ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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なんちゃってTシャツの他に、Aqoursの劇場版学年曲の受け取りもしました。
もちろん3学年あります!
ライブで早く聞きたいし、コール入れたい~!
早くて5thライブだろうなぁ。

あと、文がかなりあります(^^;)


【12-5】はばたきのとき/東京大決戦!

東京・秋葉原の街で

超獣2体とゼロ

合体魔王獣1体とオーブ エメリウムスラッガー

ヤプールとジャグラー

の戦いが繰り広げられていた。

 

 

Aqours,Saint Snow Side

 

オーブが張ったバリアに守られている11人。

目の前では異次元人ヤプールとジャグラーが戦ってる。

 

聖良「あの...ガイさん,レイさん,ジャグラーさんは何者なのですか...?」

ダイヤ「お話致しますわ。」

 

聖良の疑問にダイヤが答える。

 

ダイヤ「ガイさん,レイさん,ジャグラーさんは私たちの世界を守るために別の世界から来てくれた方々ですの。」

聖良「『この世界を守る』ですか...。」

ダイヤ「えぇ...。そして、聖良さんと理亞さんも目撃したように、ガイさんはウルトラマンオーブ、レイさんはウルトラマンゼロなのですわ。」

聖良「ウルトラマン...。」

理亞「じゃあ...あの人は...。」

ダイヤ「ジャグラーさんは...」

善子「無幻魔人ジャグラスジャグラーよ。」

 

ここで善子が話に入る。

 

善子「私は師匠の魔人スタイルを1度見たことがあるの。」

梨子「もしかして...!」

 

梨子にも心当たりがあるみたいだ。

 

梨子「私は助けられたことがあります。」

ダイヤ「そうでしたのね...。」

善子「師匠は姿を変えたら見た目はウルトラマンじゃないけど...。」

梨子「ジャグラーさんは優しいですっ...!」

 

ガイ,レイ,ジャグラーのことを知った聖良と理亞は...

 

聖良「そうだったのですね...。3人のことは他言しません。」

理亞「私も...誰にも言わない...。」

千歌「聖良さん! 理亞ちゃん!」

ダイヤ「ありがとうございます。」

 

ガイ,レイ,ジャグラーのことを知る者が2人増えたが、秘密を守ると約束してくれた。

 

聖良「でも...今は、ガイさん,レイさん,ジャグラーさんが勝つことを祈りましょう。」

ダイヤ「そうですわね...。」

 

 

ゼロSide

 

ベロクロン「グワァァァ!」

ゼロ「オゥラ!」

ドラゴリー「キュロロ!」

ゼロ「シェア!」

 

超獣2体を相手にするも、ゼロは優勢だった。

 

ゼロ「フッ!」

 

ゼロは頭部にある2対のゼロスラッガーを両手に持ち、ベロクロンとドラゴリーに攻撃していく。

 

ゼロ「ハッ! デェリャ!」

ベロクロン「グワァァァ...。」

ドラゴリー「キュロロ...。」

 

 

オーブSide

 

セブンとゼロの力を借りた姿の『エメリウムスラッガー』は、セブンを体現するような格闘とゼロ直伝の宇宙拳法を駆使して戦っていた。

 

HKZP「クッ...少し侮っていたかな...。」

オーブ「どうする? アルファ...。」

HKZP「クフフ...黙って引き下がるわけないだろう。今こそあの方の力を使う時だ!」

オーブ「何...?」

 

するとHKZPの上空に黒い渦を巻いた雲が現れ、その中から巨大な闇の力が4方向に伸びていく。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ALL Side

 

巨大な闇の力がベロクロン,ドラゴリー,HKZP,ヤプールに降り注がれる。

 

ゼロ「なんだ...この巨大な闇の力は...。」

オーブ「まだ解明できてないです...。エックスさんから聞いた『ダークサンダーエナジー』より遥かに強力なエネルギーなんです...。」

ゼロ「未知の力ってわけか...。」

 

ヤプール「来た来た来た来た! この力を待っていた!」

JJ「チッ...またあの力か...。」

 

果南「あの黒いのって...。」

曜「怪獣が強くなるやつだよね...。」

聖良「そんな...。あの3人が...。」

千歌「大丈夫だよ!」

梨子「千歌ちゃん...?」

鞠莉「ちかっち...。」

千歌「ガイさん,レイさん,ジャグラーさんは負けないよ!」

ダイヤ「そうですわね!」

花丸「ガイさん,レイさん,ジャグラーさんを信じるずら!」

ルビィ「ルビィも応援する!」

善子「このヨハネのリトルデーモンたちが負けるわけ無いわ!」

理亞「私も...信じる...。」

聖良「理亞...」

曜「そうだよね...。ガイさんたちは絶対に勝つよね!」

果南「皆で応援しよう!」

 

 

一方で、闇の力をまとった4体は...

