戦の開始直前となり、僕達は皆で円陣を組み、神久夜が全員に言葉をかける。

 

 

「円堂監督の言う通りよ、皆!この試合、楽しみましょう!」

「「「「「「「「「「「「オーーーーーーーー!」」」」」」」」」」」」

 

 

そして僕達は配置に付いた。相手側ではフォーメーションが変わり、攻撃用のフォーメーションになる。

噂で聞いたがこの相手を鉄壁の守りで消耗させてから一気に攻める戦法。これがリーンボックス代表が要塞と呼ばれる理由らしい。

確かに要塞だよね・・・。でも監督だって言ってた。絶対の守りなど無い!反撃の緒は諦めない限り必ずある!って。

まあ実際の所僕はそれを突破したんだけどね?

でもそれをできるのは自惚れっぽいけど僕だけだと思う。神久夜達は身体能力に差が有るし、のあも転生者とはいえ僕ほどの体力と力も無い。本当の所僕も結構ギリギリだった。やっぱりリミッター外しておけば良かったかな?

とにかく後半は防御に集中しないと・・・。

今ある考えを振り払い、僕は試合に集中する。そして審判がホイッスルを吹き、

 

 

ピーーーーー!

 

 

後半戦が始まった。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜実況席〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、後半戦の開始です!今の得点は2対0でプラネテューヌ代表がリードしています。リーンボックス代表は逆転できるのでしょうか!?」

「ねぷ!?何か一気に攻めてきたよ!何々?数の暴力!?」

「これがリーンボックス代表の本当の力ですわ!」

 

 

後半戦が始まり、リーンボックス代表の猛攻にネプテューヌは驚き、先程まで若干落ち込んでいたベールは急に元気を取り戻した。

要塞の反撃にプラネテューヌ代表も驚いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜グラウンド〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「FWとMF、皆で攻めるよ!」

「「「「「「オウ!」」」」」」

 

 

フェイの合図でFWとMFを含めた6人がプラネテューヌ陣営に進撃して行く。

相手の速攻の速さに反応しきれず殆どの選手が抜かれてしまった。

フェイにボールが渡り、ゴールの前には刹那とメッシュがカレンを守る様に立つ。

 

 

「・・・決めさせない・・・」

「止めて見せるわ!」

「絶対に決める!」

 

 

フェイはそう言いながら刹那達にドリブルで突っ込んでいく。刹那とメッシュはアイコンタクトで作戦の確認をしてフェイを止めに行った。

メッシュの後ろに刹那が並び、フェイに立ち向かう。そして刹那がメッシュの後ろから空中にジャンプする。いきなりの行動に思わずフェイは上を見上げてしまう。

その隙にメッシュはフェイにスライディングを掛けてボールを空中に跳ね上げる。そのボールを刹那は上空で受け取ってそのままフェイを飛び越えて攻め上がる。

 

 

「・・・今のは・・・?」

「これが私と刹那の連携技、《ブロックサーカス》よ!」

 

 

メッシュはフフンと得意げにフェイを見る。

フェイはそのプレイに驚きながら防御に戻るがもう遅く、刹那からパスされたボールがのあに渡って既にゴール前に来ていた。

だがGKの前にはDFが二人居てまともにシュートは打てない。だがのあはそれを見てニコッと微笑み後ろに振り返ってパスをする。

後ろからは刹那が上がって来てボールを受け取り、上空高くに蹴り上げる。

そして刹那とのあが同時に跳び上がり、刹那はのあの少し下で足を折り曲げて天空に足の裏を向ける。のあはその足を踏み台にして、刹那が足を伸ばしたと同時にボールのある更に上へジャンプし、ゴールに向かってオーバーヘッドキックを決める。

シュートはDFの上を通り抜けてGKを突破してゴールネットに突き刺さった。刹那達は技の成功を見て、喜び合う。

 

 

「決まりましたね、刹那さん」

「・・・うん・・・《竜巻落とし(もどき)》成功・・・ぶい・・・」

 

 

先程の技とはスケールの違った事に会場はしばらく無言に包まれたがやがて大歓声が上がった。

 

 

「ブロックからシュートまで見た事の無いプレイの連続ーーーー!プラネテューヌ代表は只者じゃなーーーーい!」

「せっちゃんすごーい!あんな事もできるんだーーーー!」

「まさか要塞がこうも簡単に・・・。流石としか言い様がありませんわね・・・」

 

 

チームの実力もそうだが何より刹那の実力にベールは再び驚愕し、ある事を思っていた。

 

 

「(あの子家に欲しいですわね。しかもあの見た目で男の子って反則でしょう!ああ、ユニフォーム以外の服を着せたい。膝の上に乗せてナデナデしたい。ネプギアちゃんと三人でお昼寝やゲームがしたい・・・[以下省略])」

 

 

この世界はショタコンしかいないのだろうか・・・。

この後も試合は続き、試合は4対0でプラネテューヌの勝利で幕を閉じた。

 

 

三人称サイド終了

 

 

刹那サイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜選手用ホテル[自室]〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合が終わり、ホテルに戻った僕は部屋でヘッドホンをしながらNギアで音楽を聴いていた。

Nギアはネプギアがくれた物で音楽機能が付いている。曲はアテナさんの計らいで前世での音楽をダウンロード出来る様になっている。ヘッドホンはノワールがプレゼントしてくれた物で黒を基調としていて青のラインが入っている。

因みに今はイナイレシリーズのOPを聞いている。

音楽を聴いているとNギアにメール着信が入る。誰かと思いそのメールを見るとノワールからの物だった。

 

 

タイトル:おめでとう

 

本文:初戦勝利おめでとう。貴方には毎回毎回驚かされるわ。いつの間にやらサッカーチームに入ってるし、見た事の無いプレイするし・・・。

でも最後に勝つのは私達ラステイションよ!

