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お手並み拝見だ
ユーリアは炉に火を灯した
『ちょっと避けて』
『???』
『良いから』
『わかった』
俺は燃料にフレア·ブラストをぶつける
当然一気に燃え上がり温度が上昇する
『するんなら先に言ってよ』
『ごめんごめん』
時間の短縮は出来る限りするだけだ
ユーリアはそれ以上何も言わず黒鉄と白鉄を融かし始めた
意外でもなく程よく時間が経ったら二つの鉄は既に融けていた
その二つの鉄を片方に入れて混ぜ合わせた
少し混ぜ合わせて例の砂の粘土の混合物で作られた型に出された
『これで終わり?』
『そう』
本当に雑だな
1:1で混ぜ合わせたりしないのか
『ところでユーリア。黒鉄と白鉄の解説を頼む』
『わかりました』
『まず、基本的に黒鉄、白鉄どちらも性能として変わりなく、どちらも鍛え上げれば上
層までは行ける優れものの金属でしかもダンジョンからよく採掘が出来て、加工もしや
すいまさに救済の金属と言える物です』
ほお~
向こうでの銅の上位互換か
一応訊いておこう
『ミスリルについても頼む』
『わかりました』
『ミスリルは大きく分けて二つに分類されます。上層~中層と下層~深層の物です。当
然下に行けば行くほど質や含有量が良くなっていき、今使ったのは上層の物なのであま
り質は良くないです。ミスリルを使った武器だと物にもよりますが下層までは戦えるか
と。ミスリルはとても加工がしやすくて色々な所に使える凄い金属です』
『最後に白黒鉄について頼む』
『わかりました』
『白黒鉄は黒鉄と白鉄を混ぜ合わせて作る合金の一つです。武器性能としては、中層の
耐久が低いモンスターを斬ることが出来る位です。色は黒と白の混合色、基本的に黒鉄
と白鉄よりもこちらを優先して使いますが、はっきりいって誤差レベルです』
なるほど
よくわかった
そして予想が正しければもっと良くなる
俺は指示をする
『ユーリア。黒鉄と白鉄を1:1で合わせろ』
『もうやりましたよ?』
あれ、既にやっていたのか
なら次は魔力を使って見るか
『ユーリア。魔力を入れて精製してみるぞ』
『わかりました』
『うーし。それじゃあ頼む』
ユーリアが白黒鉄を作り始める
そこに俺は魔力を注ぎ込むていく
鑑定を使ってついでにぴったり1:1になるように材料を入れる
そして魔力を注ぎ終えた時にそれは起こった
なんとユーリアが先に精製した黒白鉄は色が混じらずマーブルだったのにこっちの方は
灰色になったのだ
やっぱり何かがあったのか
新しい金属が出来た
「おーお!スゲースゲー」
ユーリアが思わず声を出していた