超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第68話

刹那サイド

 

 

模擬戦から数時間後、僕達は用意された露天風呂に浸かっている。当然僕と鬼灯さんは男湯に居る。因みにモンディアルさんは女湯に拉致された。ゆっくりと浸かっていると鬼灯さんが風呂から上がる。

 

 

「では、私はお先に失礼させてもらいます。ごゆっくり」

 

「はい、それじゃあまた後で」

 

「ええ、・・・頑張ってください」

 

「え?」

 

 

そう鬼灯さんは短く言うと風呂から出て行った。なんだったんだろう?少し考えたが好きな風呂で考え事は持ち込みたく無いので僕は考えるのを止めてふう、と息を吐き上を見上げる。其処には満天の星空が輝いていた。・・・家でも造ろうかな・・・露天風呂・・・。それにしても・・・

 

 

「いい湯だなあ・・・」

 

「そうだね〜」

 

「そうですね〜」

 

「・・・・・・・取り敢えず何故此処に居るのか聞こうかな・・・?」

 

「其れは勿論!」

 

「マスターと!」

 

「「○○○とか、×××とか△△△とかいんぐりもんぐりする為に!」」

 

「今すぐ出てけ!」

 

 

いきなり僕の両サイドを固めて来た挙句にとんでもない事を暴露した二人を僕は追い出そうと二人を湯船から出そうとする。だけど僕は出来なかった。何故なら・・・

 

 

「何で二人ともタオルしてないのさ!?」

 

 

二人共バスタオルを巻いていない訳で・・・今はライトで水面が反射されているから見えないけどもしこの二人を湯から出したら確実にとんでもない事になる。

 

 

「せっちゃん乱暴だよ〜。・・・初めてだから優しく・・・ね♡」

 

「マスター、私は二番目でも構いませんからどうか・・・」

 

「ちょっと落ち着こうか・・・。まず神無、そう言う事はしないから。次にセシア、二番目って何さ!?」

 

「・・・せっちゃんもしかしてセシアちゃんの気持ちに気付いて無いの?」

 

「?気持ちって?」

 

 

僕がそう言うとセシアは体育座りをして湯の中へと沈み始めた。

 

 

「ちょっ、セシアさん!?溺れるって!?」

 

「う〜・・・マスターの鈍感!合法ロリショタ!でもそんな貴方が大好き!」

 

「・・・どう言うこったい・・・」

 

 

セシアが情緒不安定だ。今夜メンテナンスした方がいいかも。そう思っていると神無とセシアは二人でヒソヒソ話を始める。何を言っているかは分からないがまあ、女子同士弾む話があるのだろう。そう思いながら目を閉じて休もうと思った瞬間、

 

 

ニュル

 

 

「にゃあっ!?」

 

 

僕の下半身を誰かに触られる感触がした。けど神無とセシアは仲良く頭洗ってるし(バスタオルを何時の間にか装着)、距離的には不可能だ。そう思っていると、

 

 

ニュル

 

 

「にゅっ!?」

 

 

今度は胸を触られる感触がした。・・・これ以上は・・・。かなり怒りのボルテージが上がっている状態で精神的に負担がかかり始めてる今、僕はキレても可笑しくは無かった。最後にもう一度僕の胸に感触があった瞬間、僕の中で

 

 

ブチッ!

 

 

何かが切れる音が響いた。

 

 

「・・・セシア!セットアップ!」

 

「ふえっ?何でですかマスt「黙れ、さっさとしろ。その体バラされたいか?」イエス、マスター!」

 

 

僕は直様セットアップし、ウインドフォームになって男湯の湯船に小規模の竜巻を起こす。

 

 

「《テンペスト》!」

 

 

まるでミキサーの様に水が回転しながら柱になって行く。僕は其処に魔力変換資質《氷》を発動し、その魔力を纏わせた指で竜巻に触れた。

 

 

カキン!