 

HKZPカイザー「フゥゥ...気分が良いな...。」

(※ハイパーキングゼッパンドンカイザー)

 

カイザーヤプール「アァ...体の底から力が溢れてくるこの感覚...。」

カイザーベロクロン「グルルル!!」

カイザードラゴリー「ギュロロロ!!」

 

通常形態より肉々しい体に、目の色が赤くなっていた。

 

ゼロ「かなりヤバい力ってのはわかったぜ...。」

オーブ「以前、あの力を受けたバキシムと戦いましたが、難敵です...。」

ゼロ「そうか...。だが俺たちは負けないぜ! 行くぞオーブ!」

オーブ「俺たちの帰りを待ってる皆のためにも!」

 

JJ「俺もあの2人に遅れを取るわけにはいかないな。」

 

Aqours「頑張ってー!(ずらー!/ですわー!)」

Saint Snow「負けないでー!」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ゼロSide

 

ゼロ「ストロングコロナゼロ!」

 

ブレスレットが光り、ゼロの体が赤色に変化する。

『ウルトラマンダイナ ストロングタイプ』と『ウルトラマンコスモス コロナモード』の力が宿る姿だ。

 

カイザーベロクロン「グルルル!!」

カイザードラゴリー「ギュロロロ!!」

ゼロ「ハァァァ!」

 

パワーの増したゼロは強化された2体の超獣が相手でも互角に戦う。

カイザードラゴリーに蹴りを入れて怯ませた隙に、カイザーベロクロンの胴体を持ち上げ...

 

ゼロ「ウルトラハリケーン!」

 

竜巻が発生すると同時にカイザーベロクロンを投げ飛ばす。

 

ゼロ「もう1発だ!」

 

今度はカイザードラゴリーを投げ飛ばす。

次はブレスレットを叩いた。すると右手で拳を握り、炎のエネルギーが溜まっていく。

そして上空へ放つ。

 

ゼロ「ガァァルネイトォォバスターァァ!!」

 

ストロングコロナゼロの必殺技『ガルネイトバスター』が超獣2体に命中した。

 

 

オーブSide

 

HKZPカイザー「フッ! ハッ!」

オーブ「クッ...ハッ...オゥリャ!」

 

こちらの戦いは一進一退だった。HKZPカイザーが攻撃すれば、オーブがその全てを防御し、オーブが攻撃すれば、HKZPカイザーがその全てを防御した。

 

オーブ「力を扱えるやつが使えば、それに比例するのか...」

HKZPカイザー「そこら辺の雑魚とは違うよ。僕には特別なんだよ...。」

オーブ「だけど...俺はお前を止める!」

 

 

ジャグラーSide

 

カイザーヤプール「喰らえ!」

JJ「喰らうかよ...。さっきのお礼だ!」

 

カイザーヤプールの右手の鎌とジャグラーの邪心剣が斬撃を放ったり、直接刃を交えていた。

 

カイザーヤプール「いつまでその姿で戦うつもりだ。早く魔人の姿で我と戦え。」

JJ「俺の気分だな。まだそんな気分じゃねぇ。」

カイザーヤプール「そうか。なら嫌でも引き出してやる!」

 

カイザーヤプールは闇のエネルギーを球体状に形成し、AqoursとSaint Snowのバリアに向けて飛ばした。

 

JJ「チッ...。」

 

ジャグラーはバリアの前に立ち、邪心剣を構え...

 

魔人JJ「ハァ!」

 

魔人スタイルに姿を変え、エネルギー弾を真っ二つに切った。

 

カイザーヤプール「そうだ...その姿だ。」

魔人JJ「いきなりすぎるぜ...。だが、こうさせた以上は覚悟しておけよ。」

カイザーヤプール「臨むところだ。」

 

 

Aqours,Saint Snow Side

 

鞠莉「あれがジャグラーさんの魔人スタイル...。」

千歌「すごい...。」

善子「魔人スタイルの師匠なら、あんなやつコテンパンよ!」

理亞「あなたたちの付き人、強いのね...。」

梨子「私...タイプかも...。」

 

 

ゼロ,オーブSide

 

ゼロ「オーブ! そろそろ終わらせるぞ!」

オーブ「自分もそう考えていました!」

 

ゼロ&オーブ「フッ!」

 

ガイ「ギンガさん!」

《ウルトラマンギンガ》(ショラ

 

ガイ「ビクトリーさん!」

《ウルトラマンビクトリー》(ツィア

 

ガイ「エックスさん!」

《ウルトラマンエックス》(イィィッサァァ

 

ガイは3体のウルトラマンのカードをリードさせ、リングのスイッチを押す。

 

《トリニティフュージョン!》

 

するとオーブリングから1つの武器が現れた。その武器とは『オーブスラッシャー』だ。ガイはそれを掴んで模様がある部分を指で1回なぞり...

