超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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番外編四式[G2] 《いざ魔界へ!刹那VSオーシュ》

刹那サイド

 

 

「ハアアアアアアア!」

 

 

ザシュ!

 

 

「ギャアアアアアアアアア!」

 

 

冒険が始まり魔界を進んでいく度、当然の如く敵のモンスターと戦闘になる。敵はスライムを始め、ハゲワシの頭とツチノコの体、鳥の羽を合わせたモンスターのキメラ等沢山の種類が出てくる。何でも今の魔王軍は先代の勇者パーティとの戦闘で壊滅状態に追いやられかなり戦力が無いそうだ。つまり確実に勝てる今、頑張って攻め込んでいると言う事になる。まあ、その通りらしくモンスターは正直言って相手にもならない奴らばかりで大体一つの戦闘は一分も経たずに終わっている。だが皆さん、どうかこれだけはわかって欲しい。此処まで戦闘をしているのは・・・。

 

 

「ふう・・・終わりました」

 

「おう、じゃあ次飯を作れ」

 

「・・・はい・・・」

 

 

僕だけだという事を・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん、御飯できましたよ。今日はチキンソテーです」

 

「「「「おおーーーー!」」」」

 

 

僕はあれからこのパーティでの戦闘、馬車の掃除、洗濯、料理、その他諸々を任されている。まあ、強いて言うなら家政婦だ。今の所卒なくこなしていると思う。そして皆は目の前の料理にひたすらかぶりついていた。そして僕のご飯は・・・。

 

 

「おい、モブ。ほらよ・・・」

 

 

カラ〜ン・・・

 

 

はい、この皿の上に乗ったオーシュの残した野菜の欠片や骨です。因みに誰も止めに入りません。何故なら此処にいる女子達はオーシュの催眠術とギアスで洗脳状態だからです。洗濯をしていて目を離した隙にやられました。まあ、僕も掛けられたけど魔眼持ちだから効かないんだよね・・・。今の所のあ達は手を出されていないから焦る事は無いが、それも時間の問題だろう。セシアやアルトリア達は元々そう言う物が効かない様にアテナさんが手を施してあるらしい。のあ達を戻すには僕の能力を使うしか無いのだが・・・洗脳された彼女達は常にオーシュと一緒にいる為に隙を突いて接近するのは難しい。どうしたものか・・・そう思いながら僕はチキンソテーの匂いをおかずに骨を噛み砕いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜20分後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、モブ。馬車を出せ、出発だ」

 

「はい、分かりました」

 

 

オーシュに言われ、馬車を動かす。最近になって僕はお前からモブになったらしい。僕が馬車を動かしていると後ろから声が聞こえる。

 

 

「さあ、俺達は楽しもうぜ!」

 

「はいは〜い!じゃあじゃあしりとりしようよ〜!」

 

「それはさっきもやっただろう。ならば私が持ってきたトランプをやろうではないか」

 

「いえ、それなら私が持ってきた百人一首を・・・」

 

 

と言った感じで楽しそうな会話が嫌なほど耳に入る。

 

 

『マスター、気にする事無いですよ!きっとのあさん達を元に戻せますよ』

 

『そうだぞ坊や。今は私達がいるじゃないか』

 

『刹那、私達と何か話しましょう』

 

『うむ、これが噂に聞くガールズトークと言う物だな!』

 

『皆ありがとう。あとネロ、僕は男だからガールズトークとは言わないよ』

 

 

本当に家族がいなかったら僕は本気で自殺してたかも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数時間後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・あれは・・・オーシュさん、街が見えます」

 

「何?よし、そのまま迎え」

 

 

暫くすると街が見えてきた。かなり大きい街の様で、外壁に包まれている。オーシュはそれを見て、進めと言ってきた。

 

 

「敵の街に態々乗り込む事は無いでしょう。此処は迂回して街をスルーした方がいいです」

 

「ああ?何言ってんだ、なら街を侵略すればいいだけだろうが!?此処の奴らは皆殺しだ!ああ、女は獲っとけよ?俺が使うからな、ギャハハハハハ!」

 

 

・・・いい加減コイツに嫌気が差して来た。僕は馬を止め、オーシュを見て提案をする。

 

 

「オーシュさん、どうやら僕達の意見は平行線の様です。そうだ、賭けをしましょう」

 

「はあ?賭け?俺に賭けを仕掛けるなんざモブの癖にいい度胸だな。いいぜ、やってやるよ。内容は?」

 

「はい、僕とオーシュさんで模擬戦をします。ルールは相手を気絶させるか首に心臓か首、脳天に得物を突き付けるかで後ろの三人は何もしないで頂きたいのですが・・・」

 

「いいぜ、皆!これから俺はこの自己中のモブを片付けるから邪魔は無しだ!最高の勝利をお前らに捧げるぜ!」

 

「「「カッコイイ・・・////」」」

 

「それじゃあ、今から結界を張るのでそれから五分後にスタートでいいですか?」

 

「ああ、いいぜ。お前、自分の持てる技を全て使ってきな」

 

