ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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今月もSCHOOL OF LOCK!のAqours LOCKS!だ~(^^)
毎月登校しています!
ちなみに、Aqours LOCKS!掲示板の書き込みは1回読まれたことあります。7月の3rd福岡前に、ネタバレをしないライブの感想書き込みがきんちゃん先生に読まれました!
読まれた時はめちゃめちゃ嬉しかったです!


【12-4】はばたきのとき/3つの戦い

UTXでAqoursとSaint Snowが話し合いをし、ガイ・ジャグラー・レイがそれを聞いていたが、聖良から1つの提案が出される。

 

聖良「そろそろ今年の決勝大会が発表になります。見に行きませんか? ここで発表になるのが恒例になっているんですよ。」

 

第2回大会からUTX学院の巨大モニターにラブライブの決勝大会の情報が発表されるため、カフェスペースに居た14人は外に出た。

そしてモニターの前にやってきた。そこにはすでに多くの学生やファンの人達が情報解禁を今か今かと待っていた。

 

ついに発表の時が来た。

そのモニターには...

 

 

『LOVELIVE FINAL STAGE is AKIBA DOME.』

 

 

梨子「秋葉ドーム...!」

果南「ほんとにあの会場でやるんだ...。」

千歌「ちょっと...想像できないな...。」

 

梨子と果南が真っ先に驚きの声を漏らす。その次に千歌も呟いた。

 

『秋葉ドーム』

 

それはスクールアイドルとして活動している者ならば誰しもが憧れる舞台。

5年前、伝説と呼ばれる2組のスクールアイドル『A-RISE』と『μ's』が中心となり、全国各地のスクールアイドルと作り上げたスクールアイドルの祭典を機にラブライブの決勝大会が秋葉ドームで開催されるようになった。

 

千歌が呟いた後、AqoursもSaint Snowもガイもジャグラーもレイもモニターに釘付けになっている。

スクールアイドルからすれば、自分たちがあのステージに立つかもしれない。そんな想像を皆は抱いているのだろう。

すると...

 

梨子「ねぇ! 音ノ木坂に行ってみない?」

 

梨子の唐突な申し出に、それまでモニターを見ていた全員が梨子のほうを見た。

 

梨子「ここから近いし、前に私がわがまま言ったせいで行けなかったから...。」

 

実は、前回スクールアイドルワールドで東京に来た時、千歌から音ノ木坂に行こうという話が出ていた。

しかしみんなが賛同するなか、梨子はそれを拒んだ。

おそらく、ピアノに対するスランプがまだ解決されていなかったから。

 

しかし今は梨子自身から言いだしてきたのだ。音ノ木坂に行こうと。

 

JJ「いいのか?」

梨子「はい! ピアノ...ちゃんと出来たからかもしれないからです。」

 

曇りの無い笑顔で答えた。

 

梨子「今はちょっと行ってみたい...。自分がどんな気持ちになるか確かめてみたいの...。皆はどう?」

 

梨子が8人に聞くと...

 

曜「賛成であります!」

果南「いいんじゃない? 見に行けばなにか思うことがあるかもしれないし。」

 

果南も同意のようだ。その後も花丸,善子,鞠莉,千歌も賛成した。

 

ルビィ「音ノ木坂!」

ダイヤ「μ'sの...。」

ダイルビ「母校〜!!」

 

Aqoursの中で群を抜いたμ'sオタクの黒澤姉妹はむしろ早く行きたいとうずうずしている。

 

聖良「それでしたら私たちはこのあたりで失礼します。」

千歌「今日はありがとうございました!」

聖良「いえ。次はラブライブの決勝、秋葉ドームで会いましょう。」

 

そういって別れようとしたのだが...

