ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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13話の前に、オリジナル(作者の独断と偏見100%)のお話しを挟みます。
12話のその後を描きます。
Saint Snowとガイ=ウルトラマンオーブが北海道で再開するというストーリーです。

原作も何もないので投稿に時間を要してしまいますが、ご了承ください...。


【番外編2-1】

UTX学院で9人となったAqoursと再会(1年生と2年生の6人とは再会、3年生とは初めまして)し、クレナイガイ,ジャグラスジャグラー,モロボシレイという男性3人と出会ったSaint Snowの『鹿角聖良』と『鹿角理亞』。

だが、ガイ,ジャグラー,レイは自分たちの住んでいる世界とは違う所からやって来たというのだ。

 

聖良「あの時は本当に何がなんだかわからなかったけど、どうやってこの世界に来たのでしょうか...?」

 

夕方、東京から北海道の自宅に帰ってきてから聖良はそのことを考えていた。

 

理亞「姉様、お母さまが夜ご飯できたって。」

聖良「今行きますよ。理亞は先に下に行ってください。」

 

ひとまず、東京から帰ってきた疲れもあるため、夜ご飯を食べてお風呂に入り、今日は休むことにした。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

翌日、学校は夏休みのため少し遅めに起床した聖良と理亞は身仕度と朝食を済ませ、ランニングをしていた。

時刻は10:00。途中に公園があったため軽く休憩のため立ち寄った。

 

理亞「姉様...やっぱり昨日のこと...。」

聖良「えぇ...現実なのでしょうが、やっぱり夢のように思えてしまって...。」

理亞「私も...。」

 

東京に行って怪獣やウルトラマンを目撃したのは2回目だが、初めて出会った人がウルトラマンや魔人になるのを目撃したり、自分たちが狙われたりしたのだ。

 

聖良「これは私たちの秘密ですから。」

理亞「うん。」

聖良「さ! 家まで帰りましょう!」

 

休憩を終わりにしてランニングを再開しようとしたとき...

 

グラグラグラグラ...

 

聖良&理亞「!?」

 

地面がやや強く揺れたのだ。その揺れは数秒で収まった。

街行く人は「ただの地震だろ。」と呟きながら日常に戻っていたが、鹿角姉妹は昨日のことがあるためそう思えなかった。

 

理亞「姉様...。」

聖良「理亞...大丈夫ですよ...。」

 

理亞は少し震えながら聖良に抱きついた。聖良は優しく理亞をハグし、落ち着かせた。

 

 

 

地震が起きてすぐ、全国に速報が流れた。

もちろん沼津にいるAqoursメンバーやガイたちの目にも入る。

 

 

十千万にて...

曜と梨子は千歌の頼みで旅館のお手伝いをしていた。

 

梨子「ガイさん、これはこの部屋で大丈夫ですか?」

ガイ「あぁ。その部屋に置いてくれ。」

梨子「はーい♪」

 

曜「千歌ちゃん、終わったよー。」

千歌「ありがとー。次はこれお願いしていい?」

曜「了解であります!」

 

するとテレビに速報が入る。

 

曜「函館で地震だって。」

梨子「たしか函館は聖良さんと理亞ちゃんの地元だったよね?」

千歌「うん。大丈夫かな...。」

ガイ「お昼くらいに連絡してみたらどうだ?」

千歌「そうですね。聞いてみます。」

 

テレビでは地震発生の様子を繰り返し流れていた。

 

ガイ「(ん? あれは...?)」

 

 

善子の家にて...

