ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!! 作:さすらいの風来坊
お付き合いありがとうございました。
ただ、後半から原作もクソ無いくらいにぶち壊したので反省してます...(>_<)
曜を無事に救出し久々に9人揃ったAqours。
鞠莉は曜と抱き合って再会を喜んでいたり、曜が皆に照れながらも「ごめんなさい」と「ありがとう」を言っていた。
JJ「あいつらの笑顔を守れたのは良いが...怪我人ほったらかしかよ...。」
そう言いながらもどこか嬉しそうなジャグラー。
そこに2つの光が降り立つ。
ガイ「ふう...。」
???「お疲れさん。」
ガイ「ゼロさんもお疲れ様です。」
千歌「あ! ガイさん!」
千歌の言葉に釣られ皆はガイに近付く。
曜「ガイさん、私を助けてくれて本当にありがとうございました!」
Aqours一同「ありがとうございました!」
ガイ「よしてくれ...。助けたのは仲間を想うお前たちだ。俺はそこに力を添えただけだ...。」
???「ガイ、照れてんのか?」
ガイ「そ、そういうわけでは...。」
ダイヤ「あの...ガイさんの隣に居る方はどなたでしょうか?」
そう。ガイの隣にはAqoursメンバーと同い年くらいに見える爽やか系のちょっとつり目な青年が居るのだ。
???「ガイ、話していいのか? 俺の正体を...。」
ガイ「大丈夫です。俺とジャグラーのことを知ってるので。」
???「そうか。なら信用するぜ。」
ガイと小声でやり取りを終えると...
???「俺はゼロ。ウルトラマンゼロだ。まぁ今は人間の姿になってっから、名前は『モロボシレイ』だ。よろしく。」
千歌「は、はじめまして...高海千歌です。」
曜「渡辺曜です...助けてくださってありがとうございました!」
梨子「桜内梨子です...。」
花丸「おらh...まるは国木田花丸ずr...です...。」
ルビィ「く...黒澤...ルビィです...。」
善子「堕天使ヨハネ... 千歌「津島善子ちゃんです。」 ちょっと、ヨハネよ~!」
ダイヤ「黒澤ダイヤですわ。曜さんを助けていただきありがとうございました。」
果南「松浦果南です。」
鞠莉「小原鞠莉です。」
各々軽い自己紹介をした。
JJ「まさかゼロと再び会うとはな。」
ガイ「ジャグラー、大丈夫か?」
JJ「なんとかな。」
レイ「久しぶりだなジャグラー。」
JJ「俺の代わりに戦ってくれたこと、礼を言う。」
レイ「良いってことよ。それより傷口を見せてみろ。」
怪我したところをレイに見せたジャグラー。
レイ「コスモスの力で治療するか。」
レイは腕に付いているウルティメイトブレスレットから光を放射し、ジャグラーの怪我を治療した。
ガイ「あ、そうだ...。千歌,梨子、2人から曜に伝えたいことあるんだろ?」
千歌「あっ...そうだった!」
曜「私に伝えたいこと??」
梨子「うん...まずは私から言うね。」
梨子は曜に向き合う。
梨子「曜ちゃんが私のポジションで歌うことになったって聞いたの。ごめんね私のわがままで...。」
曜「うぅん。大丈夫だよ。」
梨子「私のことは気にしないで千歌ちゃんと曜ちゃんがやりやすい形にしてね。無理に合わせちゃダメよ。曜ちゃんには曜ちゃんらしい動きがあるんだし。」
曜「うん...。」
梨子「私のポジションだったけど、今は曜ちゃんだけの場所だからね。」
曜「うん! 千歌ちゃんと私でやってみる!」
曜と梨子は満面の笑みを浮かべた。
千歌「次は私の番だね。曜ちゃんは自分のステップでダンスした方がいい! 合わせるんじゃなくて1から作り直した方がいい! 曜ちゃんと私の2人で!」
曜は目に涙を浮かべる。
曜「千歌ちゃん...。」
梨子「あのね曜ちゃん。千歌ちゃん前に話してたんだよ。曜ちゃんの誘いをいっつも断ってばかりでずっとそれが気になってるって。だからスクールアイドルは絶対一緒にやるんだって。絶対曜ちゃんとやり遂げるって。」
千歌「えへへ...今までゴメンね...。」
曜「ばか曜だ...。私ったら...ばか曜だ...。っ...!」
千歌「ばか曜? わわっ!」
曜は勢いよく千歌に抱き付く。
曜はわかったのだ。千歌は自分のことを考えていてくれたんだと。小さい頃もスクールアイドルをやっている今も、千歌と曜の絆は変わらないと。
この光景に1年生も3年生も涙を浮かべていた。
ガイ「これで一件落着だな。」
JJ「全く...。どれだけ人騒がせなんだあいつらは。」
レイ「本当は嬉しいんだろ? ジャグラーもよ。」
JJ「そ、そんなんじゃねーよ。」
ガイ「もうちょい素直になれよ。」
JJ「余計なお世話だ。」
この3人もどこかホッとしていた。
この様子を離れた場所から見ていたアルファは...
