ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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ぶる~べりぃ♥とれいんを255回までプレイしてきました。
ソロだと心折れそう(泣)
それと、NJAP取れない...

Aqours追加後の追加楽曲でユメユメとHPTが来ましたが、恋アクはどこにいったんや...
ワイの楽しみは恋アクなんだよ...


【11-5】友情ヨーソロー/曜救出作戦[前編]

アルファ「渡辺曜とギャラクトロンMK-Ⅱとの波長が一致したか...。これでいつでも出撃できる。クフフ...さぁ、僕からガイくん達へプレゼントだ! ギャラクトロンMK-Ⅱ、起動!」

 

 

ガゴン!! ファンファンファン...

 

 

MK-Ⅱ「ラ~。」

曜?「これよりウルトラマンオーブとAqoursを削除する。」

アルファ「クフフフフ...せいぜい頑張ってくれよ。ガイくん...。」

 

ギャラクトロンMK-Ⅱは魔方陣を展開し、出撃した。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

東京。

 

コンクールまであと3日。今日はジャグラーと共に池袋に梨子は来ていた。

何やら買いたいものがたくさんあるらしく、言ってしまえばジャグラーは荷物持ちだろう。

 

梨子「皆が居ないうちにたくさん買って読みまくるわよ~。」

JJ「(本当に桜内の将来が心配になってきたぜ...。)」

 

梨子と行動するうちに梨子の趣味を知ってしまったジャグラー。ジャグラーの場合はそれほど驚かなかったが、梨子はこの世の終わりのような絶望を抱いたらしい。

幸いにもジャグラーは他言しないようで、梨子の生命線は守られた。

 

午前中も午後も梨子の買い物に付き合ったジャグラーはだったが、昼下がりに妙な気配を感じ取った。

 

JJ「(なんだ...この背中がむず痒い感じ...。)」

 

そのジャグラーの予感は的中し、上空に魔方陣が描かれた。

 

JJ「嫌な予感は当たるみてぇだなぁ...。」

 

やがて魔方陣からギャラクトロンMK-Ⅱが池袋の街に降り立った。突然の出来事に人々はパニックになりながら避難していた。

 

梨子「私たちも逃げたほうが...。」

 

次の瞬間、梨子目掛けて光線が飛んでくる。

 

JJ「ちっ...おらよ!」

梨子「きゃっ...。」

 

ジャグラーが梨子をお姫様抱っこする形で間一髪で光線をかわす。

 

梨子「ありがとうございます...。」

JJ「礼には及ばん。奴は俺たちを狙ってやがる。」

梨子「私たちをですか?」

JJ「お前には酷な話だが、奴の中には渡辺が居る。」

梨子「曜ちゃんが!? でもなんで...。」

JJ「ガイから沼津で起きたことを聞いたんだが、渡辺があんたに嫉妬していたらしい。」

梨子「そんな...私何かしたのかな...。」

 

MK-Ⅱ「ラ~。」

JJ「くっ...しっかり捕まっとけ!」

 

ギャラクトロンMK-Ⅱは梨子とジャグラーに狙いを定めて光線を連続で発射する。

 

JJ「本来の力を解放するか...。」

 

ジャグラーは魔人スタイルに変化し、ギャラクトロンMK-Ⅱから距離を取る。

だが、ギャラクトロンMK-Ⅱの光線は的確に2人を狙う。

その光線がジャグラーの逃げる足場に命中し、ジャグラーはバランスを崩してしまった。

そして梨子を抱えたまま落下したが、ジャグラーは身を呈して梨子を守った。

 

魔人JJ「ぐっ...痛え...。」

梨子「ジャグラーさん大丈夫ですか...。」

魔人JJ「こんなもん怪我に入らねぇよ。桜内に怪我は無いようだな。」

梨子「私は大丈夫です。」

 

MK-Ⅱ「ラ~。」

曜?「桜内梨子を発見。これより任務を遂行します。」

梨子&魔人JJ「っ!?」

 

ギャラクトロンMK-Ⅱは今まで放った光線ではなく、ビームキャノンの『ギャラクトロンシュトラール』を発射した。

 

