ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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間が空きましたが、こちらのストーリーが完成したので投稿します。

次は果南BDストーリーを投稿しますので、お楽しみに~。


宝石姉妹と風来坊《前編》

花丸と共に太平風土記の新たな事実を発見した翌日、Aqoursは夏休み期間中最後のミーティングのために部室に集まる。

その場を借りて、ガイ,ジャグラー,花丸はその事実を8人に伝えるのだ。

そして、現在部室にはAqoursの9人とガイ,ジャグラーが揃っている。

 

千歌「じゃあ、今日のミーティングは終わりです。」

ダイヤ「次に会うのは始業式ですわね。」

 

曜「千歌ちゃん、これからどうするー?」

 

鞠莉「ダイヤ、始業式の挨拶は考えたの?」

 

各々が話し出す中、ガイ,ジャグラー,花丸の3人はアイコンタクトを取り...

 

花丸「皆、ちょっといいずらか?」

ルビィ「どうしたの花丸ちゃん?」

善子「何の用?」

ガイ「太平風土記とAqoursに関係する話だ。」

果南「太平風土記と私たち?」

JJ「桜内と小原は心当たりあるだろ。」

梨子「もしかして...。」

鞠莉「あの現象のこと...。」

ガイ「あぁ、その通りだ。」

 

太平風土記とAqoursのこと,それに、梨子と鞠莉に心当たりがあるものとなれば、花丸以外の8人は聞く耳を持つ。

 

千歌「どういうことですか?」

善子「それに、ずら丸も梨子も鞠莉も何か知ってるみたいね。」

JJ「口で説明するよりお前らの目で見たほうが実感が湧くだろ。ガイ、あれを見せてやれ。」

ガイ「わかった。」

よしルビようちかダイかな「???」

 

ガイは腰に携えているケースから4枚のフュージョンカードを取りだし、9人が囲うテーブルに置いた。

同時に、花丸が太平風土記を広げる。

 

千歌「これって...梨子ちゃんに鞠莉ちゃんに花丸ちゃん...。」

果南「それに、オーブオリジン。」

ダイヤ「なぜ3人のカードがあるのですか?」

 

梨子,鞠莉,花丸のカードとオーブオリジンのカードを見比べたり、太平風土記を見たりして、多くの疑問を抱いている。

 

ガイ「まず...太平風土記から説明する。昨日、花丸の実家のお寺で見つけたんだ。そこには、『十一ノ光ガ巨人ヲ導ケバ、巨人ハ新タナ力ヲ授カル』。そう書いてあるんだ。」

梨子「十一の...。」

鞠莉「光...。」

花丸「その内の9つの光が、まるたちAqoursに由来しているずら。」

 

花丸の説明で、8人は太平風土記を見る。

巨人に光を譲渡している絵をみた8人は、すぐさま光の『色』に気付く。

 

曜「この色って...。」

ルビィ「ルビィたちのメンバーカラー...。」

ダイヤ「まさか...。」

JJ「そのまさかだ。既に桜内,小原,国木田は、太平風土記が示す現象を発症している。つまり、ガイ...いや、ウルトラマンに力を譲渡している。」

 

ジャグラーが結論を述べた。

 

花丸「言い換えれば、梨子ちゃん,鞠莉ちゃん,おら以外の6人にも同じことが起きるずら。」

よしルビようちかダイかな「.........。」

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

ルビィ「...。」

ダイヤ「ルビィ...大丈夫ですか?」

ルビィ「う...うん...。」

 

ガイ,ジャグラー,花丸から全ての説明を受けたあと、部活はお開きとなり、今日のところは解散となった。

その帰り道、ダイヤとルビィは一緒に帰宅しているが、ルビィは黙ったまま。

ダイヤも様子を察してか、ルビィを心配していた。

 

ダイヤ「(私たちAqoursにあんな力があるなんて...。ですが、沼津の夏祭りで1度だけ似たような現象が起きていましたから...全てを否定はできませんわね...。)」

 

ダイヤは脳内をフル稼働させ、部室で聞いた話を理解しようとしていた。

 

ガイ「ダイヤ,ルビィ。」

ダイヤ・ルビィ「ガイさん...。」

 

帰り道でガイに声をかけられる。

 

ガイ「2人の様子が気になったんだ。」

ダイヤ「私たちですか?」

ガイ「あのあと、ルビィは口数が少なくなった感じだし、ダイヤはルビィに付きっきりだったから...。」

ダイヤ「お気遣いありがとうございます。」

ルビィ「ちょっと怖いけど...ルビィも大丈夫です。」

ガイ「そうか...。」

 

姉妹の言葉を聞いて、少し安心したガイ。

 

ダイヤ「あの...もしよろしければ、私たちの家にご招待したいのですが...。」

ガイ「ダイヤとルビィの家にか?」

ルビィ「お父さんとお母さんにガイさんのことを話したら、ぜひ会ってみたいって。」

ガイ「それはありがたいが、いきなり訪ねるのは申し訳ないような...。」

 

家に招待したい黒澤姉妹と、その好意を受け取るべきか葛藤するガイだが...