1年生の3人は『ニン○ンドーSwitch』で遊んでいた。ちなみに、カセットはカラフルなイカのあれだ。

 

善子「あぁ! 良いところだったのにー!」

花丸「落ち着くずら善子ちゃん。」

善子「ヨハネよー! てかルビィ!」

ルビィ「ピギッ...な、何かな?」

善子「あんた強いわね。」

花丸「まるもそう思ったずら。」

ルビィ「CYaRon!で遊ぶ時や鞠莉さんと果南さんがお姉ちゃんと遊ぶ時にルビィもやってるんだ♪」

善子「へぇ~。そうだったのね。」

 

そこに速報が入る。

 

花丸「ずら?」

ルビィ「花丸ちゃん?」

花丸「函館で地震だって。」

善子「ほんとね。って、函館はあの姉妹の地元じゃなかった?」

ルビィ「聖良さんと理亞ちゃん大丈夫かな...。」

 

ちなみに、ジャグラーは善子の家の近くにある仲見世商店街の喫茶店『ヤバ珈琲』でくつろいでいた。1年生に誘われたが、女子高生の家に入るのは止めておくと言って断ったのだ。

だが、お出掛けの時は一緒に過ごすと約束した。

 

JJ「マスターのコーヒーはいつ飲んでも格別だな。」

ブラックマスター「それはどうも。今日もここに来たってことは...。」

JJ「いつもの子守りだ。」

ブラックマスター「あなたも人気者になりましたな。」

JJ「そんなんじゃねえよ。ただ、どこかほっとけないだけだ。」

ブラックマスター「そういうことにしておきましょうか。」

 

ここのテレビでも地震の速報が流れ、揺れた直後の映像が映る。

 

JJ「マスター。」

ブラックマスター「なんでしょうか?」

JJ「あれを見てくれ。」

ブラックマスター「函館で地震のようですね。それが何か?」

JJ「何かに気付かねえか?」

ブラックマスター「確かに。不自然なものが紛れ込んでいますねぇ。」

 

 

ダイヤの家にて...

3年生の3人も遊ぶようだ。

 

鞠莉「ダイヤ~、来たわよ~!」

ダイヤ「お待ちしておりましたわ、鞠莉さん。あら? 果南さんは?」

鞠莉「果南なら...。」

 

???「だからっ! 予定は無いって答えたが、お前らと遊ぶとは言ってないだろ!」

果南「いーじゃんかぁ。私たちはもっとレイさんと仲良くしたいの!」

 

黒澤邸の入り口から果南に背中を押されたレイがやってきた。

 

ダイヤ「レイさん!」

レイ「あ...。」

鞠莉「果南お疲れ様~。」

果南「ほんと頑固なんだから、連れてくるのに苦労したよ。」

レイ「急に来ても迷惑だろ? 俺は帰るから気にすんな。」

ダイヤ「お待ちください。折角いらしたのですから、お入りください。」

レイ「黒澤が良いなら、おじゃまするわ...」

 

こうして3年生とレイは共に過ごすことになった。

最初はテレビを見ながらくつろいでいた。

 

果南「午前中はここでゆっくりするとして、昼からはどうするの?」

鞠莉「そうねぇ...あ!」

ダイヤ「何か思い付きましたの?」

鞠莉「レイっちに内浦と淡島を案内するのはどうかしら!」

果南「それいいかも!」

レイ「『レイっち』?? まぁ、呼び方は好きに呼んでくれて構わないが、俺なんかに時間使ってもいいのか?」

ダイヤ「私たちは大丈夫ですわ。」

鞠莉「じゃあ決まりね!」

 

午後からの予定が決まったところで、テレビに速報が入る。映像は地震発生直後の様子が流れる。

 

ダイヤ「あら? 函館で地震ですわね。」

鞠莉「本当ね。少し大きいわね。」

果南「ねえ、函館は聖良さんと理亞ちゃんの地元だよね?大丈夫かな?」

レイ「昨日居たあの姉妹か。(ん?あそこに映ってるのは...。)」

 

ガイ,ジャグラー,レイは異変に気付いたが、まだ確信には至らなかった。

 

 

続く。




理亞ちゃん!
お誕生日おめでとう(о´∀`о)

Saint Snowがメインのストーリーを考えていたら、理亞ちゃんの誕生日と偶然重なりました。
Aqoursも出ます。なので、登場人物は12話からあまり変わらない(泣)←自分でやっときながらバカなことしてしまいました...。

そしてそして、お気づきの方が居ると思いますが、オーブに出ていた『ブラック司令』がラブライブの世界で平和に珈琲屋で働いております(笑)。番外編からの登場になりますが、近々本編にも出ます。

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