ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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前回、マガパンドン亜種との戦いでガイさんが倒れてしまいました。
なので今回は助っ人がAqoursを導きます。

さて誰でしょうかねぇ(笑)


【4-3】ふたりのキモチ/ガイの居ない練習

曜の自宅

 

曜「ガイさんの容態はどう?」

梨子「まだ熱が下がらないわ...。」

ルビィ「...。」

花丸「...。」

千歌「ルビィちゃん、花丸ちゃん。あとは私たちに任せて先に帰って大丈夫だよ?」

花丸「い、いえ、まるも残るずら...。」

ルビィ「ル、ルビィも残ります...。」

 

気を失っているガイを見つけた5人はどうにかしてメンバーの中で1番近い曜の自宅にガイを運び、看病をしていた。

花丸とルビィはガイと出会って日は浅いが、顔見知りのため、ガイのことが心配でいた。

 

 

一方、魔王獣の調査を続けるジャグラーは...

 

JJ「...。やはりこの世界の魔王獣は厄介だな。」

 

手がかりが少ないため、調査は難航していた。

すると...

 

???「君がジャグラス・ジャグラーくんか。噂は聞いてるよ。」

JJ「あぁん? 誰だお前は。」

???「名を名乗るのはまだ早いかなぁ。だから今は秘密だよ。」

JJ「ふっ...お前の名前なんかどうでもいい。それより、今回の騒動何か知ってるだろ? 気付かないフリしていたが俺の跡をつけていたことくらい知ってるんだよ。」

???「あらら...やっぱりバレてたかぁ。じゃあヒントをあげよう。」

JJ「ヒントだと?」

???「僕がこの世界で成し遂げることさ。それは君がよく知ってるはずだよ。」

JJ「なんだと?」

???「これ以上は言えないなぁ。あとは自分の力で答えに辿り着いてね。それじゃあねぇ。」

 

謎の人物は闇に紛れ、姿を消した。

ジャグラーは一応情報を収穫したため、ガイのもとに向かおうとするが...

 

JJ「あいつ寝てやがるんだった。しゃーねー、あまり乗り気じゃないが、あいつらに頼むか。今日は遅いし明日出直すか。」

 

 

翌日、花丸とルビィは2年生にガイの様子がどうかを聞きにくると同時に、スクールアイドル部に体験入部する旨を伝えに来た。

千歌は「ラブライブ優勝だ!」と喜ぶが、曜と梨子が冷静に「人の話は聞こうね。」とつっこんだ。

 

さて、スクールアイドル部の体験入部は基礎練習や実際に振り付けを学び踊ることをする。なので広い練習場所が必要なのだが、浦女のグラウンド・体育館はすでに運動部が使っている。

空き教室はどうか考えたが、狭い上に机や椅子に足を掛けたら怪我をしてしまうから除外された。

 

千歌,曜,梨子,花丸が悩んでいると...

 

ルビィ「あのっ! 屋上はどうですか! μ'sは屋上で練習していたらしいです!」

 

ルビィの提案を聞いた一同は屋上に向かった。

屋上は太陽の光が優しく5人を包んだ。

 

 

その頃、曜の自宅で寝ていたガイが目を覚ました。

 

ガイ「ここは...。マガパンドン亜種を倒したあと気を失ったのか...。ん?」

 

机に置き手紙があることに気付き、それに目を通す。

 

『ガイさんへ。ガイさんが居る場所は曜の家であります。ガイさんが倒れてたから、千歌ちゃん・梨子ちゃん・私・花丸ちゃん・ルビィちゃんでここに連れてきました。台所にお粥があるから、食欲があれば食べてください!曜より(*`・ω・)ゞ』

 

ガイ「すまんな5人とも。今度会ったら何かお返しをするか。」

 

ガイは台所のお粥を平らげ、曜の自宅をあとにした。

 

 

さらに同じ時間、ジャグラーが浦女の正門前に突っ立っていた。一応、ガイからもらった入校許可証を持っているのだが、彼の心は入るべきか入らないべきかで葛藤していた。

すると見覚えのある金髪の生徒が現れ...

 

鞠莉「あらぁ! ジャグラーさん!」

JJ「あぁ、小原か。」

鞠莉「何か用事でもあるのかしら?」

JJ「まぁな。ガイと一緒にいるあいつらに少しな。」

鞠莉「ちかっちたちのことね! 案内するから来てちょうだい!」

 

ジャグラーを知る鞠莉と遭遇したことでなんとか浦女に入ることができた。

鞠莉の案内で屋上のドアの前まで来ると、

 

鞠莉「この先にちかっちたちは居るわ。」

JJ「なるほど。礼を言う。」

鞠莉「あの子達をお願いね。」

JJ「あぁ。(今一瞬だけ表情に影が...。)」

 

ジャグラーはそう感じとるも深追いはせず、ドアノブを回し屋上に出た。

ドアの開く音がしたため、千歌たちが視線を向けるとジャグラーが居た。

 

ちかようりこ「ひっ!」

JJ「まだ引きずってるのかよ。」

 

ジャグラー恐怖症はいまだ顕在の2年生は一瞬身構えるが、すぐに構えを崩した。

だがまだ問題は解決していない。

なぜなら...

 

花丸「あ、怪しい人ずらぁ...。(震)」

ルビィ「お、お姉ちゃん助けてぇ...。(泣)」

JJ「...。(ここまで怖がられると、さすがに堪えるな...)」

 

花丸とルビィはジャグラーとは初対面なのである。

2人は抱き合いながら震えていた。

千歌は2人にジャグラーのことを説明した。ガイの知り合いとわかった2人はまだ距離を置いているが、警戒心は無くなった。

 

曜「ところで、ジャグラーさんが浦女に来るの初めてですよね?」

JJ「来たくて来たわけじゃねえよ。ガイに用事があったがアイツは寝てるだろ。だから、ガイによく会うお前らに伝言を頼もうとしたんだよ。」

梨子「伝言ですか?」

JJ「目が覚めたら俺のところに来いってな。」

曜「わかりました。伝えます!」

JJ「頼んだ。さて、用事も終わったし俺は帰r...。」

千歌「ジャグラーさん! 練習を見ていってください!」

JJ「..........はい?」

 

千歌から練習を見てほしいと言われたジャグラー。

 

JJ「そんな時間、俺にはn...。」

曜「せっかくだし、そうしていってよ!」

JJ「...あぁ?(ちょい怒)」

梨子「お願いします、ジャグラーさん!」

JJ「...はぁ...参った参った。俺の負けだ。」

千歌「やったーー!」

 

こうして、Aqoursの練習に付き合うことになったとさ。

 

 

続く。




というわけで!
助っ人とはジャグラーでした!
というか、ジャグラーしかいません(笑)

次回で4話は終わります。つまり、あの感動的な話です!


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