ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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スクフェスACNSの近況ですが、「トリコリコPLEASE!!」と「待ってて愛のうた」のCHALLENGE譜面をFULL COMBOしました。
トリコリコのフルコンは嬉しかったです。待愛は1番最後にミスしそうになって焦りましたが、繋がって安心しました(^^;)
次に取れそうなのが「Landing action Year!!」で、これはFULL COMBOが先かALL PERFECTが先かって手応えです。


【番外編2-2】

お昼過ぎ。

ランニングから帰宅しお昼ご飯を済ませた聖良と理亞は実家兼お店のお手伝いを始める。

ちなみに、お店の制服は和風メイドを思わせるような服装だ。

 

客1「ぜんざいを1つ。」

理亞「かしこまりました。」

 

理亞は接客を担当する。

 

理亞「姉様、ぜんざい1つ。」

聖良「ぜんざい1つね。」

 

聖良は調理を担当する。

今日はスクールアイドルとしての練習は休養日にしていた。(朝のランニングは日課なので、欠かさずに行っている。)

練習が無い日は実家の手伝いをするのが2人の生活だ。

ただ、お手伝いしている中でも...

 

グラグラグラグラ...

 

聖良&理亞「!?」

お客さんたち「地震だ!」

 

揺れはやはり数秒で収まる。

 

聖良「理亞、大丈夫ですか?」

理亞「大丈夫だけど...怖い...。」

聖良「私がそばに居ますから、頼ってください。(私が理亞を守らないと...。)」

 

聖良は理亞の無事を確認したあと...

 

聖良「お客様は皆さんご無事でしょうか?」

 

店内に居るお客さんに怪我が無いかを確認する。

幸い負傷者は居なかった。

 

聖良「(良かった...。)」

 

すると聖良のスマホにメッセージが入る音がした。

 

スマホ

【Aqoursの高海千歌です。函館で地震があったと聞いて、聖良さんと理亞ちゃんの事が気になったので連絡を入れました。】

 

聖良「千歌さん...ありがとうございます。『私も理亞も無事です』。これで送信しましょう。」

 

聖良はすぐに返事を出した。

 

スマホ

【お返事ありがとうございます! 2人とも無事で何よりです! 今後も気を付けてください(^^)/】

 

返事を出したすぐに千歌から返事が来た。

 

 

2年生&ガイSide

 

旅館のお手伝いの休憩中、千歌はスマホのメッセージアプリを使って聖良にメッセージを送った。

 

千歌「聖良さんから返事来たよ。」

曜「大丈夫だった?」

千歌「うん。聖良さんも理亞ちゃんも無事だって。」

梨子「怪我とか無くて良かったわ。」

ガイ「無事で何よりだったな。」

 

 

1年生&ジャグラーSide

 

善子「この辺りで待ち合わせよね?」

花丸「そのはずずら。」

ルビィ「この写真の建物があれだから...あ! 善子ちゃん! 花丸ちゃん! ジャグラーさん居たよ!」

 

3人はジャグラーを見つけたため走り出した。

 

JJ「(あの山に映っていた影は怪獣だろうな...。だが一瞬だったから確証がねえな...。)」

善子「師匠!」

ルビまる「ジャグラーさん!」

JJ「来たか。」

 

ジャグラーは考え事を1度忘れることにした。

 

 

3年生&レイSide

 

ダイヤ「お出掛けの準備はできましたか?」

果南「バッチリだよ。」

鞠莉「オーケーよ!」

レイ「そんじゃ、案内よろしく頼むぞ。」

 

こちらは今から出掛けるところだった。

 

レイ「(帰ったらガイに報告しておくか。)」

 

4人ずつになったメンバーは各々の1日を楽しんだ。

鹿角姉妹も今日はお店の手伝いを最後まで行った。

 

だが函館の山と海では何かが目覚めようとしていた。

 

この日の夜、ガイ,ジャグラー,レイは函館の地震のことを話し合った。

結果、怪獣だろうと仮説を立てた。同時にヤプールやアルファの路線も考え、警戒にあたることにした。

 

 

 

最初に地震が発生してから5日が経過した。依然として地震は1日に数回発生していた。

また、山では土砂崩れ,海では漁船の行方不明が頻発に起きていた。

 

聖良と理亞は彼女たちの学校『函館聖泉女子高等学院』で決勝大会に向けて練習していた。

今はその休憩中だ。

 

理亞「姉様...こんな現象おかしくない?」

聖良「理亞の言う通りね。普通じゃあり得ない...。」

 

すると再び揺れに見舞われた。

 

理亞「きゃっ!」

聖良「理亞!」

 

今回は今までと違い長く揺れた。

 

ドゴーーーーーン!!

 

今度は地面から土煙があがった。

 

???1「グロロロロ!」

 

町人1「か、怪獣だー!」

町人2「逃げろー!」

 

学校から見える目の前の街に4足歩行の怪獣が出現した。

 

理亞「なんでここに...。」

聖良「わかりません...。でも、私たちの街が...。」

 

怪獣は函館に出現すると、街を破壊し始めた。

その怪獣が暴れまわっていると、今度は海で巨大な水しぶきがあがる。

 

聖良「今度は何です!?」

 

水しぶきが収まると2足歩行の怪獣が出現した。

 

???2「キュアァァァァ!」

 

理亞「怪獣が2体も...。」

 

姉妹の目の前には2体の怪獣が街で暴れまわっているように見えたが、怪獣はお互いを確認すると戦い始めた。

 

???1「グロロロ!」

???2「キュアァァァァ!」

 

聖良&理亞「(ガイさん...助けて...。)」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

函館で怪獣出現の30分前...