 

???1「見つけたぞ、ウルトラマンオーブ,ウルトラマンゼロ。」

レイ「この声...。」

ガイ「皆、こっちに来るんだ!」

JJ「そっちの2人もだ。」

 

謎の声が辺りに響いた。

AqoursとSaint Snowをまとめ、彼女たちを庇う形でガイ,ジャグラー,レイが立ちはだかる。

 

???2「君たちにはここで退場してもらおうかな。」

 

さっきとは別の声も響いた。

 

ガイ「何を企んでいる...ヤプール! アルファ!」

ヤプール「憎いウルトラマンを倒すためだ。」

アルファ「そういうことさ。」

レイ「ヤプール...てめぇ...。」

 

理亞「姉様...これなんなの...。」

聖良「何か知っているのですか?」

千歌「これは...そのぉ...。」

JJ「鹿角のお2人さんには刺激が強いことだな。」

 

突然のことに、鹿角姉妹は状況を飲み込めない。

Aqoursメンバーもガイとレイの雰囲気に何かを感じとった。

すると空が割れて、『ミサイル超獣ベロクロン』と『蛾超獣ドラゴリー』が出現した。

 

ベロクロン「グワァァ!」

ドラゴリー「キュロロロロ!」

 

さらに...

 

アルファ「これだけじゃないよ...。ハイパーゼットン...キングパンドン...お前らの力、頂くぜ。超合体! ハイパーキングゼッパンドン!」(※以下、『HKZP』と表記)

 

HKZP「ピポポポポ...。」

 

1体の合体魔王獣が秋葉原の現れ、街はパニック状態になった。

 

レイ「どの超獣も厄介だが、よりによって厄介中の厄介な2体かよ...。」

ガイ「それにあの魔王獣...。」

JJ「『ハイパーゼットン』に『キングパンドン』の力か...。こっちも面倒なことに...。」

 

善子「どうするのよ...。」

ルビィ「お姉ちゃん...。」

ダイヤ「ルビィ...。」

理亞「姉様...。」

聖良「理亞...。」

 

ヤプール「フハハハハ! 人間の絶望に満ちた声を何度聞いても気分が良い!」

 

レイ「ガイ...行くぞ。」

ガイ「わかりました。ジャグラー...皆を頼む。」

JJ「あいよ。」

ガイ「千歌,ダイヤ。」

千歌「は、はい...。」

ダイヤ「なんでしょう?」

ガイ「鹿角姉妹に説明を頼む。」

千歌「わかりました。」

ダイヤ「わかりましたわ。」

 

ガイはオーブリングを掲げ、レイはウルティメイトブレスレットからゼロアイNEOを取り出し、右手で掴む。

 

ガイ「ウルトラマンさん!」

《ウルトラマン》(ヘァ

 

ガイ「ティガさん!」

《ウルトラマンティガ》(チャッ

 

ガイ「光の力、お借りします!」

《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン。》

 

レイ「シェア!」

 

レイは右手に持ったゼロアイNEOを目に付けて変身した。

そして、2体のウルトラマンが秋葉原の街に降り立った。

 

聖良「私は...夢でも見ているのでしょうか...。」

理亞「信じられない...。」

ダイヤ「いきなりのことで驚かれるのも無理はありませんわ。」

千歌「事情はちゃんと説明します。けど、このことは秘密にしていただけますか?」

聖良「は...はい...。」

理亞「...。」

 

ゼロ「俺が超獣の相手をする。オーブは魔王獣を頼むぜ。」

オーブ「わかりました。気を付けてください。」

ゼロ「オーブもな。」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ミサイル超獣ベロクロン&蛾超獣ドラゴリー vs ウルトラマンゼロ

 

ゼロ「てめぇらはこの俺...ウルトラマンゼロが相手だ! デェェリャ!」

 

ゼロは構えを取り、超獣2体に立ち向かう。

 

 

合体魔王獣ハイパーキングゼッパンドン vs ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン

 

オーブ「アルファ! 俺が相手だ!」

HKZP「1度オーブと戦いたかったんだよ。よろしくね。」

オーブ「シュゥゥワッ!」

 

オーブも構えを取ったあと、HKZPと対峙する。

 

 

ジャグラーSide

 

