ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!! 作:パピー@ウルトラブライバー
サンシャイン1期とオーブの2話は第4部で終わります。
どんな展開が待っているのでしょうか!
どうぞ!
日曜日、ガイは千歌に『十千万』前の海岸に来てほしいと言われていたため海岸に来ていた。
ガイ「(なんでこの旅館前に集合なんだ?)」
そう思っていると、答えはすぐに出た。
千歌「あ、おはよーございます! ガイさん!」
ガイ「そ、そういうことか...。」
千歌「どうしたのですか?」
ガイ「あ、いや、もしかしてこの『十千万』って千歌の家か?」
千歌「そうですよ! 私の家は旅館なんです!」
ガイ「なるほどな。」
千歌の家が旅館ということを知りガイはあることを聞いた。
ガイ「旅館ってことはお風呂あるよな?」
千歌「もちろんありますよ。」
ガイ「だったら風呂に入りに来ていいか?」
千歌「大歓迎ですよ!」
お風呂好きなガイはこっちの世界でもお風呂を探していたのだ。
2人が談笑していると...
梨子「千歌ちゃんおはよう。ガイさんもおはようございます。」
千歌「梨子ちゃんだ! おはよー!」
ガイ「お、おはようさん...。なぁ、俺の目が節穴じゃなければだが...梨子の家って十千万の隣か...?」
梨子「はい、そうですよ。」
ガイは朝から衝撃を受けたようだ。
すると十千万から...
???「千歌ちゃん忘れ物してないー?」
と声がした。
千歌は「大丈夫!」と返事をした。そのあと千歌に声を掛けた女の人が梨子とガイの姿を確認すると会釈をした。
梨子とガイも会釈を返した。
梨子「千歌ちゃん、さっきの人は?」
千歌「ん? さっきのは私のお姉ちゃんだよ。高海志満って言うの!」
ガイ「姉妹が居たのか。」
千歌「志満ねぇは1番上で、もう1人、美渡ねぇが真ん中に居て、私が末っ子なんだ。」
ここで高海家の家族構成が判明したのだ。
そんな話をしていると1台のバスが到着し、バスから曜が降りてきた。
曜「千歌ちゃん! 梨子ちゃん! ガイさん! おはヨーソロー!」(o≧▽゜)ゞ
千歌「おはヨーソロー! 曜ちゃん!」
梨子&ガイ「お、おはヨーソロー?」
曜の元気の良さと変わった挨拶に戸惑いの色を出す梨子とガイ。反対に、千歌は幼馴染みゆえ普通に挨拶を返していた。
とりあえず全員集合したので、千歌と曜が先頭に立ち、梨子とガイを淡島に案内するのだった。
数十分後、4人は淡島に到着した。
船の中では、曜の目がいつも以上にキラキラしていたので梨子とガイが疑問に思っていたら、千歌から曜は船のことが大好きだということを教わった。
さらに数分後、4人は果南の家でもあるダイビングショップに到着した。
果南「千歌,曜、おはよっ。」
千歌&曜「果南ちゃんおはよー!」
果南「それと、奥にいる2人が千歌の言っていた...。」
千歌「うん! 桜内梨子ちゃんとクレナイガイさんだよ!」
果南「梨子ちゃんにガイさんね。」
梨子「今日はよろしくお願いします。」
ガイ「よろしく頼むよ。」
軽く挨拶を交わし、果南は梨子とガイにダイビングの心得を教え、ウエットスーツに着替えるように指示を出した。
千歌と曜は何度か利用しているらしく、使い方を熟知していた。
15分後...
千歌,曜,梨子,果南,ガイの5人はウエットスーツに着替え終わり、船に乗る準備をしていた。
梨子「あの、船って誰が運転するのですか?」
果南「あぁ、私だよ。こう見えて小型の船舶免許を持ってるんだ。」
なんとダイビングに向かう船を操縦するのは果南だ。
ガイ「へぇ、なかなかやるね。よろしくな果南。」
果南「任せてください!」
そんなやり取りをしていたら出航準備が完了した。
果南「じゃあ行くよ~!」
曜「全速ぜんしーん、ヨーソロー!」
千歌「ヨーソロー!」
船が動きだし、ダイビングの始まりだ。
しばらくして船がダイビングポイントに到着した。果南は4人に改めてダイビングの注意点を説明した。そして千歌,曜,梨子の3人は海に入り、梨子の『海の音』を探しだした。
一方で、果南とガイは船に残った。
果南「ガイさんは潜らなくてよかったのですか?」
ガイ「ん。まあね。あの3人でなきゃ意味がないからな。」
果南「変わった人ですね。」(クスッ
果南もガイとは壁など築かずに話をする仲になっていた。
果南「あれ? 船を出す前は晴れてたのに今は曇っちゃいましたね。」
ガイ「そういやそうだな。雨が降らなければいいがな。」
すると船の近くで2年生の3人が海面に顔を出した。
千歌「梨子ちゃん聞こえた?」
梨子「ううん...。暗くてよくわからない...。」
曜「もう一度潜ってみよっか。」
3人は『海の音』を探すのに苦戦している様だ。
3人の会話を耳にしたガイは...
