ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!! 作:さすらいの風来坊
東京駅までの道中、何回か乗り換えをするのだが梨子が先頭に立ち残りのメンバーを率いる。
そして事前に調べていた予定の電車に乗ることができ、計画通り東京駅に着いた。
東京駅に着いた一行は全員で秋葉原にある『神田明神』に寄るため、秋葉原に到着したのだ。
だが誘惑の多い場所なため、着いて早々みんな行きたい場所に行ったり、花丸とルビィが途中ではぐれたりしてなかなかまとまらない。
そのはぐれた花丸&ルビィが千歌&梨子と合流して、梨子か安心して息をはき、ふととある看板を見ると...
『壁クイ』
という貼り紙が目に入った。
梨子「か、壁...クイ...。」
なんだか梨子の様子がおかしくなり始めた。
梨子「千歌ちゃん、私、おトイレに行ってくるからね!(焦)」
千歌「えぇ! 梨子ちゃんまでどっか行っちゃうの!?」
そんな千歌の声がするが、梨子は『壁クイ』のお店に消えていった。
一方で、6人がわちゃわちゃしているのと同じ時間、ガイも秋葉原を散策しているのだが、ジャグラーに頼まれた土産のお店に向かっていた。
ガイ「おっと...ここがそのお店か。結構雰囲気が出てるな。」
ガイは目的のお店に到着した。
そして扉を開けて中に入った。
???「いらっしゃいませ~! お客様は1名ですか?」
ガイ「えぇ、はい。」
???「空いているお席に座ってお待ちください!」
ガイはお店の人の言う通りに席に着いた。
お店の人は白の割烹着にサイドテールが特徴の女性だ。
それからメニューを開き、何を食べようか吟味する。
すると、接客してくれた女性が...
女性店員「当店のおすすめは『ほむまん』ですよ♪」
ガイ「おすすめには目がないんでね。ほむまんを2個ください。」
女性店員「かしこまりました! お母さーん、ほむまん2個~!」
ガイ「(あの店員さんの元気ある接客は、こっちに元気と笑顔をくれるようだな。)」
数分して、注文していたほむまんが運ばれてきた。
女性店員「お待たせしました! ほむまんです!」
ガイ「おぉ、美味しそうだ...。」
ほむまんを一口食べると...
ガイ「...うまい。」
あまりの美味しさに小声で言うことが精一杯だった。
女性店員「どうでしょうか??」
ガイ「あぁ、すげー美味しいよ! あんこは甘すぎないし、生地も絶妙な柔らかさだよ。」
女性店員「ありがとうございます!(^^)」
ガイ「このほむまんを土産に頼まれていてね。明日の15時くらいに取りに来るから、10個入りを2箱頼みたい。」
女性店員「お土産ですね! 明日10個入りを2箱。用意してお待ちしています!」
ガイ「ありがとう。」
女性店員「あの!取りに来た方だとわかるようにお名前を控えても良いですか?」
ガイ「あぁ。クレナイガイだ。」
女性店員「ガイさんですね!明日お待ちしています! あ、念のため私の名前もお伝えしますね。私は高坂穂乃果です! この名前を言っていただければ大丈夫です!」
ガイ「穂乃果さんか。わかった。ありがとうな。」
ジャグラーに頼まれた土産を注文したガイは穂むらをあとにし、神田明神へと向かった。
夕方、千歌たちは神田明神の男坂に居た。
そこには巫女の姿をした曜が居る。なんでも神社に行くのだから巫女の姿になりたいらしい。
そして千歌の合図で男坂の階段を全員が登りきると、境内に同じような制服を着た2人の少女がアカペラで歌っていた。
1人はサイドテールの髪型の少女:鹿角聖良、もう1人はツインテールの髪型の少女:鹿角理亞。
千歌「...?」
すると2人の少女が千歌たちの存在に気付く。
聖良「こんにちは。」
千歌「こ、こんにちは...」
聖良「あら? もしかしてAqoursの皆さんですか?」
千歌「嘘...どうして...?」
聖良は千歌の正体を瞬時に把握した。
聖良「PV見ました。素晴らしかったです。」
千歌「あ、ありがとうございます...。」
聖良は以前公開したPVを視聴していたようで、Aqoursを知っていたのだ。
聖良「もしかして、明日のイベントでいらしたんですか?」
千歌「えっ? あぁ...はい...。」
千歌が答えると聖良は笑みを作り...
聖良「そうですか...楽しみにしてますね。」
と言ってAqoursの横を通りすぎる。
そして、聖良の後を追うようにいきなり走り出した理亞は1年生3人の手前で手を地面に付け、側転からバク転を見せつけ、着地した。
時間は数分前、理亞が側転からバク転をするために走り出したとき...
???「遊びの時間の始まりだ。」
《EXレッドキング》
理亞が着地した瞬間...
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
地震のような揺れが秋葉原を襲う。
すると地面からがっしりした肉体と剛腕のEXレッドキングが出現し、街を破壊しはじめた。
EXレッドキング「キシャァァァァ!」
理亞「ね、姉様...。」
聖良「何なのですかあれは...。」
ガイ「ここは危険だ! 少しでも遠くに!」
千歌「みんな、避難しよう! 2人も着いてきてください!」
怪獣の出現と同時に、神田明神にガイが現れる。
千歌たちに聖良と理亞は怪獣から遠ざかるように逃げるが、ガイは怪獣の方へ走り出す。
曜「ガイさんそっちは危険ですよ!」
ガイ「俺は平気だ! こっちは饅頭を守らないといけないんだよ!」
そしてガイは誰も居ない路地裏でオーブリングを掲げる。
ガイ「タロウさん!」
《ウルトラマンタロウ》(トワァ
ガイ「メビウスさん!」
《ウルトラマンメビウス》(シェア
ガイ「熱いやつ、頼みます!」
《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ バーンマイト。》
オーブ「オォリャァァ!」
登場と同時に空中で捻りを効かせ、スワローキックをEXレッドキングに1発入れた。
オーブ「紅に燃えるぜ!!」
ちかようりこ「オーブさんだ!」
花丸「ルビィちゃん! オーブさんずらよ!」
ルビィ「オーブさん、頑張ルビィ!」
善子「オーブ...カッコいい...!」
オーブの登場にAqoursは目を輝かせた。
一方、聖良と理亞は...
聖良「あれがウルトラマンオーブですか...。」
理亞「初めて近くで見る...。」
続く。
Saint Snowの二人が初登場!!
そして、穂乃果も登場!!
ガイさんが穂むらに行く様子を描きたくて物語に入れました!
それにしても、ジャグラーは穂むらの情報をどうやって知ったのか(笑)
次回はオーブの戦いとスクールアイドルワールドの本編です!