超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第38話

刹那サイド

 

 

「この度もご迷惑をお掛けしてすみませんでした」

 

 

あれから僕はプラネタワーに運ばれた様で、其処でしばらく眠っていた様だ。

今僕は、ネプテューヌ達女神四人組とイストワールさんの目の前で土下座している。最近の僕はどうも気絶しがちでいけないな。

そう思いながら土下座をしているとネプテューヌ達は慌てて止めてきた。

 

 

「わわわ!いいよそんな事しなくても!」

「そうよ、貴方は私達を助けてくれたのよ?寧ろこっちがするべきかもしれないわね」

「そうですわ!せっちゃんが頭を下げる必要なんてありませんわ!」

「三人の言うとおりよ。本当に助かったわ。流石プラネテューヌの《トリックスター》ね」

「刹那さん。皆さんの言う通り、貴方の行いは間違ってなんかいませんよ。だから頭を上げて逆にエッヘンと胸を張ってください」

 

 

皆の言葉に思わず涙が溢れそうになる。前世ではこんなに優しい言葉言われた事無かったからな・・・・・・・ていうかブランは今何て言った・・・?

 

 

「ブラン。今とっても聞き逃しちゃいけない勝手な二つ名が聞こえたんだけどどういう事かな?」

「貴方知らないの?ギルドの人間の間では貴方は変幻自在な戦い方をするからトリックスターって呼ばれているのよ?まあ、知ってるのは飽く迄もギルドの上の人間と女神の関係者だけど」

「へ、へぇ・・・そうなんだ(バレてるーーーーーーーー!?僕のモードとか能力とか全部バレてるーーーーーーーーー!?)」

 

 

僕は困惑した。クエストは絶対に一人かのあとかネプテューヌ達としか行かないのに何処でバレたんだ!?

 

 

「だって貴方、ギルド登録の日に強盗をいろんな姿になって倒したのでしょう?」

 

 

ブランが言った瞬間、僕は固まった。そうだ、ギルドに登録しようと出かけた時に偶々銀行強盗に巻き込まれてイラッと来た時に実験台代わりになってもらったんだ!

その事を思いだし、僕は自分の馬鹿さを呪った。認めたくないものだな、若さゆえの過ちと言う物を・・・・・・・・。

 

 

「うう・・・・・・・その二つ名凄く恥ずかしいんだけど・・・・・・・・」

「大丈夫だよせっちゃん!ほら、あいちゃんだって昔自己紹介の時にプラネテューヌに吹く一陣の風みたいな事言ってたし」

「アイエフそんな事言ってたの!?それってこの前テレビでやってた中二病って奴なんじゃ・・・」

 

 

まさかアイエフがそんな事を言うなんて・・・。でも実際アイエフはカッコイイ所があるから似合ってるんだよなあそのセリフ。

僕は背が小さいから多分、子供の遊びにしか見られないだろうし、大人モードになっても微妙な所だ。

そんな事を考えていると僕のお腹から大きな音が鳴り、恥ずかしくなった。

 

 

「は、恥ずかしい////」

「「「「「(か、可愛い・・・!)」」」」

 

 

恥ずかしさのあまり顔を手で覆っていると部屋のドアが開き、セシアとC.C.、アルトリアが入ってきた。彼女達の手には御盆があり、その上には料理があっていい匂いを出していた。

 

 

「おはようございますマスター。これを食べて元気を出してください!皆さんの分もありますよ」

「私達が作ったんだ。よく味わえよ坊や」

「刹那。私も手伝いました。普段は食べる側ですが作る側も良い物ですね」

 

 

こうして皆で食事をする事になり、楽しい食事の時間を過ごした。因みにのあは暫く神久夜の家で女子で集まってお泊まり会だそうです。

そして料理も食べ終わり、片付けをした後にネプギアも来てある事を説明する事となった。

ネプテューヌ達が全員僕の方に向き、イストワールさんが質問をしてきた。

 

 

「刹那さん。ネプテューヌさん達から聞きましたがどうして貴方は女神の力を使えたのですか?」

 

 

