剣に転生したがここは何処ですか?   作:縁下力持

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発見

「なあユーリア」

「どうしたの?」

 

これは言って良いのか

 

まあ言おう

 

「壊した壁をさ、全部地上に運べば無限に石とか採れない?」

 

「出来るけどどうしたの?」

 

気付かない!

 

まいっか

 

あんまり文明をおかしくするのもあれだし

 

ユーリアは砕いた壁をはしっこの方へもっていってた

 

「ねえ、翔太」

 

「どうしたユーリア」

 

「剣を使ったとき凄くいい動きが出来たんだけどこれは何なの?」

 

忘れていた

 

「俺のお陰だ」

 

曖昧に言っておく

 

めんどくさいから

 

壁を見ていると少しづつ修復されている

 

...かもしれない

 

でも修復ってなんだろう

 

魔力感知を使ってみる

 

「おおー」

 

「どうかしたの?」

 

「魔力感知使ってみ」

 

俺はそう勧める

 

「わかった」

 

「...おっ」

 

少し声が漏れていたが、気付かなかった

 

「な?」

 

「ああ」

 

感覚を共有した俺らはそう頷く

 

確かに壊した壁に対して魔力が集まっていってた

 

大した量でもないし、魔物が産まれるよりも量が少ない

 

だが、周りの壁から魔力を吸収?して魔力が薄まっていっている

 

なるほど

 

こんな原理か

 

いやまあ、原理を知らなくても使える物は使う

 

これでいいんだけど

 

そして体感15分くらいで休憩が終わった

 

体を休めると言うより気持ちの切り替えかな?

 

「行くよ」

 

「「「「おう!」」」」

 

10層

 

霧が出ている

 

ユーリアが注意深く周りを見る

 

「ユーリア」

 

「どうしたの?」

 

「魔力感知をを優先しろ」

 

「!!!わかった」

 

天命を受けたようになっていた

 

まあ仕方無い

 

今までとは違う力を得ているんだ

 

考えられないのも無理はない

 

その分俺が補助すればいい

 

しばらく歩いていると左に反応があった

 

「同業者だね」

 

イリア副団長がそう言う

 

確かに魔力感知だけだと分からなかったが、視線を向ければヒトガタの影が見える

 

しかし遠い

 

これならダブルブッキングせずにすみそうだ

 

そして辺りの木を壊していると正面に反応があった

 

ちなみにこの木は大きなモンスターが引っこ抜いて武器にするらしい

 

現れたのは3M程のデカブツだ

 

こいつが木を武器にするのだろう

 

鑑定すると

 

オークLv10

 

となっていた

 

しかしオークか

 

他の物語でも弱いがこの世界でも弱いのだろうか

 

そして取り巻きがいた

 

鑑定すると

 

インプLv10

 

となっていた

 

インプってどんな意味だっけ

 

小悪魔?

 

見た目的に?

 

なんかジャ●アンとス●夫みたいだ

 

観察しているとイリア副団長が声を出す

 

「オーク1インプ5。普通だよ」

 

どうやらここではこれが普通らしい

 

キーチとカインに目配りをして話す

 

「二人にはオークとインプの両方の相手をしてもらう」

 

「うん」

 

「...」

 

「倒さなくていい。注意を引き付けてくれ」

 

「まかせて」

 

「...」

 

カインは相変わらず分かりにくい

 

「俺とアーミラが一体づつインプを倒していく」

 

「わかったー」

 

10層での初バトルだ

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