JJ「まずはこっから避難するぞ。」

花丸「どこに避難するずら?」

千歌「音ノ木坂に行こう。」

梨子「前にも避難したことあるし、安全だわ。」

千歌「聖良さんと理亞ちゃんも一緒に行きましょう。」

聖良「お願いします。」

JJ「桜内、お前が先頭で皆を引っ張れ。この土地に詳しいんだろ? そして松浦、俺と後方を固めろ。」

かなりこ「わかりました!」

JJ「あと、2人1組でペアを作る。そのほうが助け合いもできるからな。黒澤姉妹と鹿角姉妹は確定だ。小原と津島,高海と国木田で組め。渡辺は桜内とだ。行くぞ。」

 

12人は音ノ木坂に向かって走り出した。

 

 

ゼロSide

 

ベロクロン「グワァァァ!」

ドラゴリー「キュロロロロ!」

ゼロ「フッ! オラッ!」

 

ゼロは無駄な動きは無く、2体の攻撃を華麗にかわして、攻撃の手を緩めなかった。

 

ゼロ「何度戦ったと思ってる! てめぇらの動きは見切ってるんだよ!」

 

ゼロは超獣を翻弄している。

 

 

オーブSide

 

オーブ「スペリオン光輪! ハッ!」

HKZP「そんな攻撃じゃ甘いね。」

 

HKZPはスペリオン光輪を噛み砕く。

 

オーブ「それなら...フッ!」

 

ガイ「セブンさん!」

《ウルトラセブン》(デュワ

 

ガイ「ゼロさん!」

《ウルトラマンゼロ》(デェェリャ

 

ガイ「親子の力、お借りします!」

《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ エメリウムスラッガー。》

 

オーブ「知勇双全、光となりて!」

 

 

ジャグラーSide

 

12人は音ノ木坂に向かっている途中だった。

 

聖良「あちらのウルトラマンの姿が変わりましたが...。」

鞠莉「ゼロさんに似てるわね。」

JJ「ウルトラマンオーブは様々な姿になれる。あれはゼロとその親父『ウルトラセブン』の力でフュージョンアップしているから似てるんだ。」

善子「ウルトラマンにも親子があるのね。」

 

ジャグラーによるオーブの解説だったが...

 

JJ「(この...変に監視されている感覚...。)」

 

ジャグラーが辺りを警戒する。

 

果南「どうしましたか?」

JJ「全員止まれ!」

ダイヤ「しかし避難しなくては...。」

JJ「そこに居るんだろ? ヤプール...。ハッ!」

 

ジャグラーのその一声と共に邪心剣で斬撃を放つ。

その斬撃は真っ直ぐ飛んでいったが、ある場所で真上に弾かれた。

 

ヤプール「さすがだなぁ、ジャグラスジャグラー。」

 

斬撃が弾かれた部分の空間が歪み、そこからは等身大のヤプールが現れた。

 

JJ「あんたがこうやって出てくるなんてなぁ。」

ヤプール「我はウルトラマンを倒す。ウルトラマンと関わりのある人間も対象だ。」

 

ヤプールの言葉に11人の少女は体を震わせる。

 

JJ「ほぉー...だが生憎そうはさせないぜ。ガイ! あいつらにバリアを張れ!」

 

ジャグラーの合図にオーブは11人の少女を守るためのバリアを張った。

 

ヤプール「我に楯突くか。」

JJ「何かを守るってのは性に合わないかと思っていたが...結局は俺もこっち側がピッタリだったわけだ。」

 

ゼロとオーブに続き、ジャグラーの戦いもはじまるのだった。

 

 

続く。




Twitterには投稿したのですが、クワトロMから「なんちゃってTシャツ」が届きました~(笑)
猫・お茶・犬か猫の手のシルエットが可愛いのと、ユニットファンミ名古屋の時にありしゃがTwitterに載せていた「えっちTシャツ」みたいに、「それはなんですか?」って聞かれたら「なんちゃってです」ってやりたいからです(笑)

あ、2/5にありしゃのバースデーイベント行こうかな?(笑)

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