「かかってこい豚ども」
キーチがそう挑発し、カインが
(クイ、クイ)
手で挑発した
カインのは効果があるのか分からなかったがオークとインプは襲い掛かってきた
それを易々と回避するとこちらに目配りをする
「行くよ」
そうユーリアが声かけをしてから端にいたインプに斬りかかる
キーチとカインに集中していたのか一切こちらを向かずにインプは切り殺される
「ギギャァ」
断末魔をあげる
それで気付かれるかもしれないが
「ほらほらまともに攻撃を当てれないのか?」
キーチが煽る
それにより気付かれ様とも関係無く殺せる訳だ
それにしてもここまでキーチが煽り性能があるとは思っていなかった
と言うよりもオークどもに煽り耐性が無いだけか
今はそれでいい
いずれモンスターからのヘイトを集められるようになればいい
年寄り臭いことは置いておいて
考えている間にいつの間にかインプがあと二匹になっていた
「ほいっと」
訂正
今アーミラが倒して一匹だ
「ふん」
ユーリアも倒して残りがオークだけになった
ここまでくればあと一息だ
まぁ4対1だと直ぐに終わったが
オークの攻撃に当たらないように後ろに行ったやつが攻撃を繰り返しただけだ
「カカン、頼む」
「はい」
そうして魔石を回収する
「余裕だったねぇ」
「当然だ」
こんなやり取りが副団長とあった
一回一回の戦いが苦しかったらその階層には潜らないのは賢明だと思う
上から目線は置いておき魔石の回収が終わった
「次を探すよ」
「おう! 」
気合い十分
安全第一で頼むよ
本当に
そして次の魔物が現れた
「バッドバットがいるよ、気を付けな」
そう警告された
鑑定しようにもどんなやつかわからないからできない
「俺が殺してくる」
「任せた」
そう宣言してからユーリアは大回りしてからモンスターから離れていく
と思ったら反転して一気に加速した
その後ジャンプをして上にいたコウモリを斬った
バッドバットはコウモリだったのか
なぜ警告されるのかわからないままだけどこれでまたさっきと同じ状況だ
カインとキーチが注意を引いてユーリアとアーミラが殺す
このサイクルだ
安定しているとも言える
しかも控えにイリア副団長もいる
なるほど
俺が見つけたときのあれは事故だったか
そんなことを考えている間にいつの間にか帰る時間になっていた
「今日は終わり。帰るよ」
ユーリアがそう言う
「わかった」
返事は疲れているがまだまだ余裕そうだ
まあ当然だけど
そんなこんなで地上に帰る
帰路を辿っていると
「はいユーリア」
と魔石が渡された