魔人JJ「くそっ...間に合わねぇ...。」

梨子「っ...。」

 

2人は身構えたが、『ギャラクトロンシュトラール』が直撃する直前、2人を光が包んだ。

 

曜?「外した。」

 

梨子と魔人JJを包んだ光はギャラクトロンMK-Ⅱとかなりの距離を取ったところでウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオンに実体化し、2人を下ろした。

 

梨子「ガイさん...。」

魔人JJ「なんとか助かったな。」

 

ジャグラーは魔人スタイルから人間の姿に戻った。

オーブはさらに手のひらの光の球体を梨子とジャグラーのそばに下ろした。

その光が解けると、千歌,花丸,ルビィ,善子,ダイヤ,果南,鞠莉が現れる。

 

鞠莉「チャオ~!」

果南「梨子ちゃん!」

ダイヤ「梨子さん!」

善子「リリー!」

花丸「梨子さん!」

ルビィ「梨子さん!」

梨子「皆!?」

千歌「梨子ちゃん! 無事で良かったよー!」

 

オーブは沼津に残っていたAqoursメンバーを梨子の元へ連れてきたのだ。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ギャラクトロンMK-Ⅱ出現前の沼津。

 

鞠莉の部屋に1年生,3年生,千歌とガイが揃っていた。

ガイは一晩考えた仮説を話すべく7人を集めた。

 

ガイ「昨日に続いて今日も集まってもらってすまない。」

ダイヤ「問題ありませんわ。私たちも曜さんを助けたい想いを持っていますから。」

鞠莉「イエ~ス! 私ももうくよくよしないわ! 曜を助けたい!」

 

ダイヤと鞠莉に他の5人も頷いた。

 

ガイ「わかった...。今から話すのは俺が立てた仮説だ。俺の考えでは、曜は梨子を狙う可能性が高い。」

千歌「曜ちゃんが...梨子ちゃんを...。」

 

千歌にとっては同い年の2人であり、ここまで一緒にAqoursとして活動してきた仲間が争うなんて考えられなかった。

千歌の様子を気にかけて、果南が千歌に寄り添う。

 

ルビィ「曜さんを操ってる怪獣を止めることはできますか?」

ガイ「止められないことは無い...。だが...双方にとってかなり危険な方法しか無い。」

善子「どういうことなの?」

ガイ「俺がオーブとなってギャラクトロンMK-Ⅱと戦う。その間に内部から誰かが曜を救出する方法だ。」

果南「内部で曜を救出する間にガイさんにかなりの負担が...。」

ガイ「俺は覚悟の上だ。」

花丸「じゃあ、誰が怪獣の中に居る曜さんを助けるずら?」

 

花丸の言葉に皆が俯く。ここにいるメンバーは曜を助けたい想いはあるが、ギャラクトロンMK-Ⅱに乗り込まなければならないことに恐怖を感じている。

 

ガイ「危険な作戦になるから、ジャグラーと2人で行ってもらう。大人数だとさらに危ないからな。」

 

ジャグラーが同伴で多少の安全は確保されるが、それでも7人は沈黙したままだ。

 

ガイ「俺が直接助けられるならそれが1番なんだが...。こんなことをウルトラマンの俺から頼むことになるなんて...。でも、わかってくれ...。」

 

しばらく沈黙した空気が流れるが...

 

千歌「私が行くよ!」

果南「千歌?」

ダイヤ「千歌さん...。」

鞠莉「ちかっち...。」

 

千歌が自ら行くことを口にした。

 

ガイ「良いのか?」

千歌「怖くないって言えば嘘になる...。だけど、私は曜ちゃんを助けたい! だって、曜ちゃんのこと嫌いなんて思ったこと無い! 大好きだもん! 次の予選は曜ちゃんと私の2人で考えたダンスで踊りたい!」

ルビィ「千歌さん...!」

花丸「千歌さん!」

善子「千歌...。」

ガイ「わかった。千歌、頼むぞ。」

千歌「はいっ!」

 

沼津組が曜の救出作戦を編み出したタイミングでそれは訪れる。

 

テレビ『速報です。先程、東京池袋に巨大なロボット怪獣が現れました。』

 

