ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

15 / 117
さてさて、5話に入ります。
善子の話です。そして、今回もあの人が活躍しますよ~。

あと、怪獣ですが魔王獣は出ません。もう少し先に出します。
なので、普通と言っちゃあれですが通常の怪獣が登場します。


【5-1】ヨハネ堕天/堕天使は悩む

ヨハネ「感じます。聖霊結界の損壊により、魔力高層が変化していくのが世界の趨勢が、天界議決によって決して行くのが...。かの約束の地に降臨した、堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです! 全てのリトルデーモンに授ける! 堕天の力を! フッ。」

 

パソコン「プツッ(配信終了)」

 

善子「やってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

なにやら大事件らしい。

 

善子「何よ! 堕天使って! ヨハネって何? リトルデーモン? サタン? 居るわけないでしょう? そんなもーん!」

 

次は部屋の中をグルグル回り、ベランダに出て大声で叫ぶ。

 

善子「もう、高校生でしょ津島善子! いい加減卒業するの! そう、この世はもっとリアル! リアルこそが正義!」

 

今度は部屋の鏡を見ながら言う。

 

善子「リア充に~...私はなる!」

 

最後は鏡を背にし、ガッツポーズを取りながら言った。

 

 

~回想~

 

入学式後のHR

 

善子「堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンに...なってみない?」

 

ルビまる以外のクラスメイト「...。」( ゚д゚)ポカーン

 

ちなみに、花丸は「またやっちゃったずらね善子ちゃん」みたいな顔しており、ルビィは目をキラキラさせながら善子を見ていた。

 

善子「ピーーーーーーンチ!」

 

静まり返った教室に我慢ができず、善子は教室から逃亡した。

 

 

回想終了。

 

 

この出来事を思い出した善子は...

 

善子「うあぁぁぁぁん! 何であんなこと言ったのよ! 学校いけないじゃなーい!!」

 

と、嘆いたのだ。

 

 

善子のアパート前(祠がある階段)←※サンシャイン2期5話のよしりこの場所

 

JJ「朝っぱらから何なんだ? 人が良い感じの生配信を見て今日も頑張ろうとしてたのによ...。」

 

どうやら、ジャグラーは善k...(ゲフンゲフン)、ヨハネの生配信を本人の家の前で見ていたらしい...。

これがまた数奇な出会いになることに...。

 

 

 

時間は進んで放課後。

 

パソコンを使いAqoursのランキングを確認する5人。

だが、Aqoursの順位は4000番台。

 

千歌「今日もランキング変わらないよー...。」

曜「一応下がってはいないけど...。」

 

一方でこういうコメントもある。

 

梨子「ライブの歌や躍りは評判あるみたいよ。」

千歌「新加入の2人が可愛いって。」

ルビィ「そうなんですか!」

曜「特に花丸ちゃんの人気がすごいみたいだよ!」

千歌「花丸ちゃん応援しています、花丸ちゃんが歌って踊るところを早く見たいです、だって!」

ルビィ「すごいよ花丸ちゃん!」

 

本来ここまで褒められれば喜ぶはずなのだが、花丸はパソコンに興味津々な様子だった。

そこで少しだけ触らせようとしたのだが...

 

花丸「ずらっ!」(ポチッ

パソコン「ブツン!」(画面真っ黒

 

梨子「今何を押したの?(焦)」

花丸「1つだけ光ってたからそこを...。」

 

ビューーーーーン!!!

 

花丸の両サイドを曜と梨子が高速で通りすぎ、パソコンの様子をいじっていた。

 

梨子「新曲のデータ消えてないわよね?(焦)」

曜「衣装のデータ保存してあったかな?(焦)」

花丸「まる、何かいけないことしました...?」

千歌「あははぁ、大丈夫大丈夫...。」(^^;)

花丸「うぅ...。」

 

ルビィは花丸の実家がお寺で電化製品がほとんど無い中で生活していると明かした。

ちなみに、パソコンは無事だった。

 

さて、気を取り直して練習といくはずだったが、花丸がパソコンを使いたいとのことで屋上で曜と共にパソコンをいじっていた。

 

