ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!! 作:さすらいの風来坊
オーブの4話って、マガパンドンのせいで暑いって話じゃないですか。
方向性が違いすぎる(泣)
でも頑張ります(^^;)
ある日の放課後、花丸とルビィは学校近くの海岸の堤防でバスを待っていた。
花丸「ルビィちゃんはスクールアイドル部に入らないずら?」
ルビィ「スクールアイドルは好きだけど、ルビィはドジッ子だし先輩の足引っ張っちゃいそう。花丸ちゃんは興味無いの?」
花丸「まるがスクールアイドルに!? 無いずらよ(焦)。おらとかずらとか言っちゃうし...。」
ルビィ「じゃあ、ルビィも平気。」
だが花丸はルビィの気持ちに気付いている。ルビィがスクールアイドルに憧れていること、そしてスクールアイドルになりたいってことを。
さらに数日後、2年生の3人がバス待ちしているところにルビィと花丸が通ったとき、
千歌「あ、おーい! 花丸ちゃーん!」
その声を聞いた花丸は会釈で返した。
千歌「と、ルビィちゃん!」
だがルビィは近くの木に隠れているまま。
そこで千歌は○コちゃんキャンディーをルビィの目の前に持っていき、おびき寄せるのだ。
千歌「ほ~ら怖くな~い。」
ルビィ「えいっ。」
千歌「るーるるるるー。」
ルビィ「んっ...えいっ...いっ...。」
と、千歌とルビィがキャンディーの攻防を続けること数十秒。千歌は「引っ掛かったな」的な笑みを浮かべ...
千歌「そおぅりゃ!」
ルビィ「ふぁ!」
キャンディーを空高く投げた。
千歌「捕まえた!」
ルビィ「ピッ!.......むっ。」
投げた後、ルビィを抱き寄せたがルビィは抵抗する。
そこにさっき投げたキャンディーがルビィの口に上手い具合に入った。
ようりこまる「おぉ~!」
そんなやり取りをしていたらバスが到着して、5人はバスに乗り込み、沼津駅に向かった。バス車内で花丸とルビィが沼津駅に行く理由は学校を休んでいる友達(善子)にノートやプリントを届けるためだそうだ。
ちなみに、2年生は部活に必要な物の買い出しである。
だが、バスが沼津駅に近づくにつれ、宇宙からは巨大な火の玉が地球に近づいていた。
一方で、ガイは駅前の商店街や沼津港で十千万の料理に使う食材の買い出しをしていた。
ガイ「野菜よし、肉よし、魚よし。買い忘れは無いな。」
と、そこに千歌たちが乗っているバスが駅に到着し、バッタリ出くわした。
ガイ「よう、3人とも。それに、花丸とルビィも。」
花丸「こんにちはずら、ガイさん!」
ルビィ「こ、こんにちは...。」
千歌「ガイさんなんでここに?」
ガイ「志満さんと大将(千歌パパ)に料理に使う食材の買い出しを頼まれてね。」
梨子「すごい量ですね...。」
ガイ「このくらい余裕だよ。」
両手に袋がパンパンの荷物を持っているのだが、意図も簡単に荷物を上下に動かしてみせた。
そんなやり取りをしていると、ガイは空に違和感を感じ取ったようで、空を見ていた。
曜「ガイさん、空を見つめて何かあるんですか?」
ガイ「...っ! 皆、駅に向かって走れ!」
ちかようりこルビまる「???」
ガイ「急げ!」
ちかようりこルビまる「は、はい!」
ガイの指示されたほうに5人は駆け出したその時、突然空から巨大な火の玉が降ってきて、沼津の街に直撃したのだ。
ドガーーーーーン!!!