「・・・それだと結構其方が不利になると思いますよ?こっちのメンバーが増える事になるので・・・」

 

「別にモブの一人や二人、変わんねえよ。いいから全力で来な。アイツ等の前で恥じ掻かせてやるよ。ヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・」

 

 

うわ〜、僕を有利にしてくれてありがとうございます。とは言っても相手は勇者で実力が計り知れない相手だからなあ・・・。頑張らないと。僕は結界を張って、模擬戦の時間まで準備を始めた。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

「それじゃあ、いいですか?」

 

「おう、どっからでも来な。このエアの錆にしてやるぜ」

 

 

オーシュに言われ、ウインドフォームで日本刀のセシアを構えた刹那は相手の動きを待つ。まずは様子見をする為にひたすら待つ。するとオーシュは短気な様で・・・

 

 

「お前から行かねえんなら俺から行くぞ!行け!《王の財宝》よ!」

 

 

と言って自分の後ろに時空の歪みを出現させる。そこから大量の剣、槍、斧等の武器が射出されて刹那へと飛んで行く。周りの全員は終わったと思ったが刹那は余裕の表情で目を閉じ、カッと開く。その目は緑に染まっていた。次の瞬間、刹那は飛んでくる武器と武器の間を移動し、オーシュに近づいていく。

 

 

「何!?俺の王の財宝を避けるとはやるじゃねえか。まあ、次はどうかな!」

 

 

そう言うと今度は360度全体から武器が射出されるが、刹那はその中心で居合の体制を取る。刹那の周りと刀には風と雷が渦巻いている。

 

 

「もうそれは《速眼》で見切ってる・・・。行くよ・・・《疾風迅雷》!」

 

 

刹那は一気に刀を振り抜いた。武器が刹那に刺さるまであと僅か2cmと言った所で武器は全て細切れになった後消し炭になって空中へと消えて行く。今の技は魔力変換資質を同時に使う事によって出せる技で雷と風を組み合わせる事で居合の加速と刀の切れ味を格段に上げたのだ。周りは何が起こったのかは理解できないでいた。無論、オーシュもである。刹那はその隙を逃さず一気に畳み掛けた。神風を使ってオーシュの前へ移動し、首に刀を、心臓に手刀を突き付ける。

 

 

「・・・僕の勝ちですね。本気を出すまでも無かった・・・」

 

「・・・まだだ・・・まだ俺は・・・負けてねえ!」

 

 

そう言ってオーシュは右手に握られた剣、《エア》を振り回す。刹那は突然の事に後退する。オーシュは刹那を殺意の篭った目で睨み付け、エアを構える。

 

 

「ルール上貴方は負けた筈ですよ。続きはしてもいいけど僕の言う事には従ってもらいますからね」

 

「はあ?んなモン聞くわけねえだろうがバカ!テメエは此処で殺してやるよ!お前ら、手伝え!」

 

「「「はい!オーシュ様!」」」

 

 

そう言って千夏は鉤爪を、ルナは魔法の杖を、のあは弓を取り出す。刹那は心の中でフシギダネは居なくて良かったと思った。流石にこれ以上はマズイと感じたのだ。だが、そんな中で刹那は一つだけ分かった事があった。それは、オーシュが特典を使いこなせていないと言う事だ。そんな事を考えている内に全員が武器を構えて刹那をロックオンする。刹那はハア、と溜息を付きながら。オーシュに手の甲を向け、クイクイと動かす。所謂挑発のポーズだ。短気で損気なオーシュは直ぐに

 

 

「お前ら!やれーーーー!」

 

 

と言って命令を出した。彼は飽く迄も自分は手を出さないつもりである。合図と共に千夏が鉤爪で刹那に接近するが刹那はクルッと素早く千夏の横に回り込み、足を下に出す。

 

 

「え、ムギュッ!?」

 

 

案の定千景は足を引っ掛け地面とキスをしたまま動かなくなる。

 

 

「よくも千景を・・・!喰らえ!《ファイアボール》!」

 

 

ルナは杖から火の玉を三発、刹那に飛ばすが刹那はセシアを納刀し、冷気を纏わせた右腕を迫り来るファイアボールに突き出した。ファイアボールは即座に凍り付き、氷塊となって刹那の前に転がる。

 

 

「・・・《クリスタルバリア[V3]》って所だね・・・」

 

「そんな・・・私のファイアボールが・・・これならどうだ!《バギ》!」

 

 

ルナは次に強力な風を起こす。だが、刹那にとってはその程度の風圧は日常茶飯事だ。魔力強化した右手を一気に振り抜く。すると刹那からバギよりも強力な風圧が飛び出し、ルナを吹き飛ばす。ルナは頭を打った様でその場から動かなくなった。すると今度は背後から弓矢が飛んできて殺気を感じた刹那は即座に横へ避ける。刹那が居た所には矢が数本刺さっていた。あと少し反応が遅ければ今頃落ち武者になっていただろう。そう思いながら刹那は矢を放った人物であるのあを見る。先程の二人もであるが、のあも虚ろな眼差しで笑いながら弓を向ける。

 

 

