ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!! 作:さすらいの風来坊
1日→Aqours大阪舞台挨拶
3日・5日→ありしゃBDイベント
3日→すわわイベント
9日・10日→沼津ファンミ
16日・17日→CYaRon!大阪ファンミ
全部行きたい(*´-`)
早朝。
Aqoursメンバーは練習着姿で1ヶ所に集まっていた。
花丸「ふぁ〜...まだ眠いずら...。」
ルビィ「毎日こんな朝早く起きてるんですね。」
毎朝、果南がジョギングすることは皆知っている。そのジョギングを尾行していけば何かを掴めるのではという作戦に出た。
だが果南はかなりの距離を走る。
走る。
まだまだ走る。さらにフォームの乱れも無い。
走ること数十分、果南が弁天島神社に立ち寄った。
内浦あたりから弁天島神社まではそれなりに距離があるが、果南は疲れる様子は無い。むしろまだ余裕がある。
そんな果南の尾行をしていたAqoursは...
花丸「ま、まるっ、もうダメずら...。」
ルビィ「ル、ルビィも...。」
善子「ヨハネ、昇天...。」
梨子「はぁっ...はぁっ...。」
千歌「果南ちゃんすごすぎるよ...。」
曜「さすがの私でも今日は疲れたなぁ...。」
1年生とお疲れです。
そして、果南にバレないようにちょっと離れた茂みで休憩と果南の様子を伺う。
すると...
果南「♪~~」
突然、果南は踊り出した。
千歌「綺麗...。」
千歌は茂みから果南の華麗なる踊りを見ていた。
果南のまるでバレエを彷彿させるような舞を披露していた。
東京で歌えなかったことがある過去を持つ者の踊りとは思えない。
Aqoursメンバーは果南の踊りのトリコとなった。
すると千歌たちが居る茂みの向かいにある神社の祠の影から拍手をしながら果南に近づく人物。
???「ふふ...。復学届、提出したのね。」
浦の星女学院理事長兼生徒の鞠莉だった。
鞠莉の登場に果南は踊りを中断し、鞠莉に向き合う。
果南「まあね...。」
鞠莉「やっと逃げるのを諦めた?」
果南「...っ! 勘違いしないで! 休んでたのはお父さんの怪我が元で、それに復学してもスクールアイドルはやらない!」
果南は鞠莉に背中を向け、この場から立ち去ろうとする。
鞠莉「私の知ってる果南は、どんな失敗をしても笑顔で次に向かって走り出していた。成功するまで諦めなかった。」
立ち去ろうとする果南に鞠莉は言葉を続ける。
果南は1度立ち止まり鞠莉の方に振り返り...
果南「卒業まで、あと1年もないんだよ?」
鞠莉「1年あれば十分よ。それに、今は後輩たちもいる。」
鞠莉の言葉に、隠れていたAqours全員が肩を震わせる。
果南「だったら、千歌達に任せればいい。」
鞠莉「果南...。」
スクールアイドルを再び始めることは無いと頑なに言い張る果南。
こんな果南の姿は幼馴染みの千歌と曜も初めて見る。
他の4人も息を飲む。
果南「どうして戻ってきたの? 私は...戻ってきてほしくなかった...。」
鞠莉「...っ!」
果南からの衝撃的な言葉に鞠莉の顔が引きつる。それでも何とか表情を保ち、再度果南に向かって...
鞠莉「相変わらず、果南は頑固 果南「もうやめて!」 っ!」
鞠莉の言葉を、途中で遮る果南。
果南「もう見たくないの。あなたの顔...。」
鞠莉「...。」
果南は今まで鞠莉と話していた口調のさらに冷たい口調で言い切った。
そして今度こそ果南は去っていった。
鞠莉はその場に立ち尽くすしかなかった。
その様子を終始見ていた千歌たちは...
ルビィ「ひどい...。」
花丸「無愛想ずら..。.」
曜「やっぱり何かありそうだね。」
梨子「逃げるのを諦めたか...。」
千歌「ん?」
梨子「うぅん。何でもない...。」
この様子を鞠莉が最初に居た祠の近くとはまた別の場所に居たジャグラーは...
JJ「(地球の女って面倒くさいなぁ...。だがこの話は聞いといて正解だ。) あーあ...太平風土記の解読にAqoursのおもりか...。これこそあれか? 善子が言っていた『リア充』ってやつか?」
そう呟き、鞠莉やAqoursにバレずに立ち去った。
Aqoursメンバーは1度帰宅し、学校へ登校した。
ジャグラーはガイの元に向かった。
十千万
JJ「ガイ、少し時間あるか?」
ガイ「あぁ、今はちょうど休憩だから大丈夫だ。」
JJ「そうか。お前に2つ話がある。1つは今朝あったAqoursと松浦果南に小原鞠莉のこと。そしてもう1つは、後だ。」
ガイ「じゃあ、今朝のことを教えてくれ。」
ジャグラーは今朝あった出来事を全てガイに教えた。
ガイ「なるほどな...。この前ルビィからも話を聞いたんだが、引っ掛かるのは『逃げるのを諦めた』だな。」
JJ「この1件、恐らく近いうちに解決に向かうだろうな。」
ガイ「どういうことだ?」
JJ「松浦が学校に行くことになった。」
ガイ「たしか休学していたと聞いたな。」
この2人、この問題が今日中に解決するとは思わないだろう。
ガイ「そういや、もう1つの話って何だ?」
JJ「それは、こいつだ。」
ジャグラーは懐から巻物を見せる。
ガイ「まさか、その巻物は...。」
JJ「そのまさかだ。この世界の『太平風土記』だ。俺が見つけた時に中身を確認したが本物だ。この世界に現れた風,土,水,火の魔王獣のことが書かれていたからな。」
ガイ「てことは、光と闇の魔王獣や大魔王獣も...。」
JJ「おそらくな。まだ解読には至ってないから確証は無い。」
ガイ「そうか...。」
太平風土記があることで、これから起こる魔王獣との新たな戦いを見据えることができた。
だがその戦いが近いうちに起こるとは誰も思っていない。
続く。
昨日、湊カツミ&湊イサミの服が届きました!
4thライブとユニットファンミには湊兄弟の服にAqoursのグッズなどを装備して現地に行く予定でいます!
ただ、湊兄弟の服か届いたのは嬉しいのですが、ライブ物販のメールが一向に来ない(泣)
あと2週間だけど大丈夫かな...
早くパンフレット見たい(>_<)