ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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果南「おじゃましま~す...。」
作者「いらっしゃい、果南ちゃん。」
果南「あれ? ガイさんはどこ?」
作者「ガイさんなら、ダイヤちゃん,ルビィちゃん,曜ちゃんのとこに行って謝罪してますよ。」
果南「何したの...?」
作者「サボりです。でも、そろそろ戻ってくると思うよ。」

ガイ「ふぅ...。まだ足が痺れる...。」
作者「おかえりなさい。」
ガイ「ただいま。いやぁ、ダイヤには参った参った。ルビィと曜は好きなことに付き合うことで話がまとまったが、ダイヤと来たらいきなり説教だからな...。」
果南「あはは...。ダイヤらしいや。」
ガイ「しかも30分コース。ルビィが間に入ってくれて、ダイヤの好きなことに付き合うって約束でようやく解放されたからな...。」
作者「原因はガイさんにありますからね。それじゃあ本題にいきますよ。」
果南「はぁ~い。作者さんよろしくね!」


海と星好きダイビング少女と風来坊

果南「よいしょっと。」

 

朝、実家であるダイビングショップの前で酸素ボンベを1個ずつ並べて点検をしている果南。

夏休みも終盤で、今日も夏休みが終わる前にダイビングをしたい若いお客さんの予約が午前中に数件入っている。

 

果南「準備良し。次に船の点検だね。」

 

ショップの前に停泊している小型船の点検をしようとしたとき...

 

チャラン

 

果南「ん?」

 

スマホにメッセージが届いた音が鳴った。

 

果南「こんな朝から誰だろう?」

 

時刻は朝の7:30。

果南は早起きしそうなメンバーを想像したが...

 

果南「ガイさんからだ。」

 

メッセージの送り主はガイだった。

内容は

 

今日の昼から空いてるか?

もし空いてるなら特訓で潜らせてもらえないか?

 

というものだった。

果南は昼からの予定を確認した。予約は入っていないため、すぐに空いていることを伝えた。

すると返事が送られてきて、『昼から頼む』とあった。

 

果南「今日も1日頑張ろ~っと♪」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

果南「ありがとうございました~。」

 

無事に午前中の予約を消化した。

時間は12:00を回ったばかり。

 

果南「ガイさんは13:30に来るから、今のうちにお昼ご飯食べて休憩かな。」

 

祖父「果南、昼飯できたぞー。」

果南「はーい。」

 

丁度のタイミングで果南のおじいさんがお昼ご飯を知らせてくれた。

果南は家に戻る。

リビングに向かうと冷やし中華が置かれていた。

 

果南&祖父「いただきます。」

 

ズズズー モグモグ

 

果南「あ、じいちゃん。」

祖父「なんじゃ?」

果南「昼からなんだけど、部活でダンスを教えてくれてる先生が潜りたいから来るって。」

祖父「ほぉ、そうかい。なら少し挨拶でもするかいのぉ。」

 

という会話を交わして、冷やし中華を完食した2人。

おじいさんが後片付けをする裏で、果南は自室に戻る。

 

果南「ちょっとだけ休もうかな。」

 

ベッドで横になり目を瞑った。

すると、すぐに眠りについた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

陸側の船乗り場ではガイが連絡船を待っていた。

 

ガイ「果南のやつから連絡が返ってこないな...。」

 

スマホで果南とのトークにメッセージと着信を入れたが、反応は無い。

 

ガイ「とりあえず行ってみるか。」

 

連絡船も到着し、淡島に渡る。

船に揺られて5分くらいで到着した。

歩くとすぐに果南の家でダイビングショップに着く。

外に人が居ないため、インターホンを鳴らす。

 

ピンポーン

 

「はーい。どちら様ですか?」

 

中から男性の声がした。

 

ガイ「クレナイガイと申します。」

 

「今開けますから、お待ちください。」

 

10秒くらい待つと、中から果南のおじいさんが出てきた。

 

祖父「もしかして、果南が言うてたお客さんかい?」

ガイ「えぇ、そうです。」

祖父「お待ちしてました。中に入ってください。」

ガイ「ありがとうございます。」

 

中に通され、受付を済ませる。

 

ガイ「果南さんはどうされてますか?」

祖父「そういや、昼飯を食べたあと自分の部屋に行ったきりだなぁ。もしかしたら寝てるのかもしれんの。ガイさん、悪いが果南の部屋に行ってきてくれんかい?」

ガイ「わかりました。見てきますね。」

祖父「すまないのぉ。」

 

ガイは一直線に果南の部屋に向かった。

部屋の前にたどり着くと...