梨子「もぅ、練習はどうするのよ...。」

千歌「いーじゃんこういうのもさ~。」

 

するとドアが開き、ガイとジャグラーが現れた。

ガイは完全回復したためいつも通り練習に来たのだが、ジャグラーはというと、なんとルビィと花丸が「ジャグラーさんにも来てほしい」とリクエストしていたのだ。

 

ガイ「久々だなこうやって練習に来るのは。」

JJ「なんで俺まで...。」

ガイ「なんたって花丸とルビィのリクエストだからな。」

花丸「ジャグラーさんずら!」

ルビィ「ジャグラーさん、こんにちは!」

JJ「お、おう...。」( ̄∇ ̄;)

 

2年生はまた緊急会議を開いた。

 

千歌「花丸ちゃんとルビィちゃんがジャグラーさんになついてる...。」

曜「花丸ちゃんは人見知りじゃないけど、人見知りのルビィちゃんが叫ばないなんて...。」

梨子「一体何をしたの...?」

 

その様子を見た2年生のジャグラーに対する疑問がまた増えたみたいだ。

 

さらにこの様子を伺う少女が1人屋上の入り口近くに居た。

 

???「なんで先客がいるのよ...。」

 

花丸「...善子ちゃん?」

ガイ「(ん...あそこに居るのは前に沼津駅で梨子がチラシを渡していた...。)」

JJ「(なんだ?あそこに居るやつは...。)」

 

その入り口に居る少女の存在に気付いたのはガイ,ジャグラー、そして花丸の3人だった。

 

 

屋上に居た少女は1年生の教室前にある戸棚の中に隠れて...

 

???「いきなり屋上から堕天してしまった...。それにあの2人の男は誰なのよ。」

 

すると...

 

ガラララ

 

花丸「やっと学校に来たずらか。善子ちゃん。」

善子 「ふあぁぁぁ!! ってずら丸! き、来たっていうか、たまたま立ち寄ったというか...。」

 

善子は戸棚から出てきた。

 

善子「そ、それより! クラスの皆は何て言ってるのよ?」

花丸「ずら?」

善子「だから私のことよ! 変な子だねーとか、ヨハネってなに? とか、リトルデーモンとかぷふっとかのことよ!」

花丸「あぁ...。」

善子「そのリアクション...。やっぱり噂になってるのね。そうよねぇ‥.。あんな変なこと言ったんだもん。終わった。ラグナロクよ!」

 

これはだいぶ気にしているようだ。そこまで言った善子は戸棚に手を掛け...

 

善子「まさに、デッドオアアライブ...。」

花丸「それ、生きるか死ぬかって意味ずらよ...。」

 

善子はまた戸棚の中に入っていった。

すると花丸は戸棚に寄りかかり、優しい声で...

 

花丸「そんなことないずらよ。」

善子「でしょ~。...えっ?」

花丸「それより、皆どうして来ないんだろうとか、悪いことしちゃったかなぁって心配してるずらよ。」

善子「本当?」

花丸「うん。」

善子「本当に本当ね? 天界堕天条例に誓えるわよね?」

花丸「うん!」

 

すると何かを閃いたような顔をした善子が...

 

善子「いける! まだやり直せる! 今からでも普通の生徒でいける!」

 

戸棚から勢いよく飛び出した善子に花丸は驚き、尻餅をついた。

 

善子「ずら丸!」

花丸「な、なんずら...?」

善子「ヨハネたってのお願いがあるの!」

花丸「ずらぁぁぁ...。」

 

この花丸と善子のやり取りをジャグラーが見ていた。

 

JJ「(ヨハネ? 堕天? リトルデーモン? 何でその言葉をアイツが語ってるんだ...?)」

 

 

続く。




ここで1つお詫びを申し上げます。
花丸のパソコンいじりは4話ではなく5話でした。
4話のその部分は練習場所を探すお話に置き換えました。
描写を差し替えたため、ここでお知らせいたします。

そして、善子/ヨハネ推しの皆様お待たせしました!
善子の登場です!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。