ガイ「(暗くてわからない...? それは足下を探してるのと同じだ。時には前を向けば見つかる物もあるもんだ...。)」
そこでガイは3人に声を掛けた。
ガイ「3人ともちょっといいか。」
ちかようりこ「???」
ガイ「梨子、今までどこを見ながら『海の音』を探してる?」
梨子「えっと、海の深いところです。」
ガイ「それじゃあ見えてこない。前を向いて探してみたらどうだ?」
梨子「前を向いて...ですか?」
ガイ「どうやらその答えを知ってる人が居るみたいだな。」
千歌「梨子ちゃん! 私わかった気がする!」
曜「行こう! 梨子ちゃん!」
ガイ「後は任せたぞ、千歌,曜。」
そうアドバイスし、ガイは3人が潜っていくのを見届けた。
果南「優しいんですねガイさんって。」
ガイ「そんなことないよ。ある先輩に同じ言葉を掛けてもらったのを思い出してそれをそのままあの3人に掛けただけだ。」
すると今度は飛びっきりの笑顔を輝かせながら3人が船に帰ってきた。どうやら3人とも『海の音』を探しだせたようだ。
それを祝福するかのように、さっきまで曇っていた空が晴れ、太陽が顔を出したのだ。
ダイビングが終わり、曜とバス停で別れたときガイは重大なことに気づいた。
ガイの居た世界ではSSP(Something Search People)の基地を寝床に借りていたが、ラブライブの世界に来たことで宿が無いことが判明した。
ガイは自分が世界を旅していてるがしばらく旅をしないことを千歌に説明すると、千歌が志満さんに掛け合ってくれたのだ。
そしたらなんとなんと、志満さんが快く承諾してくれたことにより、住み込みで世話になることになった。
その日の夜、梨子は自分の部屋にあるピアノを見つめていた。自分が探していた『海の音』を聞くことができて、高海千歌と渡辺曜と友達になり、ひょんなことからクレナイガイと知り合ったことを思いだし、息を1つ吐いた。
そして意を決した顔つきをし、ピアノを引く体勢になり、鍵盤に手を添え...
ポローン...
梨子「ユメ~ノト~ビ~ラ~ ずっとさ~がしつ~づけた きみと~ぼく~と~の~ つながりをさ~が~し~て~た~」
パチパチパチパチ
梨子「えっ?」
梨子が音のするほうを見ると、そこには向かいの窓にお風呂あがりで髪をタオルで巻いた優しい眼差しの千歌が居るのだ。
千歌「そこ梨子ちゃんの部屋なんだ。」
梨子「千歌ちゃんの部屋もすぐそこなの?」
千歌「うん、この襖を開けたらね。」
梨子も窓に近づき、千歌と向かい合った。
千歌「梨子ちゃん、さっきピアノ引いて...。」
梨子「あ、えっと...うん...。」
千歌「梨子ちゃん。やっぱり私、梨子ちゃんをスクールアイドルに誘いたい。ううん、梨子ちゃんと一緒にスクールアイドルをやりたい。」
梨子「千歌ちゃん...。でも私なんかがやっていいのかな...。ピアノに向き合えない私が、これからスクールアイドルを一生懸命頑張ろうとする千歌ちゃんとやるなんて千歌ちゃんに失礼だよ...。」
千歌「そんなことない!」
梨子「えっ...?」
すると千歌は窓枠に体を乗りだし、右手を梨子に差し出す。
千歌「私は梨子ちゃんの力になりたいし、梨子ちゃんを笑顔にしたいの! そして梨子ちゃんと一緒に笑っていたいの! それって素敵なことじゃない...?」
梨子「千歌ちゃん...。」
その千歌を見て梨子も手を伸ばす。
お互いに体を窓枠から乗りだし、もう少しで届きそうなところまで伸ばしているが.....
梨子「さすがに届かないよね...。」
千歌「待って! ダメー!」
手を引っ込めそうになった梨子だが、千歌の諦めない気持ちに感化され千歌の手に触れようと梨子は再び伸ばした。
千歌「くっ...もう少し...。」
梨子「んっ...。」
そしてついに.....
2人の指が触れあった。
梨子「千歌ちゃん!」
千歌「梨子ちゃん!」
梨子「私、スクールアイドルになる!」
ついに、梨子が正式にスクールアイドルになったのだ。
その様子を少し離れた廊下でガイは見守っていた。
ガイ「(これでまた1歩前に進んだってわけだな。)」
最後まで見守ったガイはそのまま自分の部屋に戻るのだった。
続く。
これにて2話完結です!
だいぶ長くなりました
そしてジャグジャグは調査という名のお休みです
ガイさんと二年生組の絆はさらに深まりました。
次回はサンシャイン1期とオーブの3話を基盤としたお話になります。
これからもよろしくお願いします