やっぱりミキシマックスの事か・・・。

まあ、説明するしかないか。僕は皆に説明を始める。

 

 

「それは僕の能力で《ミキシマックス》と言います」

「ミキシマックス・・・ですか・・・?」

 

 

イストワールさんが不思議そうな顔をする。皆も同じ様だ。僕は取り敢えず説明を続ける。

 

 

「まあ、しっかり説明するので質問は取り敢えず後にしてください」

「分かりました。それでは続きをお願いします」

「はい。ミキシマックスは人や動物、自然現象等ありとあらゆる物の力を自分の中に融合、つまりミックスしてさらなる強さを手に入れる事が出来る能力のことです」

「じゃあそれを使ってせっちゃんは私の力を使ったんだね?」

「うん。実際には数回しか使った事がないけど多分他の女神ともできると思うよ」

 

 

ネプテューヌはそうだったんだーと言ってずっと「お揃い・・・エへへ」と呟いている。

すると今度はノワールが質問してきた。

 

 

「じゃあ、ミキシマックスの後に出したあの剣士は何なの?それもミキシマックスの能力の一部なのかしら?」

「いや、アレは《化身》と言って自分の中に眠る力を具現化した物だよ」

 

 

ノワールの質問に答えると今度はベールさんが聞いてきた。

 

 

「では、その化身の[参式]というのは何ですの?今一分からないのですが・・・」

「それは化身のレベルの様な物で化身は最初は[初式]という段階から始まってそこから何回もその化身を発動させて修行をすると[弐式]⇒[参式]⇒[四式]⇒[伍式]⇒[零式]へとレベルが上がって行きます」

「では、あの化身は今のところは三段階目という所ですのね」

「ええ。何せ使える様になったのは最近ですからね」

 

 

ベールさんの次はブランが質問してくる。

 

 

「じゃあ、あのアームドって叫んだのは何かしら?」

「アレは《化身アームド》と言ってその名の通り化身と融合して化身の力を100%引き出す技でかなりの努力がいるんだ。これはある意味ミキシマックスの亜種の様な感じかな?」

「じゃあ貴方はどうやって出来る様になったのかしら」

「一言で言うなら気合と努力の積み重ねだね。心を落ち着かせて精神統一する修行とかひたすらアームドって叫んでみたり化身を沢山発動してみたりして大変だったよ」

「本当に大変だったのね。でもその努力があったからこそ化身アームドができたのね」

「まあ、そういう事だね」

 

 

ブランの質問が終わり、僕は喉が渇いたのでテーブルに置いてあるジュースを飲む。やっぱりカルピスは神の飲み物だね。

飲み終えた僕は他に質問する人がいないか周りを見回すとネプギアが手を挙げていたのでどうぞと言った。

 

 

「えっと・・・もしかしてその能力に大きなデメリットってありますか?」

「うーん・・・。まあ、ミキシマックスと化身とかは普段より体力の消費が激しい事かな。実際今日二つも同時に使ったから体が限界超えて倒れちゃったからね」

「そうですか・・・。刹那さん、あまり無理はしないでくださいね?」

「うん。ありがとう、ネプギア」

 

 

それぞれの質問が終わった様で取り敢えず今日は解散となった。時計を見ると既に夜の9時を回っていた。

するとさっきまでブツブツと何かを呟いていたネプテューヌが提案してきた。

 

 

「そうだ!ドラゴンの件が終わるまでせっちゃん達此処に泊まりなよ!一緒に寝よ!」

「いや、明後日にはのあも家に帰ってくるし今日は兎も角数日間はちょっとね・・・」

「じゃあ、のんのんも帰ってきたら此処に泊まるっていうのは?そうしようよ!」

「僕は良いけどのあに聞いてみないと。それにイストワールさんやネプギアにも迷惑が掛かるかもしれないし」

「私は大丈夫ですよ。どうぞごゆっくりしていってください」

「私も大丈夫です!」

 

 

他の全員もオッケーらしくのあも連絡した所、二秒も経たずに行くと言った。

そんな訳で僕はこの日から数日、このプラネタワーでお世話になる事になった。

 

 

刹那サイド終了

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