ウルトラマンオーブ × ラブライブ!サンシャイン!!   作:さすらいの風来坊

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前回から期間が空いてしまい申し訳ありません。
連日の暑さで執筆の意欲が低下してダラダラと書いていました...。

4話の前に番外編を挟みます。
時系列は3話の続きです。
ざっくり言いますと、後日談のようなストーリーです。


【番外編3-1】

ラブライブ予備予選と学校説明会が行われた日曜日、あれからその日は疲れているだろうということで、解散になり、翌日の月曜日も練習はお休みだった。

なので、再び集まったのは火曜日になる。

 

千歌「みんな、ラブライブも学校説明会もお疲れ様!」

花丸「2つとも大成功で良かったずら♪」

 

9人の顔は満足感に溢れていた。

 

ダイヤ「ガイさん,ジャグラーさん,リクさん,ペガさん,大地さん,エックスさんも、本当にありがとうございます。」

 

彼らもAqoursと共に浦女を守るために行動をしてくれた。

 

ガイ「俺は教師としての役目もあるからな。」

JJ「お前らにはいくつか借りがあるから、それを返しただけだ。」

リク「僕は純粋に皆さんを応援したい気持ちがあったからね。」

ペガ「僕もリクと同じだよ。」

大地「僕もです。」

 

動機はバラバラでも、想いは同じだった。

 

善子「それにしても、大地さんがウルトラマンだったなんてね。」

鞠莉「変身したときはびっくりしま~した。」

大地「驚かしてゴメンね。けど、あぁするしかなかったって言うか...。」

 

話題は大地とエックスに。

突然目の前でウルトラマンになったらそれは驚く。

 

エックス「私も大地も、この学校を守らなくてはと思ってね。ラブライブと学校説明会をやり遂げようとする9人の意志に感化されたよ。」

大地「それ僕が最初に言ったんだよ。」

 

大地とエックスは普通に会話しているが、Aqoursの9人は( ゚д゚)ポカーンとした顔をしている。

 

エックス「あれ? どうしたんだい?」

千歌「えーっと...そのスマホみたいな機械が気になりまして...。」

曜「それに、エックスさんってどういうウルトラマンですか?」

ペガ「僕も気になるなぁ。」

大地「まず高海さんの疑問に答えるよ。でもその前に、僕のことから話すよ。」

 

全員が耳を傾ける。

 

大地「僕も、ガイさんと同じように別の宇宙から来たことは知ってるよね?」

梨子「初めて会ったときくらいに聞きました。」

大地「で、僕が本来居る宇宙の地球には『Xeno invasion outcutters』、通称『Xio(ジオ)』って言う防衛戦闘部隊があって、僕はそこに所属する隊員なんだ。それと、僕が着ている服がXioの隊員服なんだ。」

曜「防衛隊の制服...!」

 

えー、約1名、かなり目をキラキラさせております。

 

果南「曜、制服は後だよ。」

曜「ハッ...!」Σ(゚Д゚)

 

果南によって現実に戻ってきた。

 

大地「あはは...。」(^^;)

千歌「曜ちゃんは制服が大好きなんです。」

大地「そういうことか。じゃあ、後でジャケットだけ着てみます?」

曜「ぜひとも着たいであります!」

 

JJ「どれだけ制服好きなんだ?」

ガイ「夏休みに1回見せてもらったが、制服専用の部屋があったな。確か、手作りもしてるって本人が言ってた。」

リク「メンバーの衣装を作る以外にですか...。」

ペガ「リクのドンシャイン好きと似てるところあるね。」

 

曜は言わずもがな制服が大好きすぎる女の子。

手作りもするほどの愛がある。

隊員を着てみるかと大地が問うと、間髪入れず「着たい」と返事をした。

 

大地「それで話を戻すと、Xioの隊員が持つ携帯用端末を『ジオデバイザー』って言うんだけど、僕のはエックスが宿ってることでちょっと違うんだ。だから、名前も『エクスデバイザー』って言うんだ。」

ダイヤ「そのエクスデバイザーでウルトラマンエックスになれるというわけですわね。」

 

勘のいいダイヤが突き止める。

 

大地「その通りです。他にも機能はあるんだけど、説明してると長くなるから割愛するね。次はエックスがここに宿ってる理由を話すよ。」

エックス「ここからは私が引き受ける。」

 

大地が9人に見えるようにエクスデバイザーを置いた。

画面にはエックスの線画が映る。

 