アルファ「今回は失敗しちゃったか。ま、そう簡単にいかないことはわかってる。さすがに『カイザーべリアル』の力を使ってたら曜ちゃんは潰れていたね。使わないで良かったよ。次も楽しみにしているよ、ガイくん・ジャグラーくん。そして、ウルトラマンゼロ...。」
ーーーーーーーーーー
そして迎えたラブライブ予備予選とピアノコンクール当日。
運命なのか神様のイタズラなのか、Aqoursの出番と梨子の出番がほぼ同じ時間なのだ。
楽屋内で電話で少し話をしてお互いを励まし合い、本番を待つ。
ラブライブ予備予選Side
千歌「曜ちゃん!」
曜「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「一緒に頑張ろうね!」
曜「うん!」
ルビィ「ルビィもがんばルビィします!」
花丸「おらも頑張るずら!」
善子「クックックッ...ここに居る全リトルデーモンを落としてみせるわ!」
ダイヤ「すごく楽しみですわ!」
果南「そうだね!私も気合いいれなくっちゃ!」
鞠莉「とびっきりのシャイニーAqoursを披露しましょー!」
8人の手首にはメンバーカラーのシュシュが飾られていた。
ピアノコンクールSide
梨子「どこに居ても、皆と気持ちは1つ...。」
梨子は手首に飾った桜ピンクのシュシュを見つめていた。
ラブライブ予備予選Side
レイ「俺がここに居ても良いのか?」
ガイ「9人からのお願いですから大丈夫ですよ。」
なんと予備予選の会場にレイも来ていたというか、千歌たちが「来てほしい」とリクエストしたため、会場に居る。
ガイ「俺も、ゼロさんにあの子たちの輝いてる姿を見てもらいたいんです。」
レイ「ガイがそう言うなら最後まで見ていくぜ。」
そしてラブライブ予備予選は始まった。1グループ5分という持ち時間でパフォーマンスが繰り広げられる。どのグループもレベルが高い。
そんな中、Aqoursの出番がついに来た。
8人がスタートの位置に付き、曲が流れてパフォーマンスが始まった。
『想いよひとつになれ/Aqours』
ピアノコンクールSide
梨子も出番がまわってきた。
今の梨子は1人じゃない。
梨子の心には今まで一緒に活動してきたAqoursメンバーが居る。内浦に引っ越してきて不思議な運命で出会ったクレナイガイとジャグラスジャグラーが居る。
『ピアノ【海に還るもの】/桜内梨子』
JJ「その気持ち、忘れんじゃねーぞ。」
ラブライブ予備予選Side
Aqoursのパフォーマンスが終わった。曲の終わりと同時に8人はシュシュを付けている手を上に伸ばした。
ピアノコンクールSide
梨子はピアノを引き終えた。そして、会場に向かって一礼し、シュシュを付けている手を上に伸ばした。
続く。
11話はこれにて完結です!
そしてウルトラマンゼロの人間体ですが、改めて...
・見た目は高校生くらいの若さで爽やかイケメン。少しつり目。
・名前は『モロボシレイ』(セブンがモロボシダンなので名字はモロボシのまま、ゼロの別の読み方がレイなのでそこから取りました。あくまでこの物語だけの設定です。)
・身長は175㎝
という感じです。