だが話さずにはいられない
「そうして、鍛冶師の中でも最も優れた鍛冶師`神級鍛冶師´が、オルアカイロス。
じゃなくてオル、オル、オル...まあそんなやつ」
「師匠...」
ユーリアの呆れた声が聞こえる
「まあ、それで作った`神剣´と呼ばれる剣。剣としての性能も凄まじいが何より、所
有者に莫大な力を与える」
「おおー」
「そして、神剣が一振りあれば3万の軍隊をなぎ倒す」
「一振りで!」
「そうだ。そして神剣同士でぶつかり合うと、その周辺は元の形は見当たらなく成る
程に崩壊する」
「確かに凄まじい剣だ。だが、クロッゾの魔剣と呼ばれる剣がある」
「クロッゾの魔剣?」
「かの剣は海を焼きと森を焼き払ったという」
「ほう」
それくらいならば出来る
「そしてその魔剣が何十と所有していた国が`ラキア´だそうだ」
「それで」
「さすがに神剣と言えどもクロッゾの魔剣に敵わないのではないかと」
たわけが
「そんなわけがあるまい」
「はい」
「確かにクロッゾの魔剣は凄いと思う」
だけれど
「だが、魔剣と言うことは数回使えば壊れるのだろう」
「魔剣なんでそうなります」
「それに比べ神剣は剣としての性能も凄まじく、一種類の魔術を全て使える、言い換
えれば、所有者となるだけで魔術を極めたのと同意義になる」
「なぁ」
「更に、そう言った剣だけでなく、全ての知識を所有する剣やどんな物でも探せる
剣、ドラゴンや悪魔を生み出す剣、所有者を100倍以上に強化する剣など様々な種類
がある剣が神剣の凄さだ」
「師匠、俺は神剣を造れる様になりますか?」
「バカ野郎、造る!!!だろうが」
「っっっ!!!」
全くユーリアめ
「とりあえず魔石を沢山喰らうぞ」
「はい」
鞘が作り終えるまでずっと話していた
そのなかでいくつか方針が決まった
一つ、神剣を造ることを最終目標とする
一つ、俺のスキル選択は俺が決めていい
一つ、神剣を造り終えたら俺を再びダンジョンに戻す
一つ目はそのままの意味だ
二つ目はある程度俺に裁量権があること
まあ俺がスキルのことについてある程度詳しいため
三つ目は新たな所有者を捜しに行ってきて良いらしい
いつまで経っても俺に寄り掛かりたくない意思表示でもあった
鞘を作り終える
「取り敢えず作ったけど、まだくっ付けていないからね」
「わかった」
取り敢えず中に入る
なんか...普通だった
特に安心感とかは感じなかった
あれー、向こうはもっと、こう、いい感触だったのに
もしかして
「ユーリア。お前中級者か?」
ユーリアの目が泳ぐ泳いで太平洋横断の勢いだ