超次元ゲイムネプテューヌ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第73話

刹那サイド

 

 

あれから僕は椅子に座らされてネプテューヌ達に状況説明をしていた。

 

 

「・・・と言う訳で戻ってきたんだけど・・・身長が戻ってしまった・・・」

 

「だ、大丈夫だよ。どんなせっちゃんでも私は大好きだから!」

 

「か、神無〜」

 

「せっちゃ〜ん♡」

 

「「「そこ、イチャイチャしない!」」」

 

 

何故かネプテューヌ、ノワール、姉さんの三人から怒られてしまった。ブランは口から砂糖吐いている。女神って凄いな・・・。そう思っていると、僕はふと思って言った。

 

 

「ブラン、我が儘言っちゃうけど僕もう家に帰るよ。神無が居ればどんな事でも耐えられるし」

 

「せっちゃん・・・今日一緒にお風呂入って寝ようね〜♪」

 

「うん、約束だよ」

 

「「「だからイチャイチャ禁止!」」」

 

「う、ごめん・・・」

 

「・・・苦労するわね貴方達・・・」

 

 

ブランは溜息を吐いてネプテューヌ達を見た後、僕にこれからの事を説明してくれた。

 

 

「分かったわ。後で送りの便を用意するからそれで帰るといい・・・」

 

「ありがとう。でもその前に鬼灯さんだよね」

 

「あ、私ならさっき連絡したのでお先に失礼します。では」

 

 

そう言って鬼灯さんは突如上がった煙と共に消えていった。さて、僕達も帰りますか!

 

 

「それじゃあ神無、一旦ルウィーに戻って僕の荷物を取ってこよう」

 

「うん!それじゃあお願いねせっちゃん」

 

「はいはい。セシア、セットアップ」

 

「・・・セットアップ」

 

 

僕はセットアップして大人化してから神無をお姫様だっこの要領で持つ。

 

 

「それじゃあ、行くよ」

 

「ゴーゴー!」

 

 

こうして僕はルウィーへと飛行していった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せっちゃんに彼女せっちゃんに彼女せっちゃんに彼女せっちゃんに彼女せっちゃんに彼女せっちゃんに彼女・・・」

 

「ユニ〜!刹那が!刹那が〜!」

 

「ど、どうしましょう・・・義弟に彼女が出来るのはめでたい事ですのに・・・何ですのこの胸の内から来るチクチクは・・・取り敢えずチカとケイブに相談ですわね」

 

「・・・カオスね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時の女神達の様子の変化に僕は気づかなかった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ルウィー[教会]〜

 

 

「・・・これで良しっと」

 

「じゃあこれでせっちゃんの家に行けるんだね!やった〜♪」

 

「うん。でも良かったの?僕は嬉しいけどこの世界に住むって・・・」

 

「良いの!ちゃんと許可もゼウスさんから貰ったし!」

 

「そっか、じゃあ行こう。外で迎えが待ってる」

 

「うん!」

 

「・・・マスターはあんな笑顔向けてくれなかった」

 

「?セシア、何か言った?」

 

「い、いいえ!さあ、行きましょう!」

 

「う、うん・・・」

 

 

今一瞬、首元のセシアが凄く冷たくなった気がしたけど・・・気の所為かな?僕はあまり気にせず神無と廊下を歩き出した。この時僕は気づくべきだったのかもしれない。このちょっとした疑問がこれから起きるひと騒動の一部になる事を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜プラネテューヌ[自宅]〜

 

 

「おお、大きい家だね。流石大家族で住むだけはあるよ」

 

「地下もあるから実際は見えてるよりももっと広いよ」

 

 

神無に家の説明をしながらインターホンを鳴らした。するとドアが開かれ中から割烹着を着たのあが顔を出す。僕はのあに挨拶をした。

 

 

「やあ、ただいま」

 

「刹那さん・・・おかえりなさい!」

 

「あー!人の彼氏に何するの!?」

 

 

のあが僕に抱きついて来て、それを神無が注意した。神無・・・僕の事をそこまで・・・。

 

 

「ちゃんと私に許可を取ってからならえっちな事無しで良いよ♪」

 

 

(・3・) アルェー?

