魔道士八幡と魔法少女   作:八坂 エルナ

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アンケート的にハッピーエンドが多かったので、そっちで行きます。



お菓子の魔女

「せーんぱい。一緒にご飯どうです?」

ベストプレイスへ昼食を取ろうと学食で買ったコロッケパン片手に向かおうとしたところ、美樹に捕まってしまった。

 

「え、やだ」

「いやいやいや即答って、こんな可愛い女の子に誘われてるのになんてヘタレな先輩なんだろう」

いや可愛い部類に入るが俺の好みかどうかと聞かれると好みでは無いので特に何も思わない。

ヘタレどうのこうのは後にして…

この上目遣いに1つ物申そう 

 

「あざとい」

「な!何ですか失礼な」

「んじゃな」

そう言いベストプレイスへ向おうと踵を返すと

『魔法少女についての質問があるの』

『…………』

頭に直接話しかけてきた。

そうなれば話は別だ、実はキュウべぇに二人が魔法少女について悩んでいるなら積極的に聞いてあげてと言われていたので聞くことにする

 

 

そしてベストプレイスでは無く屋上へ

「で話ってなんだ」

「いや…その。」

何か言いにくそうだ。その表情自称はいつも明るいさやかちゃん。とはかけ離れている

「キュウべぇの願いって何でも叶えられるの?」

なんだそんな事か…

 

「ああ人間が思いつくような願いは余裕で叶えられる。お前の想い人も治せるぞ」

「!なんでその事を」

「まぁなんだ俺の能力だよ」

物事の真理を覗くことができる物だ、と告げ話を続ける。

 

 

話を要約すると、美樹の想い人為に願いを使い魔法少女になりたいと思っている自分がいて、これまでの見学会で危険な仕事と分かり恐怖を覚えている、と言うものだ。この様に願いを取るかこの日常を取るか悩んで来た魔法少女は数多くいる。そしてそれを俺に対し相談した場合はもう言うアドバイスは決まっている

 

「恐怖が願いに勝ってるならその程度の願いってわけだ。本当に欲しいものならその命賭けて願う物だと俺は思う。俺は魔女への復讐心で願いを叶えたけどな、後悔はしてねぇよ」

「そうなんだ…やっぱもう少し考えてもいい?」

「俺に決定権は無い。で続けるのか見学会?」

そしていつもの明るい表情に戻り

「よろしくお願いしまーす」

「了解…」

 

そこで話は一段落し残り半分のパンを頬張る

その様子をジッと見ている美樹、気になって仕方ない

「なんだ?」

「いや〜男の子なのに足りるのかなぁって」

「足りてるぞ?」

そしてう〜んと唸りながら俺の体を見渡す。

そのまま

 

「何してんの?」

腹や腕を触り始めた

「おおー!割れてるバッキバキじゃん。着痩せするタイプだったんだ!」

「そ…そうか」

 

 

 

 

そんな事が今日昼休みありました。

「でどう思うんだい八幡、彼女二人が魔法少女になったら。」

「しらん。所詮魔法少女なんてお前らの集めてるエネルギーになるかそのままか、位しか結果なんて言えないだろ」

やれやれと首を振るキュウべぇ。

 

「君がエネルギーになったらとてもいい収穫なのだけどね。君に絶望の二文字は無いからね、それに戦いは慎重だからソウルジェム濁るなんて事もあまり無さそうだしね。全くいい迷惑だよ」

「はいはい悪ぅござんした」

そして物陰へキュウべぇは歩いていく、話は終わったようだ。

「暁美ほむらの監視をよろしくね」

「分かってる」

そう言い宝石の様な赤い目色がその場に残像として残る様に走って何処かへ行ってしまった。

 

「はぁ…行くか」

俺も目的地へ歩き始めた

 

 

 

「比企谷君遅刻よ」

「悪いキュウべぇに話しかけられてた」

「そう、ならしょうが無いわね」

今度から遅刻したら全部キュウべぇのせいにすれば俺は許されるのでは、と思ったが一瞬体に悪寒が走ったので辞めた。多分だがその事に巴が気づいて静かに睨んだのが原因だろう

 

「でここは?」

そこにある魔女結界には"まだ"強い気配は感じない。

「もう直ぐ孵化するグリーフシードがあるわ」

ほうそう言う事か、どんな魔女だろうなと若干わくわくしてると鹿目がずっとこちらを見ていたので、そちらに振り向き目を合わせる

「えっと…私達この魔女討伐で見学は最後にします」「その、なに。見学はたっぷり出来たから、そろそろ本格的に考えようかなって。」

 

美樹も鹿目もまだ迷っている様だがこの様子だと魔法少女になる日も近いだろう

その証拠に美樹の目つきは初日と比べるとかなり勇気を持った目、願いを叶えたいと言うの目になっている。

「それじゃあ行きましょうか」

「だな」

「「はい!」」

 

結界の中に入るがとても静かだ。

「使い魔一匹いねぇな」

「そうね…いや、居ないのではなく駆除されたと言うのが正しいかしら。暁美さん」

「!」

俺達の前方の物陰からコツコツと音をたてながら、

その黒髪を揺らしながら歩いてくる

 

「帰りなさい巴マミ」

「どう言うこと?」

「貴方は…」

暁美ほむらが何かを言おうとすると地面から黄色いリボンが現れ、反応できなかった暁美ほむらをぐるぐると巻き付き拘束していく。

 

