今回も林檎は絶好調! どうも松本林檎です。せめて林檎って名前をどうにかすれば果物と間違えられないと思うんだけどね・・・。
今いるここは体育館。僕だってちゃんと女の子だから放課後の体育館でケータイいじるぐらいはするよ。
・・・とか考えてるとガラッと戸の開く音がした。
「誰か携帯いじってる不真面目な生徒はいるかぁ~」
せ、先生? もしかしてバレてる!?
しかし! 探偵部副部長としてこうなることも計算済み!
僕が隠れているのは道具置場の跳び箱の近く。
跳び箱を移動させるときに持つ穴からケータイを滑り込ませる。
そして先生が隣の道具置場を見ている隙に体育館から脱出!
「あぁぁ づがれだ~ これもう僕探偵じゃなくて犯罪者じゃん・・・」
とトイレで休憩。願うのは先生が跳び箱の中を覗かない事・・・!
しばらく待って、もう一度体育館へ行くかぁ・・・ 宿題でもしとこっ
体育館の跳び箱を除く。・・・あれっ? 携帯がない・・・
僕のこめかみとか背中から嫌な汗が噴き出してくる・・・。
まさか先生に見つかったりして・・・
やめよう。考えるのはよそう。言い訳を考えよう。
いいの思いつかないなぁ・・・
跳び箱が二重底になって僕のケータイが見つからなかったらいいのに・・・。
いやぁ・・・まさか・・・
ためしに外で拾った枝を入れてみる。
そして上から見ると・・・ない!?
「うそでしょ!?」
跳び箱の下から二番目を持ち上げる。ケータイと枝を発見。
「これ・・・二重底だったのかぁ・・・」
でも、だれがどうやって?
まだデータが足りないかぁ。
「カフェにでも行ってなんか食べよっ」
ん? メールがいつの間にか・・・
友達の里穂か。
件名 たすけて!
名前 里穂
今、マクダナルドでビックバーガーを2個食べて、財布を開けたらお金が足りなくて! 家出るときはあったのに、学校でなくしたかもしんない・・・。
とりあえず林檎! ヘルプミー!!
「・・・あほらしっ」
ピッピッと操作してメールを捨てる。僕の脳内ではちゃんと握りしめて捨てている。
っていうかピックバーガー2個? 食べ過ぎだろっ!
カフェについて僕の財布も確認。
・・・あれっ 千円ない。
まあコーヒーぐらいは飲めるだろう。
でもこれはおかしい。
二人もお金が無くなるなんて・・・。
でも、心当たりはある。
今日は体育があった。女子の更衣室は体育館にある。
もちろん、みんな財布を持ちながらプレイする女子は少ない。
そうなったら確認だ!
里穂も同じクラス。もしかしたらまた、被害者がいるかもしれない。
コーヒーを待ちながら、クラスの女子(里穂を除く)全員にメールを送る。
返事がすぐ帰ってきた子のを見れば「確かにない!」や「ホントだ!」などの声が。やっぱりおかしい。もう一回体育館を調べないといけないな。
コーヒーを飲み終わった僕はマクダナルドにいる里穂を救出するため、出動するのだった。
だっるい~~~