エックス「私はウルトラマンエックス。私は昔、『ウルトラ・フレア』という爆発から地球を守った際に肉体を失ってしまったが、データ生命体として消えずに生き延びることができたのだ。」

ルビィ「データ生命体?」

エックス「簡単に言うと、それまで生きてきた証を書き残したというわけだ。パソコンで書いた文章を保存する原理に近いかな。」

 

自己紹介がてら、エックスが経験したことを語る。

 

エックス「データ生命体として命を保存していたが、ある日、大地の居る地球に怪獣が現れてね。そこで大地と出会ったことがすべての始まりだったんだ。」

大地「それからは一緒に地球を守ったね。楽しいことも絶望も経験したよ。」

花丸「二人三脚ずら。」

 

エックスと大地が話したことは、

 

・Xioのメンバー

・エクスラッガーの力を手にした時のこと

・密着取材を受けたこと

・グリーザとの戦い

・共に戦った歴代のウルトラ戦士(もちろんゼロも含まれる)

 

千歌「ゼロさんと会ったことあるんですね!」

大地「そうだけど、皆さんもウルトラマンゼロのこと知ってるの?」

千歌「もちろんです! この地球に来てくれたんです!」

エックス「彼は様々な宇宙を渡って、人々を助けているんだな。」

 

 

 

 

 

フューチャーアースにて...

 

ゼロ「ぶぇっくしょん!」

タイガ「盛大なくしゃみして。また噂されてるんじゃないの?」

ゼロ「だろうな。」

タイガ「ゼロの噂をするような人間や宇宙人って数え切れないじゃん。」

ゼロ「タイガの言う通りだ。けど、女の子から噂されるなら嬉しいだろうよ。」

 

絶賛、女の子から噂されてますとも。

 

タイガ「チームUのメンバーを期待しちゃったり?」

ゼロ「一理あるかもな。他に宛があるとすりゃ、少し前まで滞在してた地球に住む9人の女の子かな。」

タイガ「ふ~ん。」

 

説明が遅れたが、ゼロと話している人物は『タイガ・ノゾム』。

彼は1度ゼロと一体化して、フューチャーアースを救った過去を持つ。

 

タイガ「てか、なんでこっちに来たんだ? 急に来るからびっくりしたし。」

ゼロ「わりぃわりぃ。パトロールがてら、タイガやチームUメンバーの顔が見たくなってな。」

タイガ「みんななら元気にしてるよ。ゼロが来たとなると腰を抜かすかもよ。」

ゼロ「そりゃ楽しみだ。」

 

 

 

 

 

場所を戻して、スクールアイドル部の部室にて...

 

果南「私から質問いいですか?」

大地「どんな質問かな。」

果南「大地さんとエックスさんは、ガイさんとジャグラーさんとどこで出会ったんですか?」

千歌「私もそれを聞きたかった!」

善子「確かに気になるわね。」

 

他のメンバーも興味津々の様子だ。

 

ガイ「事の発端は、俺が居候させてもらってた場所にエクスデバイザーが届けられたのが始まりだった。」

 

そして、経緯を話す。

 

 

 

エックスから離れ離れになった大地の捜索依頼を受け、SSP(Something Search People,ガイの居候先)のナオミ,ジェッタ,シンの3人がエックスの依頼を引き受けた。

捜索をしていると、エックスを狙う邪悪な魔女『ムルナウ』の派遣した宇宙人軍団に狙われるが、絶体絶命の危機にそこにウルトラマンゼロから宇宙を揺るがす危機を知らされたガイが彼らを助ける。

さらにゼロからは、調査に向かった『ウルトラマンギンガ』と『ウルトラマンビクトリー』が行方不明と知らされる。

 

ガイは裏に潜む事の重大さを鑑みて、単身ムルナウの待つ洋館へ向かうが、屋敷で彼を出迎えたのは、ガイとは腐れ縁のジャグラーと、かつてガイに倒された宇宙人『ガピヤ星人サデス』だった。

 

大地の捜索をするガイ(+SSP)、ムルナウの元で暗躍するジャグラー、地球を狙うムルナウと配下の三つ巴かに思われたが、ジャグラーはムルナウの持つダークリングを奪うことが目的で、それを達成するとその場を去った。

 

しかし、ジャグラーがダークリングを奪う前にムルナウが呼び出した『奇機械怪獣デアボリック』が街を破壊し、宝石へと変えていく。

さらにムルナウはギンガとビクトリーを宝石にしていた。

デアボリックを止めるため、ガイと大地はウルトラマンとして戦うが、サデスの乱入とエックスが宝石にされてしまい、オーブも1度敗れてしまう。

 

