超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第57話

刹那サイド

 

 

神久夜と再会した僕は色々と話をした。神久夜は今、大学生で農業系の大学に通っているらしい。何故サッカーでは無く農業の道に進んだかと言うと、マジェさんの農業に感動したらしく将来はマジェさんの農場で働きたいらしい。それでもサッカーは続けているそうで、偶にサッカークラブの方に顔を出していると言っていた。円堂監督元気かなあ・・・。そんな話を続けた後、僕達は神久夜と別れてプラネタワーへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数分後[プラネタワー]〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラネタワーに到着した僕達は受付の人に頼み、イストワールさんに会えないか相談した。元々僕達の事を知っていた受付の人は驚いた顔をしてイストワールさんに連絡をする。そして僕達はプラネタワーの上へと通された。その後、案内された部屋で待機していると物凄い勢いでドアが開かれ、イストワールさんとアイエフ、それにアライさんが入ってきた。・・・あれ?三人共何か窶れて無いですか?

 

 

「やあ、二年ぶり。元気にしてt「「「刹那(さん/君)!」」」にゃっ!?」

 

 

挨拶の途中で三人に抱きしめられた。今日で何回目だろうか・・・。近くで見ると、やっぱり三人共窶れているのが分かる。やっぱり僕のアレは失敗だったのだろうか・・・。

 

 

「三人共大丈夫?凄く窶れているけど・・・」

 

「「「(貴方/アンタ/君)の所為(です/よ/だ)!」」」

 

「え、やっぱり僕の治療法が・・・ごめんなさい!」

 

 

そっか・・・僕の治療法が悪かったからこんな事になったんだ・・・ああ、やっぱりあのまま死んだ方が良かったのかな・・・。

 

 

「せ、刹那さん?別に治療法が悪かったのでは無くてですね・・・」

 

「そ、そうよ。貴方への罪悪感と心配でこうなったと言うか・・・」

 

「こ、言葉の綾なんだよ。だから泣かないでくれ」

 

「・・・でも心配掛けたからこうなったんですよね?やっぱり死んだ方が・・・」

 

「止めてください!そんな事したら私も後を追いますよ!」

 

「私もよ!」

 

「同じく!」

 

 

そんなやり取りが一時間は続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜一時間後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく落ち着きを取り戻し始めた僕達はこの二年間で何があったのか話し始めた。その中でも一番驚いたのが、現在平行世界のプラネテューヌから来たネプテューヌと違う女神がこの世界に来ていて、如月家に居ると言う事だ。話によると、僕達の居るゲイムギョウ界にその女神が居るゲイムギョウ界のアイテムが何らかの原因で流れ着いたらしく、其れを回収する為に来たらしい。と言う事は現在家に居ると言う事だ。この女神は前にも来た事があるそうで、ネプテューヌ達とは友達らしい。この話をした時にセシアとアイエフが震えていたがどうしたのだろうか・・・?そして此処からは僕が天界で過ごした時の話だ。流石にこの話は誰にでも話していいという訳では無いので失礼だがアライさんには席を外してもらった。アライさんも業務そっちのけで来たらしく、アッサリ帰っていった。最後にアライさんにまた学校に顔を出してくれと言われたので取り敢えず了承した。さて、それじゃあ何があったかを話すとしようか・・・。僕はアイエフ達に向き直り、説明を始める。

 

 

「初めに、僕が転生者と言う事は二人ともご存じですよね?」

 

「はい、アテナさんからお聞きしました。転生者の存在、この世界が元々ゲームやアニメの物語と言う事、そして・・・貴方の前世を・・・」

 

「ええ、最初は信じられないと思ったけど・・・貴方の能力や時々出る表情を考えると納得したわ」

 

「そうですか・・・。僕の前世を聞いてどう思いました?軽蔑しましたか?僕の存在が不快と思うのならもう皆の前に姿は表しませんよ・・・」

 

「そんな事ありません!逆に貴方にそんな仕打ちをした人達を軽蔑します!」

 

「そうよ!刹那は一番の被害者じゃない!他の皆も話を聞いて同じ事を言っていたわ!」

 

「はいストップ。誰がその話を聞いたのかな?」

 

 

アイエフの話し方だとかなりの人が聞いたと言った感じだけど・・・まさかね・・・?

 

 

「女神全員とその妹、各教会の教祖と貴方のサッカーチームのキャプテンよ」

 

「何で神久夜まで居るの!?さっき会ったばっかり何ですけど!?」

 

「二年前、リーンボックスとプラネテューヌで親善試合があってその時に偶々刹那のお見舞いに来てたネプ子達を見かけちゃったみたいでその時ネプ子がうっかり口を滑らせて入院している事を知って一緒に病室に行った時にアテナ様が刹那のシャツを嗅いでビクンビクンしていた所を目撃した後に前世を知ったって訳よ」

 

「何か聞き捨てならない部分が聞こえたけどシャツって何さ!?」

 

「それについては私達も深く考えない事にしたわ。だって・・・共犯者だし・・・」

 

「?最後何て言ったの?」

 

「な、何でも無いわ!それよりも、彼女が貴方に再会してもその事を言わなかったのはアテナさんからその事にはあまり触れないでって言われたからよ」

 

