ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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4th東京ドームライブまで、あと5日!!

昨夜の1stライブDay.2の配信は見ましたか?
これも自分は最初から最後まで見ましたが、マジでヤバかった(>_<)
2017年2月25・26日の2日間はAqoursにとって一生忘れられない思い出になったし、Aqoursを応援する人全員にとっても最高の思い出になったと改めて感じました!

それと、4thの物販がついに届きました!
パンフレット読みましたが、あれは家宝にします!



【10-3】シャイ煮はじめました/新たなる脅威

夕方。

海の家での仕事が終わり、スクールアイドルとして合宿メニューをこなす9人。

 

果南「流石にお店の後だとちょっときついね...。」

ダイヤ「こ、こんな特訓をμ'sはやっていたのですか...。」

千歌「す、すごすぎる...。」

 

予想以上の客足で、練習の体力も使った体に、ダイヤが提案した練習メニューはさすがに限界がくる。

Aqoursの中でNo.1の体力の持ち主である果南の息があがっている。No.2の曜は手足を地面に着けて肩で息をしているほどだ。鞠莉以外のメンバーは伸びてしまっている。

で、鞠莉はというと、優雅にくつろいでいた。

 

ガイ「鞠莉のやつ、いつあんなもの用意したんだ...」

JJ「あんな忙しかったあとに練習も欠かさないとは、さすがスクールアイドルだな。」

ガイ「あと...お前も何か楽しんでないか...?」

 

なぜガイがそんなことを言ったのか。それは、ジャグラーがいつもの黒いスーツに赤のネクタイでは無いからだ。今のジャグラーは白のハーフパンツに赤のアロハシャツを着ているからなのだ。

一応、ガイもグレーの半袖シャツに夏用のジーパン姿でいる。

 

JJ「夏だから当たり前だろ。それにスーツだと暑いからな。ほんと日本のお父さんは頑張るなぁ。」

ガイ「お、おう...。」

 

Aqoursは少し休憩したあと体幹トレーニングをしていたのだが、花丸がバランスを崩し、隣にいたルビィにぶつかる。その勢いでルビィが善子にぶつかり、その善子が千歌にぶつかり、ドミノ倒しとなった。

そんな様子に梨子は微笑み、千歌も梨子の微笑みを見て笑みを浮かべた。

 

そのほっこりした雰囲気を打ち崩すかのごとく、空が割れる。

 

果南「な、何あれ!」

梨子「空が割れた...。」

ダイヤ「皆さん海の家に集まってください!」

JJ「このやり方は...。」

ガイ「あぁ...。」

 

するとその割れた空から1体の超獣が現れる。

その超獣は青とオレンジの色の体に頭に1本の角がある。

 

???「グワァァァァ!」

 

その超獣は内浦の街に降り立つと、浦女めがけて進みだした。

 

曜「ねぇ、あの怪獣学校に向かってるよ!」

善子「なんで学校なのよ!」

JJ「あいつは『一角超獣バキシム』だ。そんじょそこらの怪獣とは次元が違う。(超獣が現れるってことはアルファが仕向けた可能性は低い。となると...。)」

ガイ「皆はジャグラーの言うことを守るんだ。頼むぞ、ジャグラー。」

 

ガイはオーブリングを掲げる。

 

ガイ「ジャックさん!」

《ウルトラマンジャック》(ジェア

 

ガイ「ゼロさん!」

《ウルトラマンゼロ》(デェェア

 

ガイ「キレのいいやつ、頼みます!」

《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ。》

 

オーブはバキシムの前に現れる。

 

オーブ「光を超えて、闇を斬る!」

 

一角超獣バキシム vs ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ

 

千歌「ガイさ~ん! 頑張って~!」

花丸「ガイさん! 応援してるずら~!」

 

オーブは千歌たちを見て頷き、バキシムを見据える。

 

オーブ「オーブスラッガーランス!」

 

ハリケーンスラッシュの武器『オーブスラッガーランス』を出現させ、構える。

 

