超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第49話

刹那サイド

 

 

家庭科部を後にし、僕達は再び校舎を回りだした。家庭科室から離れ、2階へと上がる。暫く歩くと其処には理科室があり、入口には家庭科部と同じく看板が掛けてあり、

 

 

【魔法研究倶楽部(部員求む!)】

 

 

と書かれていた。まさか普通の学校で魔法の研究をするとはね・・・。そう思っているとアライさんが説明を始める。

 

 

「此処の部活の生徒は皆就職希望者でギルドに入るんです。それ相応の実力と能力があればギルドの登録者、又は受付係、警備員として働けますので資格等もいらないんですよ。如月君もギルドに登録しているのならもう就職しているも同然だよ」

 

「え、そうなんですか?僕はてっきりバイト的扱いな職業かと・・・」

 

「アンタね・・・バイトなんかに命賭けられないわよ・・・」

 

 

アイエフが僕の言葉に溜息を吐く。結局この部室には入らずに僕達はグラウンドへ出た。理科室の中は見ない方がいいとアライさんに真剣な表情で言われたので見れなかった。どうもそこの部活内容は魔法と言うよりバリバリ黒魔術の様な感じらしい。下手するとトラウマになるとか・・・。そんな事を思い出しながら夕日をバックに陸上部がトラックを走っていた。よくマンガで見る風景につい見入ってしまう。そして向こうの林から光る何か・・・ってスコープ!?僕の視線に気付いたのかスコープから発されていた反射光が消える。

 

 

「アイエフ!イストワールさんを遮蔽物に隠れさせて!狙われてる!」

 

「!分かったわ!イストワール様、こっちです!」

 

「僕はあれを追うから此処にアルトリアとネロを置いてくよ!二人共お願い!」

 

 

僕はセットアップでノーマルフォームになり、アルトリアとネロを顕現させる。僕のユニゾンデバイスは個人での戦闘能力が高い為警護にはもってこいだ。

 

 

「刹那、此処は任せて下さい。必ず死守します」

 

「うむ、安心して行くがよい奏者よ」

 

「ありがとう!行くよセシア!」

 

「はい!」

 

 

そして僕は狙撃者を追いに林の中へとディメンションを使ってショートカットしていった。絶対に捕まえる!

 

 

刹那サイド終了

 

 

狙撃者サイド

 

 

「ハア・・・ハア・・・ハア・・・」

 

 

森林を全速力で走り抜ける。何なんだあのガキは!?俺の位置まで100m以上あったぞ!?兎に角今は逃げる事が先決だ!そう思いながらひたすらに走り続ける。だが・・・

 

 

「見つけたよ・・・」

 

 

突然両手首と両足首が光の様な輪で固定され動けなくなり、後ろから怒りの篭った声がした。恐る恐る後ろを振り返ると・・・

 

 

「抵抗しないで。でないと罪が重くなるよ」

 

 

忍者刀を突きつける先程の子供が居た。至近距離じゃ俺のライフルも意味を成さねえ。俺は諦めて目を瞑った。

 

 

狙撃者サイド終了

 

 

アイエフサイド

 

 

私はアルトリア達と共にイストワール様を狙撃されない位置へと逃がす。さっきの事は既に教師全員に伝わり、生徒は皆避難した。その他の教師も避難させ、今は私とアライさん、アルトリアにネロだけ・・・。アライさんは昔ギルドでクエストをしていたそうで「私も戦います!」と言って私達に着いて来た。まあ戦力が増えるのならいいのだけれど・・・。

 

 

「アイエフさん、刹那さんは大丈夫でしょうか?」

 

「イストワール様、顔を出さないで下さい!危ないです!」

 

「ご、ごめんなさい。軽率でした・・・」

 

 

イストワール様は私の腰のポーチに入っている。これは刹那に渡された物でこの中に入っていれば銃弾は愚か魔法すら通さない優れものだ。イストワール様を再び隠れさせると校舎の影から数人のピエロの仮面の男達が現れる。私は既に両手に握ったカタールを構えなおす。

 

 

「どうやらサーカス・・・って訳じゃなさそうね」

 

「イストワールを渡せ。お前の命までは奪わん」

 

「へえ、そんな事あっさり聞くとでも?アルトリア、ネロ、聞いて頂戴」

 

 

そう言って私はイストワールさんの居る腰のポーチをアルトリアに渡す。

 

 

「此処は私とアライさんで食い止めるわ。貴方達は刹那と合流してイストワールさんを完全に避難させてから援護に来なさい」

 

「アイエフ、私も残ります。ネロ一人でも此れ位なら問題ありません」

 

「大丈夫よ。アライさんも中々の実力者みたいだし貴方のその頼もしい力はイストワール様に使って」

 

「・・・分かりました。ネロ、行きますよ」

 

「分かっておる!アイエフよ、必ず来るからな!」

 

「ええ、それじゃあアライさん行きますよ」

 

「はい、久しぶりに跳ばしていきます!」

 

 

そう言ってアライさんは自分の武器らしい籠手を付ける。その籠手は特別製らしい。アルトリア達も行ったしこっちも始めるか。

 

 

「では行きましょうアライさん・・・アライさん?」

 

「アイエフさん、僕の目を見てください」

 

 

そう言われ私は思わずアライさんの目を見る。アライさんの目は赤色に染まっておりそれを見た瞬間私の意識は遠くなっていった。・・・・・s・・・・な・・・・・気・・・・ヲ・・・・付け・・・・・

 

 

アイエフサイド終了

 

 

 

 

 




短くてすいません!次回はもう少し長めに書きます!
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