 

Aqoursはラブライブ東海大会に向けて動き出すため、千歌の部屋で会議を開いていた。

 

千歌「今回も衣装係と作詞作曲係とダンス係に分かれよう!」

曜「衣装は私とルビィちゃんは固定だから、あと1人だね。」

梨子「作詞作曲も私と千歌ちゃんが入るから、こっちもあと1人ね。」

果南「ダンスは私だけ固定だから、あと2人だね。」

 

残る善子,花丸,ダイヤ,鞠莉がそれぞれに入る。

 

花丸「おら、千歌ちゃんと梨子ちゃんと一緒にやりたいずら!」

鞠莉「私はダンスに入るわ!」

ダイヤ「善子さんはどうしますか?」

善子「ヨハネよ。そういうダイヤはどうするのよ。」

ダイヤ「私は今回はダンスに入ろうかと思っていますわ。」

善子「なら、衣装に入るわ。」

 

千歌,梨子,花丸の作詞作曲係

曜,ルビィ,善子の衣装係

果南,ダイヤ,鞠莉のダンス係

 

という3組に分かれ、そのまま打ち合わせに入った。

ちなみに、ガイとレイは旅館の手伝いのため会議には居ない。ジャグラーは松月で太平風土記の解読を急いでいた。

 

 

時間が過ぎ、函館に怪獣出現と同時刻...

 

1階の広間から宿泊客のざわざわが千歌の部屋に聞こえてきた。

 

ダイヤ「何やら下が騒がしいですわね?」

梨子「言われてみればそうですね。」

ルビィ「何かあったんでしょうか?」

千歌「私が確かめてくるね。」

 

千歌が下の様子を確認するため、広間に向かった。

その途中に手伝い中のガイとレイに遭遇する。

 

レイ「高海じゃねーか。」

千歌「レイさんにガイさん!」

ガイ「部屋で会議してたんじゃ?」

千歌「なんか広間が騒がしいから確認しにいくところです。」

ガイ「確かに何かある感じだな。」

レイ「俺たちも行ってみるか。」

 

こうして3人で1階の広間に向かった。

 

その広間では...

 

宿泊客1「函館に怪獣だとよ...。」

宿泊客2「前から起きていた地震と関連あるんじゃない?」

 

志満「沼津と東京の次は函館らしいわね...。」

美渡「今までそんなこと無かったのに、春から突如として怪獣が現れるようになったよね。」

 

宿泊客や志満,美渡たちがテレビに釘付けになっていた。

そこに千歌たちも合流する。

 

千歌「志満ねぇ,美渡ねぇ、何かあったの? お客さんの声が部屋に聞こえてきたから見に来たんだけど...?」

志満「今ね、函館に怪獣が2体も現れたってニュースが流れてるのよ。」

千歌「えっ!? 函館!?」

美渡「何かあるの?」

千歌「聖良さんと理亞ちゃんが...。」

美渡「この前千歌たちが東京に行った時に会ってたスクールアイドルの2人じゃん!」

志満「千歌ちゃん、今すぐ連絡を取ってみて!」

 

そう言われ、千歌は慌ててスマホで聖良と理亞の安否を確認した。

 

ガイ「ゼロさん...あの2体の怪獣って...。」

レイ「『溶岩怪獣グランゴン』に『冷凍怪獣ラゴラス』だ。なんであの2体が函館に居やがる...。」

ガイ「俺が函館に向かいます。」

レイ「それなら2人で行った方が...。」

ガイ「いえ。ゼロさんは残ってほしいです。万が一、ヤプールやアルファが仕組んだものなら、俺が居ない間に千歌たちが狙われるかもしれないですので。」

レイ「わかった。任せるぞ。」

 

ガイはすぐに旅館の裏にある山に向かった。

 

千歌「ダメだよ...。何回かけても繋がらない...。」

美渡「千歌、心配するなって! 繋がりにくい状況なだけだよ!」

志満「上に居る皆には伝えるの?」

レイ「それは俺がやりますよ。高海はそのまま続けるんだ。」

千歌「やってみます!」

 

レイは千歌の部屋に向かい、部屋の襖を開け...

 

レイ「千歌以外は揃ってるか?」

鞠莉「レイっち? どうしたの?」

レイ「全員すぐ広間に来てくれ。」

善子「ただ事じゃ無いようね。」

 

千歌の部屋に居た8人を広間に連れていく。

 

レイ「全員に忠告しておくが、心の準備をしておけ。」

果南「どういうこと?」

レイ「言葉のままだ...。」

 

8人はレイの言葉の意味を理解できていなかった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

裏山に着いたガイはすぐにオーブリングを掲げた。

 

ガイ「ウルトラマンさん!」

《ウルトラマン》(ヘァ

 

ガイ「ティガさん!」

《ウルトラマンティガ》(チャッ

 

ガイ「光の力、お借りします!」

《フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン。》

 

オーブ「シュゥゥワッ!」

 

オーブはすぐさま函館に向かった。

 

 

続く。




ついに函館で起きていた地震の元凶が現れました。
さらには、グランゴンとラゴラスによる戦いが発生。
この展開はウルトラマンマックスの第1話をモチーフにしてみました。
この2体は自分のこのストーリーにぜひ出したいと思っていました!

次回は、オーブが函館に舞い降ります!

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