ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』がついに公開されましたね!
自分は公開初日の朝1番に見ました。
もうね、あれがあれでそれがそれで...(中略)...元からニュージェネレーションヒーローズは好きでしたが、より一層好きになりました!
ちなみに、公開前日の生放送も見てたので映画本編は楽しめました。

もし応援上映や声出しOKでサイリウム持ち込みOKだったら、推しのガイさん/ウルトラマンオーブが出たシーンで優勝してますね(笑)


【6-3】Aqours WAVE/見せるぜ、衝撃!

誰もいない体育館裏に着いたガイとリクは、オーブリングとジードライザーを掲げる。

 

ガイ「ウルトラマンさん!」

 

《ウルトラマン》(ヘア!

 

ガイ「ティガさん!」

 

《ウルトラマンティガ》(チャ!

 

ガイ「光の力、おかりします!」

 

《フュージョンアップ》

《ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン》

 

そして...

 

リク「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」

 

リク「融合!」(ダァ!

 

セブンのカプセルをナックルに装填。

 

リク「アイゴー!」(イヤァ!

 

レオのカプセルをナックルに装填。

 

リク「ヒアウィーゴー!」

 

2つのカプセルをジードライザーでスキャン。

 

リク「燃やすぜ、勇気! ハァァァ...ハッ! ジィィィーード!」

 

《ウルトラセブン》

《ウルトラマンレオ》

《ウルトラマンジード ソリッドバーニング》

 

 

超古代怪獣ファイヤーゴルザ

超古代竜メルバ

vs

ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン

ウルトラマンジード ソリッドバーニング

 

 

オーブがメルバの前に、ジードがファイヤーゴルザの前に現れる。

だが、ファイヤーゴルザが超高熱熱線を、メルバがメルバニックレイを放つ。

2人はこれを回避。

 

ジード「敵意剥き出しですね。」

オーブ「みたいだな。とにかくそっちは任せたぞ。」

ジード「はい!」

 

 

ジードSide

 

Fゴルザ「グオォォォォォ!」

ジード「ハァァァ!」

 

両者とも力自慢ゆえ肉弾戦になったが、五分五分の戦いだった。

ジードが通常のパンチとキックで攻撃しても、ファイヤーゴルザの硬い表皮にはほぼ効いてない。

逆に、ファイヤーゴルザが体当たりや尻尾で攻撃しても、ソリッドバーニングの防御が上回る。

 

ジード「サイキックスラッガー!」

 

頭部のジードスラッガーをファイヤーゴルザに目掛けて投げ、それを念力で操り、攻撃を加えていく。

少しでもダメージを蓄積させていくが、ファイヤーゴルザもうろちょろするジードスラッガーに痺れを切らし、身体を球体状に変形させジード目掛けて突撃した。

 

ジード「グッ...。」

 

正面からまともに喰らったジードはバランスを崩し、山肌に激突。

ファイヤーゴルザは好機と捉えたのか、突撃を繰り返し、ジードが立ち上がることを阻止していた。

 

いつき「このままだとウルトラマンが...。」

むつ「負けないで...。」

 

ルビィ「リクさん...。」

鞠莉「隙の無い攻撃ね...。」

 

浦女の生徒全員が様子を見ていることしかできなかった。

 

 

オーブSide

 

オーブ「オォォリャアァァァ!」

メルバ「クワァァァァァ!」

 

こちらも接近戦になっていた。

ただ、オーブのほうが優勢だった。

メルバの鋏のリーチが短いため、それを振るってもオーブはしなやかに躱す。

 

オーブ「スペリオン光輪!」

 

両腕を広げてエネルギーを貯めてから放った光輪は真っ直ぐメルバに向かったが、メルバは翼を広げて空へ飛び、光輪を回避した。

しかしオーブは身体の紫色の部分を発光させ、回避された光輪を瞬時に掴み、上空のメルバに再び投げた。

 

メルバ「クワァァァァァ!」

 

それに対し、メルバニックレイを発射しスペリオン光輪を粉砕した。

 

オーブ「シュワッ!」

 

それならばと、オーブも空へ向かう。

 

ダイヤ「空中戦ですわね...。」

果南「最初にオーブを見たときと同じだ。」

 

今度は複数のスペリオン光輪を放ったが、空中はメルバの得意領域のようで、全てを身軽に回避。

続いて大きく旋回し、オーブと向かいあうような位置を取るとメルバニックレイを何発も発射した。

オーブは飛行しつつもそれを回避していくが...

