「ああ、良いぞ」
許可がでた
めっちゃ早かった
「良いの?」
「良いって言ってるだろ」
「そ、そうか」
「ちょっと待ってくれよ」
「どうした」
わからない奴が口を挟んでくる
「誰?」
「今団長たちに着いていってる人の一人`クロム´だよ」
「強いのか?」
そこが気になる
「まあLv2になっているから少なくとも俺よりは強いよ」
ふむ
それはそれとしてどうしてここで口を挟んでくるのかだ
「いくら魔石を武器に使うんだよ」
ああ。それを言ってなかったな
「えっと。まず俺らのパーティーからは上層の魔石を10個位で、団長たちのパー
ティーからも10個位貰えたらなって」
適当かどうかわからない要求だ
「ぬーん。それくらいなら大丈夫かな」
「なら決定?」
「はい。仮の決定です」
うん?
「えっと、仮?」
「魔剣が実用化すればもっと魔石を渡していく様になるからですね」
なるほど
少しは先を視ていると
「話は済んだな。そうしたら準備してダンジョンに行くぞ」
話を切られた
まあ、大体終わっていたから良いんだが
「ユーリア、今日はどこまで行く?」
アーミラが早速声を掛けてくる
「うん。今日は副団長が初めてパーティーに入ったから9層までに連携の確認をしてか
ら大丈夫そうなら10層へ行くかな」
「わかったー」
意外な一面だ
どんどん潜って行くのかと思ってたが
「おいユーリア」
「何ですか副団長?」
「その副団長っての止めてくれないかい?」
「そう言われましても」
「それも止める」
「むむむむ...」
「これでどう?イリア」
「合格だけど気を付けてな」
「わかった」
ここでわかりましたになれば面白いのに
「それでどうする?」
「何が」
絶対にアーミラは馬鹿だ
その分他が補うしか無いんだが
それはそれとして
「フォーメーションを決めるんだよ」
「あーそっか」
「こいつ...」
ユーリアが少し苛ついた
まあ分かる
能天気過ぎる
まあ、これはこれでパーティーの空気を明るくするからいてはいけない人物という訳で
はない
沢山いてもそれは困るが
「今日はニムノ?それともカカン?」
「今日からカカンだ」
「わかった」
「ユーリア。誰だそれ」
「翔太、後で」
「わかった」
「キーチとカインが前衛。」
「はい!」
「...」
「俺、アーミラが中衛」
「わかったー」
「イリアに後衛をやってもらいます」
「わかったよ」
「終わった?」
そんな気がしたから訊く
「終わったよ」
早かった
「随分早かったな」
「毎度の事だし」
それもそうか
「ところでニムノとカカンって誰?」
「この前言ってたサポーター」