鯉ヶ丘中学泥棒事件~。イェーイパフパフ!
と、いうことで。四坂先生を探偵部顧問にひきずりこむついでに、この事件を解決するぞ~。
まぁ大体は予想ついてるんだけどね・・・。これしか辻褄が合わないんだけど・・・。
その、なんか・・・。これ言ったら僕、屈辱しそうだから言わない!四坂先生探しを優先しよう!
鯉ヶ丘中学校の一年い組。変な名前? 僕もそう思う。
「それよりも、四坂先生探さなきゃ。」
あ、いた。四坂先生だ!
「どうしたの?」という四坂先生に事の一部始終を聞いてもらう。
「なるほどね。もう先生わかっちゃった♪」
僕はまさかと冷や汗をたらす。
「つまりね。犯人を追っていたのは、悲鳴をあげた男子生徒。夜回りしていた警備員さん。そして君ね。」
「けれど教頭先生は追跡者は三人だと答えた。それで私はこう考える。君の言う三人と教頭先生のいう三人はちがう。」
僕もそう考えます・・・。
「教頭先生がいう三人に君は入っていない!」
四坂先生がこれでもかというほどに大声をだす。ここが美術室で本当に良かった。
四坂先生(と僕)が考えるに教頭先生が追跡者と思っていたのは、あの男子生徒、警備員さん、そして
「容疑者である可能性が一番高い城ノ内先生だ~!」
「え~~~~~~~!?」
ふむ。僕の演技もたいしたもんだ。ところでみんなには僕が消失した理由、わかるかな?
「なぜ君が消えたか? それは、君が女の子だったからだっ!」
「えぇ! それってひどいですよ!! 性差別ですよッ!?」
前半の部分は演技だが、後半の部分は心の中からの叫びだ。
そう。僕は女の子である。いくら森林みたいな名前でも、ホームズに憧れていても、女の子は女の子。
紺色ブレザーと灰色のスカートを身にまとった姿はもうどこからどうみても可憐な女の子なのだ。
結局。犯人は四坂先生のおかげで捕まり、僕の出る幕は四坂先生のせいで無くなった。
そのかわり、四坂先生は探偵部の顧問になってくれた。別にいいと思うけれども。
『消失していたのは僕自身』
これが一番納得いかない。これからはきびきび走る事にしよう。・・・なるべく。
そういえば、最近大光寺 光君と水川 瑞樹ちゃんを見かけないな~。
どうしたんだろう?
事件のにおいがするな~。ちょっと興味が出てきた!
よし、それまでに頭脳をきたえておこう! ぜ~~~~~~ったいに性差別なんてさせないぐらいに!
よ~し。準備万端!どっからでもかかってこい!新しい事件!!!!!!!!!!!!
どう? びっくりしたでしょ?