「ック!のあ相手は少しキツイかな・・・」

 

「マスター!私達に案があります!どうか此処は私達にやらせてください!」

 

「セシア?・・・分かった、皆もお願いね」

 

 

セシアに言われ、刹那はセットアップを解除してセシア達を出す。セシア達は一瞬目配せをした後、のあを見て話し始めた。

 

 

「いや〜、のあさんはあの金髪の事が好きになったんですね〜」

 

「いや、私達は別に構わん。ライバルが減って大助かりだからな!お陰で坊やを愛でる時間が増えた」

 

「そうですね。一緒に寝る時間も増えましたしね!」

 

「うむ!刹那と湯浴みを共にする事もできるぞ!のあ様々と言う奴だな!」

 

「・・・・・!・・・・・!」

 

 

セシア達の突然の言葉に刹那は頭に?を浮かべるが、のあは顔を俯かせてピクピクし始めた。そしてセシア達はニヤニヤ笑いながら言葉を続ける。

 

 

「それじゃあ、ライバルが減った記念にマスターとお風呂に入って膝に乗せて撫でた後に一緒に寝ましょう!あ、勿論のあさんは金髪とお楽しみくださいね!」

 

「そうだな、私達は坊やと楽しむ事にしようじゃないか。のあ、お前はそっちで楽しむといい」

 

「では、私は刹那の隣で寝させてもらいましょう。のあは其方の殿方の隣をどうぞ」

 

「なら私はもう片方の隣を貰うぞ!のあ、お前は其処の金髪と精々楽しむのだな!」

 

「・・・・・ないで・・・・・さい・・・な・・・・の・・・・・!」

 

 

のあは更に何かを呟き始めた。セシア達は今だと言わんばかりに刹那に駆け寄り耳打ちをする。

 

 

「いいですかマスター?・・・・・・・・・って言うんです」

 

「・・・それでのあは元に戻るの?」

 

「はい、如月家の女性陣なら必ず戻ります。さあ、どうぞ!」

 

「嘘だったら怒るからね・・・・・・・・あ〜あ、のあの温もりに触れたいな〜。一緒にお風呂入ったり、寝たり、頭を撫でてもらいたいな〜。してくれれば・・・・・・・僕の使用済みパンツあげるのにな・・・」

 

「・・・・・・・刹那・・・・・さんの・・・・・パンツ・・・・・使用済み・・・」

 

 

最後に刹那はのあの前で腕を広げる。そして最後のセリフを発した。

 

 

「のあ・・・・・・・・おいで・・・・・・僕の女にしてあげる・・・」

 

「刹那さーーーーーーーーーーーーーーん!」

 

 

その瞬間、のあは刹那に飛びかかり、抱きついた。そしてひたすら刹那の頬に自分の頬を擦り付ける。

 

 

「刹那さんすみません!私は貴方だけと決めていたのにこんな・・・こんな屑でゴミな輩に操られてしまうなんて・・・!それに刹那さんに酷い事を言ってしまいました。あとあんな男はカッコよくなんかありません!刹那さんの様な綺麗な心の持ち主にこそカッコイイと言う言葉は似合うのです!あ、でも刹那さんは可愛い所が多いですよ。女の子の格好が凄く似合うし、寝てる時の癖で何かに抱きつかないと寝れなくて自分の髪の毛に抱きついて寝たり、寝顔とか食事で好きなものを食べている時に欲張って頬にいっぱい詰め込んでハムスターみたいになっていたりとか!他にもサッカーや修行を終えた後の汗だくな刹那さんも堪りません!脇をprprしたり服に染み付いた刹那さんのエキスを抽出して飲みたい位です!あ、勿論服の方も頂きたいとは思いますよ。と言うより何着か貰っています。きゃっ、言っちゃった(照)!ああ、刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん見ず知らずの転生者の私を受け入れて家族と言ってくれた人刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん前世の事もあったのに私に微笑み掛けてくれた刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん私は・・・天川のあは一生貴方の所有物になる事を誓います。刹那さん刹那さん刹那さん刹那さんどんな扱いでも構いません貴方のお側に置いてください。刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん愛しています刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さんああ、刹那さん万歳!最っ高にハイって奴だぜヒャッハー!ああ、刹那さんクンカクンカ!刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さんこんな薄汚いメス豚以下の女ですが貴方の物になりたいです刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん刹那さん愛してます刹那さん♡」

 

 

のあの暴走気味の言葉に刹那を含めた如月家一同は

 

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

 

唖然とする事しかできなく刹那は何とかしようとのあの頭を撫でるが、

 

 

「あっ、刹那さん♡刹那さんが私の頭を♡し、幸せです♡私みたいな女が愛する人にこうしてもらえるなんて幸せです〜♡はぁんっ♡」

 

 

のあは再び叫んで意識を落とした。刹那はその光景を目の前で見て、やっと口を動かした。

 

 

「・・・・・・・・・・何このカオス・・・・・・・・」

 

 

三人称サイド終了

 

 

 




自分で書いていて思いました・・・。のあ怖っ!?
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