 

コンコンコン

 

ガイ「おーい、果南?」

 

女子の部屋なので、細心の注意を払う。

ノックをして声もかけるが、返事は無い。

 

コンコンコン

 

ガイ「入ってもいいか?」

 

再びノックをして声をかけるが、返事は無い。

なのでドアノブに手をかけて部屋に入る。

 

ガイ「失礼するよ。」

 

中に入って目に付いたのは...

 

果南「すぅ...すぅ...。」

 

自分のベッドで横になり、すやすやと寝息を立てている果南だった。

 

ガイ「あれま...。熟睡してるな。どおりで音沙汰も無いわけだ。つか、いくら夏でもこのままだと体調崩すかもしれないな。」

 

そう言って、タオルケットをそっとかける。

 

祖父「ガイさん、果南はどうでした?」

 

下で準備をしていたおじいさんがやって来た。

 

ガイ「果南さんなら熟睡してます。」

祖父「おやおや。」

 

おじいさんも果南が寝ていることを知ると...

 

祖父「高校生になっても、孫は可愛いもんですなぁ。そういや、果南からガイさんはダンスの先生じゃと聞いていてな。いつも果南がお世話になっておるの。」

ガイ「いえいえ...。自分の方が果南さんにはお世話になっています...!」

 

小声でやり取りを交わす。

しかし...

 

果南「うぅ~ん...あれ...じいちゃんと...ガイさん...?」

 

熟睡していた果南が起きたのだ。

 

ガイ「おはようさん。」

祖父「よく眠れたかいの?」

果南「私がさっきまで寝ていて...じいちゃんとガイさんが今居るってことは.........っ!///」

 

状況を理解した果南は顔を真っ赤にして...

 

バサッ!!

 

勢いよくタオルケットを被った。

 

果南「もうお嫁に行けない...///。」

 

このあと、おじいさんとガイは果南に部屋を追い出された。

その果南は、あまりの恥ずかしさに15分くらい部屋に閉じ籠った。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ガイ「今日はよろしくな。」

果南「...。」

 

ウエットスーツに着替えた2人が装備を整えて、小型船に乗り込んだが、果南は黙ったまま。

 

ガイ「寝顔を見られたことを気にしてるのか?」

果南「そ...そうであってそうじゃないような...。」

ガイ「???」

果南「と...とにかく! 私の寝顔を写真に撮ってないですよね!」

ガイ「撮ってないぞ。まぁ、心のアルバムには保存してるがな。」

果南「うぅ...///。」

 

ガイのキザな台詞に再び顔を赤くする。

 

果南「ガイさんだけの秘密にしといてくださいね!///」

ガイ「はいよ。(果南はかなりの乙女だな。)」

 

恥ずかしさが治まり、機嫌が戻ったところで、ダイビングができる場所に到着した。

 

果南「今日はどんな特訓をするんですか?」

ガイ「海に潜って、オーブカリバーの素振りだ。」

果南「素振り...?」

ガイ「見学するか?」

果南「ちょっとだけなら...。」

 

果南は船のイカリを沈め、船を固定させる。

そして酸素ボンベ等の装備を背負った。

 

ガイ「ちょっくらやりますか。」

 

《覚醒せよ、オーブオリジン!》

 

オーブリングにオーブオリジンのカードをリードし、オーブカリバーで変身したガイは光になり、海の中へ入った。

果南も後を追うように海へ入った。

 

オーブ「果南、体は船に固定したか?」

 

オーブの問いに、果南は両手で大きな丸を作って合図を送る。

なぜなら、オーブカリバーを振るう際に激しい海流が起こってしまう。

それに流されないための安全策だ。

 

オーブ「ハァァ! オゥリャ!」

 

素振りの特訓が始まった。

ガイ曰く、水中の抵抗がある中で如何にして素早い剣裁きを身につけるかということでこの特訓を選んだ。

 

「オーブフレイムカリバー!」

 

「オーブウォーターカリバー!」

 

「オーブグランドカリバー!」

 

「オーブウインドカリバー!」

 

「オーブスプリームカリバー!」

 

実際に技を出さず、動きだけを確認する。

それらを何度も繰り返す。

 

果南「(ガイさんって、今までどんな戦いを経験してきたのかな...。)」

 

特訓を見学しながら、果南はそう思った。

 

 

 

1時間後。

 

ピコンピコンピコンピコン...