だが、SSPの3人の絆の力がギンガ,ビクトリー,エックスとシンクロし、ガイに新たな力を呼んだ。

ガイはこの力で、『ウルトラマンオーブ オーブトリニティ』へと変身。

 

サデスを倒すが、『ガッツ星人ドッペル』『ヒッポリト星人カリスト』『テンペラー星人バチスタ』にデアボリックが立ちはだかるなか、ジャグラーはダークリングを

異空間へ飛ばした。

そのことで、ギンガ,ビクトリー,エックスが復活。

 

激しい戦いのなか、サデスが復活。

デアボリックと連動し、オーブを窮地に追い込むが、そこへ『ただの風来坊』と名乗る男性が現れた。

その男性は懐から『ウルトラアイ』を取りだし、目に装着。

ウルトラセブンが登場。

 

セブンの救援でオーブはサデスとデアボリックを倒すことができた。

ギンガ,ビクトリー,エックスも勝利を納めた。

 

 

 

ガイ「以上だ。」

花丸「壮絶な戦いずら...。」

果南「新しいウルトラマンの名前もあったね。」

 

Aqoursの9人とリクにペガが相槌をうつ。

そして、つい話し込んでいて下校時間が近づいていた。

 

ダイヤ「みなさん、下校の準備をしてください。」

 

準備をしていると...

 

prrrrr...prrrrr...

 

鞠莉「誰かの電話が鳴ってるわよ?」

エックス「大地、Xioから着信だ。」

 

大地は少し離れて、デバイザーで受信する。

 

大地「はい、こちら大空大地です。」

 

「おぉ! 繋がったぞ!」

 

デバイザー越しから少しガラガラした声が聞こえてきた。

 

大地「その声はグルマン博士!」

博士『そうじゃ。大地、すぐに戻ってきてくれんか? エックスの力を借りたい調査ができたんじゃよ。』

大地「わかった。すぐ戻るよ。」

 

通話を切り、Aqoursやガイたちに向き直る。

 

大地「急なんだけど、僕とエックスは元いた宇宙に帰らないといけなくなりました。」

果南「本当に急ですね。」

ガイ「さっきの着信はXioからですか?」

エックス「あぁ。私の力が必要な調査があるらしい。」

 

校庭に出て、大地とエックスを見送る。

 

千歌「大地さん,エックスさん、短い間でしたけどありがとうございました!」

大地「千歌さん、そしてAqoursの皆さん、僕の方こそお世話になりました。皆さんがラブライブで優勝できることを祈ります。」

エックス「私も君たちと過ごした時間は忘れない。また会おう。」

 

《エックス、ユナイテッド》

 

エックス「さらばた。」

 

ウルティメイトゼロアーマーを纏ったエックスは、時空を越えていった。

 

千歌「私たちも帰ろっか。」

 

今日はそこで解散となった。

 

 

 

 

 

続く。




近況ですが、8日に逢田梨香子さんのBDイベント,12日に伊波杏樹さんのAn seule étoile ~Rythme d'été~,16日に斉藤朱夏さんのフリーライブに行ってきました。
ちなみに、8日にはウルトラマンフェスティバルにも足を運びました。

りきゃこ&しゅかしゅーは、ソロデビューして最初のイベントで、歌も初披露だったのを現地で味わいました。
さらに2人は誕生日当日のイベントでしたので、イベントに参加した全員で誕生日をお祝いできました!
しゅかしゅーに関してはスタッフさんの粋な計らいで、サプライズという形でお祝いしたので、しゅかしゅーの目には涙がありました。

あんちゃんのは、イベント前半のセットリストがどストライクすぎて興奮しっぱなしでした。
『君に届け』なんかは口ずさんでました(笑)
『ラムのラブソング』を歌った時なんかは、あまりにも可愛すぎて頬が弛みっぱなしでした。
『フライングゲット』では、キレッキレなダンスでド肝を抜かれました。
そして、あんちゃんと共に約束した『日本武道館ライブの開催』。
絶対に叶えたいです!

ウルフェスでは、ウルトラマンガイア(V2),ウルトラマンネクサス(アンファンス)と握手してもらい、ウルトラショットはウルトラマンジード(プリミティブ)と撮りました。
ステージもしっかり観ました。

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