 

 

「・・・貴方誰ですか?」

 

「ってのあ気づいてなかったの?」

 

「はい。それで、刹那さんの彼女とか言う調子に乗った発言が聞こえた気がしたのですが・・・。冗談でもキレますよ?」

 

「冗談じゃないもん。ね?せっちゃん!」

 

「うん、彼女は神無。僕の前世からの彼女だよ」

 

 

僕がそう言うとのあは虚ろな目になって僕からフラフラと離れる。

 

 

「う、嘘です。刹那さんは今まで誰ともお付き合いした事の無い筈・・・嫌・・・嫌です・・・」

 

「の、のあ?」

 

「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ」

 

 

いきなりのあが壊れかけのradioの様に同じ言葉を囁き出して家の中へと戻って行った。何だったんだろうかあれは・・・。

 

 

「・・・あの子も」

 

「?あのこもって?」

 

「あ、ううん。何でも無いよ。只、せっちゃんって凄いなって・・・」

 

「凄いって何が?」

 

「気にしないで。(まさかヤンデレ直前の女子を目の前にしてビクともしないとは・・・)」

 

 

取り敢えず神無を家に上げて僕は部屋へと案内した。神無は布団派らしく、和室を案内したが気に入ってくれた様だ。僕は家族全員に声を掛けてリビングに集合し、神無の紹介をした。のあは変わらずに部屋から出ないし、セシアは首元で無反応だ。

 

 

「・・・それで神無と帰って来たんだ。皆、仲良くしてね」

 

「無理だな」

 

「無理ですね」

 

「無理だ」

 

 

C.C.、アルトリア、ネロが僕の言葉を否定する。僕は理由を聞いた。

 

 

「な、何でダメなのさC.C.!神無は僕の大事な人d「刹那、今からその女と話がある。話して資格があると分かったら此処に住む事を認める」ちょ、ちょっと!いきなり何言ってるのさ!?」

 

「せっちゃん。私も皆と話があるからセシアちゃんも置いて外に出ててくれないかな?一時間位・・・」

 

「か、神無まで・・・分かったよ。エネ、着いて来て」

 

「わっかりましたー!それでは皆さん、ファイト!」

 

 

 

僕は追い出され、仕方なく外を歩いていると、部屋に戻った筈ののあが風絶をセットアップした状態で出て来た。

 

 

「どうしたののあ?さっきからおかしいよ?」

 

「・・・私気づいたんです。誰にも貴方を渡さない方法・・・」

 

「へ?いきなり何言っt「こうすれば良かったんですね・・・」危なっ!」

 

 

のあはいきなり僕に風の矢を撃ち込んできた。僕は其れを感覚で避ける。

 

 

「ふふふ・・・刹那さん・・・貴方は私の・・・」

 

「っく!やるしかないのか・・・エネ!セットアップ!」

 

「・・・」

 

「エネ!?しっかりして!?」

 

「無駄ですよ・・・刹那さんの部屋から対象外の機械の能力遮断装置持ってきちゃいましたから・・・」

 

「のあ・・・」

 

「せっちゃん!」

 

「あ、ネプテューヌ!丁度良かった!のあを止めt「クロスコンビネーション!」うわっ!?・・・な、何で・・・」

 

「私・・・もう我慢できないの・・・大丈夫、目が覚めたら今度は優しくしてあげるから・・・」

 

 

そう言ってのあと同じ虚ろな目でネプテューヌが笑い、その後ろから同じ目をしたノワールと姉さんが降りて此方へと向かって来る。僕は初めてこの人達に恐怖を覚えた。そして僕は抗う術もなく意識を落とした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

----誰か・・・助けて・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那サイド終了

 

 

C.C.サイド

 

 

「・・・さて、私達の言いたい事は分かるな?」

 

 

私は睨み付ける様に刹那が突然連れて来た女《神無》を見た。その他のメンバーも同じ様な目で見ている。女は私達を見て真剣な眼差しで返す。

 

 

「うん。・・・せっちゃんの事だよね?」

 

「そうだ。お前の都合で刹那の記憶を消して再び絶望させた癖に今更彼女面してお前は何様だ?」

 

 

私はそう言って殺気を視線に込めた。普段出す事の無い私の殺気にセシア達は動けなくなる。当然か・・・如月家で二番に強いのは私だからな。魔眼を舐めるなよ。私は言葉を続ける。