「それは助かるよ・・・いい思い出は無かったからね・・・」

 

 

何か思い出したら悲しくなってきたぞ・・・。そんな考えを何とか振り切り、僕は話を再開した。

 

 

「それでは改めて僕が天界で体験した事をお話します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・と言う訳で僕は今、此処に居ます」

 

「な、何と言うか・・・」

 

「凄い所ね・・・」

 

「マスターは相変わらず天然な規格外ですね・・・」

 

 

話し終えると三人共唖然としていた。僕と様々な体験をして来たセシアすらもだ。その後も色々な話をし、僕とセシアは帰る事になり、エレベーターに乗ろうとした瞬間、バルコニーの方に魔力反応を感じ、其処に向かった。そしてバルコニーのドアを開けると僕の目の前に黄金の馬が立っていた。

 

 

「轟天・・・心配掛けてごめんね・・・」

 

 

そう言って僕は車椅子を押して貰い、轟天へと近付いて行く。そして轟天へ触れようとした瞬間、

 

 

「全くだ、私の主は自分の事は後回しだからな」

 

「・・・・・・・へ?」

 

 

轟天が・・・・・・・・シャベッタアアアアア!?

 

 

「む?どうした主よ。・・・ああ、話すのは始めてだったな。私は主が本当に相応しいかどうかを見極めるまでは離さないし、人型にならないと決めていたのだ。結局の所、主を認めて良いと思った時には既に長い眠りの中だったがな・・・。だが今日は主が目を覚ましたし、そんな体では移動も魔法も辛いだろうと思って私が来たと言う訳だ」

 

「そ、そうなんだ・・・。じゃあ、轟天の人型の状態が見たいな」

 

「良いぞ、待っていろ」

 

 

そう言って轟天は姿を変えて金髪の大人の女性へと姿を変えた。(イメージは問題児のレティシア)

 

 

「まさかこの世界に来て黒ウサギに会えるとは思ってなかったぞ」

 

「クロと知り合いなの?」

 

「ああ、前世では同じ世界で仲間だったからな。私の前世は吸血鬼でメイドだ。その能力は今でも使えるぞ」

 

「ブリテンの王と古代ローマの皇帝に宇宙人と吸血鬼、それと魔女と転生者二人にデバイスとウサギ三羽・・・うん、カオスだね・・・」

 

「確かにな・・・だが、一つ間違っているぞ。転生者二人の内一人は神と改めるべきだ」

 

「うぐっ・・・考えない様にしてたのに・・・。そう言えば轟天って前世と今の名前だとどっちで呼ばれた方が良い?」

 

「そうだな・・・我儘を言うと前世の方が良い。女の身で轟天は少しな・・・」

 

「そうだね、それじゃあ前世では何ていう名前だったの?」

 

「私は前世では《レティシア・ドラグレア》と呼ばれていた。主の好きに呼んでくれ」

 

「そっか、じゃあレティって呼ぶから僕の事も好きに呼んで良いよ」

 

「ならば・・・刹那、と呼び捨てでも良いか?」

 

「うん、勿論だよ。改めて宜しくねレティ」

 

「ああ、宜しく頼む」

 

 

僕と轟天改めレティは握手をし、如月家へと帰宅した。二日後にはプラネタワーで僕の復活祝いのパーティーをやると言われ、パーティー三昧だなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜如月家〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「如月家よ、私は帰って来たーーーーー!」

 

「マスター、どうしたんですか急にガトーの真似なんかして」

 

「何か言わないといけない気がしたんだよ」

 

「刹那は一体何に言われたんだ?」

 

「う〜ん・・・誰だろうね?」

 

 

如月家に到着した僕は車椅子を押して貰い、中に入った。中は真っ暗でシーンと静まり返っている。皆何処に居るんだろう?そう思いながら僕達はリビングへ向かう。そしてリビングに入った瞬間、

 

 

『刹那!お帰りなさい&遅めの18歳の誕生日おめでとう!』

 

「・・・ふえ?」

 

 

ドアを開けて明かりを付けた瞬間、ネプテューヌ達が僕に向かって叫び、クラッカーを鳴らした。突然の事に僕の思考は追いつけず、変な声が出てしまった。そんな僕にネプテューヌが何時ものテンション前回で話し掛けてくる。

 

 

「どう?驚いた?ビックリ作戦大成功!ほらほら、料理もプレゼントもあるよ!あと、あいちゃんといーすんも後から来るってさ!ぐーちゃんも居るよ!」

 

「え?あ、うん神久夜の事か・・・って神久夜!僕の前世知ってたの!?」

 

 

僕はイストワールさん達との会話を思い出し、神久夜に聞いた。

 

 

「ええ、知ってたわよ。でもアテナさんに言われてたから貴方の前では言わない様にしてたのよ」

 

「そっか・・・ありがとう」

 

「貴方が謝る事無いわよ。さあ、今日は楽しみましょう!」

 

「うん!」

 

 

こうして僕はお帰りと同時に誕生日のパーティーをしてもらった。忘れてたけど僕二年前に16歳になってたんだね・・・。

 

 

刹那サイド終了

 

 

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