ガイ「おでましか...。梨子と曜の元に行くぞ。」

ちかよしルビまるダイかなまり「はい!」

 

ガイたちはホテルオハラの屋上に出る。

 

ダイヤ「あの! どうやって東京まで行きますの?」

果南「鞠莉のとこのヘリで...。」

ガイ「俺が連れていく。」

果南「えっ?」

千歌「もしかして!」

ガイ「こういうことさ!」

 

ガイはオーブリングを掲げる。

 

ガイ「ウルトラマンさん!」

《ウルトラマン》(ヘアッ

 

ガイ「ティガさん!」

《ウルトラマンティガ》(チャッ

 

ガイ「光の力、お借りします!」

《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン。》

 

千歌たちと向き合う感じでオーブが空中に現れた。

 

オーブ「フッ...。」

 

オーブは光の球体で千歌たちを包み込み、それをやさしく手で持ち、自身も光になり、東京へ向かった。

このとき、オーブは遥か遠い宇宙にメッセージを飛ばした。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

現在。

 

ギャラクトロンMK-Ⅱ vs ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン

 

オーブ「俺の名はオーブ。闇を照らして悪を撃つ!」

曜?「ウルトラマンオーブを確認。ただいまよりオーブを削除します。」

 

花丸「曜さんの声ずら...。」

鞠莉「曜...。」

千歌「曜ちゃん...今助けるからね...。」

 

千歌はジャグラーに近寄り...

 

千歌「ジャグラーさん、お願いがあり 「わかってる」 ...えっ?」

JJ「ガイが戦ってる隙に奴の中に入って渡辺を救出だろ。」

千歌「そ、そうです...。」

JJ「それしか方法はねえからな。」

千歌「っ...! でもジャグラーさん怪我して...。」

JJ「桜内にも心配されたが動けるから問題無い。」

 

だがギャラクトロンMK-Ⅱがオーブに向けて放った光線の流れ玉がAqoursの元に飛んでくる。

 

JJ「ぐっ...。」

梨子「ジャグラーさん!」

 

ジャグラーが邪心剣で防ぐが...

 

JJ「チッ...さっきの傷が...。ハァァァァ!!」

 

なんとか跳ね返したが、梨子を庇った時の傷に負担がかかり、ジャグラーは邪心剣を地面に刺し片膝を着けるのがようやくだった。

 

オーブ「ジャグラー!」

JJ「生憎、お前の期待に応えられないみたいだ...。」

オーブ「無理すんな。それより皆と少しでも安全なとこに行け!」

 

ジャグラーの負傷でさっきの作戦が実行できなくなってしまった。

 

善子「どうするのよ...。これじゃあ曜を助けに行けないじゃない...。」

果南「善子ちゃんの言う通りだね...。」

JJ「んな暗い顔すんな。ガイのことだ、他の策を考えているか、もう既に実行しているはずだ。」

 

MK-Ⅱ「ラ~。」

オーブ「シュゥワッ! (ジャグラーが動けない以上、残された策はあの方の力を借りるしか方法が無い...。届いてくれ...。)」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

オーブとギャラクトロンMK-Ⅱが戦っている頃、別の宇宙では...

 

???0「っ! あれは、オーブからのウルトラサイン...。」

???1「我々の今居るこの宇宙とかなり近い位置にある宇宙ですね。」

???2「その宇宙に行くのか?」

???0「あぁ。後輩の助けには応えなきゃな。」

???3「行ってこいよ。何かあったら俺たちで片付けとくからよ。」

???4「たまには立派なことを言うな。」

???3「何だと焼き鳥!」

???4「私は焼き鳥では無いと何度言えばわかる!」

???0「皆、しばらく留守にするが、頼むぜ! ...シェア!」

 

1人の戦士がオーブの居る宇宙に向かった。

 

 

続く。




はい!今回も最後までありがとうございます!
この前言っていた先輩が次回登場します!
もうお分かりの方は、「はは~ん、なるほどねぇ」みたいな感じで次回を楽しみにしていてください!

次回は【11-6】曜救出作戦[後編]となります。

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