 

 

水柱は凍り付き、中には水着を着た一人の女性が一緒に凍りついていた。・・・そうか・・・奴が犯人か・・・。僕はセシアに魔力を収束させる。

 

 

「《スターライト「ストップストップ!」・・・神無?」

 

「待って待って!此処でそんなの放ったら一面焼け野原だよ!」

 

「知ってるよ。何言ってるのさ」

 

「まさかの確信犯!?」

 

 

神無に邪魔されたが僕は再び魔力の収束を始める。だが次の瞬間、僕の体は複数のバインドで拘束されていた。犯人は神無と女湯の方から来たなのはさんとフェイトさんだ。

 

 

「刹那君、そこまで!その子にはちゃんと私達が言っておくから!」

 

「お願い刹那、此処は抑えて」

 

「・・・・・分かりました。すいません、ちょっと頭に血が登りすぎました。もう寝ます、おやすみなさい」

 

 

僕は氷の柱を解除し、風呂を出る。風呂を出て部屋に向かおうとした瞬間、視界が反転して目の前が真っ暗になった。

 

 

「刹那君!?」

 

 

誰かの叫び声が最後に聞こえた気がした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・此処は?」

 

 

気が付くと其処は自分と神無の部屋で僕の隣では神無が同じベッドで寝ていた。反対にはセシアも居る。・・・この二人は・・・。そう思っていると急に空腹感に襲われる。・・・キッチン借りよう。そう思いながら神無とセシアを起こさない様にディメンションを使って部屋を出てキッチンへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜キッチン〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチンに着いた僕は部屋から持ってきたポーチの中から食材を出して料理を始める。数分後にはテーブルの上に骨付き肉とサラダ、コーンスープにパンと洋風のメニューが山盛りに置かれた。僕は其れを一心不乱に食べ始める。するとキッチンの扉の向こうから視線を感じ、僕は少しイラつきながら声を出した。

 

 

「誰だか知らないけどコソコソしてないで出てきたら?」

 

 

そう言うと、扉を開けてあの紫っ子が入って来た。何かあるようで妙にモジモジしている。

 

 

「あのさ、もしかして僕が此処の冷蔵庫勝手に開けたと思ってる?一応自分で持ってきた物だから誤解しないでよ」

 

「違うわ。その・・・ごめんなさい・・・」

 

「・・・は?」

 

 

いきなり紫っ子が謝って来たので僕は思わず聞き返した。すると紫っ子が涙目でなって話し始める。

 

 

「その・・・貴方のデバイスから聞いたの。この世界に来る直前まで精神の療養中だった事。それなのに私は貴方にあんな酷い事行った挙句に無理矢理模擬戦させようとして・・・本当にごめんなさい!」

 

「・・・あー・・・その・・・こっちも・・・ごめん」

 

「ううん、貴方は悪く無いわ。全部私が元でこうなったんだもの・・・明日の模擬戦、皆と話して貴方は自由参加になったから・・・」

 

「・・・考えておくよ。ごちそうさまでした」

 

「あ、皿洗いは私が」

 

「いいよ、すぐ終わるし」

 

 

僕は皿を無言で洗い始める。すると紫っ子が僕の隣で一緒に皿を洗い出した。

 

 

「いや、皿もそんなに無いからいいよ」

 

「お願い、ちょっとでも良いから貴方の事手伝わせて欲しいの。せめてもの償いをさせて」

 

「別に償いって程の事でも・・・。はあ、好きにしてよ」

 

「ありがとう!」

 

「分かったから夜中に大声出さないでよ。無駄に響く」

 

「あ、・・・ごめんなさい」

 

「ほら、皿洗いは終わり。それじゃあお休み、・・・《アルピーノ》さん」

 

「あ・・・お、お休みなさい////」

 

 

僕はこの後部屋に戻って神無とセシアの間に入り、就寝した。まあ、僕も今回大人気なかったしね。お互い様って事で・・・。まあ、お休み。

 

 

刹那サイド終了




〜オマケ〜

《名探偵かな!?刹那君!》


刹「は〜い!」


刹那君はゲイムギョウ界に住む優しい心を持った転生者だよ!でも、家族や大切な人達を傷つけられると容赦しないよ!好きな食べ物は甘い物全般。好きでも嫌いでも無い物はスーパーのお弁当やお寿司に入っている緑のアレだよ!


《[第1話]刹那君いきなりスピード解決!》


セ「マスター大変です!変態が叫びながらこっちへ来ます!」

刹「なんだって!?」

の「うおおおお!刹那さん!うおおおおおお!」


ファンファンファンファン(パトカーのサイレンと連れられて行くのあ)


終わり!


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