・・・話が変わるんだけど・・・今から会えないかしら?ネプテューヌもいるんだけどよかっ   たら貴方も一緒に少しお茶しない?場所は貴方のホテルの近くの《フラダリカフェ》よ。

気が向いたらで良いから。それじゃあ次の試合も頑張ってね。

                                      ノワール

 

 

メールを見た後、僕は監督に外出許可を貰ってカフェを目指して走って行った。

久しぶりにネプテューヌとノワールに会えるのだ。断る訳が無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜少年移動中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!オーーーーイ!せっちゃん!こっちこっち!」

「ちょっとネプテューヌ!恥ずかしいから辞めなさい!」

 

 

メールに書かれていたカフェを見つけその中に入るとネプテューヌがケーキを頬張りながら僕を呼んでいた。

ノワールは顔を赤くしながらネプテューヌを叱っている。僕はその二人の所に向かっていった。

 

 

「・・・二人共・・・久しぶり・・・」

「本当だよ!さ、せっちゃん!定位置へカモン!」

 

 

そう言いながらネプテューヌは僕を見て膝をポンポンと叩く。・・・座れと言う事か?

断ろうと思っているとノワールがネプテューヌを注意する。

 

 

「ネプテューヌ!刹那が嫌がってるじゃない!」

 

 

おお、流石ノワール。話がわk「刹那は私の膝に乗るのよ」・・・なん・・・だと・・・。

ノワールは自信満々な顔で僕を見てネプテューヌと同じ行動を取る。この後拒否権無しに二人でじゃんけんを始めてノワールの膝の上に座らされた。

 

 

「今日は何でも頼んでいいわよ。私からの勝利祝よ(ああ!この感触!この香り!これよ!この為に生きてきたんだわ!)」

「・・・でも・・・ノワールと僕のチームは敵だよ・・・?」

「いいの。これは貴方の友達のノワールからのお祝いであってブラックハートじゃ無いんだから。遠慮せずに頼みなさい?何ならテイクアウトでもいいわよ?(遠慮する刹那可愛い!寧ろ刹那をテイクアウトしたい!・・・やったら殺されるけど・・・)」

 

 

ノワールは僕を膝に乗せてメニューを見せてくれた。僕はお言葉に甘えてカルピスとガトーショコラを頼む事にした。

店員を呼び、僕が注文すると店員は偉いねと僕の頭を撫でてきた。子供扱いしないで欲しい・・・。

注文が終わり、待とうとすると目の前で今にも死にそうな紫色の女神様がいらっしゃった。

 

 

「・・・どうしたの・・・?」

「せっちゃん成分が足りないよー。膝の上に乗せたーい。その肌に触れたーい。」

 

 

無気力になりながら彼女は自分の欲望をぶちまける。僕を膝に乗せて楽しいのかこの人は?

・・・しょうがない・・・。

僕は心の中でため息を付きながらテーブルの上でダラーっと伸びているネプテューヌの手を握る。

 

 

「・・・膝の上は無理だけど・・・これなら・・・どう・・・?」

 

 

僕がネプテューヌに聞くとネプテューヌは満足そうな表情をしながら喜んでくれた。

・・・女の子ってよく分からない・・・。

しばらくすると注文したケーキとジュースが僕の前に置かれる。やっぱ飲み物はカルピスだよね。

僕はジュースを一口飲み、喉を潤す。口の中を埋め尽くすこの甘味が堪らない。

そしてケーキをフォークで切り取り、それを刺して口に運ぶ。

・・・うん美味しい。チョコレートと中のスポンジとの相性は抜群だ。思わず頬が緩むのが分かる。しばらく経ち、ケーキを食べ終わった僕は夢中になってて気づかなかったのか机の上に赤い液体が溢れているのとそれがネプテューヌの鼻から出ていた事に気付く。

 

 

「!・・・ネプテューヌ・・・大丈夫・・・?」

「うん、大丈夫だよ。もう止まったから(さっきのせっちゃんの顔反則だよ!)」

「何してるのよ?しっかりしなさい。」

 

 

後ろからノワールの声が聞こえる。流石ノワールだ。カッk・・・おや・・・?

 

 

「さっきあんなにチョコレート系を食べるからよ(刹那の笑顔、刹那の笑顔、刹那の笑顔、刹那の笑顔)」ハナジダラー

 

 

ノワールさん・・・説得力ゼロでっせ・・・。

こうして二人の鼻血が収まるのをしばらく待ち、テイクアウト用のケーキを買ってもらって解散となった。

 

 

刹那サイド終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜おまけ[とある会話]〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「刹那?どこ行ってたのかしら?」

「正直に答えてくれれば起こりませんよ?」

「・・・人と会ってた・・・(何で正座させられてるんだろう?)」

「それって女の人かしら?」

「・・・まあ・・・そうだけど・・・(女神なんて言えないし)」

「「ギルティ」」

「・・・何で・・・」

 

 

この後少年Sはキャプテン少女と転生少女に怒られ、今度一緒にお茶をする予定を取り付けられましたとさ。めでたし、めでたし。

 

 

「・・・めでたくない・・・」

 

 

ちゃんちゃん♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最近風邪を引いてしまって大変です。
皆さんも風邪には気を付けてくださいね!
それではさようなら( ´ ▽ ` )ノ
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