 

オーブ「オワァァァ...ッ!」

 

1発が命中し、バランスを崩して落下してしまう。

その落下中、ファイヤーゴルザの球体突撃を喰らうジードを目撃。

体勢を立て直し、地上へ向かった。

 

 

ALL Side

 

ドゴーーーン!!

 

ジード「グゥ...。」

 

ファイヤーゴルザの球体突撃を何発も喰らい、立ち上がれずにいるジード。

また1発迫ってきたが...

 

オーブ「オォォリャアァァァ!!」

Fゴルザ「グオォォ...。」

 

身体の赤色の部分を発光させたオーブが力いっぱいの蹴りを入れ、ジードを救出した。

蹴られたファイヤーゴルザは球体状が解除され、地面に激突した。

 

オーブ「立てるか?」

ジード「ありがとうございますガイさん。」

 

オーブは右手を差し出し、ジードはその手を掴み立ち上がる。

2人が並んだと同時に、ファイヤーゴルザが起き上がり、メルバがその隣に着地した。

 

オーブ「ここからは2体まとめて倒すぞ。」

ジード「わかりました。あっ! それなら千歌ちゃんに見せたいものがあるので協力してもらえませんか?」

オーブ「千歌に?」

 

なにやらジード/リクに考えがあるらしい。

 

ジード「ガイさんのハリケーンスラッシュと僕のアクロスマッシャーであの動きを再現しましょう!」

オーブ「そういうことか。スクールアイドル部顧問としても腕がなるぜ!」

 

2人の全身が光る。

 

 

ガイ「ジャックさん!」

 

《ウルトラマンジャック》(ジェア!

 

ガイ「ゼロさん!」

 

《ウルトラマンゼロ》(デェェェア!

 

ガイ「キレのいいやつ、頼みます!」

 

《フュージョンアップ》

《ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ》

 

 

リク「融合!」(ヤッ!

 

『ウルトラマンヒカリ』のカプセルをナックルに装填。

 

リク「アイゴー!」(ハッ!

 

『ウルトラマンコスモス』のカプセルをナックルに装填。

 

リク「ヒアウィーゴー!」

 

ジードライザーでカプセルをスキャン。

 

リク「見せるぜ、衝撃! ハァァァ...ハッ! ジィィィィィド!」

 

《ウルトラマンヒカリ》

《ウルトラマンコスモス》

《ウルトラマンジード アクロスマッシャー》

 

 

超古代怪獣ファイヤーゴルザ

超古代竜メルバ

vs

ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ

ウルトラマンジード アクロスマッシャー

 

 

ジードは身体が青色と銀色のアクロスマッシャーに姿を変えた。

 

善子「初めて見る姿ね。」

曜「どんなふうに戦うんだろう?」

 

9人は初めて見る姿に息を飲む。

 

ジード「...。」

千歌「あっ...。」

 

そんな中、ジードは後ろを振り向いて千歌にアイコンタクトを送り、頷いた。

 

〈BGM→『フュージョンライズ』〉

 

ファイヤーゴルザは超高熱熱線を、メルバはメルバニックレイを同時に放ってきた。

 

ジード「ガイさん今です!」

オーブ「おう!」

 

2人はその攻撃を躱すため、ある行動に出た。

 

梨子「ねぇ、あの動きって...!」

曜「そうだね! 間違いないよ!」

花丸「すごいずら〜!」

善子「そういうことね。」

ルビィ「ピギィ...。」

ダイヤ「お二方らしいやり方ですわね。」

果南「ガイさん...。リク君...。」

鞠莉「千歌っち、見てる?」

千歌「うん...。あんな風にやるんだね。」

 

それを見たAqoursは理解した。

なぜなら、オーブとジードは『ロンダート』『バク転』で躱しているからだ。

数週間後の地区予選大会で千歌が披露する大技の実演をやって見せた。

千歌は一瞬たりとも見逃さないようジッと見続ける。

 