バキシム「グワァァァァ!」

オーブ「ハァァァ!」

 

オーブは空中に展開し、目にもとまらぬスピードでバキシムを切りつける。

 

ルビィ「オーブさんしゅごい!」

鞠莉「アンビリーバボー...。」

 

9人も早すぎて目が追い付かない。

オーブは1度空中で待機する。バキシムはさっきの攻撃が効いたのか、フラフラしている。

 

善子「このままいっちゃえ~!」

 

オーブは地面に着地し、必殺技を放つためオーブスラッガーランスのレバーを1回引いた。

 

オーブ「オーブランサーシュート!」

 

これで勝負ありかと思われたが、再び空が割れる。そこからバキシムに向かってビームが注がれる。

そのビームはオーブランサーシュートを跳ね返した。

 

果南「嘘...。」

ダイヤ「どうなってますの...。」

JJ「そう簡単に引き下がらないってか...。」

オーブ「くっ...。」

 

ビームをひとしきり浴びたバキシムは目が赤くなり、さっきより凶暴になった。

 

バキシム「グワァァァァ!!!」

 

曜「さっきより強そうだよ...。」

花丸「恐いずら...。」

ルビィ「お姉ちゃん...。」

果南「まる、おいで...。」

ダイヤ「ルビィ...。」

 

花丸は果南に抱きつき、ルビィもダイヤに抱きつく。

 

梨子「ガイさんなら大丈夫だよね...。」

千歌「ガイさん...。」

JJ「(なんだあの光は...?)」

 

パワーアップしたバキシムは勢いよく浦女に向かっていく。オーブは阻止すべくバキシムを止めに入るが、バキシムがオーブを押していく。

そのバキシムが右腕でオーブを殴る。

 

オーブ「グハッ...。」

バキシム「グワァァァァ!!!」

 

今度は頭の角をオーブに向けて、発射する。バキシムの角はミサイルになっているのだ。

起き上がるオーブだが、ミサイルを防ぐためにバリアを展開することができず、ミサイルを喰らってしまう。

 

オーブ「ぐわぁぁぁ!」

 

再びオーブは飛ばされる。

バキシムはまた浦女へと向かう。

 

ピコンピコンピコンピコン...

 

オーブのカラータイマーが鳴り出す。だが、オーブはミサイルのダメージで立てないでいた。

 

鞠莉「...立ってよ。」

果南「鞠莉...?」

鞠莉「立ってよ! ガイさん!」

 

鞠莉は涙を浮かべながら叫ぶ。

 

ダイヤ「鞠莉さんの言う通りですわ! ガイさん、私たちと約束してくださいましたわよね! 街も学校も守ると!」

 

ダイヤも涙混じりに叫ぶ。

 

千歌「鞠莉さん...ダイヤさん...。」

JJ「ガイ! この声聞こえてんだろ!」

 

ジャグラーの一声に、オーブの指が動く。

 

ルビィ「ガイさん! 頑張って!」

花丸「ガイさん負けないでずら!」

ちかようりこよしかな「ガイさん!!!」

 

オーブ「くっ...んんん...ハッ!」

 

Aqoursの声が届き、オーブは立ち上がる。

 

ガイ「皆の声が聞こえた! ここで負けるわけにはいかない!」

 

ガイは1枚のカードをオーブリングにリードする。

 

《覚醒せよ! オーブオリジン!》

 

ガイ「オーブカリバー!」

 

『オーブオリジンのテーマ』

 

オーブ「銀河の光が我を呼ぶ!」

 

 

???「ここか...。この地に眠る強大なる力とやら、我が手に入れる。それには、ウルトラマンオーブ...貴様が邪魔だ...。」

 

 

続く。




なんと、ここに来て第3の勢力が...
ガイ&ジャグラー,アルファ,謎の敵がぶつかり、その渦中に巻き込まれていくAqours。
今後の物語にご期待ください!

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