 

果南「(カラータイマーが鳴った。)」

 

オーブ「今日はここまでだな。」

 

果南は海から上がって船に戻り、オーブは変身を解いて船に戻った。

 

果南「お疲れ様です。はい、ラムネです♪」

ガイ「お、ありがとな。」

 

キンキンに冷えたラムネを受け取り、喉を潤す。

 

ガイ「くぅ~! うまい!」

果南「私も飲もっと♪」

 

2人でラムネを飲む。

すると、果南が何かを見つける。

 

果南「ねぇ、ガイさん。」

ガイ「どうした?」

果南「あの船に居るのって、まさかじゃないけど...。」

ガイ「あぁ...俺もそんな気がする...。」

 

2人は優雅に釣りをしているジャグラーを見つけてしまったのだ。

 

果南「ジャグラーさんに声をかけますか?」

ガイ「いや、止めとこう。大物を逃がしたりでもしたらアイツ凹むからな...。あのまま楽しませよう。」

果南「そうですよね。でも、ジャグラーさんいつの間に小型船舶の免許を取ったんですかね?」

ガイ「そこは気になるな...。」

 

若干の疑問を持ちつつも、2人はその場から離れた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ダイビングショップに戻ってきたガイと果南はシャワーを浴びてから自宅側の居間でくつろいでいた。

 

果南「あの...お願いがあるんですけど、良いですか?」

ガイ「俺にか?」

果南「今日の夜なんですけど...一緒に星を観ませんか...?」

ガイ「天体観測か。一緒に観よう。特訓に付き合ってくれたお礼だ。」

 

夜の予定も決まった。

 

果南「それなら、夜ご飯を食べていってください! じいちゃんの作る料理は美味しいですよ!」

ガイ「世話になっていいのか?」

果南「もちろんです! じいちゃんに夜ご飯1人追加って言ってきますね!」

 

そう言って、果南は奥の部屋に居るおじいさんの所へ向かった。

 

 

 

その夜ご飯では、焼きサザエにサザエの壺煮,あさりの炊き込みご飯,刺身の盛り合わせ,海老と蟹のグラタンなどの料理が食卓に並んだ。

 

祖父「ガイさん、どんどん食べてくださいよ!」

ガイ「ありがとうございます。」

果南「いただきます!」

 

どの料理も美味しいでは足りないくらいの美味しさで、ほっぺが落ちそうなほどだった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ガイ「いや~、果南のおじいさんの料理は最高だったよ。旅館で提供してほしいくらいだ。」

果南「じいちゃんが聞いてたら嬉しがりますよ。」

 

2人は再び居間でゆったりしていたが...

 

ガイ「そろそろ出かけるか。」

 

日が完全に沈み、夜空に星が輝きだしたので、天体観測ができる時間になった。

組立式の望遠鏡,星座早見盤を用意し、荷物の準備も完了。

 

ガイ「観測場所はどこか決めてるのか?」

果南「伊豆パノラマパークです。じいちゃんからタクシー代を預かってきましたから、タクシーで行こうかなって。」

 

しかし、ガイはあることを提案する。

 

ガイ「果南、島の反対側に案内してくれ。」

果南「えっ?」

ガイ「俺が伊豆パノラマパークまで連れていくよ。」

果南「どういうことですか?」

ガイ「答えはすぐわかるさ。」

果南「???」

 

少し歩いて、淡島の反対側に着いた。

するとガイはいきなりオーブカリバーで変身した。

 

果南「...っ!」

 

眩しい光に果南は目を瞑った。

目を開くとウルトラマンオーブ オーブオリジンが静かに立っていた。

 

オーブ「こういうことだ!」

果南「えぇぇぇぇ!?」

オーブ「さ、行くぞ。」

 

オーブはその場にしゃがんで、果南の前に左手を置く。

だが...

 

果南「...。」ガクガクブルブル

オーブ「どうしたんだ?」

 

果南は差し出された手に乗ろうとしない。

いや、乗ることができないと言うべきだろう。

 

果南「ダメなんです...。」

オーブ「ん?」

果南「私...高いところがダメなんです...。」

 

果南は高所恐怖症なのだ。

それでもオーブは...

 

オーブ「大丈夫だ。高いのが怖いと思う前に目的地に着く。」

果南「えぇぇぇぇ!?」

 

驚きつつも、勇気を振り絞り、オーブの手に乗る。

乗ったことを確認したら、オーブは立ち上がる。

 

果南「ひっ...! ハグゥ...。」

 

果南を乗せた右手を胸元近くに持ってくるが、身長50mのオーブの胸元でも、地面からは高い。

おかげで果南は身を小さくしてしまう。

 

オーブ「果南、空を見てみろ。」

果南「空を...。」

 

涙目&涙声になりつつあったが、言われた通りに空を見る。

 

果南「わぁ~...綺麗...。」

 

夏の夜空には一面に星が輝いていた。

 

オーブ「やっと笑顔になったな。」

果南「笑顔? あっ...。」

 