 

 

「では彼女であるお前に聞くが刹那の好きな食べ物は何だ?得意料理は?」

 

 

私の言葉に女の表情が一気に冷める。そうだろうな。コイツは刹那の事を何も分かっていない。恐らく、刹那の癖も何も知らないだろう。

 

 

「知る訳ないよな。お前は刹那の彼女になったら速攻でお別れだ・・・ふざけるなよ」

 

 

私は我慢していた怒りが頂点に達し、女の胸ぐらを掴む。

 

 

「お前のその中途半端な心で刹那がどれだけ苦しんだと思っている!毎日毎日暴力と暴言に耐えて!心の支えだったお前との記憶も消えて!私は別にネプテューヌや他の奴らと刹那が付き合うことになったら止める気は無い・・・だが貴様だけは断じて許容できん!」

 

「・・・に・・・が・・・の・・・」

 

「何だ?聞こえないぞ、もっとはっきり言え!」

 

「貴方に何が分かるって言うのよ!」

 

 

私は女に反撃されて押し倒される体制になった。女は涙を流しながら私に叫ぶ。

 

 

「確かに私はせっちゃんの記憶を消して天界に帰るって言う無責任な事をした!でも私は神としての責務があった!それはどの様な事であれ一番優先しなくちゃいけない事なの!」

 

「ならどうしてそんな中途半端な事をした!」

 

「しょうがないじゃない!好きになっちゃったんだから!私はそれでも彼との思い出が少しでも欲しかった!私だって天界では一人ぼっちだったのよ!」

 

 

女の言葉に呼吸が一瞬止まる。女はそのまま話し続けた。

 

 

「私だって元々は一人の転生者だった・・・でも、ある日をきっかけに神様になっちゃって・・・でも半端物の神だって皆から差別されて・・・仲良くしてくれたアテナちゃん達も皆仕事があって・・・私は何もさせてもらえなくて・・・やっと貰えた仕事がせっちゃんの世界の調査だった・・・」

 

 

女から涙が溢れ続ける。

 

 

「その後は只殺しの仕事しか与えてもらえない・・・心は疲弊しきったままだった・・・でも、そんな時に私は赤い目をしたあの子に会ったんだ・・・」

 

「ふん・・・それで?」

 

「見え方が違うの・・・。他の人達なんて皆モノクロに見えた。でも、せっちゃんだけは色があった。私の世界に色を付けてくれた!私に綺麗な笑顔で微笑んでくれた!あの子の優しさを突き放すなんて出来る訳無い!」

 

「だがお前は結局アイツを突き放した!」

 

「違う!私は何時か会えると思って・・・」

 

「お前のやった事は刹那の優しさに甘えただけだ!お前の行動は・・・刹那の隣に居る事には値しない・・・」

 

 

私が言うと女は床に蹲って震え始める。・・・ふん!この程度か・・・。そう思っていると、プラネタワーに居る筈のプルルートが焦った表情で入って来た。

 

 

「どうした?今取り込み中なんだが・・・」

 

「せ・・・せっちゃんがのあちゃんに攫われちゃったよぉ〜!」

 

「「「「「ダニィ!?」」」」」

 

 

蹲っていた女も含めて全員が聞き返した。一体どう言う経緯でそうなった!?

 

 

「し、しかもネプちゃん達も一緒で〜!」

 

「あの坊やは何をやらかしたら女神達に誘拐されるんだ!?プルルート、場所は分かるか!?」

 

「わ、わかんないよぉ〜!」

 

「ッチ!使えない・・・。セシア、刹那の位置をサーチしろ!」

 

「もうやってます!・・・此処は!?」

 

「何だ!分かったのか!?」

 

 

私はセシアに思わず怒鳴る様に聞く。セシアは震えた声で答えた。

 

 

「場所は・・・ラステイションの教会の地下数百メートルです!」

 

「よし行くぞ!・・・ん?あの女はどうした?」

 

「それならさっき走って何処かに行っちゃった〜」

 

「あの女・・・!プルルート!お前も来い!」

 

「ふええ〜!?わ、わかったから引っ張らないで〜!」

 

 

私達は家を出て、転移魔法でラステイションへと向かった。刹那・・・待ってろ!

 

 

C.C.サイド終了

 

 

 

 

 

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