「!」

「少しじっとしててね。行きましょ」

こいつ、血も涙もなぇな少し位話聞いてやってもいいと思うんだが…こいつ邪魔なものは全て壊すタイプだな。

それじゃあ俺は

「俺ここに残ってこいつの見張りしとくわ」

「別に大丈夫よ?」

「こいつの魔法が分からない以上監視無しとは行かないだろ?」

それもそうね、と頷くと二人を連れて次の階層へ向かった

 

 

 

 

それから暫くすると

「貴方は何をしたいの?」

「どうした?急に?」

と俺は一人でやっていたタロット占いを片付ける。

?なんで占いなんてやっているかって?過去にあった魔法少女に教わって、これが意外と面白かったから、何となくやってみただけだ。

 

「このままだと死ぬわよ巴マミは」

「!」

「だから私を降ろして!」

あれから約20分、先程魔女の気配が強くなったのは知っている。

そして俺が最後に引いたカードは塔のカード。キーワードは崩壊、緊迫。しかも逆位置…

これは本格的に。やばいかもな

 

「お前はここにいろ。俺が行く」

そう言い俺が地面を蹴ろうとすると

「「!!」」

結界が大きく揺れた。

魔女が孵化したのだ。これは急がないといけない!

俺は地面が抉れるほど地面を蹴りだした。

暁美ほむらが何か言っているが気にしてる暇は無い。

 

 

 

side巴マミ

 

「さてあの魔女を片付けましょうか」

今日はとっても体が軽いの。私はいい後輩を持ったわねなんとしても鹿目さん達を守り綺麗に勝たないとね

 

「いけーマミさーん!」

「頑張ってください!」

「ふふ」

 

さて可愛い魔女だけどごめんなさい、穴だらけになってもらうわ!

「ティロ・ドットピエッタ!」

まずは銃で牽制、

「あれ…?」

と思ったのだが普通にあたってしまう。何かとても歯応えのない敵だ。

 

「でも油断してるだけかもね」

次も同じ技を使ったら躱されると言う可能性を捨てるため大量のマスケット銃を召喚し一斉射撃

「………………」

魔女は地面にハラハラと紙のように落ちて行く

勿論見逃したりしない。

渾身の必殺技

 

「ティロ・フィナーレ!!!」

「………………」

その魔女の体を超える弾丸は魔女を弾き飛ばしそのまま魔女は動かなくなってしまう。

「勝ったの…かしら?」

なんとも歯応えの無い敵だった。実質一回も攻撃して来てないし、魔女の産まれたてと言うのはあの程度なのだろうか。

さてグリーフシードを回収しましょう。

 

「マミさーん!流石です!」

「ありがとう」

美樹さんも傷一つ付いてない。やっぱり一切の攻撃はして来ていないのよね。何か引っかかる

「マミさんかっこよかったです」

「鹿目さん。ありがとう」

「えへへ」

鹿目さんったらやっぱり可愛いわよね。

 

さて今度こそグリーフシードを

 

と振り向くと急に影が降りた。

「え……」

巨大な魔女…?   !二人が危ない!

「!」

「!」

 

二人は急に突き飛ばされ困惑している。その困惑にはこの魔女の事も入ってるのだろう。

そしてもう分かってる。既に目の前まで迫ってる魔女の攻撃を躱すのは万に一つも無理……

 

 

 

もう少し生きていたかったな……

「…………」

 

しかし何秒経っても何も感じない。即死だったのだろうか。恐怖で閉じた目を開けるとあの魔女が空中で固まり、やがて顔面に亀裂が走りそれぞれの方向へずれ落ちていった。

「きゃっ!」

顔に大量の液体がかかる。酷い臭いだ。魔女の血だろう

そしてその視界にはバラバラになった魔女を踏みつけて立っている彼がいた

 

side巴マミend

 

 

「…………」

「魔女ども、いただきます無しで食事はさせねぇよ。」「比企谷君?」

今度こそ死んだ魔女に対し説教をする八幡。

この文句はいつも言っていることだ。

その手には死神の様な大鎌を肩に担いでいた

 

「たく…油断し過ぎだ巴」

と呆れた声

「ごめんなさい」

そこへ美樹と鹿目も走ってくる

「ごめんなさい私達が話しかけちゃったから…そしてありがとうございます比企谷先輩」

「本当ごめんなさい」

 

本当は怒りたい所だが、こんな見学をokしている時点で守る義務があるので何も言えない。

まぁ結果論的に生きていたからセーフだ。まぁ謝ってるしな。

そして

 

「巴このグリーフシード貰っていいか?」

「え?いいわよ。今回は助けられちゃったもの」

「そうか助かる」

 

そう言い、グリーフシードをしまうと結界が壊れて行き現実に帰ると。流石に疲れたので俺は鹿目を巴は美樹を送り届ける事になり解散となった。

これで見学は終わり。少し休憩しよう。

 

「比企谷先輩。何か忘れてません?」

「そんなの無いだろ?」

「う〜ん…」

「思い出せないなら大した事じゃねえよ」

「そうなのかな…?」

 

 

 

 

「私はいつまでこうしていれば良いのかしら」

とある路地裏でぐるぐる巻黒髪少女が助けられたのは

次の日慌てて帰ってきた二人が来るまで掛かった。

 




はいマミりません
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