 

ダイヤ「問題ありませんわ。こちらが私たちの家ですわ。」

ルビィ「うゆ!」

ガイ「うそーん...。」

 

なんと、目の前が黒澤家だった。

 

ガイ「本当だ...。」

 

表札を確認すると、そこには『黒澤』と書いてあった。

すると...

 

ガラガラガラ...

 

???「あら?ダイヤさんにルビィさん。おかえりなさい。」

 

目の前の扉が開き、中から和服を身にまとった女性が出てきた。

 

ダイヤ「ただいま戻りましたわ。お母様。」

ルビィ「お母さん、ただいま!」

 

その人物はダイヤとルビィのお母さんだった。

 

黒澤ママ「そちらの方は...?」

ダイヤ「お母様、こちらの方が私たちAqoursのダンスを指導してくださるガイさんですわ。」

黒澤ママ「そうでしたのね。はじめまして。ダイヤさんとルビィさんの母です。」

ガイ「こちらこそはじめまして。クレナイガイです。2人の娘さんにはいつもお世話になってます。」

 

ガイと黒澤ママは当然はじめましてなので、挨拶を交わす。

 

ルビィ「お母さん、ガイさんをお家に呼んでもいい?」

黒澤ママ「もちろんですよ。歓迎いたしますわ。」

ガイ「あ、ありがとうございます...。」

 

出会ってすぐだが、黒澤ママもガイを歓迎するようで、ガイはダイヤとルビィと共に黒澤家に足を向けた。

 

 

 

まず向かった先はダイヤの部屋。

 

ダイヤ「こちらが私のお部屋ですわ。」

ガイ「スッキリしてるが、ダイヤの好きなものはいろいろ飾ってあるんだな。」

 

ダイヤの部屋は、ダイヤ自身の性格が現れてるようで、余計なものは無い。

だが、スクールアイドルのグッズ(特にμ'sやダイヤの推しの絢瀬絵里のもの)や自身の思い出が詰まったものが飾られている。

 

ガイ「ダイヤ、この写真は...。」

ダイヤ「それは私と果南さんと鞠莉さんが1年生の時に、初めてスクールアイドルを結成した日の写真ですわ。」

ガイ「3人とも良い笑顔してるな。」

ダイヤ「私にとって3人のAqoursは、忘れられない思い出ですわ!」

 

ダイヤ,果南,鞠莉の3人は1年生の頃にスクールアイドルをやっていた。

だが、約2年間のわだかまりができてしまった。

3年生になった夏、それを乗り越えて、再び3人が揃ってスクールアイドルになった。

 

ガイ「こっちは夏祭りに撮ったやつか。」

ダイヤ「はい。果南さんと鞠莉さんと再びスクールアイドルになれて、妹のルビィや千歌さんたちも居て、私にはとても大切な宝物ですわ!」

 

そう答えたダイヤはとびっきりの笑顔だった。

 

 

場所は変わって、次はルビィの部屋に案内された。

 

ルビィ「ここがルビィのお部屋です!」

ガイ「ルビィはピンクが好きなんだな。それに、スクールアイドルが好きってのが一目でわかるな。」

 

ガイの感想通り、ルビィの部屋はピンク色が基調になっている。

さらに、机の上や部屋の壁、本棚などにはスクールアイドルのグッズ(主にμ'sやルビィの推しの小泉花陽のもの)が飾られている。

 

ルビィ「花丸ちゃんと善子ちゃんと一緒に、μ'sの曲を聞いたりゲームしたりするんです。」

ガイ「本当に仲がいいんだな。」

 

そして、部屋のすみにあるミシンがガイの目に入る。

 

ガイ「ルビィ、もしかして裁縫が好きか?」

ルビィ「はい!お裁縫はルビィの特技なんです!曜ちゃんとAqoursの衣装を作ってますよ。」

ガイ「そうだったのか。...ってことは、ダイヤたちが1年生の時にスクールアイドルをしていた時もか?」

ルビィ「お姉ちゃんと一緒に作ってました!」

 

ガイはメンバーの知らない素性がわかってきたようだ。

ルビィと会話していると...

 

ダイヤ「ルビィ、ガイさん、夜ご飯ができましたわ。」

ルビィ「はーい!」

ガイ「世話になる。」

 

3人で食卓に向かった。

 

 

食卓に着くと、和食の料理が大皿で並べられていた。

 

ガイ「おぉ...旨そうなうえに、綺麗だ...。」

ダイヤ「お母様の作る料理は見た目も味も最高ですわ!」

ルビィ「ルビィ、お母さんの料理大好き!」

黒澤ママ「今日はちょっと張り切って作りましたわ。」

 

そう会話していると...