ある程度の距離ができたところで、2人はそれぞれオーブスラッガーランスとジードクローを持つ。

まず先にオーブがランスのレバーを3回引き、攻撃を仕掛ける。

 

オーブ「トライデントスラッシュ!」

 

ランスの穂先に光の刃を形成し、残像を伴いながらファイヤーゴルザとメルバを滅多切りにしていく。

この攻撃が終わった瞬間、2体はフラフラになっていた。

 

オーブ「終わらせるぞ!」

ジード「はい!」

 

そのひと言で、インナースペースのリクはジードクローをジードライザーでリードしてクローを展開させ、持ち手のトリガーを3回引いてスイッチを押し込む。

 

《シフトイントゥマキシマム》

 

そしてオーブはランスのレバーを1回引く。

 

オーブ「オーブランサーシュート!」

ジード「ディフュージョンシャワー!」

 

ランスの先端から一直線に光線が放たれる。

そしてクローからはファイヤーゴルザとメルバの頭上に光線が放たれ、それが無数に分散し、2体を貫く。

 

ドガーーーーーン!!

 

ファイヤーゴルザとメルバは消滅。

オーブとジードは町を修復して空高く飛んでいった。

 

 

 

ファイヤーゴルザとメルバが消滅した場所。

 

アルファ「回収完了。残るはあの2体のみ。期待してるよ2人とも。」

 

その手にはレイキュバスの怪獣カプセルと新たに入手したファイヤーゴルザとメルバの怪獣カプセルが握られていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

その日の夕方。

練習を終えて各自帰宅したのだが、三津浜海岸には練習着姿の千歌に制服姿の梨子,曜,果南、ガイとリクとペガの7人が居た。

千歌は時間さえあれば自主練している。

 

千歌「なっ...。」

曜「大丈夫〜?」

千歌「平気だよ〜。」

 

ペガ「千歌ちゃん...。」

リク「僕らの動きに近づいてるような感じはするけど...。」

 

何度も挑戦するが失敗して転ぶ。

怪我をしないか心配で尋ねるが、千歌は平気の一点張り。

 

梨子「気持ちはわかるんだけど...。やっぱり心配...。」

曜「だよね...。」

果南「じゃあ、2人で止めたら? 私が言うより2人が言ったほうが、千歌、聞くと思うよ?」

ガイ「本番まで時間が無いのはわかってるが、これ以上は千歌の身体にガタが来る。」

 

曜&梨子「「う〜ん...。」」

 

千歌が諦めずひたすら頑張っているのは一目瞭然だが、その一方では身体に相当の負荷が溜まってくる。

いつ事故が起きて怪我するかわからない。

 

果南「嫌なの?」

梨子「言ったじゃない...。気持ちはわかるって。」

曜「うん...。」

 

見守ることしかできなかった。

 

梨子「千歌ちゃん、普通怪獣だったんです。」

果南「怪獣?」

梨子「普通怪獣ちかちー。何でも普通で、いつもキラキラ輝いている光を遠くから眺めてて...。本当は凄い力があるのに...。」

曜「自分は普通だって、いつも一歩引いて...。」

梨子「だから、自分の力で何とかしたいと思ってる。ただ見てるんじゃなくて、自分の手で...。」

 

他の人に比べて自分は何も持っていないと思い込んでいるのだろう。

内に秘めたパワーにいつのまにか蓋をしてしまった千歌。

それを聞いた果南はおもむろに立ち上がり、千歌のいるとこで歩みを止めた。

 

果南「千歌。」

千歌「果南ちゃん?」

 

声をかけられたことで振り向く。

そして静かに何かを話したのだった。

 

 

 

 

 

続く。




ウルトラマンZ第8話、ガンマフューチャーがウルトラマンティガ,ウルトラマンダイナ,ウルトラマンガイアV2の幻影を出しただけでも最高すぎなのに、ガイアがスプリームヴァージョンになってフォトンストリームまで出したのヤバかった!(語彙力)

あと、ジャグラーがダイナのメダルに執着してたのは『ウルトラマンオーブ オリジンサーガ』の過去があるからだなってわかりましたね。
アスカとムサシが防衛隊の隊長になった今のジャグラーと会ったらなんて声をかけるのか知りたいですね。

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