まずはこいつに自己紹介をしてもらう
『おい。名前と得意なことと夢を言ってくれ』
俺は促すように言う
「ああ。俺はユーリア・アルビム。得意なことは剣作り。夢は世界一の剣を造る事だ。」
どうやら鍛冶師でのてっぺんを目指してるらしい
フッフッフ。剣だからと言って鍛冶が出来ない訳じゃない
『くっくっく。その夢、叶える為の努力が出来るか?』
「出来るに決まっているだろ」
ならばよし契約だ
「なっなんだ?」
契約内容は努力をし続ける。俺の正体を誰にも知られないように努力する。
この2つにした
人間は直ぐに努力を止めてしまうからこれくらいがいい
『これにて契約は完了した』
『契約内容は努力をし続ける事と、俺の事を誰にも知られないように努力をすることだ。』
『これから励むがよい』
形式も必要だ
「はい」
いいかんじで終われた
そのままユーリアに装備してもらう
『ユーリア。俺を装備しろ』
「装備?」
首を傾げる
『ああ。俺の事を装備する。と強く念じろ』
「わかった」
直ぐに装備装備と小さく呟く声が聞こえる
おっ。ユーリアに装備された感覚があった
『もう装備されたぞ』
止めるように促す
「ああ」
『よし地上に行きますか』
「わかった」
ユーリアは上に向かって歩き始めた
そこで声が聞こえる
「あっ。ユーリア!」
可愛い声をした女だ
「みんな!」
ユーリアも声を上げる
『仲間か?』
「そう」
小さく呟く
そう言えばスキルを共有していなかった
共有を出来るだけする
『おい。念話が出来るようになったぞ』
『試しに俺に使ってみろ』
そう指示する
『こう?』
声が聞こえる
『そうだ。これからは俺と話すときは念話を使え』
独り言は怪しいためそう指示する
『わかった』
ユーリアは納得した
『ところでこいつらは何者?』
『さっきまで組んでいたパーティーメンバー』
あいつらか
ユーリアが囮になって撤退していったやつらか
『えっと、女の子がアーミラ、背が高い方がカイン、低い方がキーチ』
『わかった』
覚えておこう
『ところでこいつらは固定パーティーか?』
『大体そうかな?』
『大体?』
『あとはサポーターがたまに変わったりするな』
『サポーター?』
『ああ。荷物持ちでわかる?』
『理解した』
そんな事を喋っていたらアーミラが話しかけてきた
「ユーリアさぁ、どうして怪我していないの?」
恐らく純粋な疑問なのだろう
『どう答えるんだ?』
少し困ったような口調で聞いてきた
『契約で答えれないと言っとけ』
『わかった』
「契約で答えれない」
そのままユーリアが答えた
「ふーん?」
少し探る様な顔になる
「まいっか」
根が単純なのだろう
そろそろ地上に着く
この世界に最初来たときに様子見した所を通り、地上に上がった