 

???「今帰った。」

 

ガイではない男性の声が聞こえた。

 

ルビィ「お父さんだ!」

 

黒澤パパが帰ってきたようで、ルビィがお出迎えのため、玄関に行った。

 

ガイ「...。」

ダイヤ「緊張しなくて大丈夫ですわ。お父様にもガイさんのことは話していますから。」

ガイ「それはそうなんだが...初対面だとな...。」

 

昨日の住職=花丸のおじいちゃんと挨拶をしたときと同じように、ガイは明らかに緊張している。

 

ルビィ「今日はね、ガイさんが来てくれてるんだよ!」

黒澤パパ「そうなのか。会うのが楽しみだなぁ。」

 

廊下から2人の会話が聞こえてきた。

 

ガイ「ゴクリ...。」( ゚ε゚;)

ダイヤ&黒澤ママ「(これは...重症ですわね。)」

 

ガラガラガラ...

 

黒澤パパ「ただいま。」

ダイヤ「お父様、おかえりなさいませ。」

黒澤ママ「おかえりなさい、あなた。」

ガイ「...!!」

 

黒澤パパとクレナイガイ、ご対面。

 

黒澤パパ「ん?君がダイヤとルビィの言うガイ君かね!」

ガイ「あ...はい!クレナイガイです!」

黒澤パパ「いや~、娘たちがいつも世話になってるねぇ!」

ガイ「自分もいろいろと助けられてます!」

 

黒澤パパは気さくな人なのだろうか、かなり優しい雰囲気を醸し出していた。

 

黒澤パパ「ガイ君は日本酒は飲めるかい?」

ガイ「えぇ。飲めます。」

黒澤パパ「よーし!今夜は飲もう!」

ダイヤ「お父様、ガイさんを潰さないようにしてくださいね。」

黒澤パパ「客人にそこまで飲まさんよ。はっはっはぁ~。」

 

ガイは黒澤ママの料理を堪能しつつ、黒澤パパと盃を交わしたのだった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ガイ「ふぅ...。良い湯だったな。」

 

ルビィ「ガイさん、お湯加減はどうでしたか?」

ガイ「ちょうど良かったよ。風呂まで厄介になっちゃって悪いな。」

ルビィ「大丈夫ですよ。」

 

風呂から上がったガイが居間で休んでいると、ルビィが中に入ってきて、話しかけてきた。

すると、ルビィはもじもじしながら話を続ける。

 

ルビィ「あ...あの...明日は、予定...空いてますか?」

ガイ「明日?いや、特に何もないよ。」

 

ガイの予定が何もないと聞いたルビィは意を決して...

 

ルビィ「明日、ルビィとお姉ちゃんと一緒にお出かけしませんか?」

ガイ「2人とお出かけ?」

ルビィ「はい。ルビィ、もっとガイさんと仲良くなりたくて...。」

 

出会った頃は男性恐怖症で、ガイとの会話もなかなかできなかったルビィだったが、月日が流れるにつれ、ガイへの恐怖心は薄れていき、逆に興味が湧いてきた。

そこからは積極的にガイと話すように成長した。

 

ガイ「いいぞ。今日は2人に世話になったから、そのお礼として明日は出かけようか。」

ルビィ「やったぁ♪」

 

返事を聞いたルビィは満面の笑みを咲かせる。

 

ルビィ「お姉ちゃんにも伝えておきます!」

ガイ「よろしくな。それじゃあ、9時に迎えにいくよ。」

ルビィ「はい!よろしくお願いします!」

 

そのあとは夜も良い時間になり、ガイは黒澤家を後にして十千万に帰宅した。

 

 

ガイが帰ったあと、ルビィは夜のお稽古をしているダイヤが居る部屋に行き...

 

ルビィ「お姉ちゃん、明日のお出かけにガイさんも来てくれるって!」

ダイヤ「本当ですの!?嬉しいですわ!」

ルビィ「9時に迎えに来てくれるよ。」

ダイヤ「では、今日は早く寝ましょうか。」

ルビィ「うゆ!」

 

2人はお風呂を済ませ、寝る準備とお出かけの準備を整えて、睡眠を取った。

 

 

続く。

 




近況ですが、3日に舞浜で開催されたすわわのソロイベント『With you』に行ってきました!
昼の部のみでしたが、めちゃめちゃ楽しかったのと、すわわが可愛すぎでした!
舞浜アンフィシアター内のBGMが『名探偵コナン』の主題歌でテンション上がりました。

トークでは、アシスタントに『大森舞さん』、ゲストに『井澤美香子さん』が来て、イベントを盛り上げてくださって、笑いありでした。

ライブでは、すわわのアニメ好きがわかるセトリでした。歌声がまた可愛いのよ!
終始脳トロを起こしてました。

特別ゲストに『マイメロちゃん』と『ぴあのちゃん』も駆け付け、目が癒されました。
舞浜なので、隣は夢の国なわけで、多摩の拠点からよく来れたなと思いました(笑)

すわわ最高だぁ!!


同日、大阪でBDイベントをしていたありしゃ。
セトリ見たら昼に『心配ハニー・バニー』、夜に『バスターレディゴー!』を歌ったと聞いて発狂してしまいました。
さらに、Aqoursからも『MY舞』『HPT』『みら僕』『AtP』を歌ったようで、すごいなぁと思いました。

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