言われて気づく。

大好きな星を見ると、高所恐怖症も気にならなくなったようだ。

 

果南「ガイさん、励ましてくれてありがとう♪」

オーブ「礼を言われるまでもない。さ、伊豆パノラマパークに行くぞ。」

果南「はい!」

 

軽くひとっ飛びで目的地に着いた。

 

 

 

 

 

果南「あの...速すぎませんか??」

ガイ「なら、帰りはゆっくり帰ろうか?」

果南「何も見えなかったので、それでお願いします。」

 

あまりにも速すぎて、来る前のムードが儚く散った。

でも、気を取り直して天体観測を始める。

星座早見盤を使って星座を、望遠鏡を使って惑星を観測していく。

 

果南「ちょっと聞いてもいいですか?」

ガイ「何が聞きたい?」

果南「ガイさんとジャグラーさんの故郷って、どんな星だったんですか?」

ガイ「俺とジャグラーの故郷かぁ...。」

 

果南から素朴な質問を受ける。

ガイとジャグラーは地球出身ではない。果南や他のAqoursメンバーから見れば異星人の部類に入る。

でも、故郷の星はあるはずと思ったのだろう。

 

ガイ「俺らの故郷は、『O-50』っていう今居る宇宙とは違う宇宙にある銀河の彼方の秘境とされている惑星だ。そして、その惑星にそびえ立つ『戦士の頂』の山頂に辿り着いた者は『オーブの光』によって資質を見極められ、光の戦士の力、もしくは怪獣の力と、それを扱うアイテムを授けられている。」

 

丁寧に答える。

 

果南「光の戦士って、ガイさんのようなウルトラマンですか?」

ガイ「あぁ、その通りだ。で、俺が授かったアイテムが...。」

果南「オーブリング...。」

ガイ「正解。オーブカリバーもその1つだ。」

 

実物を見せて説明していく。

 

果南「でも、怪獣の力って...?」

ガイ「『オーブの光』ってのは、邪悪ではないが、その在り方は例えるなら『非情な善人』というべき合理的なものに近い。 そのため、この光が落とす影の存在もあながち無視できない力を持ってる。1番の代表が、ジャグラーの持つ『ダークリング』だ。ダークリングもオーブの光から生成されている。そんでもって、授かった力をどう使うかは本人の意思に左右される。」

 

やや小難しい説明になった。

 

ガイ「ちょっと難しい説明になっちまったな...。」

果南「大丈夫ですよ。ガイさんとジャグラーさんが良い人だってことが改めてわかりましたから!」

ガイ「そうか。」

 

話がちょうど終わったところを待っていたかのようなタイミングで、果南の全身がエメラルドグリーン色を放つ。

 

果南「私が光った...。」

ガイ「前に話した現象だ。すぐ終わる。」

 

果南にオーブリングを掲げると光が集約されて、『松浦果南』のフュージョンカードになった。

そのカードを腰にあるホルダーに入れる。

 

ガイ「Aqoursメンバーで残すは千歌だけか。」

果南「私が8人目なんですね。」

ガイ「だが、太平風土記には11の光が描かれていた。Aqoursの9人以外の2つの光は引き続き探していくよ。」

果南「私もできる範囲のことがあれば手伝います!」

ガイ「ありがとな。さて、そろそろ帰るとするか。」

果南「そうですね。」

 

約1時間くらい伊豆パノラマパークで天体観測をしていた。

時間も21:00を回り、帰宅の準備をする。

 

ガイ「荷物は持ったか?」

果南「持ちました。」

ガイ「じゃあ、行くか。」

 

再びオーブオリジンに変身して、果南を手に乗せ、ゆっくりと淡島を目指す。

 

果南「今は夜ですけど、昼間だったら沼津の景色を一望できますね!」

オーブ「また乗るか?」

果南「良いんですか!」

オーブ「あぁ。緊急時以外なら乗せられるぞ。」

果南「やった♪」

 

島の反対側に着き、果南を下ろして、変身を解く。

そして果南の家まで歩く。

 

果南「今日は楽しかったです! ありがとうございました!」

ガイ「礼を言うのは俺のほうさ。ありがとな。」

 

家に着いたところで、今日はお開きとなった。

 

 

 

 

続く。




令和初投稿であります!

令和になり1週間が経ち、連休も明けましたね~。
GWはどのように過ごされましたか??
私はバイトの傍ら、このストーリーを練っていました。


そしてそして、きたる5thライブまで残り1ヶ月ですね!
アジアツアー終わったから休憩だとか思ってたらもうすぐですよ!
今から楽しみですね(^^)

あと、ありしゃが活動再開でホッとしています(^^)

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