剣に転生したがここは何処ですか?   作:縁下力持

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始動

 木竜(グリーンドラゴン)

 このショボイ名前にそぐわぬ強さがある

 候補として挙げておこう

 

 というかここまで来てわかったがドラゴンのドロップアイテムは予想以上に種類がなかった

 有ったとしても良さそうなものが無かった

 

 唯一あったのがさっきの木竜(グリーンドラゴン)の角だけ

 

 『ユーリア。妥協するぞ』

 『やっぱりそうですか』

 

 わかっていて黙っていた様だ

 

 『ああ。素材が無い』

 『わかった』

 

 こいつ段々と性格悪くなってきたのかもしれない

 別に良いけれども

 

 建物の中をぐるっと一周して目的に沿うものは幾つか見つかる

 

 一つ目はアクア·サーペント

 こいつは水属性っぽいやつの強い部類に入るモンスターだ

 だがあまり強く無い

 

 二つ目はファイア·ラビット

 こいつは火属性っぽいやつの強いモンスターだ

 意外と売っている所は少ないらしい

 

 三つ目はサンダー·スネイク

 いやほんとに統一しろと思う

 名前の通り雷属性

 

 四つ目はブラック·ライノス

 純粋に強くて硬いモンスターだ

 

 まあ候補全部買い上げるけどね

 今この場ではユーリアは上客だ

 

 して、全ての素材を買い込んだあと次は金属を買いに行った

 とはいえ買うものは最上位のオリハルコンやアダマンタイト、ミスリルくらいだ

 

 かなり散財したのが問題ない

 こう言うときのためにお金をふんだくったのだから

 

 全ての準備が整った

 ようやく鍛冶を始めることが出来る

 

 ダンジョンに潜ることをこれから数ヶ月

 もしかしたら数年になるかもしれない

 

 だがやるのだ

 それが最終目標なのだから

 

   ~1日目~

 

 とても難航している

 

 そもそも金属が硬すぎる

 上手く鍛えることができない

 

 最初から最高クラスの金属はハードルが高かったのだろうか?

 

 スキルは全てカンストまで上げているからそれはどうすることも出来ない

 全てユーリア任せだ

 

 数時間格闘していたらいつの間にか休憩時間

 昼食時になっていた

 

 わざわざ昼食を持ってきてくれたのはキーチとカインだった

 

 「...」

 

 「ちょっと。何か言おうよ」

 

 「...飯」

 

 「ありがとう」

 

 休憩無しでここまでやって来たからその時間管理をある程度してくれるのは有難い

 

 暫しの休憩

 終わるとまたひたすら試行錯誤を続ける

 

 これを毎日行うだけだ

 必要な苦労でありながら面白いから本当に困った

 

 午後になってもひたすら金属と向かい合い続ける

 少しずつ良くなってきている

 

 あとどのくらいかは不明だが完成するだろう

 

   ~2日目~

 

 昨日と変わらずひたすら鎚を振っていた

 だが昨日よりも今日の方が成長している

 いやコツを少し掴んだのだろう




オリジナルモンスターとしてサンダー·スネイクを考えたのによくよく原作をみると実は存在していた事故が起きた

次章の一話の長さ

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