夕雲型と行く、深夜出発 高速道路旅行   作:藤浜教徒

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はい、皆様おはこんばんにちは。埼玉県に住む藤浜教徒のHと申します。こんな自分の妄想ものを見て頂きまして誠にありがとうございます。妄想溢れる小説し書けませんが、どうか宜しくお願いいたします。
最初は藤浜とI司令(仮名:性別は男)が岩手へ旅行に出かけるお話です。
自分がこの小説を書くきっかけになった最初の想像「藤浜は夜間出発旅行とか車でいくと、藤波が最初に寝て、後から寝てるふーちゃんの手を握った浜波がスヤスヤ寝るんだろうな。そして起きて気づいたふーちゃんは赤面するんだろうなぁ...」と、何回か行ってみて夕雲型の誰かを連れていきたかった岩手県への旅行を足して、足りない部分を補完したものとなっております。
(なお分けないと長いため今回は出発から埼玉を出るまでとなります)
ストーリーに移る前に一言、藤浜はいいぞ、最高だ!
それでは、小説本文の方へ、どうぞ!


第一章:藤浜と行く、深夜出発高速道路旅行in岩手 その壱

時刻は、草木も眠る深夜の丑三つ時

 

埼玉県西部地区の某町にある一軒家の駐車場から車が発進した。

 

その車は、ガソリンスタンドでの給油以外に寄り道もせず圏央道 桶川加納ICへ向かっていく。

 

車内の運転席にはI司令(仮名)が、後部座席には夕雲型駆逐艦の藤波と浜波の二人が居た。

 

藤波はあくびをしながら眠そうに、浜波は、藤波の方と運転している司令の方を交互に見ている。

 

この状況を説明するために、約3日前に話を戻そう。

 

-3日前-

執務室で書類の整理をしていた秘書艦兼嫁艦の藤波を、突然司令が呼んだ。

 

藤波「なに、司令、呼んだ? 藤波、今忙しいんだけど。いまじゃなきゃ...え? 浜ちんと...旅行...? 岩手に? 司令が運転してくれるの? 本当..? でもまだ任務が...」

 

コンコン

 

???「司令官、失礼します」

 

諦めているような藤波の声の後、執務室に早霜と飛龍,鳥海が、執務室の扉をノックをして入ってくる。

 

早霜「そこは問題ありません、藤波姉さん。旅行中の執務は私達夕雲型の姉妹と、二航戦のお二方、鳥海さんにお任せ下さい。」

 

飛龍「そうそう、鎮守府のことは私達に任せて、仲良く三人で出掛けてきなって!」

 

藤波「早霜ちん、飛龍さん。本当に...いいの?」

 

鳥海「藤波さん、私も鎮守府も大丈夫だから。安心して、私たちの分まで楽しんできてね。」

 

藤波「鳥海さん...。藤波、皆の分まで楽しんできます。もち! きっと...きっとです!」

 

藤波がそういったのを聞いた司令はホッと声を出すと、今度は浜波を執務室へ呼び出した。

 

早霜「司令官、では私はこれで...。」

 

飛龍「失礼しました~!」

 

鳥海「司令官さん。私も失礼いたしますね。」

 

浜波が来る前に早霜飛龍鳥海は執務室を後にした。

 

三人が執務室から出た後、暫くして藤波と同じような指輪を指につけた浜波が入ってきた。

 

浜波も司令とケッコンしている嫁艦の一人である。

 

浜波「し、失礼...します。...司令? 急に呼び出して...どっ、どしたの...? えっ..ふーちゃんとりょ...旅行? わたし...? ふーちゃんとなら…いっ、いいけど…。司令も居てくれるし......(小声)あ、ぁ、ご、ごめんなさい! 何でもない、です。」

 

小声については聞こえなかったふりをした司令は、藤波、浜波両者ともからOKか再度確認してこう伝えた。

 

『明日の夕方、岩手へ行く。行くのが楽な自分の実家に行くので、旅行の準備をもう今日中にしておくこと。何を準備すればいいかはこのメモに書いてあるのでよく見なさい』

 

そう伝えた司令は、二人にメモを渡して自室に帰させた。

 

翌日

 

鎮守府の玄関まで見送りに来た蒼龍に「お土産期待してまーす!」と言われながら、手を水色・藤色のキャリーバッグを引きずりバッグを掛けた藤波と浜波は、鎮守府前に止めてあった提督の車に乗り込み、鎮守府を後にした。

 

藤波によると、蒼龍には「期待しててくださーい!!!」と彼女が言って手を振り返しておいたらしい。

 

ここから提督の実家までは車でも約4時間かかる。見慣れない景色を見て目を輝かす藤波と浜波をバックミラーで見つつ、提督は安全運転で実家へと向かった。

 

提督の実家では、提督が藤浜に夕飯をご馳走したり、布団に寝かせただけなので割愛。

 

 

-話は今に戻り-

 

午前2時55分頃

 

司令が運転している藤浜を載せた車は、桶川加納ICに入り、白岡方面へ東進していた。

 

岩手へは、ここから久喜白岡JCTで東北道へ入った後、群馬、栃木,福島,宮城と北に500kmも行かなければならない。

 

菖蒲PAを通りすぎる頃に司令は二人にこの目的地が遥かな北の果てにある事実を告げ、さらにこう付け加える

「伝えた通り、まだまだ旅路は長い。二つ先のSAに休憩がてら寄るから、そこまで寝ていてもいい。着いたら起こしてやるから」

 

藤波の方は一瞬考えるしぐさを見せた後、「司令...いいの? じゃあ藤波、寝るからね。おやすみ!」といって寝始めた。

 

一方浜波の方は、「ふ...ふーちゃん!?…ん?司令?なっ、なに…?寝なくて...大丈夫か、って...? あたしは別に…、でも…、平気。平気、だから…。」と言って寝ないで外の景色を眺めていた。

 

しかし加須ICを過ぎる頃には、寝ている藤波の手を握って(後部座席で起きているのが浜波だけだったので、きっと心細かったのだろう。)、スヤスヤと寝始めた。

 

これは後方から来る車(この時間はトラックが多い)に気を付けようとバックミラーを見ていた提督が目撃していた。

 

内心、「藤浜尊いし可愛い」とか思ってはいたが、口に出すと起こしてしまいそうだったので胸のうちに収め、運転に集中した。

 

次のSAは群馬との県境近くにある佐野SAである。

 

そして、いよいよ彼らを載せた車は、利根川に架かった橋を渡り、群馬へと入った

 

(その弐へ続く)




群馬を抜けて佐野SAへ着いた司令と藤浜。しかし、彼らの旅はまだ始まったばかり。彼らは、無事に岩手へ着いて観光を楽しみ、無事に帰ってこれるのだろうか。
栃木の山々を横目に、三人は東北の玄関口福島へと進む。
次回「-北関東 那須の夜明け-」
期待せずお楽しみに...!
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