 

ガイ「3つの光の力、お借りします!オーブトリニティ!!」

 

オーブスラッシャーから光が降り注ぐと、ガイはオーブオリジンに姿を変え、そこに『ギンガ』『ビクトリー』『エックス』が重なる。

秋葉原の街にまた新たなオーブが姿を現した。

 

オーブ「俺はオーブトリニティ。3つの光と絆を結び、今、立ち上がる!!」

 

その名は『ウルトラマンオーブ オーブトリニティ』。

オーブは右肩の装備を『オーブスラッシャー』に変化させた。

 

そしてゼロは通常の姿に戻っていたが、体には白銀の鎧を、右腕には白銀の刀剣が装備されていた。

その装備とは、伝説の超人『ウルトラマンノア』から授かった『ウルティメイトイージス』だ。

 

ゼロ「ウルティメイトゼロ!!」

 

HKZPカイザー「まだそんな姿を隠していたのか!」

カイザーベロクロン「グルルル!!」

カイザードラゴリー「ギュロロロ!!」

 

 

Aqours,Saint Snow Side

 

ルビィ「見てください! オーブさんとゼロさんの姿が!」

ダイヤ「また新しい姿になりましたわ!」

曜「カッコいい!!」

聖良「ウルトラマン...すごいです!」

花丸「未来ずら~~~!」

 

 

ミサイル超獣カイザーベロクロン

蛾超獣カイザードラゴリー

合体魔王獣ハイパーキングゼッパンドンカイザー

vs

ウルティメイトゼロ

ウルトラマンオーブ オーブトリニティ

 

ゼロ「オゥラ! シェア!」

HKZPカイザー「グフッ...ウワァ...。」

 

オーブ「トリニティウムブレェェイク!!」

カイザーベロクロン「グルルル...。」

カイザードラゴリー「ギュロロロ...。」

 

ゼロはイージスの刀剣を巧みに使って相手を斬り、オーブは手に持つオーブスラッシャーからカッター状の光線を連射し、その後、2体の超獣を一刀両断した。

 

 

異次元人カイザーヤプール vs 無幻魔人ジャグラスジャグラー

 

カイザーヤプール「ハァ...ハァ...我が押されてるだと...。」

魔人JJ「もう終わりか? この姿の俺と戦えてるというのに残念だな。」

 

するとカイザーヤプールは自身の空間を歪ませた。

 

魔人JJ「チッ...ここまでか...。」

カイザーヤプール「この空間のことよくわかっているな。外部からは干渉できないからな。ジャグラスジャグラー、我は必ず貴様を倒す!」

 

ジャグラーは魔人スタイルを解き、人間の姿に戻る。

 

JJ「ヤプール...お前を倒すのは俺じゃ無い。ガイとあの少女たちだ。」

カイザーヤプール「面白いことを言うな。楽しみにしておこう。」

 

そう言って異次元に消えていった。

 

 

ゼロ,オーブSide

 

HKZPカイザー「ウゥ...これはまずいかな...。」

カイザーベロクロン「グルルル...。」

カイザードラゴリー「ギュロロロ...。」

 

魔王獣と超獣は肩で息をしているかのようだった。

 

オーブ「これで決める! ゼロさん!」

ゼロ「あぁ! 行くぜ!」

 

オーブは手に持つオーブスラッシャーの模様のある部分を3回なぞり、スイッチを押した。

必殺技を撃つ構えを取ると、上空に巨大な光輪が現れた。

ゼロはイージスの刀剣を撫でると、光が発した。

 

オーブ「トリニティウム光輪!!」

ゼロ「ソードレイ・ウルティメイトゼロ!!」

 

オーブの放った『トリニティウム光輪』が魔王獣と超獣を貫き、『ソードレイ・ウルティメイトゼロ』による光の刃で一気に切り裂いた。

 

 

ドゴーーーーーーーーーン!!!

 

 

Aqours,Saint Snow Side

 

果南「ガイさんとレイさんが勝った!」

善子「師匠もあの変なやつを追い返したわ!」

 

11人は喜びを爆発させていた。

 

 

続く。




場面の切り替わりが多くて申し訳ないです(>_<)
戦いは同時並行なのでこうするしかありませんでした...
しかし、戦いはなんとか終わりました。
次回はいよいよ音ノ木坂に行きます!

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