花丸「何が起こったずら!?」
ルビィ「花丸ちゃん! 皆さん! あそこを!」
梨子「か、怪獣...。」
曜「頭が2つあるよ...。」
千歌「とにかく逃げようみんな!」
マガパンドン亜種「グワッ! ガガッ!」
なんとか逃げた5人は怪獣のいる方向を見ていた。
ガイ「(今のうちに人が居ないところに...。って、こんな荷物を持っていたらダメだ。千歌たちに荷物を頼むか...。) 千歌! この荷物を頼むぞ!」
千歌「えっ? わー! お、重すぎる...。(焦)」
ようりこ「ち、千歌ちゃん!?」
ルビまる「千歌先輩!?」
ガイ「俺が戻るまで全員ここに居ること! あと、荷物もな!」
千歌「待ってガイさん! ...って、行っちゃった...。」
千歌たちに荷物を預けたガイは一目散にマガパンドン亜種の近くまで走り、誰も居ないことを確認し、オーブリングを掲げた。
ガイ「タロウさん!」
《ウルトラマンタロウ》(トワァ
ガイ「メビウスさん!」
《ウルトラマンメビウス》(シェア
ガイ「熱いやつ、頼みます!」
《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ バーンマイト。》
ドシーーーン!!!
オーブは着地し、構えを取り...
オーブ「紅に燃えるぜ!」
火の魔王獣マガパンドン亜種 vs ウルトラマンオーブ バーンマイト
ルビィ「オーブさん!」
花丸「頑張ってずら!」
オーブは手に炎を纏い、連続パンチで攻撃する。だが、マガパンドン亜種にはあまり効いていないようだ。
オーブ「これが効かないんだったら次の手だ! ストビュームバーストォォォォ!!」
巨大な火の玉を作り、マガパンドン亜種に向けて発射したが、マガパンドン亜種は『マガ火球-改』で対抗した。
2つの巨大な火の玉がぶつかり、爆風消火が起きた。
するとマガパンドン亜種は『マガ火玉火炎弾-改』を全方向に向けて発射した。
オーブ「クッ...。」
オーブは『ストビュームディフェンサー』を展開し防御するが、『マガ火玉火炎弾-改』の威力が強く、バリアに亀裂が生じ始めた。
同時にいくつかの火炎弾-改が沼津駅に向かった。
飛んでくる火炎弾-改を見た千歌たちは目を瞑った。
しかし、爆発は起きているが自分は生きているとわかった5人が目を開けると...
オーブ「グッ...オワッ...。」
目の前にオーブが居た。
だがバリアを展開できないまま彼女たちを庇っていたのだ。
千歌「オーブさん...。」
花丸「おらたちを守ってくれてるずら...。」
ルビィ「でもこのままじゃオーブさんが...。」
火炎弾-改を喰らい続けたオーブはカラータイマーが点滅しだした。
曜「胸のあたりで何か鳴ってるよ!」
梨子「オーブさんの体に異変でもあるのかな...。」
オーブ「くっ...時間切れになる前に倒さないと...。」
そしてオーブは力を振り絞って立ち上がると、火炎弾-改の足止めならぬ口止めのためにもう一度ストビュームバーストを発射した。
今度はマガパンドン亜種の顔に直撃し、相手は怯んだ。
オーブ「フッ!」
スペシウムセペリオンに姿を変え、即座にスペリオン光線を放ち、マガパンドン亜種に直撃するが倒れず、マガパンドン亜種は歩みを止めないのだ。
ありったけの光線をお見舞いし光線が止まるが、それでも歩みを止めないマガパンドン亜種だったが、ついには力尽き、前のめりに倒れ爆発した。
マガ火玉火炎弾-改やマガ火球-改とストビュームバーストの爆風消火の効果で沼津の街は甚大な被害になった。
オーブは持てる力を出して街を元に戻したがそこで力尽き、光の粒子となり消えていった。
心配になった5人はオーブが消えた地点に向かって走っていった。近くまで到着し、辺りを見回した5人が目にしたのは、うつ伏せになり気を失っているガイだった。
続く。
お詫びします。
今回は、The日常みたいな話になりました・・・。
捻りも何も無いです。
ただ、オーブ4話のガイが倒れるあたりは若干似せました。
マガパンドン亜種はここで退場しましたが、4話は続きますのでお楽しみに。